ウォーターサーバーって、すぐに冷えたおいしいお水が飲めたり、わざわざやかんを出さなくてもすぐに熱湯が出せたりします。
小さなお子さんがいらっしゃる方や毎朝バタバタしちゃう方、また、水道水がイマイチ…と思っている方などご家庭にあると本当に便利ですよね。
ただ、こんなふうにお悩みの方は多いのではないでしょうか。

ウォーターサーバーって便利だけどどこに置こう?便利なところに置きたいけど、狭くなるのも嫌だな…
一度使い始めると、なかなか手放せないほど便利なウォーターサーバーですが、悩んでしまうのが「設置場所」。ストックのお水を考えるとなおさらですよね。
最近はお水代しかかからない商品も多いので、コスパも◎なのですが、あとは置き場所さえ…なんて思っている方はぜひ読んでみてくださいね。
ウォーターサーバー設置場所の面積ってどのくらい?

・ウォーターサーバーは、「卓上タイプ」「床置きタイプ」がある
・メーカーによって横幅がスリムなものや正方形に近いものなどもある
あなたはどんなタイプのウォーターサーバーを検討していますか?
まず、大きく分けてウォーターサーバーには2種類あります。「卓上タイプ」と「床置きタイプ」です。
卓上タイプは意外と知らない方も多いのではないでしょうか?各々のサイズは以下です。
- 卓上タイプ → 縦30cm・横30cm・高さ60cm前後
- 床置きタイプ → 縦30cm・横30cm・高さ110cm前後
冒頭にも書いた通り、メーカーによっては、横幅がスリムなものなどもあるので若干の違いはありますが、一般的にはこのくらいのサイズで想定してもらうと良いでしょう。
卓上タイプのメリットとデメリット
床置きに比べ少し小さめの卓上タイプのメリットは、この2点があげられます。
- テーブルや低めの棚の上に置いて使用することができる点
- 持ち運びがしやすい点
だいたいの場合、卓上タイプは床置きタイプの半分くらいの高さとなっています。
そのため、家にもともとあるテーブルや台、棚などの上に置くことができます。 当然持ち運びも簡単になりますね。
加えて卓上タイプの場合、 設置するテーブルや台の高さを変えれば、注ぎ口の高さが変わってきます。
そのため身長に合わせたり、車いすに合わせたりと、お好みの高さに調整することができます。
また一人暮らしの方などは、部屋のスペースなどを考えてもこちらの方が便利かもしれないですね。
対してデメリットはこの2点。テーブルなどの上に置くと、やはり床置きタイプのものほど安定感はないので、
倒れやすくなります。
- 地震などの際に転倒する恐れがある点
- ペットやお子様が触れられる可能性は高い点
また、防止機能がついているタイプなら問題ないかもしれませんが、犬や猫等のペットや小さなお子様がテーブルや台の上によじ登ってしまえば、すぐ注ぎ口に手がとどいてしまうことになります。
安全性を考えると、床置きの方に軍配があがるかもしれませんね。
床置きタイプのメリットとデメリット
続いては床置きタイプです。定番の床置きタイプのメリットはこんな感じ。
- 安定感があり倒れる可能性が低い
- ペットやお子様の手が届きにくい
床置きタイプは卓上タイプと違い縦に長く、大人の胸くらいの高さがあります。
必然的に床に置くことにもなるので、地震等の衝撃で倒れる心配は少ないですよね。
また、テーブルや台などの上に置くのと違い、注ぎ口までは床から100センチ前後あるので、
ペットや小さなお子様には手が届きにくくなります。
対してデメリット。一番のネックはスペースが取られることでしょうか。
- 設置場所やスペースを取られる
- 移動や高さの調整が困難
安定感があり便利ですが、床置きの場合どこかのスペースが犠牲になるのは避けられないですね。
また、一人暮らしなどの場合、場所を移動させたくても、サイズ感的になかなか難しいです。
また、卓上タイプと違い、高さを調整することは出来ない場合が多いです。
おすすめのウォーターサーバー設置場所

では次に、おすすめの設置場所についてご紹介します。以下の4つです。それぞれ見ていきましょう。
- キッチン
- ダイニング
- リビング
- 書斎
キッチン
まず私がおすすめしたいのはキッチンです!王道ですが、やはり料理をする場所にあると使いやすいですよ。

私はちなみにキッチンにおいて使用しています♪
インスタントのラーメンやお子様のミルクなどを準備する際は、キッチンで作業するのが便利ですよね。
「戸棚からココアの粉を出してそのままウォーターサーバーにコップを近づける…」やかんを出さずにそれだけで済むのは本当に楽です。
ダイニング
ダイニングは食事をする場所なので、食事の際はお水を飲むという方はもってこいかもしれません。
卓上にピッチャーを置かなくてもすぐに冷たい水が飲めますし、お酒を飲む方は、すぐに水割りやお湯割りを楽しめます。
リビング
みんながくつろぐリビング。ソファーでテレビを見ながら、ゲームをしながら、わざわざ場所を動かないでお水を飲んだり、お酒に入れたりできるので便利ですよね。
サイドテーブルを置いているご家庭であれば、ウォーターサーバーが加わるだけで、リラックスタイムの充実度もぐっと上がります。
書斎
意外だなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お仕事や勉強、読書などをよくされる方は書斎に設置するのもおすすめです。
長時間イスに座り続けると、血流が悪くなり、むくみやすくなったり頭の回転が鈍くなったりします。そんなときはこまめに水分補給をするのが大切です。
コップさえ持って行っておけば、部屋を出てわざわざリビングなどへ行かなくてもいいので、移動がめんどうな方や、ついつい飲むのを忘れてしまう方には特におすすめですよ。
ウォーターサーバーの設置場所に関する注意ポイント

ウォーターサーバーを設置する際に気を付けていただきたいポイントは以下の4つです。
- 壁にくっつけすぎない
- コンセントの確保
- 直射日光が当たらない場所に置く
- 通気性、衛生面の注意
壁にくっつけすぎない
説明書などを見ると必ず記載があると思いますが、ウォーターサーバーを壁にピタっとくっつけるのは危険です。
なぜならウォーターサーバーは機械なので、壁にくっついていると熱がこもって機械へのダメージになってしまいます。
また、わずかですが振動しますので、壁の損傷にもつながりかねません。他にも掃除がしにくくなるという問題もあります。
そのため、設置場所には余裕をもってスペースを確保しておく必要がありますよ。最低でも10センチ以上は開けておくといいでしょう。
コンセントの確保
当然ですが、ウォーターサーバーを使用する場合はコンセントが必要です。
「近くにコンセントがなくても、延長コードを引っ張れば大丈夫でしょ。」と思う方もいるかもしれませんが、
そうすると、発火の原因になってしまう可能性があります。
常にコンセントにつなぎ続けるので、これは守ってほしいポイントになります。あらかじめコンセントが確保できることを確認してから、使用するようにしましょう。
直射日光が当たらない場所に置く
直射日光が当たり、温度が高くなりやすい場所はおすすめしません。
温度が高くなると、冷却するのにより多くのエネルギーが必要になるので電気代が上がりやすくなりますし、雑菌が繁殖したりプラスチックが劣化したりする恐れがあります。
意外と盲点になりやすいですが、日が入りやすい窓際などに置くのはなるべく避けましょう。
衛生面の注意
衛生面で考えると、お部屋を換気するのと同様にウォーターサーバーの設置場所についても、風通しがいい場所の方が望ましいです。
直射日光が当たらないように、というのと理由は同じですが、風通しの悪い場所だと衛生的にあまり望ましくありません。
また、長く使用していると、ほこりや油などの汚れがたまってきます。
普段から掃除がしやすい場所、汚れが飛びにくいような場所に設置することで、きれいな状態を保つように心がけ、おいしいお水を衛生的に飲めるようにしましょう。
ウォーターサーバー設置場所だけではなくストックの置き場所も!!

これまでウォーターサーバーの本体についてお話してきましたが、肝心なストックの置き場所についても忘れてはいけませんね。
ストックも本体同様、30センチ×30センチほどの面積の確保が必要です。
もうそんな場所ないよ、という方も、意外と知らない収納方法があるかもしれません!!場所を選ぶポイントと、具体的な収納例についてもご紹介しますよ。
まず場所を選ぶポイント。以下の4つを考えたらよいかと思います。
- 取り出しやすいかどうか
- 場所を有効活用できるかどうか
- 移動の邪魔にならないかどうか
- 直射日光が当たる、または高温多湿ではないか
導線という観点から考えると、玄関付近の戸棚やキッチンの納戸、ウォーターサーバーの横などが最適です。
またウォーターサーバーの本体と同様に、直射日光が当たる場所や高温多湿な場所に保管してしまうとせっかくのお水の品質の劣化につながってしまうので、できるだけ避けましょう。
おうちなので、収納場所には限りがありますが、意外とデッドスペースがあるものですよ。
玄関の近くやリビング、キッチンなど、有効活用できるスペースを探してみてください。
自分にとって最適な場所を先に確保して、きちんと収納できるようにしておきましょう。
具体的な収納方法のアイデアについて
では、実際にウォーターサーバーを使っている方の収納方法をいくつかご紹介します。先輩方の声を参考にしてみてください♪
- 届いたときの段ボールのまま重ねて収納する
- 収納付きウォーターサーバーを選ぶ
- インテリアとしても使用できるベンチ型収納ボックスを購入する
段ボールのまま重ねるというのは一番オーソドックスかもしれませんが、実は便利です!
届いてくるストックには、段ボールには取っ手がついているなどして持ち運びやすいように工夫されています。
新たな費用もかからないので経済的。積み重ねることができるのでスペースも確保しやすいですね。
次に、ウォーターサーバーによっては、下の部分が収納になっている場合もあります。
このタイプだと、ウォーターサーバーのスペースさえ確保できればストック用にスペースをあけなくていいので、限られたスペースの有効活用といえるでしょう。
メーカーによりますが、ストックをきれいに重ねられるような収納グッズを販売しているところもありますよ。
専用というだけあって使いやすく、また、見た目もすっきりするのがとてもいいですね。
卓上型を使っている方は、専用のラックを準備すれば上の段にウォーターサーバー、下の段にストックというようにして置けば、交換もスムーズにできていいですね。
また、玄関などにそのまま重ねていくのは嫌だ…という場合は、収納付きベンチ型のボックスを準備するという手もあります。
隠れ収納なので生活感が出ないですし、座る場所も出来て一石二鳥ですね。
まとめ

- ウォーターサーバーの設置場所の面積は縦30cm・横30cm・高さ110cmほど。卓上タイプはその半分くらい
- メリット・デメリットは卓上タイプ、床置きタイプによって違う
- ウォーターサーバーのおすすめ設置場所はキッチン・ダイニング・リビング・書斎
- ウォーターサーバーの設置場所は壁にくっつけすぎないこと、コンセントの確保、直射日光が当たらないようにする、衛生面にも注意!
- ストックの置き場は玄関付近の戸棚やキッチンの納戸、ウォーターサーバーの横などが最適
この記事では、ウォーターサーバーの設置場所について以下の内容でご紹介させていただきました。
ひとえにウォーターサーバーといっても、設置場所については様々な工夫や注意点がありましたよね。
これからウォーターサーバーを設置される方は、ぜひ、あらかじめサイズ感や注意事項を確認したうえで、ゲットしてみてくださいね。
私もウォーターサーバーの便利さをとても感じています。手放したくないです…!!
皆様も、もし手に入れられた際には、ウォーターサーバーの便利さを十分に堪能しながら、便利で充実した暮らしにお役立てください♪
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