布団が重いと疲れるって本当?!理由や選び方を分かりやすく解説!!

生活お役立ち情報

みなさんは布団が重いと疲れるって思った事ありますか?私は冬になると腰痛、肩こりや疲れに悩まされていました。

きっとそういう事を感じている人は、たくさんいるのではないでしょうか。ずっとどうしてかな?と思っていましたが…やはり、そうでした!布団が重いと疲れるんです!!

でも、全部が全部、それにあてはまらないのですけどね!それにはちゃんとした理由があったんです!

  • 布団が重すぎると体が痛くなりやすいの?
  • 布団が重いと血行不良を起こす?
  • 布団が重い方が落ち着く?
  • 布団の重さは自分だとどれくらいがいいのだろうか?
  • どんな布団を選べばいいんだろう?

こんな疑問を分かりやすく解説していきたいと思います!

 

 

布団が重いと疲れる人はこんな人!

布団が重いと疲れる人は、血液の流れが良くないという場合が多いです。詳しく説明していきますね。

 

布団が重いとなぜ血流が悪くなるの?

これは、血液の循環が悪くなることが原因と言われています。

布団が体を圧迫し、寝返りも打ちにくくなるためです。布団があまりにも重い状態で寝ていると疲れるのですね。

寝ている間に血行不良になっている場合は、起きた後にしんどくなります。質の良い睡眠をして、起床時に疲れを残さないようにしたいですね。

 

寝返りは必要?

布団が重くて寝返りが打てないと、血行不良になり睡眠が充分に得られない状態になります。睡眠不足からくる疲れとなるわけです。

ずっと長い時間動かないと、体が固まってしまいますよね?

寝返りを打たないと床ずれの原因になったりもします。高齢者の方や体が自由に動かしづらい方、小さなお子さまは呼吸もしにくくなりますので特に気をつけた方が良さそうですね。

寝返りを打つことによって布団内の空気が入れ替わり、湿度や温度がちょうどいい環境になり睡眠を妨げることなく眠れます

理想的な寝床内環境の温度33±1℃、湿度50±5%を目指して、季節や室温に応じて掛け布団や毛布などを使い分けましょう。下図のような組み合わせがおすすめです。

引用:nishikawa

 

 

布団が重いと腰痛や肩こりになりやすい

血流が悪くなると睡眠不足になり、疲れると説明しました。寝返りが打てないと体の重みが一点集中になり、腰や肩に負担がかかります

目が覚めた時に腰と肩が痛くなっているのはそのため。冷え性にもなりやすいですね。

寝返りをたくさんしている方は腰痛になりにくいそうですよ!知らず知らずにしていた寝返りが、腰痛や肩こりの予防になっているんですね!

1日で20~30回は打っているそうですが、そんなにもしているんですね!気が付いていないだけでちゃんと体勢整えているってすごいですよね。

 

腰痛と肩こり対策

まずは自分にあった重さの布団に変えましょう。腰痛・肩こりは予防も大切です。

  • 毎日、寝る前にたっぷりのお湯を張った湯船に浸かり血行促進
  • ストレッチをして体を緩めてリラックス
  • お風呂にアロマオイルを垂らしたり、アロマポットなどで焚くのも良し
  • 寝ている時の体勢にも気をつけよう!!特にうつ伏せやツラい体勢は気をつけよう

疲れ、腰痛、肩こりは全て重い布団のせいではありません。しかし、朝に目が覚めた時にそれらの症状が合った場合は重い布団が原因のようですね。辛くなる前に予防をしましょう。

あまりにも症状がひどい場合は医療機関で診察を受け、治療してくださいね。

 

 

布団は重いほうが熟睡できるという人がいるのは何故?

布団が重いと疲れやすい、肩こりや腰痛になりやすいとお伝えしましたが、反対に布団が重いと良く眠れるという人もいるようです。

重い布団で何故リラックス効果が得られるのか、詳しく見ていきましょう。

 

副交感神経が優位に立つとは

自律神経には交感神経副交感神経の2つがあります。副交感神経とは何か調べてみました。

自律神経のうち臓器や器官などの働きを抑制させる神経系。

副交感神経は自動車ではブレーキに該当し、盛んに働いているときには血管を拡張させ、心拍数を下げ、血圧を下降させます。

また、呼吸が深く、ゆっくりとなり、胃が収縮して胃液の分泌が増えて消化が促進されます。副交感神経の働きが過剰になっているときには下痢を起こすこともあります。

ぬるめのお湯で入浴すると副交感神経の働きを盛んにすることができます。

引用:日本健康倶楽部

重い布団で熟睡できるということは、リラックスして副交感神経が優位になっている証拠です。

重い布団で体を適度に圧迫する事によって、交感神経の興奮状態が抑制され、副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位に立つと、このような効果があります。

  • リラックス効果
  • イライラ・不安の軽減
  • ストレス緩和
  • 血流を促す
  • 唾液を増やす

いいことずくめですね!

発達障害・不安障害・うつ・PTSDなどを抱えている方にとっては心を落ち着かせる効果があるのは良いですね。

不眠症・慢性疼痛・認知症などにも有効といわれています。

副交感神経が過剰に働くのは良くなさそうですが、布団が重い状態でのリラックス効果は期待したいですね!!

 

重い布団でオキシトシン?

布団が重いと副交感神経が優位になる話をしました。これ以外にも、重い布団で寝ると体にフィットして安心しますよね。それはオキシトシンが分泌されているそうです♪

オキシトシンは「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」と呼ばれているホルモン

人やペットなどと抱きしめあったり、スキンシップによって増えるホルモンです。不安な気持ちを軽くさせ、幸せを感じるようになると言われています。

適度な重さの布団によって安心感を与え、オキシトシンが分泌されます。

ちょうどいいい重さでフィット感が良い布団だと、抱きしめられているみたいで安心しますよね。

重い布団にもメリットがあることが分かりました。ではどんな布団が良いのでしょうか?次で詳しくお伝えしていきますね。

 

 

布団は重いほうがいい?軽い方がいい?

個人的に言えば、私は布団は重い方が好きですね。体に圧がかかって何とも言えない感じがいいんです!なんだか落ち着きますしね。

結局、布団は重い方がいいのか、軽い方がいいのか気になりなすよね?細かく説明していきます。

 

布団は体重1割程度の重さを選ぶべし

布団は体重の1割程度の重さが良いとされています。大人女性だと体重にもよりますが、4~5kg前後くらいが安眠しやすいです。

重みがある分スキマが空きにくく、しっくりフィットします。そしてズレにくく体になじみやすい布団がオススメです。

布団がズレて寒くなり目が覚めることはなさそうですね!布団の種類によっても重さが違います。平均はこのような感じですね。

羽毛布団 1.2kg前後
ポリエステル布団 2kg前後
綿ふとん 4.5kg前後

汗をかくなど、吸湿されて元々の重さより重くなることもあります。ですので通気性の良い布団を選ぶと良いでしょう。

良い布団の条件は、保温性と吸湿性もあり、柔らかくて手触りがいい商品です

寝ている時に冷えたりすると、トイレに行きたくなり中途覚醒をする場合もあります。そこでまた安眠できない事態になりますので、就寝前の水分補給には注意しましょう。

あわせてパジャマも同じく保温性があり、締め付けないゆったりめのサイズが良いそうです。

 

重い布団は何でできているのか

散々、重い布団の事を書いてきましたが、そもそも重い布団って何からできているのか気になりますよね!

軽い布団は、だいたい羽毛布団やポリエステル・アクリルからできています。ふんわりして気持ちいいですよね。

そして重い布団は、真綿や木綿からできています。真綿は動物から採れる繊維で、蚕(かいこ)などからできています。木綿は綿花と言われる植物から採れる繊維でできています。

そして、これらの布団は寝汗などによりさらに重くなる場合もあります。こんな違いがあったなんて知ってました?

最近はあえて重く作った布団も売られているんですよ。「加重布団」や「ウエイトブランケット」という商品名で販売されています!

ウエイトブランケットは小さいプラスティック素材・ガラスや金属からできているビーズが入っていて、重くなっています。

このウエイトブランケットはものによりますが洗濯不可の商品が多いようです。

洗えないとなると大変そうですが、冬場の布団は頻繁に洗わないと思いますので、カバーなどを付けてなるべく清潔に保つようにしましょう。

 

ちなみに、重い布団にはこのようなデメリットもあります。

  • 布団を買いに行った帰りは大変!持ち帰りには車が必要
  • 押入れに片づける時や布団干しの時に大変
  • 夏は暑いので掛けることができない
  • 洗濯ができない

夏は綿布団だと暑くて逆に眠れずに睡眠不足になりやすいので、薄いけれど適度に重さのある、夏用の接触冷感の布団がおすすめです。

 

軽い布団の方がおすすめの人

  • 小さいお子さん
  • 高齢者
  • 極度に筋力がない人
  • 障害などがあり寝返りが打てない人
  • 呼吸器系の病気の方
  • 圧迫感が嫌いな人

これらの方たちは眠りづらくなる、危険な場合もあるので、軽い布団の方が良いでしょう。

小さいお子さんは呼吸がスムーズにできない等あるので、もし重い布団で寝るのであれば、大人が近くで見守ってあげましょう。

 

 

まとめ

  • 布団が重いと寝返りが打ちづらい
  • 布団が重いと体が圧迫されて血行不良、睡眠不足から疲れやすくなる
  • 布団が重いと血流悪化により腰痛や肩こりになりやすい
  • 布団が重いと副交感神経が優位になりやすく、安心感を与えリラックス効果を得やすいというメリットもある
  • 布団の多さは自分の体重の1割程度の重さがおすすめ
  • 布団が重いことのデメリットもある
  • 小さなお子さんや高齢者、病気の方は軽い布団の方が良い

布団の重さによって、メリットもあればデメリット、気を付けなければいけない事もあると分かりました。

布団は適度な重さを選べば安眠効果があり、精神的にも良いのですね

少しでも快適な環境にして快眠を心がけたいものですね。愛情ホルモンたくさん出して、幸せな睡眠時間を確保しましょう!

 

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