鼻うがいは自宅で手軽に鼻をスッキリさせることができる便利な方法です。
でも、毎日使用するものだと、専用の洗浄水を購入する費用が高くなってしまい、お財布に厳しいという時もあるのではないでしょうか。
頻繁に使うものなので、できれば自宅にあるもので簡単に作ってコスパ良く鼻うがいをすることができたら良いですよね。
また、洗浄水を手作りする場合、作った洗浄液で鼻うがいをしたら鼻がツーンと痛くなってしまうのではないかと心配な人もいると思います。
この記事はそんな悩みをもつ人に、鼻が痛くならない洗浄水の簡単な作り方を解説します。
鼻うがいに使う洗浄水の作り方
洗浄液は濃度0.9%の生理食塩水です。
濃度0.9パーセントの生理食塩水は自宅にあるもので簡単に作ることができるので、ぜひトライしてみてください。
用意するもの
- 水道水(沸騰させた後、人肌程度まで冷ましたもの) 500ミリリットル
- 塩 4.5グラム
- 鼻うがい専用の容器
容器は洗面器やドレッシング用の容器などでも代用できますが、水圧が上手くコントロールできなく、鼻が痛くなってしまうことがあるので、なるべく専用の容器を用意しましょう。
作り方
- ステップ0(前準備) 水道水を沸騰させる
- ステップ1 沸騰させた水が人肌程度まで冷めたら、塩を入れて溶かす
- ステップ2鼻うがい専用の容器にステップ1で作った生理食塩水を入れて完成
一度にたくさん作って作りおきするのではなく、毎回使用前に作るようにしましょう!
とても簡単ですね!これなら自宅で手軽に作れます!!
鼻うがいをした時に鼻がツーンと痛くなってしまうのは、洗浄液の塩分濃度や温度などが適切でないことが原因です。
なので、適切な塩分濃度の洗浄水ができれば鼻が痛くなる可能性は少なくなるでしょう。
鼻うがいの正しいやり方
適切な塩分濃度の洗浄液ができたら、次は鼻うがいのやり方をお伝えします。
- 洗面台などの前で顎をひき、片方の鼻を指で押さえながら、もう片方の鼻に専用器具をいれます。
- 上を向き、洗浄水を流し込みます。
- 流し込んだ洗浄水を鼻や口からだします。
- もう片方の鼻も同様に行います。
- これを数回、鼻がスッキリするまで繰り返します。
- 鼻の中に水分が残っている場合は、優しく鼻をかんで排出してください。
- 洗浄後に鼻の中に残った洗浄水をそのままにしていると中耳炎になる可能性があるので、水分はしっかり排出すること
- 強くかみすぎずても中耳炎の原因になるので、優しく鼻をかむと良い
鼻うがいのメリット
鼻うがいを正しく行うことで、鼻うがいのメリットを最大限に感じることができます。
メリット①アレルギー対策
鼻うがいをすることによって、アレルギー物質(ホコリや花粉など)の侵入をブロックすることができ、アレルギー対策に効果的です。
メリット②風邪などの感染症予防
喉のうがいに加えて、鼻うがいをすることによって、細菌やウイルスの侵入やアレルギー物質の鼻腔内への付着を防ぐことができます。
そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症予防や対策になります。
また、鼻うがいをすることで鼻粘膜の状態を良好に保つことで、免疫機能を向上または保持することにも効果的です。
まとめ
- 鼻うがいの洗浄水は濃度9%の生理食塩水
- 作り方は、沸騰させてから人肌程度まで冷ました水道水(500ミリリットル)に塩(4.5グラム)入れて混ぜる
- やり方は洗浄液を片方の鼻の中に流し込んだ後、鼻や口から出す。もう片方も同様にし、数回繰り返す。最後に鼻の中に水分が残らない様に鼻をかむ。
いかがでしたでしょうか?鼻うがいの洗浄水の作り方が意外に簡単でびっくりしたのではないでしょうか。
より気軽に鼻うがいを日常に取り入れやすくなったのではないかと思います。ぜひ皆さんも一度お試しください!
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