日焼け止めをしっかり塗ったので、今日は絶対に日焼けしないぞ!!
日焼け止めをしっかり塗って家をでたのに、帰宅すると日焼けしていた…
そんな悲しい経験がある人も多いのではないでしょうか?
実は日焼け止めには有効時間があることをご存じですか?
塗ってから時間が経ってしまった日焼け止めは効果が減少してしまうことも…
では、どのくらいの時間で日焼け止めを塗りなおせば良いのか知っておきたいですよね。
なんと、老化の原因の8割は紫外線と言われています。
UVケアはしっかりとしておきたいけど、忙しい毎日の中でどうやって塗り直しすればいいのか分からない…
そんな人に日焼け止めの有効時間と効果的な塗り方・塗りなおし方法について詳しく解説します!
日焼け止めの有効時間は?
日焼け止めの有効時間は塗ってから2~3時間とかなり短い時間です。
日焼け止めに様々な種類がありますが、有効時間はどれも基本的にこのくらいと覚えておきましょう。
日焼け止めには++や20、30などの記号が書いてありますよね。
この記号が日焼け止めの効果について表していて、数字や記号が多いほど効果が高くなることは皆さんご存知かと思います。
「+」の記号で表されているPAは紫外線A波から肌を守る効果がどれぐらい続くのかを表しています。
30や50などの数字で表しているSPFは紫外線B波から肌を守る効果がどれぐらい続くかを表しています。
紫外線A波とは
肌の奥深くまで到達し、シミやたるみの原因になる紫外線
雲や窓ガラスも通り抜けることができるので、室内にいる場合もケアが必要
紫外線B波とは
肌の表面に炎症を起こし、シミの原因になる紫外線。肌が赤くなったりなどの炎症を起こす原因になる
では数字の高い日焼け止めを選べば効果がずっと続くかというと、そうではありません。
数値が高い日焼け止めは肌への負担が大きいので、日常的に使っていると肌トラブルの原因になってしまうので、日焼け止めを場面に合わせて使い分けることが大切です。
また、塗った日焼け止めが汗や水で取れてしまう事がよくあります。
日焼け止めが取れてしまっては、表示通りの効果が続かなくなってしまいます。
なので、日焼け止めの効果を持続させるには塗り直しをすることが必要になってきます。
また、日焼け止めは肌になじんでから効果が発揮されます。
日焼け止めを塗る時は肌になじませてから外出するようにしましょう。
日焼け止めの有効時間を最大限に発揮する塗り方
外出の15~30分前に塗る
みなさんは日焼け止めを塗った後に、すぐ外に出ていませんか?
日焼け止めは肌になじんでから効果を最大限に発揮するので、塗った後15~30分ほど時間をおいてから外出するようにしましょう。
スキンケア後に少し待ってから塗る
朝、日焼け止めを塗る際は、スキンケアの後に塗ると思います。
この時にスキンケアをした後すぐに日焼け止めを塗っていませんか?
スキンケア後すぐに日焼け止めを塗ると、スキンケアが肌になじんでいない為、日焼け止めがモロモロとした白いカスになって浮いてしまうことも!
スキンケアした後は5分ほど待って、肌になじませてから日焼け止めを塗るようにしましょう。
日焼け止めを塗る順番を守る
朝、顔への日焼け止めはメイクをする前に塗るようにしましょう。
日焼け止めの後に化粧下地を塗り、ファンデーションという順番で塗らないと、メイク崩れの原因になってしまいます。
日焼け止めの塗り直しのタイミングは?
日焼け止めの有効時間は2~3時間なので、有効時間が切れる前に塗り直しすると良いでしょう。
働いている人であれば、朝の出社前に日焼け止めを塗った後は、お昼休みに入る前に1回塗りなおすと良いでしょう。
夕方も意外と紫外線が多いので、14時15時ごろ、もしくは退社前にもう一度塗りなおしてください。
また、外出しない日でも日焼け止めは塗るようにしましょう。
先ほどご紹介したように紫外線A波には、窓ガラスも通り抜ける性質を持っているので、部屋にいる場合も紫外線ケアは必要です。
部屋にいる場合は、SPFやPAが低い日焼け止めを選ぶと、肌へも優しく、日焼け止めを塗っている不快感もあまり感じないでしょう。
ただし、部屋にいる場合も2~3時間おきに日焼け止めを塗りなおすことを忘れないようにしましょう!
次に塗りなおし方法について詳しく解説していきます。
効果的な塗り直し方法
顔の塗り直し
メイクの上からどうやって塗りなおせばいいの?
こまめに塗りなおせと言われても日焼け止めを塗った上にお化粧をしているから塗りなおせないよ…
私もこれまでメイクの上から日焼け止めをどう塗りなおせばよいのか、方法が分からないため、やっていませんでした。
日焼け止めを塗りなおすといっても、クリームやジェルの日焼け止めを塗りなおさなくていいんです!
顔への塗りなおしにはUVカット効果のある日焼け止めパウダーを使用します。
使い方はとっても簡単で、メイクの上からパウダーをはたけば大丈夫です。
手順
- ティッシュなどで余分な汚れや油分をおさえます。
この時にメイクの崩れがある場合は化粧下地などでふき取るといいですよ。 - UVカット効果のあるパウダーをパフやブラシではたきます。
私は外出の際の塗りなおしは、このように日焼け止めパウダーを使っています。
化粧室に行ったタイミングで、ティッシュでおでこや鼻など皮脂が目立つ個所をティッシュオフしてから、日焼け止めパウダーをブラシでサッとはたいています。
とっても簡単で時間もかからないので、化粧ポーチに入れておくと便利ですよ!
唇の塗り直し
忘れやすい箇所ですが、唇も日焼け対策が必要です。
唇は皮膚のバリア機能が弱いパーツなので、日に焼けてしまうと乾燥を引き起こし、ひび割れやくすみの原因になってしまいます。
UVカット機能つきリップクリームを使って日常的にしっかりケアを行いましょう。
体の塗り直し
体への塗りなおしの時は、スプレータイプとスティックタイプの日焼け止めを使用するのがオススメです。
スプレータイプの日焼け止め
スプレータイプは簡単に塗りなおすことができるすぐれものです!
塗り直しずらいうなじなどにもさっと吹きかけることができるので、手軽に塗り直しをすることができます。
また、髪にも対応しているスプレーであれば、体の塗り直しと同時に頭にもスプレーすれば、髪のUVケアをすることができます!
髪が日焼けをしてしまうと、髪のパサつきや抜け毛の原因になるのであわせてケアをしたいですね。
スティックタイプ
スプレータイプ同様、手を汚さず手軽に塗りなおせるということで人気のスティックタイプも塗り直しに便利な日焼け止めです。
スプレータイプは室内などまわりに人がいる場面で使用する場合、匂いやスプレーが舞ってしまうことが気になって使えない人もいるかと思います。
そんな場合でも、スティックタイプだったら気にせず使用することができますよ。
最近ではドラッグストアでもスティックタイプの日焼け止めを購入することができるので、ぜひチェックしてみてください。
(番外編)飲む日焼け止め
肌に塗るタイプではなく、飲む日焼け止めがあるのをご存知でしょうか?
飲むことで日焼け止め効果を発揮してくれるので、中々日焼け止めを塗りなおすことができない方は取り入れてみても良いかもしれません。
日焼け止めの使用期限
去年の日焼け止めが余っていたので、もったいないら使い切ってから新しいのを購入しようとしたことはありませんか?
実は古い日焼け止めを使うことは、肌に良くないんです。
古くなった日焼け止めは、化学成分が変化してしまい日焼け止めの効果が薄れしまっているばかりか、お肌に負担をかけてしまい炎症になってしまうことも…
なので、日焼け止めは開封してから1年以内のものを使用しましょう。
去年使用していたものが残っている場合は、もったいないですが古い日焼け止めは捨てて、新しいものを使用しましょう!
まとめ
- 日焼け止めの有効時間は約2~3時間
- 日焼け止めの効果を最大限に発揮するには外出の15~30分前に塗り肌になじませると良い
- スキンケア後にすぐ日焼け止めを塗ると、メイク崩れの原因になるので、スキンケアした後少しおいてから塗る
- 日焼け止めをぬる順番は、日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順で塗る
- 塗り直しのタイミングは2~3時間ごとの、昼休みと14~15時ごろか夕方にする
- 顔の塗り直しはパウダータイプの日焼け止めを使えばメイクの上から塗りなおすことができる
- 唇のUVケアは忘れがちなので、UVカット機能付きリップクリームでこまめにケアする
- 体の塗り直しは、スプレータイプやスティックタイプの日焼け止めが便利
- 日焼け止めの使用期限は開封してから1年以内のものを使う
いかがでしたでしょうか?以外に日焼け止めの有効時間が短くてびっくりしたのではないでしょうか。
今回ご紹介した塗り直し方法はとても簡単なので、毎日の生活に取り入れやすいのではないかと思います。
お肌の為にも継続して日焼け対策を行っていきましょう!
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