ハンディ扇風機は掃除が難しい!?分解すると大変なことになる!

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今では夏の風物詩とも言えるハンディ扇風機。街中で持ち歩いている人が数年前に比べるとずいぶんと増えたような気がします。

真夏には大活躍のハンディ扇風機ですが、季節が変わり家の中へ保管する時はきちんと掃除できていますか?

夏の間ずっと使い続けていると、たった1ヶ月でもホコリや汚れが意外とついているんです!

ハンディ扇風機も今では多種多様ですが、その中でも分解して掃除できるものとできないものがあり、掃除をしようと思っても意外と難しいということがあります。

今回は、基本的なハンディ扇風機の掃除方法、また、分解ができない場合のハンディ扇風機の掃除方法について詳しくお話します。

そろそろしまい時だと思ってるそこのあなた!ぜひ参考に見てみて下さい。

 

 

ハンディ扇風機の羽の掃除の仕方!分解できる場合

お持ちのハンディ扇風機を確認してみましょう。羽の部分に汚れがたまっていませんか?

ホコリなどがたまったまま使い続けると風量も弱くなり、汚れのないきれいなハンディ扇風機と比べると、同じ電力でも稼働時間が短くなってしまいます。

値段が高くなかったとしても、買い替えるよりは掃除してきれいになったものを使える方が良いですよね!

まずは、分解できる場合のハンディ扇風機の掃除についてご説明していきます。

 

カバーを取り外して掃除しよう

分解ができるといっても、ハンディ扇風機の場合は通常の扇風機のように細かく分解ができるというわけではなく、カバーの取り外しができるぐらいです。

でも、カバーの取り外しができれば、羽の部分を直接掃除することができるので、断然きれいになります!以下、掃除の際の手順を確認していきましょう。

  1. 説明書に沿ってハンディ扇風機のカバーを取り外す
  2. 取り外したカバーを、ウェットティッシュで拭き取るか、水洗いして乾かす
  3. 羽に付いたほこりをウェットティッシュや水に浸してから固く絞った柔らかめな布で優しく拭き取る
  4. カバーが乾いたら説明書に沿って取り付け、動作確認をし異常がなければ完了
  5. 取り外しの際は自己流ではなく、付属の説明書に沿って取り扱うこと

カバーの取り外しは、必ず説明書に従い行ってください。

簡単に見えるからと言って自分の好きなようにやってしまうと、取り外しはできても取り付けられなくなってしまったり、故障の原因となる可能性があります。

また、羽のホコリを拭き取る時も、布はなるべく水気のないように固く絞りましょう。

万が一、中のモーターへ水分がついてしまうと故障や感電の原因となってしまいますので、ここは注意が必要です。

カバーを取り付ける時も、しっかりと乾いていることを確認しましょう。

 

羽の汚れがしつこい時は

ウェットティッシュや濡らした布で拭き取っても、なかなかホコリや汚れが落ちない時があります。

キッチンなどでハンディ扇風機を使っていると、ホコリに油分が含まれ、落ちにくい汚れとなってしまうのです。

そんな時は、中性洗剤を水で薄めたものや、重曹を水に溶かしたものへ柔らかい布を浸し、固く絞ってから羽の汚れを拭き取ります。

その後、水に濡らした布で水拭きし、よく乾かしてからカバーを取り付ければ掃除完了です。

 

 

ハンディ扇風機の羽の掃除の仕方!分解できない場合

付属の説明書にカバーの取り外し方の記載がない場合や、注意書きに「無理に分解することはおやめください」などの記載がある場合は、分解できないものと判断しましょう。

カバーが取り外せる場合の掃除の仕方についてはそこまで困るようなこともないと思いますが、分解できない時はどうやって中の羽を掃除すれば良いのでしょうか?

特にハンディ扇風機のカバーの隙間は細かいので、指なんてもちろん入りません。

「じゃあ、羽にびっしり付いたあのホコリはもう諦めるしかないの…?」

いえいえ、そんなことはありません!分解ができないのなら、外側から掃除すれば良いのです。

いくつかおすすめの掃除方法がありますので、ご紹介します。

 

綿棒で羽のホコリを取る

まずは綿棒です!ご家庭にも大体あるものかと思いますので、まずはこの綿棒を使ってカバーの隙間から羽をこすり、ホコリを払い落としてみましょう。

こする面が小さいので結構時間はかかりますが、少しの汚れなら綿棒で十分です。

ゴミ箱の上や下にビニール袋などを広げて払い落とせば、後片付けも楽になりおすすめです。

また、この後にご紹介する掃除アイテムを使う時にも、先に綿棒である程度ホコリを落としていれば更にきれいに仕上げることができますので、最初はまず綿棒を使ってホコリを落としていきましょう!

 

エアダスターを使ってホコリを払い落とす

エアダスターってご存じですか?ノズルから気体を出して、ホコリや細かいゴミを吹き飛ばす道具です。

わたしはパソコンのキーボードを掃除するときなんかによく使っています。

エアダスターには、コンプレッサーにより作られた、空気を圧搾して放出する工具と、ガスを圧縮して使い捨ての缶に詰めた製品の2種類あります。

工具の場合はエアダスターガンやエアブロワーとも呼ばれます。

使い捨ての缶の製品であれば、ホームセンターなどで400円~500円ほどで手に入るので手軽に使用できます。

ただし、噴射されるのは圧縮されたガスになるので引火性がとても強いです。

キッチンやストーブなど、火の側で使うことは必ず避けて下さい。また、子供の手の届くような場所に置いておくことも絶対にやめましょう。

噴射に勢いがあるので、ホコリやゴミは一瞬で吹き飛びますし、使用方法にさえ気を付けていれば簡単にハンディ扇風機の掃除ができます。

こちらも、ホコリやゴミを払い落す方法となるので、綿棒同様、ゴミ箱や広げたビニール袋の上などで使用すればゴミも広がらず、後片付けもとても楽です。

パソコンのキーボードやハンディ扇風機の掃除にもうってつけですが、家の中の手の届かないような細い隙間の掃除なんかにも使えます!

 

安全に掃除したいならエアブロワーがおすすめ

引用:ダイソー公式オンラインショップ

もし、エアダスターを使う事に不安を感じるという方は、先述の通りエアブロワーがありますので、そちらを使ってみても良いと思います。

「工具はちょっと…」という方へは、手動で空気を噴射できる種類もありますのでおすすめです!

手動の場合は、ゴムやシリコンで出来た真空ポンプに、空気を噴射するための細い管のようなものが付いた形状のものとなります。

手で握ることで真空ポンプ内の空気が管から外に噴射されホコリや小さなゴミを吹きばし、手を離すと勝手に元の形に戻ると同時に、中に空気をため込みます。

エアダスターに比べて威力は劣りますが、これであればガスを使うこともないので、小さいお子様がいても安心して使うことができます。

100均でも手に入りますし、穴などが開いて空気が漏れてしまうようなことがない限り繰り返し使えるので、経済的にも嬉しいですね!

 

掃除機でホコリを吸い込む

掃除機の先端を細いノズルに変えて、ハンディ扇風機のカバーの上からホコリを吸い取る方法です。

吸引力を「強」にして使用すると、なかなかきれいにホコリを吸い込むことができますし、今までの方法に比べると1番時間の短縮にもなります。

また、綿棒やエアダスター、エアブロワーと違い、ホコリやゴミを吸引してくれるので、ホコリが空気中に舞う心配もなく、後片付けが1番楽な方法と言えますね。

さらに、掃除機の種類によってはブラシが付いているアタッチメントもあります。

ハンディ扇風機のカバーについたホコリも、ブラシで払い落としながら同時に吸引してくれるので、カバーもきれいに掃除することができますよ。

 

 

ハンディ扇風機の羽掃除を楽にするための方法

ハンディ扇風機の羽をきれいに掃除したあと、そのままの状態をキープできたら嬉しいですよね?

掃除のあとの仕上げの一工夫で、ホコリやゴミが付着するのを予防することができるとっておきの方法があるんです。

それは、仕上げにハンディ扇風機の羽やカバーへ柔軟剤を塗るだけ!です。

もちろん、そのまま原液を塗るのではなく、水で薄めて柔らかめの布を浸し、固く絞ったもので優しく拭き上げましょう。

柔軟剤で羽やカバーをコーティングすることによって、摩擦により起こる静電気の発生を防ぐために、ホコリが付きにくくなるのです。

分解できないハンディ扇風機の場合は、カバーを拭くだけでも変わります!

ただし、夏の終わりにハンディ扇風機を保管する際に、掃除をして柔軟剤で仕上げたとしても、翌年にはその効果は薄れてしまっています。

またハンディ扇風機を使う時期がきたら、使用前に柔軟剤を塗っておくことで予防効果は発揮されますので、多少手間ではありますが、お試し頂ければと思います。

ちなみに、わたしはよく換気扇のフィルターを掃除した後にも水で薄めた柔軟剤で拭いていますが、以前よりも汚れにくくなったなと実感しています♪

 

 

prismateのハンディ扇風機は掃除が簡単

掃除をすることを考えたら、やはりカバーの取り外しができるハンディ扇風機の方が圧倒的に掃除はしやすいですよね。

そこでおすすめなのが、prismateのハンディ扇風機です。上画像のようにカバーの取り外しが可能なので、中の羽まできれいに掃除することができます。

また、見た目もシンプルで可愛く、持ち手も折りたためるので、卓上へも置いて使用することも可能!

さらに、付属のトレーにアロマオイルを垂らして本体へセットすると、風と共にアロマの良い香りが広がります。

音も静かなので、場所を気にせず使えることも嬉しいポイントです!

他にもカバーの取り外しができるハンディ扇風機がありますのでご紹介します。ぜひとも参考にしてみて下さい。

 

カバーの取り外しが可能なハンディ扇風機

Homasy携帯扇風機

カバーの部分を回すだけで取り外しができるので、ドライバーなどの道具もいらず手軽で簡単です。

本体は水気厳禁ですが、カバーはそのまま丸洗いできるのでお手入れも楽々ですね。

首も180度自由自在に曲がりますので、好きな向きで風を当てることができます。

本体と羽とカバーで色合いも違い、おしゃれでとても可愛いですね♪

 

4WAY携帯扇風機

ワンタッチでカバーの取り外しができるのでとても簡単に手入れが可能です。

取り外したカバーはそのまま丸ごと水洗いができますので、清潔さを保つことができます。

また、掃除のし易さもさることながら、商品名の通り「手持ち」「首掛け」「卓上」「巻き付け」の1台4役の使い方ができる点も魅力の1つです。

「巻き付け」は、例えばジメジメとした雨の日にも傘の柄にハンディ扇風機を巻き付ければ、両手が塞がってしまうことなく使えるのでとても便利です。

さらに、扇風機として使用しない時はモバイルバッテリーとしても利用が可能なのです!

「掃除のしやすいハンディ扇風機が欲しい」「多様な使い方のできるハンディ扇風機が欲しい」等々ご希望の方へは、ぜひともおすすめしたい商品の1つですね♪

 

 

まとめ

今回は、ハンディ扇風機の掃除方法からおすすめの商品までご紹介させて頂きました。

  • 分解できるハンディ扇風機は、カバーと羽の部分をウェットティッシュや水で濡らして固く絞った柔らかめな布で優しく拭き取る
  • 油分を含んだホコリが付着していて落ちにくい場合は、重曹や中性洗剤を水で薄めたもので拭き取り、その後水拭きして仕上げる
  • 分解できないハンディ扇風機の掃除には、綿棒やエアダスター、エアブロワー、掃除機などを使い、外側からカバーや中の羽についたホコリを払い落とす
  • 掃除後の仕上げとして、柔軟剤を水で薄めたものに浸した柔らかめな布を固く絞ってから、カバーや羽の部分を優しく拭いておくと、ホコリやゴミが付きにくくなる

ハンディ扇風機もただ風が出るだけのものではなく、モバイルバッテリーやミストとしても使えるなど年々多様化されているので、どの商品を購入するかも迷ってしまいますよね。

定期的に掃除をしてあげればバッテリーも長持ちするので、用途別にいくつか持っておいても損はないと思います。

お気に入りのハンディ扇風機はシーズンが終わったあともしっかりとお手入れをして、長く使い続けられるようにしてみて下さいね♪

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