ホームベーカリーがある生活って憧れます。焼きたてのパンを好きなときに好きなだけ食べられるのは魅力的です。
焼きたてのパンは温かくフワフワとしていて、格別美味しく感じますよね。
また、ホームベーカリーがあると焼きたてパンのいい匂いで目が覚める…なんてことも。想像しただけなのにお腹が空いてきます♪
しかし、ホームベーカリーは大きい音を出すので、うるさいと感じることがあります。
いい匂いで目が覚めるどころか、ホームベーカリーのうるさい音で目が覚めるなんて出来れば避けたいですし、何らかの対策をしたいものです。
ホームベーカリーの音がうるさい…これって何か対策できないのかな。
そこで今回は、ホームベーカリーの音がうるさいときの対策方法やうるさい原因、静音性が高いホームベーカリーをご紹介します。
ホームベーカリーの音がうるさいときの対策方法は?
ホームベーカリーから出るガタガタ、ドンドン、ガッチャンといったうるさい音。一度気になると、ずーっと気になってしまいます。
特にアパートやマンションなどの集合住宅にお住まいの方は、大きい音が近所迷惑にならないかヒヤヒヤしてしまいますよね。何か良い対策はないのでしょうか?
ホームベーカリーが動いているときの音って結構大きくて、うるさく感じる。何か対策できればいいんだけど…。
防振マットを敷く
ホームベーカリーの音で「ドンドン」「ガタガタ」といったうるさい音がするのは、生地をこねるときに中の羽根が回転し、本体を振動させているからです。
解決方法は、ホームベーカリーを置いている床と本体の間に防振マットを敷くことです。マットがクッションになり、振動音を小さくしてくれます。
ホームベーカリーを置く場所も重要です。床に直に置いている方はいませんか?
床に直置きすると、振動や騒音が下の階へ直に伝わってしまいます。キッチンの空いているスペースやテーブルの上に置くのがおすすめです。
また、キッチンに近い場所に寝室がある場合、ホームベーカリーの音で寝付けないなんてことも…。
私の友人は材料を入れたホームベーカリーをキャスター付きワゴンに置き、玄関付近まで運んでいるそうです。
下の階も間取りはほぼ一緒だから、玄関付近だと迷惑をかけにくいし、うるさい音が気にならないよ♪
そうなんだ!マンションやアパートではいいアイデアかもね。
友人の例は全ての方に当てはまるわけではありませんが、ホームベーカリーを床に直置きにしないことや、防振マットを使う方法は試す価値がありますよ。
部品を交換する
キーキーといった高い音や聞き慣れない異音がしたら、部品やパンケースの金属音の可能性があります。ホームベーカリーも他の家電と一緒で、通常通り使っていても日々消耗していくものです。
取扱説明書に書かれていないような症状や気になる音がしたら、故障している可能性も。
気になったら、各メーカーに問い合わせることをおすすめします。部品やパンケースを新しい物に交換するだけで、音が気にならなくなることもありますよ。
静音タイプのホームベーカリーに買い換える
ホームベーカリーでパンを作る工程中、特にこねるときに出る振動音は防振マットで軽減することができると説明しました。
しかし、イーストやレーズンなどの具材を自動投入するときに出る音は防ぐことができません。自動投入機能があるホームベーカリーは具材投入時に「ガッチャン」といった大きめの音が出ます。
夜中などの静かな時間帯に聞こえてくると、慣れるまではビックリすることがあります…
投入音を防ぐにはホームベーカリーを防音効果がある箱などに入れる方法がありますが、ホームベーカリーを箱で完全に囲ってしまうのは危険です。
稼働している間はホームベーカリーの本体が熱くなります。蒸気口を塞いでしまうと、やけどやケガなどの危険性も。
ただ、大きな音と言っても投入時に出る音なので、長い時間ずっと出ているわけではありません。
できるだけうるさい音がしない方がいいという方は、静音タイプの製品に買い替える、または昼間に使用するという方法があります。
ホームベーカリーの音がうるさいときは静音性タイプ
ホームベーカリーはいろいろな種類が販売されています。うるさい音が気になる方は、静音性が高いホームベーカリーの購入または買い換えがおすすめです。
ホームベーカリーは安い買い物ではありません。まずは、静音性タイプのメリットやデメリットを知っておきましょう!
ホームベーカリー静音性タイプのメリット
うるさい音が気にならない
静音性タイプの一番のメリットは、うるさい音が気にならないことです。各メーカーから販売されている静音タイプのホームベーカリーは、振動音が少なくなるように設計されています。
操作音や焼き上がりをお知らせしてくれる通知音、ブザー音をマナーモードに設定することができたりと工夫がされています。
機能面が充実している
静音性タイプのホームベーカリーは、音以外の機能も充実しているモデルが多いです。
作れるパンの種類が多かったり、お餅やうどんなどパン以外の料理が作れたりと、ホームベーカリーがあれば料理のレパートリーが増えますよ。
ホームベーカリー静音性タイプのデメリット
価格設定が高め
ホームベーカリーは数千円で買える物から高価なものだと数万円する物まであります。静音性タイプのような多くの機能が付いている製品は、どうしてもお値段が高め。
この他にもパン作りには欠かせないイーストの自動投入や具材自動投入機能。焼き時間の長さや焼き色選択など、機能が充実すればするほど価格は上がる傾向にあります。
ホームベーカリーにどこまでの機能を求めるのかをあらかじめ決めておくと、迷いにくくなりますよ。
完全に音をなくすことはできない
静音性タイプのホームベーカリーは稼働音がかなり抑えられますが、音を完全になくすことは出来ません。
これは他の家電にも言えることで、使う頻度の高い洗濯機や食洗機等も同様です。
ホームベーカリーの騒音値を確認する
ホームベーカリーを選ぶときは騒音値(dB)をチェックすることをおすすめします。
静音性にこだわっているメーカーは騒音値(dB)を公開している場合が多いからです。日本騒音調査による騒音値の基準は以下の通りです。
うるささ | 生活や身体への影響 | 騒音値(dB) | 騒音の発生源と距離、大きさの目安 |
きわめてうるさい | うるさくて我慢できない | 80dB | 地下鉄の車内、電車の車内・ピアノ(1m) |
うるさい | 大きく聞こえるが、声を大きくすれば会話が可能 | 60dB | 洗濯機、掃除機、テレビ(1m) |
普通 | 大きく聞こえるが通常の会話は可能 | 50dB | 静かな事務所、換気扇(1m) |
普通 | 会話に支障なし | 40dB | 市内の深夜、図書館、静かな住宅地(昼) |
これらの基準を参考にすれば、あらかじめ音の大きさが想像できますね!
ホームベーカリーはうるさい?パナソニック製品
ホームベーカリーの中でも特に人気が高い製品が揃っているパナソニック。
静音性に優れている製品が多く販売されており、初心者でも簡単にパンを焼けると定評があります。
また機能も多く備わっているので、いろいろな種類のパンを全自動で作りたい方にはおすすめのメーカーです。
気になるうるさい音がするかですが、パナソニックではホームベーカリーでパンを作る際に出る音を次の通りに紹介しています。
- ねっているときの音⇒50dB以下
- レーズン投入時に出る音⇒83dB以下
- イースト投入時に出る音⇒80dB以下
- ブザーの音⇒40dB以上
生地をねっているときの音は静かなオフィスレベルと同じなので、ほとんど気にならないと思います。
しかし、レーズン・イースト投入時の音は地下鉄の車内と同じくらいの大きさなので、うるさいなと感じてしまうかもしれません。
ただ、具材投入の音が出てる時間は他の工程時間と比べても短いので、うるさい音が長い時間続くことはないですよ。
パナソニック製品のホームベーカリーは口コミでも、イーストなどの投入音以外は全く気にならない!!という声多かったです。
パナソニックおすすめホームベーカリー
画像引用:Panasonic公式HP
パナソニックでおすすめのホームベーカリー「SD-SB4-W」パナソニック製品の中では価格が低く設定されています。
パン作りに必要な機能は十分に備わっていて、パン以外にも生チョコやジャムなどを作ることができますよ。
また、ねりやイースト投入のタイミングにもこだわりがあり、ふっくらとした仕上がりのパンが出来るのが特徴です。
商品名 | ホームベーカリーSD-SB4-W |
容量 | 1斤タイプ |
メニュー数 | 22 |
主な調理内容 | 食パン/フランスパン/米粉パン/ピザ生地/ケーキ/生チョコ/ジャムなど |
その他機能 | 予約タイマー/焼き色選択/フッ素(パンケース)/イースト自動投入など |
サイズ | 約幅24.1㎝×奥行30.4㎝×高さ33.7㎝ |
重量 | 約5.5㎏ |
高級生食パン専門店!乃が美パンを自宅で食べられる!?
画像引用:Panasonic公式HP
パナソニックのホームベーカリー「ビストロ」では、あの有名な高級「生」食パン専門店「乃が美」が監修したレシピを使ってパンを作ることができます。
他にもパン生地を選べたり、ねりや発酵、焼成のレベルを細かく設定できるので価格設定は高めですが、とことんパンにこだわりたい方にはおすすめです。
自宅で大人気高級生食パン「乃が美」が監修したレシピでパンを作れるのは嬉しい♪
シロカ製品のホームベーカリーはうるさい?
シロカと言えば主にキッチン家電を製造している国内メーカーです。
シロカの特徴と言えばシンプルかつリーズナブル。ホームベーカリーも人気が高いです。静音性タイプのホームベーカリーも販売されています。
価格を抑えた製品を探している方や、必要最低限の機能が備わっていれば十分という方、初心者の方に特におすすめのメーカーです。1万円台から購入できるのは魅力的ですよね。
ホームベーカリーの稼働音に関しての情報は、シロカ公式ホームページに紹介されていました。
- 動作音⇒約50dB
- 操作音⇒約42dB~55dB
引用:シロカ公式HP
行程によっての音の違いは説明されていませんでしたが、シロカ製品も静音性は十分に備わっていることが分かります。
シロカおすすめホームベーカリー
画像引用:シロカ公式HP
こちらの製品は操作音やブザー音をマナーモードに設定できます。
商品名 | ホームベーカリーSHB-712 |
容量 | 2斤 |
メニュー数 | 29 |
主な調理内容 | 食パン/全粒粉パン/ライ麦パン/もちつき/ピザ生地/ヨーグルト/ケーキなど |
その他機能 | 焼き色選択/ブザー音や操作音を消せる(マナーモード)/タイマー機能など |
サイズ | 約幅26㎝×奥行36㎝×高さ31㎝ |
重量 | 約4.15㎏ |
ブザーや操作音をマナーモードに変更できるのは嬉しいですね♪
まとめ
- ホームベーカリーのうるさい音対策は防振マットを敷くことで小さくできる
- ホームベーカリーのうるさい音の原因は部品の劣化や故障の場合もある
- ホームベーカリーには静音性に優れた製品がある
- 静音性タイプのホームベーカリーは音が完全に消えるわけではないが、気にならないレベル
- ホームベーカリーを選ぶときは、メーカーが公開している騒音値(dB)を確認する
- Panasonicやシロカのホームベーカリーは騒音値が低めで、うるさい音がほとんど気にならない
- Panasonicのホームベーカリーは価格設定が高めだが、充実した機能が備わっていて初心者でも簡単においしいパンが焼ける
- シロカのホームベーカリーは価格設定が低めで1万円代から買えるので、ホームベーカリーを初めて買う人にもおすすめ
- シロカのホームベーカリーはパンを焼くのに必要最低限の機能が備わっており、種類によっては操作音やブザー音がマナーモードに設定できる
ホームベーカリーのうるさい音は一度気になると、ずーっと気になってしまうもの。
防振マットを敷いたり、ホームベーカリーの置き場所を工夫したりすることで、うるさい音は抑えることができます。
また、静音性に優れたホームベーカリーもたくさん販売されています。価格も1万円代から数万円代まで幅広く設定されているので、自分に合った製品を選ぶことができますね。
出来たてのパンを食べられる生活って素敵です♪せっかく買ったのにうるさい音でストレス…なんてことにならないためにも、ぜひご紹介した内容を参考にしてくださいね。
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