身の回りをすっきりする方法といえば、何を思い浮かべますか?
重曹やクエン酸、オキシクリーン、パストリーゼなどを使って徹底的に掃除する方法が書籍やInstagramなどのSNSでも多数紹介されていますよね。
でも、掃除以上にスッキリするのが「断捨離」。
ミニマリストという言葉が流行り「持っているものが多い=幸せではない」や「必要なものを必要な分手にするだけで充分幸せに生きていける」ということを証明し、紹介してくれている方が多数います。
断捨離を行った方がたくさん挙げるメリットの中の一つに「お金が貯まる」という点があります。

物を捨てるだけでお金が貯まるなら、苦労しません!
私を含め「断捨離=お金が貯まる」に関してこのように感じる方に向けて「いったいこの理論は何なのか?」ということを追及していきます!
断捨離でお金が貯まるとはどういうこと?
色々調べていったところ、私としての結論ですが、「断捨離でお金が貯まる」というのは事実です。
そして、更に言ってしまうと「断捨離でお金が貯まる」というよりも「整理整頓がなっていないとお金が貯まらない」という表現の方がしっくりくるかもしれません。

同じことではないの?
「お金が貯まる」のは断捨離の副産物であり、目的ではありませんよね。もちろん目的の1つとして断捨離をされる方もいらっしゃると思います。
断捨離をしたからと言って必ずお金が貯まるとは言い切れませんが、貯まる可能性は大いにあります。
逆に、整理整頓がなっていない乱雑な環境ですと、お金が貯まらないことは断言できます。
なぜなら、整理整頓がなっていない、つまり把握・管理ができていない状況ですと、必然的に出費が多くなる傾向にあるからです。

あるはずなのに見当たらなくて、必要だから急いで買ったけど、使った後に発見した…

物が多いのは、きちんと収納できていないから!新しく収納用品を買ったよ!
お気づきでしょうか?その貴重なお金、節約できます!他のことに回せます!
そう考えると、今あるものを整理整頓して把握することでお金の散財は減り、断捨離をすることで不必要なものを買わなくなるのです。
結果的に、整理整頓をすることでお金が無駄に減ることはなくなり、断捨離をすることで今後の支出が抑えられ、自然とお金が貯まるのです。
なので、断捨離をするとお金が貯まるということにつながるのです。
当たり前と言ってしまえばそれでお終いですが「断捨離でお金が貯まる」ということには、先に説明したように形式的なサイクルによるお金が貯まる仕組みよりも、もっと本質的な意味があるのです。
断捨離でお金が貯まることに関しては、ダイレクトにお金に変える方法と、本質的にお金が貯まる方法があるのです!
断捨離をお金に変える方法
断捨離するものをダイレクトにお金に換算できるのは、売る場合です。
売る方法としては、次にあげる4つの方法があります。
- 中古品を扱う店舗に持ち込む
- フリーマーケットで出店する
- ネットのフリマサイトで売る
- ネットオークションで売る
次に、それぞれの売り方のメリット・デメリットを上げます!
メリット | デメリット | 向いている商品 | |
店舗 | ・プロが査定するので、安心 ・即日お金になる など |
・きれいにしたりなどの手間がかかる ・想定金額より安くなる場合が多い ・待ち時間がある ・買い取ってくれないものもある など |
・数が多い ・商品がどれくらいの価値か分からない など |
フリマ |
・言い値で価格を決められる
・セットにしたり、フレキシブルに組み合わせて売れる など |
・出店条件がある ・商品として見られるので、売れる状態で準備をする手間がかかる ・購入予定者の問い合わせ等を直接行う など |
・店舗では買い取ってくれなさそうなものでも、ニーズがある可能性があるので、とにかく売りたい!
・自分の想定している価格で売りたい! |
ネットフリマ |
・個人情報登録、商品撮影、商品の状態の詳細を記入、購入予定者の問い合わせ等することが多い
・売れない可能性がある ・梱包、発送の手間がかかる など |
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ネットオークション | ・想定以上の価格で売れることもある ・セットにしたり、フレキシブルに組み合わせて売れる など |
店舗では、ハードオフやセカンドストリートなどがあり、フリーマーケットは住んでいる地域で開催されているかと思います。
ネットのフリーマーケットはメルカリや楽天フリマなどがあり、ネットオークションはヤフーオークションなどがありますね。
以上主な断捨離がお金に代わる方法です。ご自身の好みの方法や物によって使い分けていきましょう。
方法によっては、金額が大きく変わります。また、どの方法においても共通して言えるのは、売る準備の段階で、きちんときれいにしておくこと。
埃やシワや汚れ、ゴミがついたままでは、売れるものも売れませんから…。
次に、断捨離とお金が貯まることについて、根本的に変わっていく仕組みについてです。
断捨離をしてお金が貯まる考え方に変わる
次に、お金が貯まることに関して、断捨離が本質的に私たちを変えることについての説明です。
多くの方々の体験をまとめた結論です。まずは、物・お金への考え方が変わります。
今まで溜めてきた不要なもの、選別をして取捨選択したもの、手放しがたいけども1年以上使わなかったなど、断捨離を行うことで、今の自分が持っている物に向き合うことになります。
物への判断、自分の価値基準、改めて考えるターニングポイントになるでしょう。
一度断捨離を行うことで、物を買うときに、大半の方々が「それは本当に自分にとって必要なのか」を立ち止まって考えるそうです。
物の価値に対してもしっかりとした基準が確立し、きれいになった部屋に物を増やすことへの抵抗を感じるとのこと。
断捨離は家計簿の見直しに似ていますね。家計簿の見直しでは、①現状把握、②支出(固定費削減⇒変動費節約)、③収入を増やす、がセオリーかと思います。
同じように断捨離の流れを考えてみると、断捨離では次のサイクルを繰り返します。
- 持っている物の数・場所を把握する
- 必要・不要を検討する
- 必要なものはどこにしまうか決める
- 不要なものはどう処分するかを決める
- 今後増やす物について、基準が決まる(むやみやたらと増えない)=無駄な出費が減る
- 無駄にお金が出ていかないので、お金が貯まりやすくなる
根本的に物への基準が変わるので、断捨離の前と後ではお金に関する価値観がガラリと変わるでしょう。
断捨離をしてお金が貯まる体質に変わる
断捨離を通して、物への考え方が変わってくると、自然と部屋の整然さが保たれ、環境がきれいだと生活の面でも良いことが増えてきます。
物を探したり、余計な買い物をしないので、イライラしたり、後悔したりすることが減るでしょう。
また、掃除がしやすくなるので、必然的に清潔さが保たれ、精神的にも気持ちの良い状態が続きますよ。
断捨離をして、空間的にも時間的にも心理的にも余裕を感じることができれば、こっちのものです!
自然と良いサイクルが身につき、また物に対する考え方、価値観が変わり、お金が貯まる状態が確立するのです。そう、自然に!

え~理想に聞こえるんだけど…
でも、雑然とした部屋で過ごすよりも、整然とする部屋で過ごす方が気持ちよくありませんか?
朝慌てて探し物をしながら支度をし、探せなかったものは途中や帰りに買えばいいや!と思って学業や仕事に向かい、雑然とした部屋に帰って、気持ちもすっきりしないしお金も出ていくし…。
想像するだけで気が滅入りますよね。断捨離を行うことで、考え方も生活も環境も変わります。自然と、無駄なものをあまり欲しがらなくなるでしょう。
考えが変わることで生活が変わり、それが続くと、その状態にきちんと幸福を感じるようになります。
自分に必要なもの、気に入ったもので囲まれる生活を想像してみてください♪
まとめ
- 「断捨離をするとお金が貯まる」は事実だと言える!
- 断捨離した物を売ることでダイレクトにお金が手に入る
- 断捨離をするとお金や物に対する考え方が変わる
- 断捨離をするとお金が貯まる体質に変わる
- 断捨離をして考え方や体質が変わることで、お金が貯まりやすい生活サイクルや環境になる
無理に、なんでもかんでも断捨離を行う必要はありません。
中には、思い入れのあるものやレアなもの、やっぱり取っておけばよかった!と後悔している人もいます。
何度もお伝えしたように、断捨離はまずは今あるものと向き合うことから始まります。その結果として、お金が貯まる考え方や体質に変化していくというメリットが生まれるのです。
入口での判断をしっかりすれば、きっとあなたの人生が良い方へ変わります。
また、判断を繰り返すことで、その時間も短くなったり、基準がハッキリしてきます。繰り返すことが大事です。
相乗効果として、物に対する判断力のほかにも、考えて判断する能力が鍛えられるのではないでしょうか?
半信半疑だった私も、実際に調べながら断捨離をすることで、気持ちもすっきりし、まずは考え方が変わりました。
今までは、なんとなく「いい感じ」と感じたレベルの物でもつい買ってしまう衝動買いが多かったのですが、それを踏みとどまるようになりました。
「本当に必要なのか?」ということや「時間や年数が経っても、自分はこれを気に入って使えるか?」など今あるものに対しても、買おうとする物に対しても真剣に向き合うことが増えました。
また、そうしている自分自身にも自信を持てるようになりました。
ほんの一部の断捨離しかまだしていませんが、これから徐々に進めて、しっかりと自分の物と心に向き合いたいと思います!目指せお金が貯まる体質へ!皆さん、ぜひ一緒に頑張りましょう!
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