カフェインと言われてパッと思いつく飲み物は、コーヒーという方が多いのではないでしょうか?
私はカフェインを多く摂るのは体に良くないと聞き、最近ではノンカフェインの飲み物も飲み始めるようになりました。
コーヒーなどに含まれるカフェインには、利尿作用があるためトイレにが近くなるなどの困っている話をよく聞きます。
私は電車などに乗る前にコーヒーショップでコーヒーを買うと、電車内でソワソワしたことを覚えています。
ノンカフェインではどうだろうか?と思い、ノンカフェインの利尿作用について調べてみました。
調べてみると、カフェイン入りに比べノンカフェインでは、利尿作用があまり無いことがわかりました。
なぜなのか理由について詳しく紹介していきます。ぜひ今後の選択肢に加えてみて下さい。
カフェイン入りと比べたノンカフェインの利尿作用は?
コーヒーなどを飲むと、トレイに行きやすくなりませんか?それは、コーヒーなどに含まれるカフェインの効果によって起こります。
最近では、ノンカフェインやデカフェなど、カフェインを抑えた飲み物をたくさん見かけますよね!
利尿作用のあるカフェインのようにノンカフェインにも利尿作用があるのか気になる方もいらっしゃるのはないでしょうか?
実際にこのような相談をしている方もいました。
飲み物の利尿作用ってカフェインだけによるものですか?ノンカフェインのお茶だったら利尿作用は無いのですか?
引用:Yahoo知恵袋
外出時などトイレに行けないような場面では気になりますよね。
では、ノンカフェインの利尿作用について説明していきます。
ノンカフェインには利尿作用はない
カフェインと違いノンカフェインの飲み物は、カフェイン入りの飲み物と違い利尿作用はありません。
なぜならコーヒーやお茶などを飲むとトイレに行きたくなる理由が、カフェインに含まれる利尿作用からくるものだからです。
そのため、カフェインが含まれていないノンカフェイン飲料に利尿作用がないということになります。
トイレが近くなることもないため、長時間の運転や電車などの移動にも便利です。
私はコーヒーを好きで飲む機会が多かったのですが、カフェインの利尿作用を知ってからは、移動中の飲み物をデカフェやノンカフェインに変えるようにしました。
またコーヒーだとお腹が痛くなってしまい不安から余計にトイレが近くなっていたようにも思います。
仕事前など集中したいときはコーヒーを飲みますが、移動するときにはデカフェなどをおすすめします。
仕事中は、よくルイボスティーを飲んでいました。コーヒーや煎茶を飲んでいたときに比べトイレの回数は減ったように思います。
冷え性のためほとんど温かいものか常温で飲んでいましたが、冷たい飲み物でもトイレの回数に大きな変化はありませんでした。
カフェインもからだに悪いものではありません。ノンカフェインとカフェイン入りでは、どのようなメリットがあるのか比べてみましょう。
ノンカフェインとカフェインのメリットは?
ノンカフェインのメリット | ・利尿作用が抑えられる ・覚醒作用が少ないため、ぐっすり眠ることができる ・妊娠中・授乳中でも飲んでOK ・カフェインの摂取量を抑えられる |
カフェインのメリット (摂取量目安 400mg/日) |
・覚醒作用があるため、眠気を抑えることができる ・利尿作用があるため老廃物を体外に出すことができる ・脂質の代謝を高めることができる |
カフェインのデメリット | ・飲む時間が遅いと、寝付きが浅くなり睡眠の質が下がる ・鉄分不足を引き落とし、貧血になる可能性がある ・胃酸を分泌する働きがあるため、空腹時では胃が荒れる可能性がある |
カフェイン入りでもノンカフェインでも、どちらにもメリットがあります。しかし、カフェインにはデメリットもあるため、飲む量や時間に注意しましょう。
日本ではカフェインの摂取量の取り決めはありませんが、日本以外の国ではきめられている所もあります。
コーヒーの場合は、ドリップコーヒー140mlでカフェインが約60mg、インスタントコーヒーでは、約80mgのカフェイン摂取になります。
そのためコーヒーは、1日3〜5杯程度が良い量とされています。
カフェインを抑えるために、ノンカフェインを使うことも1つの方法だと思います。
また頻繁にカフェインを摂取していると、ノンカフェインへ変えたときに物足りない場合がでてくるかもしれません。
私も最初は物足りませんでしたが、だんだん体が慣れてきましたよ。
それから、ノンカフェインの他にデカフェやカフェインレスなど聞いたことがあると思います。
それぞれ使い方が違うため間違わないようにしましょう。
- ノンカフェイン…もともとカフェインが含まれていない原材料を使ったもの
- デカフェ…もともとカフェインが含まれていた原材料からカフェインを除いたもの(日本では除去率90%以上をさす)
- カフェインレス…デカフェとほぼ同様で、日本独特の表現
ノンカフェイン飲料の種類
カフェインの量を減らそうとしても、ノンカフェインにはどんな種類があるのか悩む方へ私が飲んだノンカフェインを紹介します。
ハーブティーは、いろいろなバリエーションがあるため味に飽きることなく飲むことができます。
私は特に、ハイビスカスティーが好きでした。少し酸味はありますが、ジュースのような感覚で飲むことができます。
他にもシナモンティーは香りがよく、甘い味付けで口が寂しいときに飲んでいます。
シナモンの香りが苦手な方は、好まないかも…
いろいろな種類が飲みたい方は、バラエティーパックなど1つでたくさんの味が楽しめるものを買ってみると良いかもしれません。
ルイボスティーは、もともと便秘対策で飲んでいましたが、便秘も解消されてよく飲んでいます。
ルイボスティーの味はとても独特で好き嫌いがわかれますが、フレーバー付きのルイボスティーも出ているので飲みやすいと思います。
黒豆茶は、ほんのり甘い味がして最近はまっています。母からのススメで飲んでみましたが、甘い物が食べたくなる気持ちが減ったように思います。
匂いも豆臭い感じはせず、ホッと一息つくことができます。
たんぽぽコーヒーは、コーヒーと名前が付いていてますがノンカフェインの飲み物です。
匂いや色がコーヒーに近いためこのような名前がつけられました。寝る前などにコーヒーが飲みたくなったときに重宝しています。
デカフェコーヒーは、もともとカフェインが入っているものから約90%のカフェインを除いたものなので、ノンカフェインではありません。
しかし、妊娠されている方や授乳されている方でも飲むことが可能です。
味もほとんどコーヒーのため、いきなりコーヒーを断つのが難しい方へおすすめです。
私が飲んだことのあるノンカフェインを紹介しました。他にもそば茶やはと麦茶・コーン茶などがあります。
麦茶については、これから詳しく説明していきます。
麦茶はノンカフェインだけど利尿作用がある!?
冷蔵庫に常備されている方も多い夏の定番といえば麦茶ですよね。
麦茶は、ノンカフェイン飲料ですが多少の利尿作用があることがわかっています。
ノンカフェインなのにどうして?
麦茶には、たくさんのカリウムが含まれています。このカリウムがカフェインほどではありませんが、利尿作用を持っているのです。
長時間の移動で大きな問題になるほどではありませんが、心配な方は避けたほうが良いでしょう。
しかしたくさんの汗をかく夏場や小さいな子には、水分補給として麦茶がピッタリです。
汗をたくさんかくと、水分とミネラルが不足し脱水状態になる可能性があります。
そうなる前に、カリウムとナトリウムが多い麦茶で水分補給をするのも良いでしょう。
また、利尿作用の効果として尿と一緒に熱を排出するため、体温を下げることができます。
他にも麦茶には、嬉しいメリットが多数あります。
活性酸素によってメラニン色素をつくるのを抑える抗酸化作用があるため、シミなどをつくりにくくしてくれます。
私は冷たい麦茶も好きですが、冬に飲む温かい麦茶もからだが温まって良いです。
冬は暖房などで知らない間に水分不足になっている方も多いと思います。ミネラルがたくさん入った麦茶は冬場でもおすすめの飲み物です。
紅茶にもノンカフェインがある!利尿作用は?
コーヒーの他にもデカフェ紅茶を目にすることも増えてきましたね。
もともと紅茶にはカフェインが含まれていますが、カフェインが除去されたデカフェ紅茶を手にできるようになりました。
デカフェ紅茶には利尿作用があるのでしょうか?
カフェインがほとんど含まれていないデカフェ紅茶に利尿作用はありません。
ノンカフェインとは違い完全にカフェインを除けているわけではありませんが、利尿作用はほとんど無いと言えます。
また、麦茶と違いカリウムもほとんど含まれていません。そのため、外出時や寝る前に飲んでも問題ないでしょう。
デカフェ紅茶には、利尿作用がない以外にも良いところがあります。
紅茶の渋みの成分である「タンニン」は、強い抗酸化力を持つため老化を遅らせる効果があります。
また紅茶には、殺菌作用があるといわれています。私はこのご時世のため、アッサムティーを飲むようになりました。
効果は目に見えてわかりませんが、喉がスッキリできます。
ストレートの他にミルクティーがおすすめとパッケージに書いてあるため、2通りの楽しみ方ができています。
まとめ
- ノンカフェインの飲み物には、利尿作用はない
- 麦茶はノンカフェインだが、カリウムの効果で少量の利尿作用があるがカフェインほどではない
- デカフェ紅茶には、カフェインもカリウムもほとんど含まれていないため利尿作用はない
もともとカフェインが入っていないノンカフェインの他にもカフェインを除いたデカフェが多く販売されています。
長時間の移動や睡眠時にカフェインの量を減らすために、自分の好みに合うノンカフェインを探してみて下さいね!
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