お風呂上りに髪の毛を乾かすのに使用するドライヤー。ほとんどの人が毎日使用する家電だと思います。
ドライヤーは普段、洗面所で使いますが、リビングなどで使う時もありませんか?
いつもと違う場所で使う場合は、使いたい場所に対してコードの長さが足りなくて延長コードを使っている方もいると思います。
また、自分の髪の毛を乾かすときならドライヤーのコードは十分届く長さでも、飼っている犬のシャンプー後に使いたいときなど、コードの長さが欲しくなってきますよね。
延長コードはとても便利ですが、ドライヤーのように消費電力の大きな家電で使っても大丈夫なのか心配ですよね。

延長コードを使って火事になってしまったら怖い
そこで、今回はドライヤーを使う時に延長コードを使っても良いのか解説します。
ドライヤーを延長コードにさして使っていいの?
結論から言うと、延長コードのワット数がドライヤーのワット数を超えていなければ使用可能です。
ですが、決してどんな使い方をしても大丈夫というわけではありません。
ドライヤーを延長コードにつないで使う場合は、必ず使用する延長コードの定格容量を確認しましょう!
定格容量 → 電化製品を最大限使った場合に消費する電力量のこと
お持ちのドライヤーを見てみると消費電力が書いてあるので確認してみましょう。
例えば、使用しようとしている延長コードの定格容量が1500W、ドライヤーの消費電力が1200Wという場合は使用することが可能です。
ダイソーの延長コードでドライヤーを使っても大丈夫?
ダイソーで売っている延長コードでドライヤーを使用できたらとても嬉しいですよね。
確認してみたところ、私の住んでいる所の近くのダイソーで販売している延長コードは合計1500Wまで使用可能のものでした。
なので、1500W以下のドライヤーであれば使用可能です!
引用 ダイソーネットストア
こちらの商品は2mですが、3mの商品も販売していました。用途に合わせて使えそうですね。
ドライヤーをさして延長コードを使う時の注意点
ワット数の確認以外にも延長コードを使用する場合に気をつけたいことをご紹介します。
同時に違う家電を使用しない
ドライヤーを使っている時に、同じ延長コードを使用して別の家電を使用していませんか?
一つ一つのワット数が定格容量以下でも、まとめて使用した場合に定格容量を超えてしまうということもあるので、注意しましょう。
例えば、定格容量1500Wの延長コードに消費電力1200Wのドライヤーと消費電力600Wのアイロンを一緒に使用すると定格容量を超えてしまいますよね。
延長コードは便利なので、ついつい色々繋げて利用しがちですが、同時に家電を繋げて使う時は注意しましょう。
また、合計消費電力が大丈夫でも、配線が熱を持っていないかこまめに確認するようにしましょう。
定期的に新しいものに交換しよう!
延長コードは便利で使用頻度も高いアイテムですが、皆さんは定期的に延長コードを交換していますか?
実は家庭用の延長コードの寿命は約5年が目安となっています。
古い延長コードを使い続けていると事故の元になってしまうので、定期的に延長コードを交換するようにしましょう。
コードを束ねたまま使わないようにしよう!
延長コードを使用する時に、コードが余ってしまったという経験はありませんか?
こういう場合にコードを束ねて必要な長さにして使用したくなる気持ちもありますが、実は束ねたまま使うことはとても危険です。
コードを束ねたまま使っていると、束ねた箇所に熱が溜まってしまい、最悪の場合火事になってしまうこともあるので、延長コードは束ねずに使用しましょう。
まとめ
- ドライヤーを延長コードにつなげて使用する時は、延長コードの定格容量を超えていなければ使用可能
- ダイソーで販売している延長コードは1500Wの商品もある
- 延長コードを使う時は、同時に何個も家電を繋げてしようすると定格容量を超えてしまうことがあるので注意する
- 延長コードをの寿命は約5年が目安なので、定期的に新しいものに交換する。
- 延長コードを束ねたまま使用すると熱が溜まって危険なので、束ねたまま使用しない。
ドライヤーは消費電力が大きい家電なので、事故が起きないよう注意して使用していきたいですね。この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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