「汗拭きシートを使うと肌が荒れてしまう」「汗拭きシートの代わりになるものってあるのかな」
汗拭きシートで悩んでいたあなたに、この記事では「おしりふき」が代用品として最適であること、その理由をお伝えします。
今まで肌荒れに悩んだり、あのスースー感が嫌だったりしていても、その根源を理解しないとまた同じような商品で失敗してしまいます。
この記事を読んでいるあなたは、ここで知識を習得し、もう汗拭きシートでの失敗はなくなるでしょう。
それではさっそく、汗拭きシートの代わりにはおしりふきがいい理由について、お伝えしていきます。
汗拭きシートとしておしりふきの代用がいい理由
おしりふきと汗拭きシートでは含まれる成分が違います。
もちろん、商品によって異なりますが、おしりふきの基本的な成分は「水」です。汗拭きシートにはエタノールが含まれています。
エタノールが主成分のものは多いようですが、肌の皮脂や汚れを取り除き、肌の引き締め効果があります。
一方で、肌のバリアとして機能してくれている「皮脂」を取り除いてしまうので肌が荒れてしまうことがあります。
おしりふきは「赤ちゃんのとてもデリケートな肌でも安心して使える」というもので、おしりに特化した成分は入っていません。
主成分が水であるため、肌への刺激を最低限にして体を拭くことができ、汗拭きシートの代用として肌に負担をかけずに体を拭くことができます。
汗拭きシートの代わりにおしりふきを代用したほうがいい人
汗拭きシートは肌に刺激を与えてしまうので、基本的には誰にでもおしりふきを使用することをおすすめしたいです。
特に、敏感肌の人、汗拭きシートのスースー感が苦手な人にはおしりふきがおすすめです。
敏感肌の人はとにかく、成分が水であることが重要ですので、おしりふきがベストです。
スースー感が苦手な人は、一応「エタノールフリー」「ノンアルコール」などの汗拭きシートがありますが、コストパフォーマンスが悪いのが難点です。
拭いた感覚はおしりふきとエタノールフリーでは変わらないので、おしりふきを使用することおすすめします。
おしりふきは化粧品類に分類される
実は、赤ちゃん用に作られているおしりふきは法律上、「化粧品類」に分類されます。
厚生労働省が定めている化粧品基準をクリアしている製品です。
その基準をクリアしているということは、皮膚の安全性・化粧品を作るための工場での製造が保障されているということです。
普通のウエットティッシュは工場や、肌に関する基準はないので、ウエットティッシュではなく「おしりふき」こそいいものだと理解できますね。
また、主成分は水ですが、他にはカビが生えたり、ばい菌が繁殖したりしないようにするための防腐剤、肌が荒れないための湿潤剤、保湿剤などを含んでいるので、菌の繁殖や肌へのダメージは心配ありません。
3種類の汗拭きシートの成分を分析してみた!
先ほど、汗拭きシートの主な成分についてご説明しましたが、製品によって異なるので一概には言えません。
そこで、私がよく使用する汗拭きシート、ボディシートを中心にご説明していきたいと思います。
シーブリーズ フェイス&ボディシート
シーブリーズ フェイス&ボディシートは、スポーツする人は1度は見たことがあるであろう、スポーツマンに人気の商品です。
私はスースーしてくれるほうが好きなので愛用しています。顔まで拭いてOKとありますが、かなり刺激はあるので顔拭きには向いていないかな、という商品です。
参考:SEABREEZE
エタノールは先ほどご説明した通りです。メントール乳酸Naとありますが、この「メントール」という成分には注意しましょう。
スースーする要因はこのメントールであることが多いです。メントールは8~28℃の冷刺激を活性化させることで、「冷たい」と感じさせる作用があります。
この効果は抜群で、使用した後は寒くなることもあるほどです。
スースー感が苦手な人には、成分にメントールが入っているものは不向きです。
ビオレ 冷シート
ビオレ冷シートは体感-3℃を売りにした商品で、厚手でしっかりした生地が拭きやすい商品です。
参考:ビオレ公式
先ほどからNa、ナトリウムが気になる人がいるかもしれませんね。ナトリウムはかなりざっくり説明すると、水分バランスを調整する成分です。
ヒアルロン酸Naなんかは1gで6Lの水を保持してくれるような優れた成分です。
しかし、PEG-8は、表示しなくても大丈夫と言われているような成分ですが、肌の弱い人が使用することで皮膚に負担がかかってしまうことがありますので、注意しましょう。
表示しなくてもいい成分ですが記載してくれているのは安心しますね。さすがビオレの製品です。
ビオレ さらさらパウダーシート
続いてこちらもビオレ製品。さらさらの使用感がいいので、あぶら汗をかいて気持ち悪いときに使用しています。
参考:ビオレ公式
イソステアリルグリセリルは、基本的には安全ともされていますが、皮膚への刺激が強いと報告されています。
パッケージにも記載されていますが、アルコール過敏症や肌の弱い人は使用しないようにしましょう。
パウダー使用で、その名の通りさらさらした使用感なので、スースー感が苦手でも比較的使用しやすいとは思います。
汗拭きシート3商品の成分をご紹介しましたが、どれも化学製品や香料が使用されており、「すっきりしたい」「スースーするのが好き」「いい匂いですっきりしたい」といった方には十分な作用が期待できます。
しかし、肌のことを考えるとその成分によって刺激を受け、肌が荒れてしまったり、アレルギー反応を起こしやすくなったり、痛みを感じたりすることがあります。
成分をよく見て、自分で判断することが大切です。
3種類のおすすめおしりふきの成分を分析してみた!
おしりふきの主成分は水です。化学成分もほとんど使われないので、肌が弱い人、顔を拭く人におすすめです。こちらも私が使用しているものをご紹介します。
パンパース 肌へのいちばん おしりふき
大手会社パンパースが提供する、「コットンと水で拭くより優しい」おしりふきです。
肌は弱酸性ですが、このおしりふきも同じ弱酸性です。ノンアルコール・無香料なので肌への刺激も心配ありません。
おしりふきを選ぶ際に気をつけたいのは、以下の成分です。
- エタノールプロピレングリコール(PG)
- ジエタノールアミン(GEA)
- セチルピリジニウムクロリド
ほとんどのおしりふきには含まれていませんが、毒性・皮膚への刺激性が指摘されているので確認しておきましょう。
ムーニー おしりふき やわらか素材
純粋99%で無添加、さらに柔らかい素材でやさしいおしりふきです。
私は現在、この商品を使用していますがリピートになりそうなくらいおすすめです。
まだおしりふき開拓の途中ですが、今のところ1番好きな拭き心地です。
ここで使用している成分は、自然由来のものを使っていますし、大手が出しているので安心ですね。
ピジョン おしりナップ
ピジョンもおむつで有名な会社の一つです。でこぼこシートで汚れを拭きとりやすい仕様になっています。
アルコールの1種である「フェノキシエタノール」が含まれていますが、ごく微量なのであまり刺激にはなりません。
赤ちゃん肌でも大丈夫な程度、1%未満ですので、基本的には気にする必要はありません。
また、汚れを拭きとった後に汚れがつくのを防ぐ「ヒドロキシエチルセルロース」が入っているので、体拭きに最適です。
さらに、体を拭きたくてトイレに入った時、そのまま水に流せるのでごみの処理にも困らないのでおすすめです。
汗拭きシートにおしりふきを代用する人必見!パッケージの工夫
おしりふきのほうが肌に優しくて、体拭きにも最適なのはわかったけど、「おしりふき」を持ち歩くのに抵抗があるという方もいらっしゃいますよね。
パッケージに「おしりふき」と書いてあるのは恥ずかしい。そんな方のために、便利な工夫をご紹介します。
ウェットシートシートホルダーを使う
ウェットシートホルダーをご存じでしょうか。持ち運ぶ際に、パッケージを気にしなくてもいいので、とてもおすすめです。
汗拭きシートはデザインがかわいいものもあるので、そのまま持ち運んでいますが、おしりふきは私も抵抗があるので、入れ物を変えて持ち運んでいます。
かわいいデザインのものもたくさんあるので、ぜひ自分のお気に入りのものを見つけてみてください。
ウェットシート入れのあるポーチを使う
先ほどはウェットシート専用のホルダーでしたが、実はポーチにウェットシート入れがついているものがあるんです。
私はいつも、ボディシートをホルダーに、手を拭くためのウェットシートはポーチのウェットシート入れに入れて使っています。ポーチとしても使えるのでとても便利でおすすめです。
まとめ
- 汗拭きシートの代わりにおしりふきを代用するのがおすすめ
- 汗拭きシートはすっきりして、涼しくなる効果は抜群だけど肌への刺激が強い
- おしりふきはほとんどの成分が水で、肌への触り心地も追及されている
- おしりふきのパッケージを隠すには、ウェットシートホルダーやウェットシート入れのあるポーチがおすすめ
この記事では汗拭きシートの代用にはおしりふきがいいということをご紹介しました。
私は暑がりで、スポーツもよくするのでスースーしたシートもよく使います。
しかし、脱毛器をかけたあとやただ体を拭きたいなと思ったとき、顔を拭きたいとき、紫外線に当たるときなどにはおしりふきを使用して、肌へ刺激がないようにしています。
敏感肌の方、スースー感が苦手な人だけでなくても、汗拭きシートとおしりふきとの使い分けをすることがおすすめです。
おしりふきをうまく使って、お肌トラブルを減らしていきましょう!
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