皆さん夏の準備はできていますか?夏といえば、おうち時間に欠かせないのがエアコンです。
本格的な稼働を前に、トラブルなくスムーズに使いたいですよね。
でも、いざ使おうとしたときに不具合が…なんてことはよくある話。あれ?エアコンのルーバーが閉まらなくて、風向きが調整できない!
冷気の当たりやすさにムラができてしまい、思わず「寒っ!」と言わずにはいられなくなってしまうでしょう。
そこでこの記事では、ルーバーが閉まらない原因を特定し、ルーバーが設定どおり動くように修理する方法をご紹介します。
エアコンのルーバーが閉まらない原因
エアコンのルーバーが閉まらない場合は、以下の2つに起因します。
- ルーバーそのものが損傷している
- ルーバーを動かすモーターの故障
ルーバーの損傷の場合は、自分で取り替えて交換できます。交換後はたいてい元通りに動きますので安心ですね。
ですが、モーターの故障の場合は専門の業者にお願いする必要があります。
エアコンのルーバーが閉まらない!ルーバーとは何なのか?
さて、エアコンのルーバーとは、風向きを調整するときに動く吹き出し口のフィンのような部分です。
普段聞きなれない言葉なので、ルーバーって何?と思ってしまいますよね。
ルーバーは、エアコンを自分で掃除する際などに、誤って大きな力を加えてしまったり、水をかけてしまったりといったことが原因で破損に繋がることがあるので注意しましょう。
そもそもルーバーとは、細長い羽板を隙間なく平行に並べたものをそう呼ぶようです。主に日除け、雨除け、通風、換気、目隠しの目的で使われています。
エアコンのルーバーが閉まらない原因を特定しよう!
エアコンのルーバーが閉まらなくなってしまったら、まずルーバーかモーターのどちらが原因なのかを確かめましょう。
ルーバーを取り外して、ルーバーそのものに損傷があれば、それが原因です。そうでなければモーターと考えられます。
ルーバーを取り外すには、以下の手順で行いましょう。(※詳しくはエアコンの取扱書を確認しましょう)
- エアコンの電源をオフにして安全確保
- 脚立などで足場を確保
- ルーバーの中央部分を引っ張るように取り外す
- ルーバーの両端部分を取り外す
次は原因の特定です!ルーバーが取り外せたところで、エアコンの電源をつけて風向を変えてみましょう。
そこで風向が変われば、モーターは正常に動くとわかります。変わらなければ、ルーバーが故障の原因ではなく、モーターが故障していると判断できます。
- 風向が変わる → ルーバーの損傷 → ルーバーの交換
- 風向が変わらない → モーターの故障 → 業者さんに委託
風向の変化がわかりにくい場合は、リモコンの風向き表示が設定と同じようになっているかを参考にしてみてください。
さて、ルーバーが損傷していると分かった場合は、エアコンの型を確認して新しいルーバーを購入し、取り付けましょう。
取り付け方は製品によっても異なるので、ルーバーの取扱説明書に従いましょう。その後、エアコンの電源を入れ直して確認しましょう。
そして問題は、モーターが故障している場合。自分では修理が難しいので、業者さんにお願いしましょう。
まとめ
- エアコンのルーバーが閉まらないのは、ルーバーそのものが損傷している、ルーバーを動かすモーターの故障という2つの原因がある
- エアコンのルーバーとは、吹き出し口にあるフィンのような部分のことを呼ぶ。エアコン掃除などの際に、破損につながることがあるので注意しよう
- エアコンのルーバーが閉まらなくなったら、まずは説明書を参考にルーバーを取り外して、破損していないかを確認しよう
- エアコンのルーバーを取り外した後、そのまま稼働させて風向を変えてみる。風向が変わらなければ、モーターが故障していると判断できる
- エアコンのモーターが故障している場合は自身での修理が難しいので、業者に修理を依頼しよう
今回ご紹介したルーバーの取り換えですが、破損しないに越したことはないですよね。
これからエアコンに毎日のようにお世話になる前に、掃除・分解・確認して綺麗に使おうというそこのあなた!
慎重な作業が求められますので、細心の注意を払って快適な夏をお過ごしください。
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