モバイルバッテリーで充電できないのはなぜ?原因は寿命だけじゃない!

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私たちの生活に最早欠かすことのできない、スマートフォンやパソコンなどの電子機器。

充電の減りがだんだん早くなっていたり、長時間の使用によりモバイルバッテリーを必要とするシーンも多いかと思います。

私自身、モバイルバッテリーを使っていますがスマートフォンの充電の減りが早く、これなしでは外出できません。

そんなとき、急にモバイルバッテリーでスマートフォンやパソコンなどが、充電できなくなってしまったら、とても大変ですよね。

日常生活だけでなく、お仕事にも支障をきたしてしまう可能性があります。

そこで今回は、モバイルバッテリーで充電できないときの対処法を解説していきます。

モバイルバッテリーをなるべく長く使うために寿命を伸ばす方法、モバイルバッテリーの買い替え時も教えちゃいますね!

 

 

モバイルバッテリーが充電できない原因

モバイルバッテリーが充電できないとき、考えられる原因は大きく分けて5つあります。

  • モバイルバッテリーが寿命を迎えている
  • ケーブルが断線している
  • 出力電力が不十分だった
  • 接触不良を起こしている
  • スマートフォン本体のバッテリーに異常がある

その原因と対処法をくわしくご紹介していきますね。

 

モバイルバッテリーが寿命を迎えている

モバイルバッテリーが充電できないとき、原因として最も考えられるのは、寿命を迎えたからです。

モバイルバッテリーだけに限らず、あらゆるバッテリー製品というものは、寿命があり、使用しているとだんだんとバッテリーが劣化します。

最終的には充電ができなくなってしまうのです。

充電できる回数というのは、使用している環境や、製品のスペック等にもよりますが、多くてもおよそ500回程度だと考えられます。

つまり、モバイルバッテリーは、どんなに丁寧に使用を重ねていたとしても、2〜3年ほどで、寿命を迎えることになります。

その場合、寿命を迎えてしまったものを使い続けることはできないので、新しくモバイルバッテリーを買い替えることになります。

 

ケーブルが断線している

モバイルバッテリーが正常でも、それをつなぐためのケーブルが断線している場合、充電ができなくなります。

モバイルバッテリーはきちんと動作しているようだけれど、なぜか充電できないという場合、ケーブルの断線を疑いましょう。

ケーブルの断線は、外側から目に見えて断線している場合と、見た目ではよくわからないけど、実は内部で断線している2パターンがあります。

外側から目に見えて断線している場合は、素直に新しくケーブルを購入しましょう。

また、見た目にはわからなくても、断線が疑われる場合は、新しくケーブルを購入するか、家にある互換性のあるケーブルなどで、一度つないでみることが必要です。

それでもし充電ができれば、ケーブルの断線が原因だったとわかります。それでもやっぱり充電ができなければ、他の方法を試してみる必要があります。

 

出力電力が不十分だった

モバイルバッテリーによっては、出力電力に限界があります。そのため、充電したい機器に対して、その出力電力が不十分だった場合、充電することができません。

新しく買い替えたばかりなのに、なぜか充電できない場合は、この出力電力の高低が原因である可能性が考えられます。

特にパソコンなどの消費電力の激しいものを充電したいときに、このミスマッチが起こりやすいといえるでしょう。

この場合、次の買い替えの際には同じミスをしないように気をつけると良いでしょう。

また、新しくモバイルバッテリーを既に購入してしまっている場合も注意が必要です。

その出力電力に適している機器(例えばスマートフォン等があればそちら)に使用するか、必要としている人にあげる等の工夫が必要でしょう。

 

接触不良を起こしている

接触不良とは、簡単にいうと、電気を通すための金属部分が、上手に接触できていないことをいいます。

(厳密には金属接触部分の接触抵抗が高くなってしまっている、といいます。しかしこれを覚える必要はありませんので大丈夫です。)

つまりスマートフォンとケーブルのつなぎ目、もしくは、ケーブルとモバイルバッテリーのつなぎ目のどちらかが、実はちゃんと接触できていない、ということです。

これの解決方法は簡単で、ただつなぎ直してみることです。

これですんなり改善すれば、接触不良が原因だったことになります。

しかし、何度も接触不良が起こるなら、どこが接触不良をきたしているのかつきとめて、新しく買い替えることを検討しても良いでしょう。

あまりにも接触不良ばかりでも、ストレスになってしまいますから。

 

スマートフォン本体のバッテリーに異常がある

スマートフォン本体のバッテリーに異常がある場合、モバイルバッテリーでの充電ができないことがあります。

スマートフォンが発熱していたり、バッテリーが膨張していたりする場合は、スマートフォン本体のバッテリー異常を疑えますので、確認してみましょう。

スマートフォンを持ったときに、とても熱く感じたり、購入時よりも本体がやや膨らんでみえることが特徴です。

特に膨らんで見えてしまう異常は危険であり、最悪の場合は発火や爆発をしてしまうことがあります。

実際に、そのような事故も起きているので、無理な使用はやめましょう。

そして、バッテリー交換をする、スマートフォン本体を買い替える等の手段をとりましょう。

スマートフォンの発熱については、バッテリーを酷使してしまっているかバッテリー自体が消耗してしまっていることの、2パターンの原因が主として考えられます。

発熱していると感じたら、まずは使用を中止し、本体を冷やすようにしましょう。

 

 

モバイルバッテリーが充電できない!点滅しているのはなぜ?

モバイルバッテリーが点滅している理由は、メーカーによって異なります。

そのため、取扱説明書や各公式サイト等で、点滅の意味を確認すると良いでしょう。

主には、不具合のサインを示すため、もしくはモバイルバッテリーが充電中であることを示すためです。

不具合のサインを示している場合、故障してしまっているというよりも、コネクタが抜けかかっていたり、バッテリーの温度環境が良くなかったりということが多いでしょう。

この場合、コネクタがきちんと刺さっているか確認をしたり、温度環境を見直したりしてみましょう。

 

 

モバイルバッテリーが充電できない!寿命を伸ばす方法も知っておこう

モバイルバッテリーが充電できない!となる前に、バッテリーの寿命をなるべく長持ちさせる方法もご紹介していきます!

 

充電が完了している状態で放置しないようにする

スマートフォンやパソコン、モバイルバッテリー等のバッテリーは、充電が完了している状態にも関わらず、ケーブルを挿し充電をし続けると、劣化する原因になります。

これはモバイルバッテリーでスマートフォンやパソコンを充電する際もそうですし、モバイルバッテリー本体を充電する際もそうです。

そのため、充電が完了したらすぐにケーブルを抜きましょう。

充電完了後にケーブルがつながったまま放置しないようにすると、バッテリーが長持ちします。

 

充電中は端末をなるべく操作しない

充電中にもかかわらず、端末を操作してしまうと、バッテリーが劣化する原因になります。

なぜなら、スマートフォンやパソコンを充電する熱と、使用する熱が、同時に発生するからです。この熱が同時に発生すると、スマートフォンやパソコン及びモバイルバッテリーに負荷がかかってしまいます。

特に小型のバッテリーとスマートフォンを重ねて持って使用すると、熱がこもってしまいやすく、注意しましょう。

充電しているときでもついつい、スマートフォンが気になり、使用してしまいがちですよね。

私もかなりの頻度でやってしまい、スマートフォンが発熱することが多いです。

そのため、バッテリーの減りも早く、すぐになくなってしまいます。

みなさまはこのような事例を反面教師として、なるべく使用しないでくださることを願っています。

バッテリーを長持ちさせられるよう、ともにがんばりましょう♪

 

バッテリーを完全に空にしない

モバイルバッテリーを完全に空にしたまま放置すると、バッテリーが劣化してしまう原因になります。

これはなぜかというと、過放電という現象が起きるからです。

例えば、何年も放置した古いゲーム機や携帯電話は、久しぶりに起動しようと思っても、充電されなかったりしますよね。

この現象と同じことが、モバイルバッテリーにも起こり、最終的には充電が全くできなくなってしまうようになるのです。

反対に、モバイルバッテリーの充電を完全に空にしないように気をつけることで、長持ちさせることができます。

 

保管場所に注意する

モバイルバッテリーは基本的に、リチウムイオンバッテリーが使用されています。

このリチウムイオンバッテリーは、温度変化に弱いです。

特に極端な低温と高温に弱いので、真夏の車の中で日が当たる場所に放置したり、真冬の外に放置したりしてしまうと劣化します。

そのため、外出時には保管場所に注意しましょう。

ハイキングやキャンプ、海といった観光地は温度変化も激しいので、意識しておくと後で困らないですよ♪

 

 

モバイルバッテリーが充電できない!買い替えの適切なタイミングは?

モバイルバッテリーが充電できないときはもちろん、それ以外のタイミングでも買い替えに適切なときも出てきます。

ここではその買い替えに適切なタイミングをご紹介していきますね。

 

充電に時間がかかってしまうときやバッテリーの減りが早い

モバイルバッテリーでの充電に時間がかかってしまうときやバッテリーの減りが早いときは、そのまま使い続けるのも不便なので、買い替えることをおすすめします。

そもそも、これらの症状がある時点で、バッテリーはすでに劣化していますし、このまま使い続けても、やがて充電ができなくなってしまいます。

そのため、モバイルバッテリーが劣化してきて、不便な症状が出てきたころ、買い替えるのがおすすめです。

 

過度に熱を持ってしまうようになったとき

モバイルバッテリーが過度に発熱するようになったときは、早めの買い替えをおすすめします。

その理由は、発火や爆発等の事故の危険があるからです。

実際にモバイルバッテリーが電車や飛行機等で、発火あるいは爆発する事故が起こっています。

モバイルバッテリーが過度に熱を持つようになっているときは、無理な使用はせずに買い替えるのが安心ですね。

 

ある一定の回数以上使用したとき

そもそもモバイルバッテリーは2~3年ほどで寿命を迎えるものなので、ある一定の回数もしくは年数を使用したら、買い替えてしまうのがおすすめです。

寿命が近づくと、充電速度の低下等、何らかの異常が出ることもありますが、あるとき急に使用できなくなる場合もあります。

すぱっと買い替えてしまうか、予備を持つのもおすすめです。

 

 

まとめ

以下は記事のまとめです。

  • モバイルバッテリーが寿命を迎えた場合は、買い替える
  • ケーブルが断線している場合、新しく購入するか、互換性のあるケーブルをつないでみる
  • 出力電力が不十分だった場合、次買うときは同じミスをしないようにする
  • 接触不良をきたしている場合、一度つなぎ直してみる
  • スマートフォン本体のバッテリー異常の場合、発熱しているなら冷やす。膨らんでいるなら買い替えるかバッテリーを交換する
  • モバイルバッテリーが点滅をしてる場合、取扱説明書や各公式サイトでその意味を確認する
  • モバイルバッテリーを長持ちさせる行動は、主に4種類ありどれも簡単にできる
  • モバイルバッテリーの状態によっては、買い替えも検討すべき

この記事を参考にし、モバイルバッテリーが充電できない場合の対処法を試してみましょう。

また、充電できないという事態にならないよう、なるべく長持ちさせるように使うのも効果的です。

それでは、あなたがモバイルバッテリーを快適に使用できることを願っています!

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