近年たくさんの美容方法がありますが、多すぎて何が良いのかわからなくなりませんか?
年を重ねるとともにあらわれてくる顔のコンプレックスを、少しでも良くしたいと思う方は少なくないはずです。
私も顔の血色が悪く、青白い肌色をしています。具合が悪そうに見えやすく職場では「体調悪いの?」と勘違いされがちです。
自分の顔のコンプレックスを解消したいと思いましたが、調べれば調べるほどたくさんでてくる情報に困りました。
できたら簡単でお金のかからない方法を知りたいと思っていたところ、リガメントほぐしを耳にしました。
リガメントほぐしは、ほうれい線や目元のシワを目立ちにくくする自宅でできるマッサージなのです。
この記事ではやり方や注意すること、また実際にやってみた感想も紹介します!
リガメントほぐしで目元の印象が変わる?
リガメントとは簡単にいうと「じん帯」のことを指しています。細いヒモ状の形をしており筋肉や脂肪・骨を繋ぎ止めている結合点であり大切な部分です。
リガメントは本来筋肉や脂肪・皮膚を引き上げて骨に固定する役割を持っています。ところが年を重ねるとともにリガメントが硬くなってしまいます。
リガメントが硬まると皮膚を引き上げられなくなり肌のたるみにつながるのです。
リガメントほぐしは、その硬くなったリガメントを周囲の筋肉と一緒にほぐすことによって、肌を引き上げる力を取り戻すマッサージです。
リガメントほぐしの効果
リガメントほぐしを行うと、このような効果に繋がります。
- ほうれい線や顔・目元のたるみが少しずつ良くなる
- 顔色が明るくなる
ほうれい線や目のたるみが少しずつ良くなる肌の仕組みは、リガメントをしっかりほぐすことでたるんだ肌を上に引っ張る力が上がり頬や目をキュッと持ち上げるためです。
その結果ほうれい線が薄くなったり、目がパッチリ見えるようになります。
また顔色が明るくなる仕組みは、リガメントほぐしをすることによって血行が良くなり、肌の下を流れている血液がほんのり透けるため明るい印象に見えます。
自然に頬に色が付けばお化粧をするときに、チークを薄くしたり、チーク自体も必要なくなるかもしれませんね。
顔のリガメントはどこにあるのか
人間の顔には5種類のリガメントがあります。どのリガメントが衰えるとどんなトラブルに繋がるか説明していきたいと思います。
- 耳下腺(じかせん)リガメント
- 眼窩下(がんかした)リガメント
- 頬骨(きょうこつ)リガメント
- 咬筋(こうきん)リガメント
- 下顎(かがく)リガメント
耳下腺リガメントとは、耳の横にあるリガメントです。
フェイスラインを引き上げる役割があり、耳下腺リガメントが硬くなるとフェイスラインがたるみ、二重あごにつながります。
眼窩下リガメントとは、目の下の骨のきわにあるリガメントです。
目を引き上げる役割があり、眼窩下リガメントが硬くなると目の下がたるみ、目が小さく見えることにつながります。
頬骨リガメントとは、眼窩下リガメントの下にあり、ほおを引き上げているリガメントです。
頬骨リガメントが硬くなると口元の皮膚が垂れ下がり、老いを感じさせる印象につながります。
咬筋リガメントとは、噛み合わせの部分にあるリガメントです。
咬筋リガメントが硬くなるとほうれい線が目立ち、口角のたるみにつながります。
下顎リガメントとは、口の斜め下にあるリガメントです。
下顎リガメントが硬くなるとほうれい線が目立ちやすくなり、フェイスラインや首のたるみにつながります。
リガメントほぐしで目元をパッチリさせるやり方
リガメントほぐしに最適な時間帯はいつなのか
自宅で行えるセルフマッサージのリガメントほぐしですが、おすすめの時間帯があります。
それは、湯船に浸かっているときやお風呂上がりにすることです!
お風呂に入ることによって血行が良くなり、肌が柔らかく筋肉がほぐれやすいため効果がでやすくなります。
リガメントほぐしに必要なもの
高いお金をかけずにできるのも大きなメリットであるリガメントほぐしですが、必要なものはたったの2つです。
- 自分の指
- マッサージするためのクリーム
クリームは絶対に必要ではありませんが、肌は摩擦に弱く、ゴシゴシとこすることにより肌が乾燥しやすくなったり刺激に敏感になり、くすみ・シワの原因になります。
エイジングケア用の専用クリーム以外にも肌を保湿するための乳液などでも大丈夫です。無理に専用のクリームを使うよりも自分の肌に合うものが1番です。
せっかく目元のたるみやほうれい線が薄くなっても、くすみやシワができてはもったいないですよね。自信のある肌のためにもクリームをつけることをおすすめします。
リガメントほぐしのやり方
調べてみるとリガメントほぐしには様々な方法がありました。この記事ではそのうちの1つをお伝えしたいと思います。
<ほうれい線編>
(1)肘をテーブルなどに置き、手を固定し、頬骨の下に親指を置く
(2)頬骨に沿って親指を押し上げていく
指を頬骨の下に潜り込ませ、下から斜め上方向へ押し上げるイメージ<目元編>
(1)人差し指を目頭に当てる
(2)目の下の骨に沿って楕円を描きながら押してほぐす
(3)次に、黒目の上の眉を押してほぐす※硬い場所は、凝っている証拠なので、念入りにマッサージする
※1日1~2分程度行う
※無理のない範囲で行ってください。体調に不安のある方は医師にご相談下さい。
この方法は、2016年10月1にサタデープラス「顔と体のたるみ改善SP」で松宮敏惠ドクターに紹介されていました。
どちらも1箇所3秒程度押しほぐしましょう。また目元のリガメントほぐしを行うときは、目に指が入らないように注意しましょう。
番組内では女芸人の「オアシスの大久保佳代子さん」が、2週間のリガメントほぐしに挑戦されていました。
ビフォーアフターを見てみると、2週間でほうれい線は薄くなりほとんど目立たなくなっていました。フェイスラインもキュッと上がり顔が一回り小さくなったように見えます。
また一般モニターの方々もリガメントほぐしを2週間行いました。結果はほうれい線の長さが平均-0.8cm短くなっていました。
また目元のリガメントほぐしでは、2週間前より目が縦に大きくなったように見えます。まぶたがスッキリした印象をうけ二重の線がキレイに見えています。
ほうれい線は、1度できてしまうとケアをしないかぎり自然になくすことは難しいです。
日常生活でこのような特徴がある方は、ほうれい線が目立ちやすくなってしまうかもしれません。
- うつむきがちや片側ばかりで寝ている
- 片側の歯で食べ物を咀嚼している
- 乾燥肌

私これ当てはまるかも…という方は注意ですよ!
これらのことを意識するだけでも、ほうれい線が濃くなるスピードを遅くすることができます。
実際にリガメントほぐしをやってみた感想
私が実際にやってみた感想ですが、私のリガメントはとても硬くなっていたためマッサージがすごく痛かったです。
3日程経つと痛気持ちいい力加減がわかってきました。
慣れてくると気持ちよくてずっと続けていたいですが、時間は守らなくては!とタイマーを使って時間の管理をしています。
リガメントほぐしを始めてから硬かった肌が、少しずつ柔らかくなってきています。エイジングクリームは持っていないため、乳液でお風呂上がりにマッサージしています。
少しでも変化を実感すると、モチベーションが上がり続けやすいですよね。
1日のうち1〜2分程度でコンプレックスの解消が見えてきて嬉しかったです。
私はYouTubeやテレビを見たり、下半身のストレッチなどをしたりしてリガメントほぐしを行うことができました。
同時に何かできるので時間の短縮にもなって続けやすかったです。
1つ美意識が高まることをすると相乗効果でボディメイクなど、他のコンプレックスも解消するやる気もでてきました!
成果がではじめる2週間〜4週間は続けてみようと思います。
リガメントほぐしで目元のコンプレックスが逆効果に!?
1日1〜2分行うリガメントほぐしですが、気をつけることを知らないと効果がでないどころか別の肌トラブルを引き起こす可能性があります。
せっかく続けていても効果がでていないと悲しい気持ちになりますよね。リガメントほぐしの注意点をまとめたのでマッサージをするときは気をつけてください。
※挫滅(ざめつ)…医学用語で外部から強い衝撃を受けることによって筋肉や内臓器官などがつぶれて破壊されてしまうこと
自分のお肌は一生付き合うものです。将来のためにもこの事に注意してリガメントほぐしを行いましょう。
まとめ
自宅でできるリガメントほぐしについてまとめてみましたが、お役に立てたでしょうか?慣れるまではやり方を確認しながらマッサージを行ってください。
- リガメントほぐしをすることで、ほうれい線や目元のたるみが少しずつ良くなったり、顔色が明るくなる。
- リガメントほぐしは、お風呂中やお風呂上がりなどにクリームをつけて行いましょう。クリームをつける理由は肌に摩擦などの刺激を与えないようにするためです。
- 1日1〜2分・痛気持ちいい力加減を守って、マッサージを行いましょう。やりすぎは逆効果です。
- 早い方では2週間ほどで改善が見られ始めます。毎日コツコツ続けてみてください。
リガメントほぐしは、家にクリームがあれば今日からにでも始めることができるセルフマッサージです。顔や目元のたるみが気になり始めたらぜひ取り入れてみましょう。
コメント