ワイヤレスイヤホンは、コードが絡んだり断線する心配もないし、持ち運びも便利ですよね。通勤・通学や運動の時、勉強中や仕事に使うこともあるかと思います。
イヤホンを使う頻度の高い方こそ、その利便性からワイヤレスイヤホンを使う方が多くいるでしょう。
コードをほどき、機器に接続し、耳に入れて…という手間も無く、ワイヤレスイヤホンは、ケースから取り出し耳に入れるだけで自動で電源が入り、機器に接続もしてくれます。
でも、便利だという反面、コードがなくイヤホン部分のみなので、左右バラバラになり、かつ小さいので紛失しやすいというデメリットもあります。
ここでは、そのデメリットを解消&紛失した時の対処法、便利なアプリを紹介します!
ワイヤレスイヤホンを紛失した時に探す方法ってあるの?
ワイヤレスイヤホンを使っている多くの方々が、紛失の経験をしているのではないでしょうか。
ちょっとだけ外すつもりでどこかに置いてしまったり、急いでいてとりあえずカバンに放り込んだり、耳からポロっと落ちてしまったり。
JR東日本では3か月で約950個、JR西日本では3か月半で約2,000個ものワイヤレスイヤホンが収集されたこともあるそうです。
駅の統計でこれだけの数字が出ている、ということは、日常での紛失の可能性はさらに上がるのではないでしょうか。
日ごろ便利に使っているだけに、紛失してしまった際には、使えないことや、失くしてしまったことへのストレスははかり知れません。
事前に対策できることとしては、購入時に紛失補償を確認しておくこと、イヤホン落下防止ストラップを購入する、外したら必ずケースに入れる等ルールを作ること、等などいくつかあります。
とはいえ、紛失する機会は突然やってくるものです。
ワイヤレスイヤホンを紛失してしまった時、探すのか!?買うのか!?どうすれば良いのか・・・。
お困りの方のために、まず出来る対処法、事前に出来る対処法、そして紛失を防ぐための提案をさせていただきます!
紛失したワイヤレスイヤホンを探す方法にはアプリがお役立ち!
ワイヤレスイヤホンを紛失した際にまず確認したいのは、ワイヤレスイヤホンの電源が入っているか、入っていないか。
電源が入っている場合は、アプリを活用して探すことが可能です。詳しく見ていきましょう!
電源ONのとき
電源が入っている場合は、見つけられる可能性があります。
その方法とは、試しに音楽をかけてみる方法、そしてアプリで探してみる方法です。
まずはアプリで探す方法。iPhoneの方は「探す」というアプリがあります。
紛失したデバイスを追跡したり、位置を確認できるアプリです。「探す」での紛失したワイヤレスイヤホンの捜索手順は以下の通り。
- 「探す」アプリを開く。
- 一番下にある「デバイスを探す」をタップ。
- 「Rentry’s AirPods Pro」をタップし、表示された地図の位置でイヤホンを探す。
Androidの方は、メーカーを問わず使える「Find My Bluetooth Device」が有名です。iPhoneの方も使えます!そしてもちろん無料!!
Bluetooth電波を発するデバイスであればどのメーカーでも対応でき、紛失後でもインストール可能です。なんと片方落とした場合にも使えます!
「Find My Bluetooth Device」での紛失したワイヤレスイヤホンの捜索手順は以下の通り。
- アプリをインストール。
- アプリを起動し「Search device」から探したいデバイスを選択。
- 電源の強弱を見ながら周囲を探索。(Cold⇒Warm⇒Hotの順で、デバイスに近づいています)※大人の歩幅を約70cmと仮定しています。
- Cold :対象との距離5m前後(大人で約10歩以内)
- Warm:対象との距離3m前後(大人で約5歩以内)
- Hot :対象との距離2m以内(大人で約3歩以内)
それから、近くで紛失したことがわかっているのであれば、音楽をかけて音を辿ることも不可能ではないと思います。
ただし!音楽をかけることは、ワイヤレスイヤホンの電池残量に余裕がありそうな時の手段にしたほうが良いと思います。
音楽をかけて充電が切れてしまったら、アプリで探すことが出来なくなってしまいますので注意しましょう。
電源OFFのとき
電源が入っていない場合、残念ながら電波で追うことは出来ません。
出来ることは、警察へ紛失届を出すこと、可能性のある場所を頑張って探すこと、家の中だったら大掃除をする、くらいでしょうか。
私が外出している時に片方がポロっと落ちてしまった時は、周辺をひたすら探すことで発見できました。
低くない確率で、かばんの中やポケットにあることもあります。失くしたであろう時に使っていたバッグや服を、もう一度見てみましょう。
外から触ったり目視ではなく、しっかりと手を入れて隅々まで探してください。
恥ずかしながら、私が紛失したワイヤレスイヤホンは、ポケットではなくコート裾の布と布の間から出てきたこともありました。
冬用コートのポケットの先に穴が開いていたんですね…。というわけで、ぜひ諦めずに探してみてください!
それからワイヤレスイヤホンを外した時に、ケースに入れずにバッグにポンッと入れたことも、車のダッシュボードに入れて置いたこともありました。
いずれも無事見つかりましたが、ひとえに物の管理のルーズさが原因だと自己分析しております。
私のようなタイプには、ルール決めが有効だと思い、ワイヤレスイヤホンを外した際には確実にケースに戻すことと、ケースを特定の場所にしまうようにすることを徹底しました!
物の管理のルールを徹底するようにしてからは、紛失はしておりません。
地味ですし面倒に感じるかもしれませんが、習慣化することで紛失を無意識に防げることにつながります。
この物の管理のルールの徹底は、ワイヤレスイヤホンに限らず、何事においても同じ効果が得られるためオススメします!
ワイヤレスイヤホンの紛失を防ぐには
ワイヤレスイヤホンはお値段はピンキリですが、せっかく買って大事に使っていたことでしょう。
事前に出来ること、使っている時に気を付けること、万が一のことが起きた時にできること。それぞれの段階で、出来ることがあります。
買う時は慎重に選び、使っている時は大切に使い、失くしてしまった時には慌てずに対処しましょう。
失くしてしまった時のためにアプリをインストールするなど、事前に準備しておくことも慌てないようにするための対策かもしれません。
紛失したときにどういった方法があるのかを知っておくことが大切だと思います!
経験から語ると、紛失した時は、焦り、落ち込み、怒り…いろいろな感情が沸き起こってしまいます。
負の感情は防げるに越したことはありません!
事前に備えておけることとしては、以下のものがあります。
紛失した時のための事前対策
- 紛失補償がついているかの確認をする
- 「探す」、「Find My Bluetooth Device」のアプリをインストールをしておく(探すアプリはiPhoneのみ)
紛失を防ぐための事前対策
- 自分の耳に合ったイヤーピースを使用する
- ワイヤレスイヤホン落下防止ストラップを購入する(¥500前後~ネットで購入可能)
- 外したらケースにしまうなどルールを決める
「モバイル保険」というものを紹介しているサイトも存在するようです。
しかし、結論から言うと、こちらの保険は紛失には対応していません。
こちらは月額700円でスマホやノートPC、ワイヤレスイヤホン、モバイルルーター、通信機能のある携帯ゲーム機など端末3台合計10万円までの保証をしてくれるもの。
ただし紛失には対応していないため、故障した場合のみの対処法として検討する必要があります。
紛失にかかわらず、もしくは発見した後の故障対応としては有効かもしれませんね。
まとめ
お使いの大事なワイヤレスイヤホンは、小型で使い勝手がいいその利便性ゆえに紛失するリスクも伴っています。
電源ONの時
- 音楽を鳴らして探す
- iPhone ⇒ アプリ「探す」
- iPhone&Android ⇒ 「Find My Bluetooth Device」
電源OFFの時
- 警察へ紛失届を出す
- 服、バッグ、周辺をひたすら探す
紛失に備えて出来ること
- 紛失補償があるかを調べる(購入時に確認する)
- 事前に紛失のためのアプリをインストールしておく
- 自分の耳に合ったイヤーピースを使用する
- ワイヤレスイヤホン落下防止ストラップを使う
- ワイヤレスイヤホンを使う、しまう時にルールを作る
紛失した時は、慌ててしまうもの。見つからないと、落ち込んでしまうもの。探すことに充てる時間ももったいないですよね。
探し物を全くしない、という方は稀だと思います。鍵であったり、スマホであったり、コンタクトであったり、年に数回しか使わないものをどこにしまったか…。
無駄な時間は節約できるものです。探す時間を、もっと大切なことに使えるようにするため、少しでも探索時間を短縮できる有効な方法を知り、また、探索そのものをしなくていいように事前準備をしておきましょう!
せっかくの便利な道具であるワイヤレスイヤホンを、安心して長く大切に使うためにも、ぜひ出来ることをしておきましょう!
多くの方々が快適なワイヤレスイヤホン生活を送れますように!
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