話題のサーキュレーターの多様な使い方をご紹介!洗濯物にも使える!

生活お役立ち情報

皆さん、サーキュレーターという家電はご存じですか?扇風機と似たような見た目なのですが、部屋の中の空気を循環させることが目的の機械です。

空気を循環させることでエアコンやクーラーの効率をよくしてくれたり、換気を効率をよくしてくれます。

新型コロナウイルスが流行ってから、換気のためサーキュレーターが飛ぶように売れていたのを覚えています。

私が勤めている会社もコロナが流行ってから慌ててオフィス用にサーキュレーターを購入し、今も使用しています。

また、それだけでなく、部屋干しの洗濯物を乾かす時にもとっても役に立つんです!

そんなサーキュレーターの様々な使い方や、選ぶ際の便利機能、おすすめサーキュレーターなどをご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

 

 

サーキュレーターの使い方4つ!洗濯物にも使える

せっかく買ったサーキュレーター。いろんな使い方ができればとてもコスパがいいですよね。その使い方を4つご紹介します。

 

①部屋干しの洗濯物を乾かす手助け

雨の日や梅雨の時期には洗濯物を外に干しづらいですよね。

また、洗濯物を取り込むのが面倒で、基本部屋干しという方もいらっしゃると思います。私も部屋干し派です。

でも、室内で洗濯物を干すと風がないのでなかなか乾きませんよね。そんな時にもサーキュレーターが活躍します。

洗濯物を部屋干しすると、どうしても洗濯物の周りの空気は湿度が高くなってしまいますよね。

そこで、サーキュレーターで空気の流れを作り、洗濯物周りの湿気を遠くに飛ばすことができれば、より湿度の低い空気に入れ替えることができ、洗濯物は早く乾燥します。

そのためには、洗濯物の下からサーキュレーターの強い風を送りましょう。

扇風機だと倒さないと真下にはおけませんが、サーキュレーターは上向きにも強力な風を送ることができるので便利です。

パラソル型の部屋干し用ハンガーの真下に置くと、タオルやシャツなどの洗濯物の中にも風が行くので、乾きがかなり早くなります。

サーキュレーターを使ったもっと効果的な洗濯物の乾かし方

サーキュレーターだけで乾かすと、気温や湿度の影響で、雨の日や梅雨の時期には乾くのに時間がかかっちゃう…

そんな時はエアコンや除湿器を併用したり、除湿機能付きのサーキュレーターを使うと、もっと効率的に乾かすことができます。

部屋の中のじめじめが解消されるので生乾き臭を抑え、部屋の中のカビの発生も予防することができますよ。

部屋干しの洗濯物は、乾くまでの時間でにおいがきまると言われており、大体5時間以内に乾かすことができれば、比較的においを抑えることができるようです。

早く乾かすためにもサーキュレーターを活用しましょう。

 

②部屋の空気を循環させて換気する

サーキュレーターは、室内温度を均一化するだけでなく、換気にもとても有効です。

新型コロナウイルス感染症の対策として換気が大事だと言われています。その際は「2方向の箇所の窓を同時に開けて換気する」ことが推奨されています。

ですが、住宅環境によっては、窓が一方向にしかないという部屋もあると思います。そんなときにはサーキュレーターを使うと、効率的に部屋の外に空気を出すことができます。

また、窓に向かって風を送るのも効果的です。新鮮な空気を窓からいれるためには、まずは室内の空気を窓の外に出すことが大事です。

サーキュレーターはまっすぐ強い風を送るので、窓に向かってサーキュレーターで空気の流れをつくることで室内のこもった空気を追い出すことができます。

空気が追い出されると、追い出したのと同じ量の新鮮な空気が窓から入ってくるので、換気ができます。

 

③エアコンの効きを良くする

エアコンを使用していると、ある場所では涼しく、場所を変えると暑い!といった効きムラを感じることはありませんか?

また、基本的に暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質をもつため、足もとと天井付近でも温度差でてしまいます。

そのため、空気を循環させずにエアコンを使うと、無駄に温度を下げすぎたり上げすぎたりしてしまうことにもつながります。 そんな問題を解決してくれるのがサーキュレーターです。

サーキュレーターと冷暖房を併用することで、室内の空気循環が行われて、部屋全体の室温を均一にし、冷暖房の効率が上がって快適に過ごすことができますし、電気代も節約することができます。

しかし、サーキュレーターは置き方を間違えてしまうとうまく空気の循環を行うことができません。

そうなるとエアコンの効率は特に上がらない上、サーキュレーターを使う際の電力も必要なため、かえって電気代が上がってしまいます。 正しい使い方ができるように注意をしましょう。

暖房を使う場合

暖房を使う際は、暖かい空気が天井にたまるので、天井の空気を動かすことを考えましょう。

部屋の隅からエアコンに向けて対角線上に設置すると天井付近の暖かい空気を室内に循環させることができます。

対角線上に置くのが難しい場合は、天井に向けて風を送るとよいでしょう。

サーキュレーターの風向を上向きにすることで、天井で跳ね返った暖かい空気が床にまで循環するので、効率よく暖房を効かせることができます。

冷房を使う場合

冷房の場合は、足元にたまった冷気を循環させるため、床に沿った方向にサーキュレーターの風を送るようにしましょう。

下にたまった冷たい空気を上のほうにまで循環させられるので、効率よく部屋の温度を下げることができ、いつもの設定温度より1~2℃上げても快適に過ごすことができます。

 

④扇風機代わりにもなる

扇風機の代用として使う場合は首振り機能付きが便利です。サーキュレーターは風量の調節ができるので、涼をとるときは弱風や微風にすると良いでしょう。

軽く冷房をつけている部屋でつけるとかなり涼しくてエアコンの効率がよくなります。

また、エアコンをつけたくないけど、暑くて仕方ない!という方は、サーキュレーターの近くに保冷剤を置き、それに向けて風を送るようにしましょう。

涼しい空気を循環させてくれるという裏ワザになりますので、暑い夏に試してみてくださいね。

 

 

サーキュレーターを選ぶ時のコツ!洗濯物を乾かす時に便利な機能も

最近のサーキュレーターには様々な便利機能がついていますのでご紹介します。ご自身のニーズに合った機能が付いたサーキュレーターを選んでくださいね。

 

対応畳数と到達距離をチェックしよう

サーキュレーターを選ぶ際、まずは対応畳数と到達距離をチェックするようにしましょう。

狭い場所で使うときはコンパクトなもの、リビングなど広い場所では対応畳数が広く風の到達距離が長めのものを選ぶようにするといいでしょう。

 

モーターの違い

サーキュレーターを使うデメリットとして、サーキュレーターは強い風を起こして部屋の空気を循環させるため、どうしても稼働音が大きく泣てしまうという点があります。

 しかし、最近では静かさに特化したサーキュレーターも販売されているので、音が気になりそうな方は静音タイプを検討してみましょう。

モーターの種類としてはDCモーターとACモーターという2種類の違いがあるので、チェックしてみましょう。

DCモーター

DCモーターとは、直流方式(Direct Current)を採用したモーターです。

風量を調節しやすいのがメリットで、涼をとるのに使えそうな微風から、パワフルな強風まで対応できるのが特徴です。 モーター自体が比較的静かに稼働するため、静音性に優れています。

また、消費電力が小さく電気代が比較的安いのもポイントです。製品によって効率は異なりますが、省エネモデルも多く売られています。

本体価格は高めですが、使用コストが抑えられるので、長時間使用したい方におすすめです。

一年を通して冷暖房と併用したり、換気に使ったりする方は、DCモーターのモデルをぜひ検討してみてください。

ACモーター

ACモーターとは、交流方式(Alternating Current)を採用したモーターです。

扇風機やサーキュレーターなどに広く普及している方法で、DCモーターと比べると消費電力が大きいため電気代はかかりますが、製品自体はリーズナブルに購入することができます。

風量調節は弱・中・強など、複数段階の切り替えくらいはできますが、あまり細かな調節はできません。 初期コストを抑えたい方や、風量調節にこだわらない方はこちらがおすすめです。

 

除湿機能

余分な湿気を取ってくれる除湿機能は、部屋干しに便利な機能です。

除湿機能がついたサーキュレーターは、湿気を除湿しながら乾いた空気を循環させてくれます。

梅雨の時期に使用する場合や、部屋干しの洗濯物の量が多い方、時短で乾かしたい方におすすめの機能です。

 

温風機能

乾燥・温風機能のあるサーキュレーターは、洗濯物を部屋干しに特に役立ちます。

部屋干ししている洗濯物に温風をまんべんなく当てることで、早く洗濯物が乾くようになります。

また、温風モードがあるモデルは、寒い日の使用にも活躍してくれることでしょう。

 

アロマ機能

付属のアロマパットにアロマオイルを含ませ、空気と一緒に良い香りも循環させてくれるアロマ機能も人気です。

アロマの香りが部屋中に広がり、リラックスタイムに使えるだけでなく、部屋干しの嫌な臭いを軽減することもできます。

 

 

タイマー

タイマー機能付きのサーキュレーターは、電気代の節約に効果的です。

オフタイマーを寝る前にセットしておけば、設定した時間になると電源が自動で切れるため、電源の切り忘れを防ぐことができます。

出勤前や外出前に部屋干しをし、サーキュレーターを回して出かける方は、洗濯物が乾く時間を見計らってタイマーを設定しておけば、余分な電気代もかかりません。

また、タイマー機能のなかには、セットした時間にサーキュレーターが起動するオンタイマー機能というのもあります。

帰宅時刻に合わせて、エアコンとサーキュレーターのオンタイマーを両方をセットして帰宅する頃に快適な温度にしておくことも可能です。

 

電源自動オフ

切り忘れ防止機能として、電源自動オフ機能が搭載されているものもあります。

これは一定時間運転すると、自動的に電源が切れる便利な機能です。

消し忘れが不安な方やタイマーの設定を忘れがちな方は、電源自動オフ機能付きもチェックしてみてください。

 

首振り機能

サーキュレーターは、さまざまな方向に風を送って空気を循環させることが多いため、扇風機と比べると首振りの角度が大きくなっています。

首振りの角度が大きいほど、さまざまな形の部屋で効率的に空気を循環させることができます。

左右の首振りが180°~360°と広かったり、上下にも動くものであれば、部屋の隅や中央などに置いても部屋中に送風することができて便利です。

 

リモコン

風量調節や首振り機能など、多機能なサーキュレーターを使う方にはリモコンを搭載したモデルがおすすめです。

離れた場所からでもオン・オフをしたり、風量を調節したりできるのでとても便利です。

リモコンが付いているモデルは比較的高額ですが、便利さを重視する方には必須の機能ですよね。

 

 

サーキュレーターとは?扇風機との違いを知っておこう

サーキュレーターと扇風機は、見た目も似ており、どちらも風を発生させるためのものです。しかし、生み出す風の性質が異なり、使用目的も異なります。

サーキュレーターは、空気の循環を目的にしており、室内全体の空気を効率的に動かすために、直進的な強い風を送り出します。

また、扇風機とは違って真上に向けて風を送れるので、上下の空気を循環させ室内の温度差の軽減をすることができます。

狭い範囲に強めの風を送れるため、洗濯物にも効率的に風を当てることができます。

扇風機は涼をとるために、身体に風が当たることを目的に作られているので、風量があまり強くなく広範囲に風が広がる特徴があります。

そのため、扇風機を空気の循環をさせるために使うのは効率的ではありません。

涼をとることについては、単体で涼しくなりたい方には扇風機が、冷暖房との併用をする方にはサーキュレーターがおすすめです。

 

 

まとめ

  • サーキュレーターは、部屋干しの洗濯物を乾かす手助けになる
  • 洗濯物を乾かす時にはサーキュレーターで真下から風を送って湿気をとばすと早く乾く
  • 除湿器やエアコンと併用したり、除湿機能付きのサーキュレーターを使うとより効率的に洗濯物を乾かすことができる
  • 空気を循環させて換気することができる
  • 冷房・暖房の効率をアップさせ、節電にもなる
  • 扇風機代わりにもなる
  • 除湿・温風機能付きなど洗濯物を乾かすのに特化したものも販売されている
  • 扇風機は広範囲に風が広がるので、空気の循環という点から考えるとサーキュレーターのほうがおすすめ

本記事では、「洗濯物を効率的に乾かす」といったことをはじめとした、サーキュレーターのいろんな使い方と用途別の機能についてご紹介しました。

ぜひサーキュレーターを駆使して快適な生活を送ってくださいね。

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