サッと履けて涼しげなスタイルに欠かせないサンダル、普段使いに便利なものの…
「サンダルって、汚れたらどうやって洗うの?」と思ったり、ヘビロテすると匂いや汚れが気になるけど、わからないからそのままなんてことも。
せっかくのサンダルが臭いや黒ずみで汚れたままでは、マイナスな印象になるばかりか、ワンシーズンで買い換える羽目になったり…
ですが、サンダルの素材ごとの洗い方を把握して、家でできる日々のお手入れも行えば、お気に入りのサンダルを長く愛用することができます!
今回の記事は、サンダルの洗い方を知りたい方へ、素材別の洗い方や重曹を使った黒ずみ・臭いとりの実践と報告、日々のお手入れ方法を紹介します。
今回の記事を参考に、お気に入りのサンダルを長く愛用して、賢くおしゃれを楽しんでくださいね。
徹底解説!素材別サンダルの洗い方5選
そもそもサンダルって洗うことができるのか、気になりますよね!
サンダルは洗えます!素材によっては洗濯機でも洗えちゃいます!
サンダルには、どういった素材が使われているのでしょうか?購入したときに、タグを確認すると確実ですが、そうでない方が大半かと思います。
以下に主なサンダルの素材と、水に対応できるのかを表にまとめてみました。
水に弱い素材を水につけて洗うとシミや縮む原因になるため、素材の特性をしっかり抑えて、洗い方を工夫しましょう。
ここからは、素材別のサンダルの洗い方について、詳しく説明していきます。
ラバー(テバ・シャカ・クロックスなど)のサンダルの洗い方
ラバーのサンダルといったら、画像のようなものになります。
【必要物品】
- バケツ
- 歯ブラシまたはブラシ
- タオル
- 中性洗剤(ボディーソープや食器用洗剤でも可)
【ラバー素材のサンダルの洗い方】
- 目に見える汚れをシャワーで流す
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯でつけ置きする
- 歯ブラシやタオルでこする
- 水でよくすすぎ、タオルで拭き取る
- 風通しのよい日陰で干す
ただし、直接日光に当てると変形の恐れがあるので注意!
布製やリネンなどのサンダルの洗い方
布製のサンダルといったら、以下のようにデザインの一部に、布やリネン素材などが使われています。
【必要物品】
- バケツ
- 歯ブラシまたはブラシ
- スポンジ
- タオル
- 靴用もしくはおしゃれ着用洗剤
【布製やリネン素材のサンダルの洗い方】
- 歯ブラシまたはブラシで、ブラッシングにて土や砂ほこりを落とす
- ぬるま湯におしゃれ着用洗剤を薄めてたものを歯ブラシまたはスポンジにしみこませる
- 歯ブラシまたはスポンジで優しくこする
- 乾いたタオルで水気を拭き取る
- 風通しのよい日陰で干す
色落ちする場合があるため、中性洗剤などでは使わない!装飾や革素材が使用されていたら水洗いは不可!
ウエッジソールの汚れのみや水洗いができない場合は、固く絞ったタオルで部分的に叩き、水気を拭き取るとよいです。
コルク素材のサンダルの洗い方
コルク素材は、画像のように涼しげな雰囲気がありますね。
【必要物品】
- バケツ
- 歯ブラシまたはブラシ
- スポンジ
- タオル
- 中性洗剤(ボディーソープでも可)
【コルク素材のサンダルの洗い方】
- 歯ブラシまたはブラシで、ブラッシングにて土や砂ほこりをおとす
- 中性洗剤を少量の水で溶かしよく混ぜて洗浄液を作る
- 歯ブラシまたはスポンジを洗浄液をつけ、汚れている部分を優しくこする
- 絞ったタオルで水拭きする
- 風通しのよい日陰に干す
- 乾燥後したら乾いたブラシなどで優しく全体をブラッシング
コルク素材は、水に濡らしすぎたらシミや傷みの原因になるためタオルやスポンジは、よく絞って短時間の使用にしましょう。
本革・合革のサンダルの洗い方
本革や合革のサンダルは、きちんと感が出てカジュアルにもフォーマルにも活用でき便利です!
【必要物品】
- 革専用のクリーナー(あれば便利)
- 歯ブラシまたはブラシ
- バケツ
- スポンジ
- タオル
- 弱酸性洗剤
- 革用保湿クリーム(あると便利)
- 靴用消しゴム型クリーナー(あると便利)
【本革・合革素材のサンダルの洗い方】
- 細かな土や砂ぼこりをブラシでおとす
- 革専用のクリーナーがある場合は、革の部分にタオルで優しく塗る
- クリーナーがない場合は、少量のぬるま湯に弱酸性洗剤を入れて洗浄液を作る
- タオルに洗浄液を含ませ、固く絞り汚れた部分を軽く拭く
- それでも汚れが落ちない場合は、消しゴムタイプのクリーナーまたはブラシで優しくこする
- 乾いたタオルで水分をしっかりを拭き取る
- 風通しのよい日陰で乾かす
- クリーナー後や水拭きした後は、革専用の保湿クリームを塗る
スエード・ムバック(ビルケンシュトック)のサンダルの洗い方
写真はムバック(ビルケンシュトック)のサンダルになります。
わかりにくいですが、青いベルトのところが、スエード製になっており、表面が少し毛羽立ち暖かい印象になっています。
【必要物品】
- バケツ
- 歯ブラシまたはブラシ
- スポンジ
- タオル
- 中性洗剤(ボディーソープでも可)
【スエード・ムバック(ビルケンシュトック)素材のサンダルの洗い方】
- サンダル全体をスエードの毛並みに逆らってブラッシングし、土や砂ぼこりを落とす
- ぬるま湯で濡らしたタオルを部分的にスエード部分へ抑え拭きの要領で濡らしていく
- ぬるま湯で濡らしたスポンジに中性洗剤をつける
- スポンジを泡立て、サンダルの外側も内側、インソールを洗う
- 水に濡らしたスポンジをよく絞って、サンダルについた洗剤を吸い取るように除去する
- タオルでよく拭き取る
- 風通しのよい日陰で乾かす
- 乾燥したら、ブラッシングで毛足を逆立ててから寝かせて整えてください。
いきなり水を染み込ませてしまうと、シミになってしまうので注意!
続いては、家にあるあるものを使って手軽にできるサンダルの黒ずみや臭いの除去方法を解説します!
サンダルの洗い方は重曹でも大丈夫?
サンダルの素材別の洗い方はわかりましたが、家庭にあるもので手軽にケアはできないか?毎日使っていると、臭いや黒ずみ汚れも気になるところ…
結論からいいますと、重曹で簡単に黒ずみ汚れが除去でき、臭いも軽減することが可能です!
重曹は、弱アルカリ性の性質です。皮脂を分解する効果があり、サンダルの黒ずみ汚れに適しています。また、酸性の臭いを除去する効果あり!
靴の臭い汚れは、酸っぱい臭いがほとんどですよね。これは、皮脂や汗などから発生する酸性の臭いの元であるため、重曹のアルカリ成分により消臭効果が期待できます!
【必要物品】
- バケツ
- タオル
- 2リットルのお湯
- 重曹小さじスプーン1杯
【重曹でサンダルの臭いと黒ずみをとる手順】
- 2リットルに重曹小さじスプーン1杯、お湯で溶かし重曹水を作る
- タオルに重曹水をしみ込ませ、全体をおさえ拭きする
- 何回か繰り返す
- 仕上げに水で濡らしたタオルで拭き取る
- 風通しのよい場所で陰干しする
実際に私が、昨年ワンシーズン使用したこの子で実践してみたところ、ものの10分ほどの清掃でこんなに綺麗になりました♪
素材に関して表記がなかったので断言はできませんが、装飾の部分が布製と靴底がスエード製のようなものでした。
実践前と実践後の写真を見比べますと、黒ずみ汚れが薄くなっています!
臭いに関しては主観になりますが、実践前は少し臭ってましたが、実践後は気にならなくなりました。
第三者として家族に試してもらいましたが、臭いは気にならないとの意見でした。
サンダルの洗い方は洗濯機もOK!?ドライヤーを使っても大丈夫?
サンダルをもっと楽に洗いたい…できれば洗濯機とか使えないの?
はい!サンダルは、洗濯機も利用できます!さらに靴用の洗濯ネットを使用すると、サンダルのダメージが少なくなお良し。
ただし、素材によってはNG。合革素材は製品によって異なるため製品表示を確認すること!
例えば本革や綿、麻は色落ちや縮み、変形するため天然ゴム(ラバー)やEVAといった軽量素材でできたサンダルは、水に強いため洗濯機で洗うことができます。
【必要物品】
- 歯ブラシまたはブラシ
- 洗濯ネット(あれば靴用のもの)
- 酵素系洗剤(あれば使う)
【サンダルを洗濯機で洗う方法】
- サンダル全体の土や砂ぼこりを、歯ブラシまたはブラシで軽く洗い落とす
- 酵素系洗剤がある場合は、酵素系洗剤を40℃ほどのお湯に溶かしサンダルをしばらく漬ける。ない場合は手順3へ
- 洗濯ネットにサンダルを入れて洗濯機にIN
- 弱水流コースに設定し洗濯機のスイッチON
- 脱水がすんだらサンダルを風通しのよい日陰干しに干す
洗ったサンダルがなかなか乾かない…ドライヤーを使ったら、サンダルが、早く乾燥するからいいかも!
ドライヤーをサンダルの乾燥に使うことは、危険ですのでやめましょう!理由は2つあります。
- サンダルが縮んだり傷んだりする
- ドライヤーが加熱する恐れがある
サンダルの素材によっては、熱によって素材が傷む恐れがあります。一度傷んだ素材を修復することは、困難ですので、注意が必要です。
ドライヤーは、使い方が悪いと空気吸い込み口や吹き出し口を塞ぎ、内部のヒーターが急激に過熱すると発火する恐れがあります。
正しいドライヤーの使い方ではないため電化製品部品・材料協議会も注意喚起しています。
サンダルの洗い方をマスターした方へ!長持ちさせるお手入れ7選
気に入ったサンダルは長く愛用したいですよね♪ここでは、サンダルを長持ちさせる日々のお手入れ方法を7選紹介してきますね。
- サンダルを履いた後は、タオルで汗や汚れをこまめに拭き取る
- サンダルを靴箱に片づけるときは、靴用の消臭スプレーを使う
- さらに重曹を詰めたお茶パックを、サンダルの中に入れるとよい
- 同じサンダルを連日ヘビロテしない
- 月に1回は、天気のよい日に洗うこと
- 汚れてきたら洗って汚れと臭いを取る
- フットケアを行う
1日履いたサンダルは、たくさんの汗や汚れを吸っています。サンダルの臭いは、足の皮脂汚れを原因とする雑菌から発生しています。
雑菌が繁殖しやすい環境にしない様、使用後はタオルで拭いたり、消臭スプレーを使用するなどの対策を心がけましょう。
サンダルの保管に関しては、重曹をお茶パックなどに入れて一緒に保管するとよいです。
臭いの成分は酸性のため、その臭いを中和して消す弱アルカリ性の重曹を一緒に入れておくと消臭効果あり!
さらに除湿効果も期待でき、汗などの湿気を防ぎ雑菌の増殖を予防できます。
サンダルは、素材に合わせた方法で定期的に洗うと黒づみ汚れや臭いのケアもできます。洗った後の乾燥も重要ですので、できれば天気がいい日に実施していきましょう!
フットケアとしては、足を湯船に5~10分つけて皮膚が柔らかくなってから、指の間まで泡で洗うようにすると汚れがよく落ちます。
足の裏の角質にひそむ雑菌は、剥がれた角質を食べて臭いの元を作るため、角質ケアも大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回の記事をまとめますと以下った方法で洗っていきましょう。
- サンダルの洗い方は、素材によって違いがある。お手持ちのサンダルの素材を確認し適切な方法で洗いましょう。
- 家庭にあるもので、サンダルの臭い、黒すみや汚れを除去する方法としては、重曹を活用する。実践した結果、汚れ除去と消臭効果を確認!
- サンダルの洗い方として洗濯機も利用できる。靴用の洗濯ネットを使用するとサンダルへのダメージを軽減できる。
- サンダルを洗う際、ゴムやEVA素材のものは洗濯機を使うのはOK。本革や綿、麻素材のものは縮んだり傷みの原因になるためNG。ドライヤーは火災の恐れあるためNG。
- サンダルを長持ちさせるためには、日々のお手入れが重要。毎日連続で使用しない、使用後は汗や汚れを拭き取る、保管時は重曹を入れるなど。
「おしゃれは足元から」というように、意外と靴で印象は変わるものです。デザインが素敵なサンダルも汚れていたら台無しに…
でも、あなたは大丈夫!今回の記事で、紹介したサンダルの洗い方やお手入れ方法を実践して、足元から印象を変えていきましょう♪
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