エアコンの電気代はなぜ高いの?と疑問に思ってしまいますよね。
エアコンは空気の温度を変えるシステムになっているので、たくさんのパワーを使います。
そのうえ、電気代自体が高くなってきているので、工夫しなければどんどん使用額はあがっていきます。
固定費が高いとなかなか苦しいですし、何とか節約したいと思いますよね。
この記事ではエアコンの電気代はなぜ高いのか、どうやってエアコンの電気代をおさえるのかをお伝えしていきます!
私が月の電気代を3,000円節約できた方法を伝授しますので期待してください!
まずは電気代がなぜ高くなるかを丁寧にお伝えしていきますね。
エアコンの電気代はなぜ高い?4つの原因とは?

エアコンの電気代はなぜ高いのか、その理由は4つあります。
- 空気の温度を変えるパワーがたくさん必要だから
- そもそもの電気の単価があがっているから
- エアコンの使用時間が長くなりがちだから
- エアコンを適切に使用できていないから
エアコンは空気の温度を変えるパワーがたくさん必要
エアコンは、空気の温度を取り込んで、それを冷やしたり温めたりしてくれます。
エアコンには室内機と室外機があり、これをセットで1台の「エアコン」と呼びます。
簡単に説明すると、冷媒というガスを介して空気の熱を部屋の外に出したり、部屋に入れたりするという仕組みになっています。
これを何度も繰り返すことが必要なので、たくさんのパワーと時間がかかってしまい、電気代も高くなってしまうのです。
そもそもの電気の単価が上がっている
最近のニュースでは電気代高騰の話題も取り扱われていますよね。
社会情勢や供給力の変化などが影響し、基本料金でさえ上がっているようです。
エアコンの電気代が高いというより、電気代自体が高くなっていることに気づいていない人も少なくはないでしょう。
エアコンの使用時間が長くなりがち
エアコンは、とても快適ですがつけっぱなしになってしまうことも多いですよね。
私はハムスターを飼っているので、外が適温でなければ迷わずエアコンをつけますし、1日中つけっぱなしが基本です。
ペット、ご高齢のご家族がいればそうせざるを得ないのも理解できます。
他の家電は使用する時間が基本的に短いかもしれませんが、エアコンは即効性のあるものではないので使用時間が長くなりがちです。
使用する電力が強力なうえに使用時間が長いので、なおさら電気代がかかるものだと感じられます。
エアコンを適切に使えていない
エアコンは部屋の広さに合わせて購入する必要があります。
部屋が10畳あるのに、6畳用のエアコンを使ってしまうと、完全にオーバーワークですよね。
このあとエアコンの電気代はどのくらいかをご紹介しますが、「自分の電気代はもっとかかっているんじゃないか」と感じる人もいるでしょう。
そんな方はまず、今使っているエアコンが何畳用なのかをチェックしておくといいでしょう。
エアコンの電気代をおさえる方法6選!

それではお待ちかねのエアコンの電気代節約方法をご紹介しましょう!
私はこれをすべて実行して、3,000円の節約に成功しました!
年間で換算すると3万6,000円と考えるとかなり大きい額になるので、みなさんもぜひやってみてください!
- エアコンを新しいものに買い替える
- こまめに掃除をする
- カーテンを変える
- 除湿機能を活用する
- タイマー機能を活用する
- ほかの家電と併用する
エアコンを新しいものに買い替える
エアコンがもし、自分の使用している部屋の広さに対応していない場合や、エアコンがとても古い場合は新しいものに買い替えましょう。
エアコンは決して安くないですが、節約の基本は固定費の見直しです。
長期的に考えると、買い替えたほうがよりお金がかからなくなるので、長くエアコンを使うなら新しいものを購入しましょう。
こまめにフィルター掃除をする

エアコンのフィルターが汚れていると、空気の出入り口が防がれてしまい、余計なパワーを消費することになります。
フィルターは簡単に外せますし、軽くぬれた雑巾で拭くだけでも大ちがいです。奥の汚れが気になる人は、業者に頼んでみるといいでしょう。
ちなみに、私はフィルター掃除のときにエアコンのカビも気になってしまいます。そこで便利なのがこちら、防カビスキマワイパーです。
奥のほうでもしっかりと掃除できますし、カビの防止にもなるのでぜひ使ってみてください。

カーテンを変える
普通のカーテンを使用している人は、断熱・防寒カーテンに変えてみることをおすすめします。
部屋の空気が冷えても、あたたまっても、その空気が逃げてしまっては意味がありません。
夏場は特に、日光の熱で室内の空気まで温められてしまうので、カーテンで遮断して室内の空気の温度をかえないようにしましょう。
除湿機能を活用する
夏場におすすめなのが、除湿モード、ドライモードで稼働させることです。
体感温度は、温度と湿度で変わりますが、湿度が高いと体感温度も高くなってしまうんです。
私も洗濯物を干すときだけ暑くなったり、じめじめする日は汗が止まらなくなったりします。
そんな時に除湿、ドライモードでエアコンをつけると、温度自体は下がらなくても冷房よりずっと涼しく感じるので節約に最適です。
タイマー機能を活用する

エアコンのつけっぱなし、ありませんか?家を出るとき、寝るときなど、忘れがちですよね。
そんな無駄な時間に限って長いのも悩みどころです。そうならないように、普段からタイマー機能を使うことをおすすめします。
ほかの家電と併用する
他の家電と併用することで、エアコンの負担を減らすことが可能です。
夏場は送風機、または冷風機と、冬であればストーブやその他暖房器具との併用をやってみてください。
私の実家はリビングが広いので冷風機とエアコンを併用していますが、効果はかなり違いますし、節約にもなって一石二鳥です。
日中はリビングでエアコンと併用して、夜はエアコンのついていない部屋で冷風機を使っていますが、とてもおすすめなのでやってみてください!
そしてもう1つ、除湿器と加湿器を活用するのもおすすめです。夏は除湿、冬は加湿を徹底することでエアコンの使い過ぎを防ぐことができます。
エアコンの電気代はどのくらいかかるの?

エアコンの電気代は高い!と言っても、どのくらいかかるのか理解していない人は多いでしょう。
私も、1万円の電気料金を見るまでは一切気にしていませんでしたし、エアコンの電気代が高いことさえ知りませんでした。
ここで、一般的にはどれほどの電気代がかかっているか、相場をチェックしておきましょう。
今回は8畳用のエアコンを使った場合の料金をご紹介しますね。
エアコンを冷房で使う場合の電気代
公益社団法人の基準をもとに、冷房の場合は消費電力を425kw、電気料金を1時間あたり27円で計算します。
まずは1時間エアコンを使ったときの電気代を見ていきましょう。
消費電力(W)÷1000×使用時間(時間)×1kWhあたりの電気料金(円/kWh)=電気料金(円)
425W÷1000×1時間27kWh=11.475円
空調機器大手であるダイキン工業の調査によると、コロナ流行以降の夏のエアコン使用時間は平均13.9時間と前年より6時間以上増えているようです。
13.9時間使用した場合、1日160円かかります。これが1か月(30日)になると、なんと4,800円。かなり高くなりますね。
エアコンを暖房で使う場合の電気代
エアコンを暖房で使う場合は、消費電力が450kwになります。冷房より電力を使うので、使用時間が同じならこちらのほうがお高くつきます。
消費電力(W)÷1000×使用時間(時間)×1kWhあたりの電気料金(円/kWh)=電気料金(円)
450W÷1000×1時間27kWh=12.15円
1日当たりにかかるエアコンの電気代は12.15円になります。
これもまたダイキンの調査による情報ですが、コロナ流行以降の冬のエアコン平均使用時間は9.28時間と、前年より3時間以上増加したそうです。
これで計算すると1日当たり113円、1か月(30日)当たり3,390円となります。
使用平均時間は夏より短いので少なくなっていますが、夏と使用時間が変わらなければ月にかかる料金は5,063円になります。
エアコンとその他冷暖房器具の電気代を比べてみた
エアコンの電気代は高いと言いますが、他の家電はどのくらい電気代がかかるのかも気になりますよね。
他の冷暖房器具と比較しましたので、参考にしてみてください。

エアコンはやはり他の冷暖房家電より少し高くなっていますが、セラミックのヒーターよりは安いようです。
まとめ

- エアコンの電気代がなぜ高いかという理由は、パワーがたくさん必要なのに加え、そもそもの電気の単価があがっているからという理由が挙げられる。
さらにエアコンを適切に使えていなかったり、適切に使えていないことも関係している。 - エアコンの電気代を節約するには新しいものに買い替えたり、こまめに掃除をする、カーテンを変える等が挙げられる。
夏場には除湿機能を活用するとよい。
その他にもタイマー機能を活用したり、ほかの家電と併用たりすると節約につながる。 - エアコンは他の冷暖房器具に比べて電気代は高く、1時間当たりの相場は夏場は11.475円、冬は12.15円である。
今回は、今の時代のに必須のエアコンについて、電気代はなぜ高いのか、どうやって節約するかをご紹介しました。
努力次第で年間3万円も節約できると思うと、モチベーションにもなりますよね!
みなさんもエアコンの使い方を見直して、より快適に過ごせるようになればうれしいです。
コメント