季節の移り変わりや紫外線。肌にとって、ダメージの増える時期ですよね。
紫外線を防ぐために、SPF値の高い下地や化粧品を使うことも多いと思います。
でも使用後はクレンジングでしっかりメイクや日焼け止めをを落とさないと、肌荒れの原因に繋がります。
だからと言って、肌の潤いバリアを全部剥がしてしまうようなクレンジングを繰り返すのはもっと危険‼︎
そこで、肌の潤いをなるべく保ったままメイクも落とせるという画期的なクレンジング方法として、ベビーオイルを使ったクレンジングが話題になっています。
こちらの記事では、そのベビーオイルを使ったクレンジングのメリットやデメリットについて、まとめてみました。
ベビーオイルをすでに持っているという方も、スキンケアの参考にどうぞ!
ベビーオイルを使ったクレンジングのメリットは3つ!
ベビーオイルを使ったクレンジングって、ちゃんと化粧が落ちるのかな?と不安になる方もいらっしゃるかと思います。
ベビーオイルを使ったクレンジングはこの3つ。詳しく見ていきましょう♪
- 肌への負担が少ない
- 保湿成分が多く配合されている
- 皮膚汚れになじみやすい
まず、ベビーオイルはまだまだバリア機能の少ない赤ちゃんの肌にも使えるように、保湿成分として油分が多くなっています。
赤ちゃんの肌に使えるということは余計なものが含まれていないので、安心して使えますね。
そしてミネラルオイルがベースになっていて、保湿成分が多く配合されています。
そのために、肌の保湿に必要な皮脂を守りながらメイクを浮かせて、落ちやすくすることができるのです。
最後に、ベビーオイルは角栓や毛穴につまった皮脂汚れになじみやすく、毛穴汚れが気になるときのケアにも最適です。
ベビーオイルを使ったクレンジングのデメリット
ベビーオイルを使ったクレンジング、肌には優しい分、その洗浄力にはちょっと問題がありそうです。ここで、デメリットについてもお伝えします。
- 洗浄成分は含まれていない
- 肌荒れを悪化させることもある
- クレンジング後の洗顔をしっかり行う必要がある
ベビーオイルは元々赤ちゃんの肌の潤いを守るためのオイル。化粧を落とすための界面活性剤や洗浄成分は含まれていません。
洗浄力を期待してがっつりメイクを落とそうとするのは、無理があるかもしれませんね。
またベビーオイルは油分が多いため、ニキビや赤み、かゆみなどの肌荒れが目立つ場合は悪化を促してしまう可能性があります。
特に肌が荒れている時は、目立たない部分で肌の状態をチェックしながら試してみることをおすすめします。
そして、油分の多いベビーオイルはクレンジング後の洗顔をしっかりしなくてはならないため、洗顔に時間をかけたくない人には向かないでしょう。
オイル特有のテクスチャーもあるので、ぬるつきが気になってしまう方は別のクレンジングを選んだ方が良いかもしれませんね。
ベビーオイルを使ったクレンジングのやり方
肌に優しいベビーオイル。肌にすりつけたりゴシゴシしてしまってはその効果も半減どころか、かえって肌にダメージを与えてしまうことも。
ここで、きちんとしたクレンジングの方法をご紹介します。
①先にポイントメイクを専用のリムーバーで落としておく
ベビーオイルを使う前に、マスカラやアイシャドウ、口紅など落ちにくい成分が入っている化粧品は、クレンジング前にそれぞれ専用のリムーバーを使って落としておきましょう。
洗浄成分の入っていないベビーオイルでは落としきれないことがあるからです。
②ベビーオイルは乾いた手に落とす
ベビーオイルは乾いた手に出しましょう。手が濡れているとちょっとした化学反応が起こり、乳化してしまいます。
乾いた手のひらの中でオイルを少しの間、やさしくくるんで体温で温めてあげると、顔につけたときに肌なじみが良くなります。
③ベビーオイルを肌に置くように馴染ませる
手のひらのベビーオイルは指で少量ずつポンポンと肌に置いていきます。
こすったり、クルクルとマッサージしないようにするのがポイントです。
軽く肌の上をタッチしながら、ベビーオイルをムラにならないように顔全体になじませていきます。
④ベビーオイルの油分をティッシュでオフする
ベビーオイルが肌になじんだら、ティッシュで優しく肌を押さえるようにしてベビーオイルの油分を吸い取ります。
ここでやりがちなのは、ティッシュで拭き取るときに肌をこすってしまうこと。
せっかく今まで優しくデリケートに扱っていた素肌ですが、ティッシュによって摩擦を起こしてしまってはかえって水の泡。肌荒れの原因になってしまいます。
ふわっとティッシュを肌に乗せたら、優しく上から押さえるようにして、油分をティッシュに染み込ませます。
小鼻の脇や口周りなどの細かいところはティッシュを折り畳んで押さえると良いでしょう。
⑤洗顔料で手早く肌に残った油分を洗い流す
ベビーオイルを丁寧にティッシュオフしたら、残った油分は洗顔料で洗い落としましょう。
この時も、洗顔で肌を擦らないように注意します。泡タイプの洗顔料がおすすめです。
洗顔料を肌の上に乗せたら、手早くぬるま湯で洗い流しましょう。この時も摩擦を起こさないように洗い流しましょう。
この方法でベビーオイルのクレンジングを試してみても、必ずしも肌にあうとは限りません。
けれど、肌が弱くて普通のクレンジングであうものがなかなか見つからない、というような方は一度試してみてはいかがでしょうか。
ベビーオイルを使った角質オフの方法
ベビーオイルは肌馴染みが良いので、小鼻周りの角質をオフするのにも向いています。
- 蒸しタオルで肌を温め、鼻の毛穴を開く
- ベビーオイルをたっぷり含ませた綿棒で鼻をマッサージする
- タオルやティッシュで優しくベビーオイルを拭き取る
- ぬるま湯で残ったオイルを洗い流す
- 洗顔後、しっかり保湿する
マッサージや洗顔する際もゴシゴシこすらず、なでるようにすると肌への負担が少なくて済みます。
また、ベビーオイルは勿体ぶらずにしっかり使いましょう!綿棒にたっぷり湿らせると、肌滑りが良くなりますよ。
ベビーオイルで乾燥肌を保湿しよう
べビーオイルは赤ちゃんだけでなく、大人の肌のマッサージにも向いています。
手のひらで少し温めて、手全体に広げていきながらマッサージをしていくと、血行も良くなり、ハンドクリームがわりになります。
また、爪に塗って、クルクルと指を使ってマッサージをすると、爪に艶と潤いが与えられるので、ネイルケアとしてもおすすめです。
まとめ
ベビーオイルを使ったクレンジング、保湿が期待できるだけでなく、スキンケアという観点から、色々と効果があることがわかりました。
- ベビーオイルのクレンジングは保湿成分が多く、肌の負担が少ない
- 皮脂汚れになじみやすい
- 洗浄成分が含まれていない
- 肌荒れが悪化してしまう場合もある
- オイルが苦手な人にはむかない
- クレンジング前にポイントメークをオフしておく
- クレンジングする時は肌にこすりつけず、乾いた手で肌にオイルを置いていく
- メイクが浮いてきたらティッシュで軽く抑えて油分ごと吸い取る
- 洗顔でオイルと化粧を洗い流す
- ベビーオイルはネイルケアにも使える
- ベビーオイルで小鼻の角質ケアができる
ベビーオイルを使ったクレンジング方法は、全ての人の肌質にあうとは限りません。
とはいえ、元々赤ちゃんのスキンケアのために生まれたベビーオイル、大人の肌にも優しい使い心地です。
乾燥肌でお悩みの方や自分の肌質に合うクレンジングが見つかっていない方は、一度試してみる価値あり!ですね。
労ってあげた分、肌はきちんと答えてくれますよ。自分に合ったスキンケアをみつけて、毎日お手入れしてあげることで、肌の元気を取り戻しましょう。
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