家を買いたい、収入が増えない、洋服をたくさん買いたい、などと様々な理由でお金を貯めたい方は多いのではないでしょうか。
特に毎日の食事は重なると痛い出費になってしまいますよね。
とにかく食費を節約したい!でもカップラーメンなどでお腹がふくれるだけでは健康も心配…。
そもそも、みんなどれくらい食費がかかっているのか、自分の食費が多いのか少ないのかも分からず不安…。
そんな方々に、今回は6ステップで今日から簡単に食費を抑える方法をご紹介いたします!
食費を抑えるためのポイントや、安い食材の選び方まで!
さらに、2人暮らしの場合、1人暮らしの場合、4人家族の場合、大学生の場合などご自身の状況に応じたコツもご紹介いたします!
この記事を読んで、楽しく食費を抑えることができると嬉しいです!
今日から簡単に食費を抑える方法
まずは、以下の6つのステップに従って現状の把握と目標を定めたうえで食費を抑える行動に移しましょう!
- 1か月にかかる現在の食費を計算する
- 収入と食費のバランスチェック
- 目標を定める
- なるべくまとめ買いをする
- 節約食材を選ぶ
- キャッシュレスで買い物をする
1か月にかかる現在の食費を計算する
まずは、現在特に節約を意識せず使っている食費を計算してみましょう。
そもそもこれ以上節約をする必要がない方もいるかもしれません。
また、一度振り返ることで何が食費の多くを占めるかの原因を追究することもできます。
現状を把握せずにとにかく安い食材を買うというのも、長続きしませんよね。
では早速、先月食費に使用した額を計算してみましょう。
計算方法は自由ですが、何から手を付けていいのか分からない方は以下を参考にしてみてください!
- スーパーで食材を買った額をまとめる
- コンビニやランチなど細かい外食をまとめる
- 飲み会や豪華な晩御飯など、大きな出費をまとめる
あくまでも参考ですので、100%正確でなくても大丈夫です。
気になる方はこれから1か月レシートや記録を残してからまたぜひこの記事を参考にしてみてください!
これでまずは現在1か月の食費を把握できたかと思います。それでは、次のステップに進みましょう。
収入と食費のバランスチェック
計算式は、「食費」÷「総支出」×100
1か月にかかる食費を把握した方も、それが多いのか少ないのか判断するのが難しいと思います。そこで、今回参考にしてほしいのがエンゲル係数です!
ん?学生時代に家庭科の授業で習ったことがあるぞ、と思った方もいるかもしれません。エンゲル係数とは、総支出に対する食費の割合です。
周りと比べるのもいいですが、性格やライフスタイルによって食費は大きく左右されます。
なるべく身近な友達を基準にするのではなく、国全体の平均値を参考にしてみましょう!
自分の収入に対して月にどのくらい食費をかけるのが適切なのかをまずは知ることから始めましょう。
では、ステップ1で計算した食費があると思います。次に、1か月の総支出を計算しましょう。家賃、携帯代などの大きな固定費から順に洋服代や衛生製品など細かいものも含めましょう。
キャッシュレスでの支払いがメインの方は、クレジットカードや銀行残高などを参考にすると簡単です。
それではエンゲル係数を計算してみましょう。計算方法は、「食費」÷「総支出」×100で算出できます。
エンゲル係数の目安は25%といわれています。皆さんは目安と比較してどうだったでしょうか?
目標を定める
現状を把握し、目安と比べて自分の食費に対する理解は深まったと思います。
次に、目標を定めましょう!ただ毎日の買い物の値段を気にしたり、買いたいものを我慢するだけだとなかなか続かないですよね。
現在の食費からどれくらいマイナスするか、収入の差が激しい方はエンゲル係数を参考にするなど、ぜひまずは目標を決めましょう。
なるべくまとめ買いをする
それでは、ついに買い物の実践編です。食費を抑えるうえで一番大事なのは、まとめ買いをすることです!
どんなに細かい数字を意識しても、2-3日に1回の買い物だと合計金額がそんなに多くならないのでつい甘くなってしまいます。
何人家族かなどで頻度は変わってくるとは思いますが、1週間に1度を目標にまとめ買いをしてみましょう。
2人暮らしの場合、5000円程度に収めることも可能です。自炊をメインにする人にとっては一番大事なポイントです。
もちろん食費を抑えるうえで外食が多いと感じる方は減らすとその分差は大きいです。
付き合いなどで難しい方も、外食しない時のおかずなどはなるべく食事ごとに買うのではなく、冷凍食品などをまとめ買いしておくのがおすすめです。
節約食材を選ぶ
さらに次のステップでは、食材の選び方です!野菜にしても、トマトやアスパラガスなどは比較的高いですよね。
もちろん、栄養バランスを考えて様々な食材を取り入れることが一番大事ですが、栄養価もあるのに安い食材を押さえておきましょう!節約食材としてあげられるのは以下の食材です。
これらの食品は、たんぱく質が豊富だったり、ビタミンが豊富だったりと栄養も満点です!買物の時は意識してこれらを買うようにしましょう。
鍋や炒め物など、様々な料理に応用がきくのも嬉しい点ですよね。
キャッシュレスで買い物をする
最後はお会計。ずばり、クレジットカードなどのキャッシュレスでお会計をすることです。
キャッシュレスで支払いをすると、見えないからつい買いすぎてしまいそう…などと心配な方もいるかもしれません。
しかし、実際は毎月まとめて引き落としがあるクレジットカードは節約の結果を見やすくしてくれます。
また、使いすぎているとすぐに数字に出るので抑えようという気持ちになります。
一方、現金の場合よっぽど厳しく管理している方でない限り、毎月の支出を計りにくくしてしまいます。
これらの点から、ぜひお買い物はキャッシュレスで行ってみてください!
これらの食費を抑える6つのステップで、今月から大きく食費に影響を与えられるでしょう!
それでは、次の項目からはより具体的な食費節約のコツを人数ごとに紹介したいと思います!
食費を抑える方法【2人暮らし】

・1週間に1回の買い物
・鍋料理と炒め料理を活用
まずは夫婦やカップルなど2人暮らしの方の場合の食費を抑えるコツをご紹介します!
おかずは少し多めに作って冷凍しておく
2人暮らしだと、1人の時よりもピッタリの量で自炊することが可能ですよね。
しかし、これからは思い切ってちょうど2人分の倍ほどの量おかずを作りましょう。
多く作ることのメリットは、無駄な外食や手間を省けることです。
毎日自炊は大変ですよね。そこで、ついつい食材はあるけどお惣菜を買ってしまったり、外食をしてしまったりする方も多いのではないでしょうか。
そこで、多めに作っておいた冷凍のおかずを温めてごはんを用意するだけでいい状況を作っておくと、そういった無駄な外食を減らすことができます。
また、仕事帰りなどに作るのがめんどくさくなった時、お弁当などを作るのがめんどくさい時にも活躍します。
冷凍しておくと長持ちもするので、ぜひ余裕のある日は多めに作って無駄な出費と手間を減らしましょう。
1週間に1回の買い物
こちらはステップ4でご紹介した方法と同じですが、2人暮らしだと1週間分のまとめ買いがちょうどいいです。
買った日は冷蔵庫がパンパンになってしまうと思いますが、なるべくその時に色々な料理を作って、作り置きしておきましょう。
週末はスカスカになってきますが、冷凍したおかずを活用し、使い切ったら外食をしてもいいなど、ご褒美として外食を選択することもできます。
ちなみに私も2人暮らしですが、特に節約を意識しなくても1週間6000円ほどの買い物で過ごすことができます。
お二人の無理のない範囲で、ぜひまとめ買いをしてみてください!
鍋料理と炒め料理を活用
自炊が好きな方も苦手な方も、鍋料理と炒め料理を活用することで食費を大きく抑えられます。
具材を切って煮るだけ、炒めるだけで手間もかからず、自炊が苦手な方も簡単に実行できます。
また、料理が得意な方は味付けなどで色々なアレンジが可能です。
野菜とお肉もバランスよく取り入れられるうえに、安い食材で作ることができます。
ぜひ、自炊がめんどくさいと思った日は参考にしてみてください!
食費を抑える方法【1人暮らし】

・時には冷凍食品やできあいのものを買う
・献立はあえて決めない
外食をとにかく抑える
1人暮らしでの食費を抑える最も大事なポイントは外食を抑えることです。
自分の分だけだと、作る気もおきずついついコンビニやスーパーのお惣菜などを買ってしまいますよね。その小さな積み重ねが1か月の食費へと繋がります。
一人分を作るのがめんどくさい時は、思い切って何人分も作ってしまって冷凍をしたり次の日も同じメニューを食べたりして手間を減らしましょう。
耳にタコができるくらい外食をしないことがいいとは聞くものの、実行に移すのは大変ですよね。
そこで、なるべく料理のハードルを下げるためにも献立は決めなくてもいいでしょう。
その時ある食材を使って炒め物を作ったり、その都度食材でレシピを調べるなどしてあえて計画をたてないことで自炊のハードルが下がります。
1週間頑張ったら外食をするなどメリハリのある食生活でストレスを減らしましょう!
食費を抑える方法【4人家族】

・安い食材を積極的に取り入れる
・1週間分の献立をまとめて考えておく
・大量で安いスーパーを活用する
みんなで楽しみつつ原価の低い料理をする
4人家族ともなるとメインのおかずはなかなか作り置きにまで手が回らないですよね。
そこで、お好み焼きや焼きそば、鍋など原価も低くかつ料理の手間も省けるメニューを活用しましょう!
みんなでワイワイと食卓を囲む時間にもなりますし、粉ものや麺類は食費を抑えられます。食費を抑えつつ、家族の時間も大切にできます!
安い食材を積極的に取り入れる
一度に使用する材料の量が多いため、特に安い食材を積極的に取り入れましょう。
ステップ5で紹介した食材をメインに、かさましすることが大きなコツです。
豆腐ハンバーグやもやしをたくさん入れた野菜炒め、卵とじなどが特におすすめです!
他にも節約レシピなどを積極的に参考にすると人数が多い分、抑えられる食費も大きく変化するでしょう。
1週間分の献立をまとめて考えておく
4人家族の場合、急に予定が変わったり誰かの気分で夕食のメニューを変更したりすることは少ないと思います。
日曜日の午前中などに、1週間分の献立をまとめて考えることをおすすめします。
毎日献立を考えるストレスから解放されるのと、無駄な買い物や食材を減らすことができるためです。
お昼ご飯などで余りそうな食材を活用すると、無駄なく自炊ができます!
大量で安いスーパーを活用する
4人分の食材を買うとなると買い物に行く頻度が多くなってしまいます。
その度に、ついついお菓子など不要なものまで買ってしまう原因になります。
また、業務スーパーなどは量が多い分、合計金額を安く抑えることができます。
買物の頻度を減らすこととお得な商品を購入することのメリットを活かせるようなスーパーに行くことがおすすめです。
食費を抑える方法【大学生】

・国産などにこだわらず、安さで物を選ぶ
・野菜炒めで食費と栄養のバランスをとる
・バイトのまかない
チェーンなどをうまく活用する
大学生は、バイトをする時間も少なく、他にも買いたいものがたくさん出てくることもあり、食費にお金をかけたくない方は多いのではないでしょうか。
そこで、基本的な自炊はもちろん、チェーン店などを活用するのもおすすめです。
おなかがすいていたら牛丼、野菜不足ならちゃんぽんなどと安く食べられるお店を積極的に活用することがおすすめです。
ただ、偏りのある食生活になってしまうので、使用するお店は上手くバランスを取りましょう。
国産などにこだわらず、安さで物を選ぶ
スーパーでの食材選びのコツは、とにかく値段で決めることです。
お肉などもg数あたり一番安いものを買い、野菜はなるべくキャベツやダイコン、もやしなどコストパフォーマンスがいいものを選びましょう。
特に大手スーパーではオリジナルブランドが充実しています。
とても安く購入できるので、ブランドや名前ではなく安さで商品を選びましょう。
野菜炒めで食費と栄養のバランスをとる
栄養バランスよりも安さを重視する方が多いと思いますが、野菜不足になることが多いと言われています。
そこで、定期的に野菜炒めだけは作るように意識することで、食材の無駄や野菜不足を解消してくれます。
どうしても最低限にしたい方はお肉を抜いて野菜だけを炒めることもおすすめですが、少しでもお肉や卵を入れると相乗効果が得られます。
バイトのまかない
最も効果的な方法は、飲食店でのバイトをいくつか掛け持ちすることです。
もちろん、まかないを食べられるところを選びましょう。
また、偏りのないように、お肉系が食べられるところと野菜系が食べられるところ、など全体のバランスも意識しましょう。
自炊の手間も省きつつ、食費も大きく抑えられる最終手段として多くの学生が実施している方法です。
お金を稼ぎつつ、出費を抑えられる、まさに一石二鳥ですね。
まとめ
今回の記事では、食費を抑える6つのステップと人数別のコツをご紹介しました。
- 1か月にかかる現在の食費を計算する
- 収入と食費のバランスをエンゲル係数を使用して確認
- マイナスする額や割合などの数値を利用して目標を定める
- 無駄な出費を減らすためなるべくまとめ買いをする
- かさましにも利用できる節約食材を選ぶ
- 支出や効果を分かりやすくするためキャッシュレスで買い物をする
これらのステップがみなさんの食費を抑えるサポートになると嬉しいです。
コメント