車の免許を取ったけど、車に乗る機会や必要がなくペーパードライバーのまま、という人も多いのではないかと思います。
私も長年ペーパードライバーでしたが、子どもが生まれたことで通院や送迎で必要性を感じ、車を運転するようになりました。
今では運転するのも好きになりましたが、やっぱり最初は慣れず苦労した思い出があります。
教習所ではペーパードライバー講習も行っていますが、時間やお金のことを考えると躊躇してしまいますよね。
そんな方にもオススメのアプリやゲームがあるということで、今回はペーパードライバーに人気のアプリを調べて実際にプレイしてみました!
もちろんアプリをしただけで運転は難しいですが基本的な操作の練習にもなるので、ペーパードライバーを脱却したいと思っている人はぜひご覧ください。
ペーパードライバーの克服にアプリは役立つの?
ゲームしているだけで、ペーパードライバーの運転の練習になるの?
運転の練習をするのには、実際に車を運転することが一番です。
エンジンのかけ方やアクセルやブレーキの踏み方、ウインカーやワイパーの使い方など、実際に車を運転してみないとわからないことだらけですよね。
しかし、いきなりの運転はいろいろなリスクもあります。実際に公道を走る場合は、いろいろなことを予測しながら瞬時に判断しなければなりません。
たとえ運転に慣れている人でも、一瞬の判断ミスから事故を起こしてしまうこともあります。
ペーパードライバーは最初車の運転をすることだけでも大変なので、周りの状況に目が届かないことも多いですよね。
実際にペーパードライバーが事故を起こす件数は多くなっているようです。
ハンドル操作や駐車の仕方、走るルートや安全の確認など、ある程度理解しておくだけでも実際に運転する時に役立ちます。
スマホアプリやゲームは、基本的な操作や機能の確認、道順や標識を復習するのにとてもオススメなのです。
スマホアプリやゲームのメリット
- お金をかけずに練習ができる
- 車の動かし方や駐車の仕方を体験できる
- 車がなくても走る雰囲気を体感できる
- ゲームなので車をぶつけても大丈夫
- 教本がなくても教習所で習ったことを復習できる
- 道路やルートの確認ができる
最初から車の運転をするのは怖いという人は、ぜひスマホアプリを試してみてください。
車がなくても運転する雰囲気を感じることができます。ゲームなので車をぶつけてしまっても安心です。
今回はペーパードライバーにもオススメのアプリを実際に体験してみました。
ペーパードライバーの運転の練習になるアプリのオススメは?
アプリゲームは、車の運転や駐車の練習にぴったりです。
実際にペーパードライバーの運転の練習として人気のアプリゲームを、いくつか体験してみたのでご紹介します。
3D運転教室
『3D運転教室』は、車を自由に運転して遊べるアプリゲームです。
元は韓国のアプリゲームのようですが、日本語にも対応しています。無料のアプリですが、できることがいろいろあって楽しめました。
ゲームが始まると、最初にシートベルトを締めるように指示されます。
ブレーキを踏みながらエンジンをかけるという細かい指示までしてくれるので、ペーパードライバーでエンジンのかけ方を忘れてしまったという人でも思い出しながらプレイすることができますね。
車に乗る前の準備から説明してもらえるのでわかりやすいです!
車とコースを選んだらあとは自由に走ることができます。スマホゲームによくあるステージやミッションというものもないので、どこを走るのも自由です。
後ろから追突されるとしっかり後ろが凹んでいました。車が潰れたり、ガラスが割れたりもするのでとてもリアルです。エアバッグもちゃんと出るんですよ。
街中にはガソリンスタンドもあり、行くと給油もしてもらえます。
運転席視点にもすることができます。この視点で見ると、バックミラーやサイドミラー、周りの状況、車の機能など、気にしなければならないところがたくさん見えてきます。
普段から車の運転をしている私も、改めて運転への責任をしっかり持って安全運転を意識していかないといけないなと思いました。
思っていたよりも本格的でドライブ感も味わえ、すごく楽しめました!ペーパードライバーもそうでない人も、興味のある人はぜひ一度プレイしてみてください。
駐車の達人4
『駐車の達人4』は、駐車の達人を目指してさまざまな状況の駐車場に車を駐車するゲームです。
駐車をメインとしたゲームなのでスピードは出ませんが、アクセルやブレーキ、シフト操作など行いながら動かさなくてはならないため、車を動かしている感覚を体感できます。
ゲームを始めると、車を選ぶ画面になりました。最初は1種類だけですがステージをクリアしていくとお金がたまり、別の車が買えるようです。
一番最初のステージは前に進むだけなのでハンドルは回さずアクセルとブレーキを踏む感覚をつかむことができます。
最初の方は簡単でしたが、お店の駐車場のようなバック駐車をするステージや縦列駐車のステージなども出てきました。だんだんと難易度も高くなっていくようです。
様々な駐車場のステージがあるので、駐車の仕方に合わせたハンドル操作も思い出すことができます。
運転席視点にすると本当に車を運転している感覚でプレイできて新鮮です。しかし車幅がわかりにくく何よりミラーが見にくくなって、一気に難しくなりました。
これは実際に車を運転するよりも難しいかも!
基本的に無料で遊べるアプリゲームですが、課金をすると高い性能の車を買うことができます。
コースをクリアするだけでなく、駐車のスピードをオンラインで競うこともできるようですよ。
ペーパードライバーは駐車する時の車の動かし方やハンドル操作など、実際に車を運転する時にも役立てられると思います。
普段から運転をしている人でも、難易度の高いステージなどもあり楽しめるアプリゲームだと思いますので、気になる方はぜひ一度プレイしてみてください。
ペーパードライバーの勉強のためのアプリのオススメは?
自動車学校でもらった教本も捨てちゃった、標識も覚えてないかも
道順を覚えるの苦手なんだけど交通ルールわかるかな
教習所であれだけ覚えた標識や交通ルールなども、ペーパードライバー歴が長いほど忘れてしまいますよね。
普段歩くのとはまた違う道を走ることもあるので、道を覚えていないといざという時に焦ってしまうことも。
毎日車を運転している私でも、初めての場所を走ったりあまり見かけない標識を見つけたりすると戸惑ってしまうことがあります。
事前に走るルートの確認をしたり、道路標識や交差点の場所なども把握しておくことが大切です。
運転前の事前準備やナビにも役立つ、マップや勉強系のアプリをご紹介します。
運転免許 普通自動車免許学科試験問題集
このアプリはその名の通り、普通自動車免許の学科試験を想定した問題集が解けるアプリです。
学科試験にこれから臨む人のための勉強アプリですが、ペーパードライバーにも普段から運転している人にも役に立つと思います。
問題はカテゴリごとに分けられていて、たくさんの種類があります。
- 運転の基礎知識
- 標識・信号・標示
- 走行方法
- 追い越し・駐停車
- 危険予測 など
車に乗る前にしておくことから運転中の状況問題など、教習所で習うほとんどのことがまとめられています。
危険予測の問題にはイラスト付きのものもあり、より状況がわかりやすくなっています。
私も挑戦してみましたが、意外と難しくて満点が取れませんでした。
カテゴリごとに分かれているので、忘れてしまったところだけ問題を解くことも可能です。
運転前の復習に、ぜひこのアプリで勉強してみてはいかがでしょうか。
Googleマップ
こちらは有名なアプリなので、聞いたことがある人や実際にインストールして使っている人も多いのではないかと思います。
ただの地図アプリというだけでなく、いろいろなお役立ち機能がたくさん入ったペーパードライバーにもオススメのアプリなのです!
Googleマップの特徴は大きく4つあります。
- リアルタイムで地図情報を更新
- 渋滞や道路状況の情報が確認できる
- 道路の状況や時間などに合わせてルートを細かく提案してもらえる
- ストリートビューで実際の道路の写真が見られる
Googleマップアプリは、リアルタイムで最新の地図や道路の情報を更新しています。
工事中だったり渋滞中だったりという情報もすぐにわかるようになっているので、道路の状況がわかりやすくカーナビとしても役立ちます。
ルートに関しても、時間が短いルートや高速道路を避けるルートなどいろいろなルートを提案してもらえます。
自分の走りやすいルート設定を選ぶことができるのは嬉しいですね。
さらにストリートビューでは、道路の実際の写真を見ることができます。
交差点や狭い道の状況も確認することができるので実際に走る際にも役立てることができますね。
ストリートビューは道路だけでなく、建物やお店の中の写真まで見ることができます。
私は慣れない場所に行く際駐車場を探すのに手間取ることがあるので、ストリートビューで駐車場の入り口や中の様子が確認できるのはすごくありがたいですね!
ストリートビューのやり方も、地図上で見たい部分を長押しするだけとすごく簡単です。
スマホアプリなら普段のお出かけで手軽に使えて便利なので、ぜひインストールして使ってみましょう!
ペーパードライバーの練習はアプリで!次は車を運転してみよう
ペーパードライバー向けのいろいろなアプリを通して、車の機能や動かし方、交通ルールなどの雰囲気をつかむことができたら、あとは実践あるのみです!
ペーパードライバーが実際に運転する時に気を付けたいポイントをお伝えします。
なるべく一人で運転の練習はしない
運転の練習をする時は、なるべく普段から運転している人にも一緒に乗ってもらいましょう。
いくら事前に入念な準備をしていたとしても、想定外のことが起こる可能性はあります。
慣れないことが起こると焦りから事故につながってしまうこともあるので、アドバイスや指示をしてくれる同乗者がいると安心です。
私も最初は夫の車を借りて一緒に乗ってもらい練習しました。
事故に遭わないようにという気持ちよりも人の車をぶつけたらどうしようという思いが強く、びくびくしながら走ったという経験があります。
ペーパードライバーの中には家族や友人に車を借りて練習する人もいると思うので、そういったことにも気を付けなければならず大変ですよね。
もし車を借りられず、自分の車の購入もまだ先という人には、レンタカーサービスもあるようなので検討してみるのもいいと思います。
走るコースを決めて、運転に慣れる
最初は短めのコースを決めて、繰り返し同じコースを走り運転に慣れることから始めましょう。
走る前に下見をして、曲がり角や交差点、信号の場所、標識などを把握しておくことが大切です。
意外と見落としやすいのがカーブミラーです。カーブミラーが設置されている場所は対向車や歩行者が見えにくくなっていることも多いので、周りの状況に注意しながら運転するようにしましょう。
右折はタイミングなども難しいので、最初は家の周りをぐるっと回るなど左折メインのコースにするのがオススメですよ。
家の駐車場でバック駐車や前向き駐車などを想定した駐車の練習をしておくのもいいと思います。
交通量の少ない道や時間帯を選ぶ
はじめのうちは交通量の少ない道路で練習するのがいいでしょう。平日の早朝などは車通りも少ないためオススメです。
夜にも車を運転することがある場合は、夜10時以降の比較的交通量が少なくなってくる時間帯が狙い目です。
しかし夜は視界が悪く、信号などの表示が点滅に代わっている場所もあるため、夜の練習は運転に慣れてからがいいと思います。
初心者マークを忘れずに
ペーパードライバーが公道を走って練習する時は、初心者マークをつけるようにしましょう。
免許取得後1年以降でも、初心者マークはつけることができます。
運転に慣れていないことを周りに伝えることができるので、自分も安心することができますよね。
今問題になっている『あおり運転』や、危険な追い越しなど、事故に巻き込まれる可能性を低くするためにも、初心者マークをつけておくのが安全かと思います。
ペーパードライバーが最初にやるべきことや練習法など、詳しく書かれたこちらの記事もオススメなので、あわせて読んでみてください。
まとめ
ペーパードライバーの練習や勉強に役立つアプリはたくさんあることがわかりました。
- 運転の練習にもなるアプリゲームで、走る雰囲気や感覚を覚えよう
- 駐車の練習には「駐車の達人4」がオススメ!駐車する感覚を掴もう
- 標識や道路交通法などを復習できるアプリがある!
- Googleマップでは状況に合わせたルートを提案してもらえる
- Googleマップのストリートビューで道路の状況が確認できる
- ペーパードライバーだけでなく、これから免許を取る人や教習所に通っている人にもアプリが役立つ
ペーパードライバー歴が長いほど、急に運転しなければならなくなった時の不安や恐怖は大きいものです。
アプリゲームはそんな気持ちを少しでも取り除き、運転の雰囲気を手軽につかむことができます。
運転の心構えや感覚を最初に知っておくだけでも、実際に車を運転する時の緊張感は変わると思いますよ。
最初は大変かもしれませんが、慣れてくると運転が楽しくなります。ペーパードライバーの脱却目指して頑張ってみてくださいね。
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