香水が苦手だけど楽しみたい!気軽に選べるおすすめプチプラ香水3選

生活お役立ち情報

香りには好きな香り苦手な香りがありますよね。少量なら素敵な香りでも、

うわっ…この人の香水キツくない?

本人は大満足の香りでも、大量につけていたらマナー違反の「香害こうがい」レベルになっていることも…。あなたもこういったシーンありませんか?

だから、ちょっと香水に興味はあるけれど難易度が高くて苦手…って感じる人が多いようです。

そんなあなたのために今回は「香水が苦手だけど楽しみたい!気軽に選べるおすすめプチプラ香水3選」を特集!

香水が苦手なあなたでも挑戦してみたくなる!~3,000円台のプチプラに絞ってご紹介します。お気に入りの香りは、あなたのリフレッシュにも効果的ですよ♪

本記事はこのような人におすすめ!

  • 香水が苦手…でも負担にならない程度でつけてみたい人
  • 控えめな香水のつけ方を知りたい人

香水が苦手なのはなぜ?原因はコレだった

満員電車の中や、飲食店内、オフィス内など…。誰でも生活のあらゆるシーンで「ん!?」と思わず顔をしかめるほどの不快なニオイが気になったことがあるはず。

うっ…ごはん屋さんで大量に香水つけてこないでよ…

タバコや、体臭、強い香水や柔軟剤の香り…過度な不快になる香りの被害を「スメハラ(スメルハラスメント)」と言われるほどになりました。

このスメハラが難しいのが、加害者本人に悪気がなく、無自覚ということ。だから、直接加害者に指摘がしづらく問題が解消しづらいのです。

香りの程度によって、被害者は体調不良を引き起こすこともあります。

スメハラにはなりたくない…

でも、香水は諦めなきゃいけないのかな

いえいえ。スメハラは過度な香水の使用により、相手の不快感を高めてしまうことが原因

香水も適量のちょっと少なめを意識して、楽しむことはあなたのリフレッシュになることもあるのです!

あなたを含め、周囲に香水が苦手だと感じるのはどうしてなのでしょうか。ここで根本的な原因を理解しておきましょう。

原因が分かれば、香水とうまく付き合うことができるようになりますよ。

日本人は香水の使用量が世界的に少ない

3分の1この割合は何を表しているでしょうか。

これは、日本人(人口:1億2,000万人)が、香水文化のあるフランス人(人口:6,000万人)と比べたときの香水の使用量なのです。

えー‼フランス人は日本人の3倍香水を付けているってこと?

決してフランス人が珍しいというわけではありません。

欧米人は日本人と比べるとワキガが多く、肉食が主流なので体臭も強めの体質なのです。

だから、そのままの体臭でいるよりも、子どもの頃からエチケットとして香水をまとう文化が根付いています。香水は生活必需品で、つけることは当たり前。

また欧米人は日本人よりも体温が高いので、香りがさらに引き立ちます。余計に香水がキツく感じるのはこんな体質の違いがあるからなのです。 

日本人は決して「香り」の歴史が浅いわけではありません。古くから香りは私たちの生活と密接に関わっています。

それでも日本人は、欧米人と比べて香水を使用しないのです。日本の香水市場は「香水砂漠」と言われるほど、消費量が少なく各ブランドは販売戦略に大苦戦!

実は日本人が「香水」を苦手な理由は、あることが影響しているからなのです。

香水が苦手なのは日本人の気候と文化が影響していた!

日本人が香水を苦手な理由…、それは日本特有の気候や文化が大きく影響していました。

日本人が香水を苦手になってしまうポイント

  1. 湿度が高い
  2. 空気を読む
  3. 清潔を好む

気候や文化はいきなり変わることはありません。

しかし、苦手になる理由を理解して、反対にそれを避けることができれば、自分の香りを楽しむことが出来るということです。

あなた自身が香水を苦手に感じるとき、この3つのポイントが影響しているかもしれませんよ。

湿度が高い

高温多湿では、香りの分子が散らずに香りが長時間同じ空間にこもります

香水文化の栄えたヨーロッパは、日本と比べると湿度が低いので、香水を振りかけてもすぐに香りが飛びやすい気候。

しかし、日本は夏場の気温が高いときに湿度が高くなります。ただでさえ不快な気候の中、好きではない香りが周囲に保たれるのはストレスに…。

満員電車など人口密度が高い所は、特に不快指数が高くなるので、梅雨時から夏場の香水使用は量に注意が必要になります。

香水が苦手な人は、まずはつけるを工夫してみると良いかもしれませんね。

空気を読む

まさに日本人独特の文化とも言えますよね!

その場の様子や社会的な雰囲気を察して、言わずに求められていることを行う「空気を読む」。周囲との調和を意識した国民性が現れた表現です。

日本人は協調性の高さが影響し、周囲が嫌と感じるものを避ける傾向があるため強烈な香りで周囲に迷惑をかけたくない」と香水を使うことをためらいがち。

一方で、「控えめに香る」ことは、好感度が高く感じている人が多いのです。香水に挑戦するなら、さりげなく付けることを意識するのも大切ですね!

清潔を好む

私たちはごく普通にお風呂に入るたびに、必ず頭や全身を洗いますよね。

汚れたらシャワーやお風呂に入るのが当たり前の日本人は、諸外国と比べるとお風呂に入る頻度が高いのだそう。

一方、欧米の気候は日本よりも湿度が低いので、同じ気温でも汗をかきにくいのです。

「香りでごまかす=臭いのを隠す⇒不潔!」と考えてしまいがちですが、欧米ではお風呂に入らないそのままの自分の体臭こそ、本能的で魅力的!と考えている国もあります。

日本と海外では衛生に対する意識が違うのね。

欧米人は体臭をカバーできる、比較的強めの刺激的な香りを好む傾向があります。一方清潔を好む日本人は、せっけん柑橘系など爽やかな香りを好みます。

控えめな「清潔感」を感じさせる香りが、日本人好みというのもわかる気がしますね。

香水が苦手だけどつけたい!女性はここに気を付けて

私たち日本人が、気候や文化的な背景で強い香りを敬遠してしまうことが分かりました。

では、実際に香水にチャレンジするならどうしたらいいのでしょうか。

おまかせください!香水が苦手なあなたでも、気軽にはじめられるポイントは4つあります。

香水が苦手な人でもはじめやすい!香水を気軽に楽しむ4つのポイント

  • 自分のなりたいイメージで香りを見つける
  • 香りが弱いものを選ぶ
  • 常に香り続ける顔周りを避ける
  • 香水をつける量をごく少量にする

「え、こんなことでいいの!?」って思いました?でも、これが香水選びの基本です。

「どれでも良いから、とりあえずコレ」と妥協して選んでしまうと、あなたに合わない可能性大!

香水は時間が経つごとに香りが変化するものなのです。また香りがキツイと嗅覚が鈍くなってしまうことも。

香水選びは慎重に!そうしないと、あなたの香水に対する苦手意識がますます強くなる可能性がありますよ!

自分のなりたいイメージで香りを見つける

香水の原料は香料、エタノール、精製水の3つ。

その中の香料は種類が多く、天然香料は約200種類、合成香料は約3,000種類を超えるとも言われます。ここから数十種類の香料を調合し作られます。

こんなに種類があったら、自分にあった香水を選べるかな…

大丈夫ですよ!香りの分類は多くありますが、ここでは女性向けの香水にポイントを絞り、5分類に分けてご紹介します。

香りの分類香りの特徴
シトラスレモンやオレンジなど柑橘系を使用した
爽やかでフレッシュな香り
シプレー苔の香料オークモスとパチュリ・ベルガモットを使用
スッキリと渋さを感じさせる洗練された大人の香り
フローラルローズ・ジャスミンなど花の香りを合わせた
華やかな香り
フルーティピーチやアップルなど若い女性に好まれる
甘さを感じる果物の香り
オリエンタルアンバー・ムスクなど動物性香料とスパイスを使用
難易度が高いセクシーで重厚な香り

イメージがしやすいものから、表現が難しいものまでありますよね。

香りが軽く、クセがないものは柑橘系の「シトラス」。反対に香りが重厚で好みが分かれやすいものは動物性香料を使用した「オリエンタル」が代表的。

しかし、香りを実際に嗅いでみると好みが分かれます。

どんなものがいいか迷う人は、下記の図を参考に自分がなりたい(表現したい)姿をイメージして、香りを選んでいきましょう。

引用:資生堂公式ホームページ watashi + by shiseido

自分がなりたい雰囲気が絞れたら、今度は香りの強さで香水を選んでいきましょう!

香水にはいろいろな香りの強さがある

香水といっても、その香料の濃度により種類が異なることをご存知でしょうか?

香水の商品名や箱の裏には、必ず香水の種類が記載されています。香水は1番強いパルファンからオーデコロンまで濃度で香水の種類(名前)が異なります。

香料の濃度が高ければ高いほど、持続する時間は長く香りも強いので、いきなりトライするにはハードルが高いかもしれません。

強い香りが苦手な人は、香水の中でも濃度の薄いオーデトワレオーデコロンから始めてみるのはいかがでしょうか?

つけてから最大4時間程度で香りは消えますので、「いかにもつけました!」感がないのもおすすめなポイントなのです。

また、香水の分類からは逸れますが、各香水ブランドからボディスプレー・ボディミストなどの「フレグランススプレー」も販売されています。

こちらの商品は分類上が香水ではなく、化粧水に近い扱い(成分に保湿・美容成分が含まれているものが多い)になります。

しかし、香りは軽いつけ心地で、持続時間も1時間程度と気軽に使用できますよ。何より、一般的な香水と比べてプチプラで、カジュアルにつけられるのも魅力的!

バッグの中に忍ばせて、気分転換にシュッと香りを楽しむこともできそうですね!

顔の付近に香水をつけない

断言します!香水が苦手な人は顔周りにつけないようにしましょう。

香りはつけた場所から上に漂います。首筋や鎖骨などに香水をつけたら、揮発するときにずっと顔周りに漂うことになります。

最初のうちはいい香りで済むかもしれませんが、時間が経つにつれ、香りの変化にともなって酔いやすくなります。

また、香水の成分は日光にあたると変色しやすく、シミの原因になりやすいのです。

香水は香り立ちやすい「脈打つ太い血管のある場所が望ましい」といわれます。しかし、強い香りが苦手なら首などの顔周りは絶対NG!

一番高い位置でも手首まで!香りを楽しむためにもベストなエリアを覚えておきましょう。

最初はごく少量から!もの足りないくらいがちょうど良い

上記の画像みたいに、香水って直接肌にシュッとつけるものだと思っていませんか?もちろん、そのつけ方は一般的には正解。

だけど、香水が苦手な人はこの方法は避けたほうが良いのです想像以上に香水の1プッシュの量は多い!液体がたれるほど出ます。

おすすめは、一度ティッシュやコットンなどの別のものにしみ込ませてから肌につける方法。ひざの裏や内もも、ウエストや手首位がさりげなく香る良いエリア。

もったいないから!って全身につけてしまったら、それは香害のはじまり。自分の周囲に長く強い香りが残ることになります。

周囲の人への配慮はもちろん、自分自身が強い香りで気持ち悪くならないためにも、つける分量はごく少量!控えめぐらいが上品な分量と覚えておきましょう。

香水が苦手でもおすすめ!プチプラ香水3選

さぁ、さっそく香水が苦手なあなたでもチャレンジしやすい、プチプラ香水をご紹介していきます!

こちらでご紹介していく商品は全て3,000円以下!口コミだけでなく、気軽につかいやすい、プチプラな香水を厳選しました。

好きな香りの分類が異なっても大丈夫!

ご紹介する香水の形状は、現在各ブランドから幅広く販売されています。好きな香りの分類で使いやすい形状を探してみてくださいね♪

香水が苦手な女性でもはじめやすい!おすすめ3選

今回ご紹介する香水は、形状別にご紹介していきます。

  1. 練り香水
  2. フレグランススプレー
  3. ミニ香水

この3種をご紹介する理由は、「香りがライト」で「コンパクトで持ち運びやすい」から。

香水が苦手な人は、長時間香るよりも、ちょっとした瞬間にさりげなく香りを楽しむところからはじめるのがベスト!

香りを自分だけこっそり楽しむなんて、特別な感じがしませんか?

これらをトライした後に、香りの濃度が高いものを選ぶのも良いでしょう

あなたの香水のハードルが下がれば、もっと自分らしい香りを追求することもできるようになりますよ

練り香水

あなたは、練り香水をご存知でしょうか。

練り香水は液体ではなく、ワセリンやシアバターなどの保湿成分に香料を練り込んだ固形バームタイプの香水です。

スプレータイプの香水に含まれている、アルコールが苦手な人にも安心して使えます。

使い方は、練り香水を指先でクルクルとつけて、手首や首筋など脈打つ場所を中心になじませます。

練り香水は、香りが穏やか。鼻に近い首筋につけても、バームが体温でなじんで「ふんわりと香る」程度なので、休憩中の気分転換にピッタリです。

練り香水の特徴
使い方指先にとり、肌になじませる
ネイルオイル・ヘアワックスに代用可能
持続時間1~2時間程度 弱めに香る
主成分ワセリン・シアバター・ミツロウ、香料など

おすすめの使い方は、ネイルオイルとして使うこと。

練り香水を指先にとり、爪の根元になじませてもみもみマッサージ。健康的な爪の育成指先のささくれ対策にも効果的なのです!

デスクワーク中もほのかに香って癒されます

コンパクトだから小さなバッグにも入れて持っていける
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フレグランススプレー

コンビニやドラッグストア、バラエティストアで見かけるこの商品が、まさにフレグランススプレーです。商品は香り付きの化粧水というジャンル。

ブランドによりボディミスト・ボディスプレー・ボディコロンなど、名称はさまざま存在しています。

香りは本格的なのに価格帯が600円~3,000円台とプチプラで、香水専門店でなくても気軽に購入できるのが最大の魅力。

フレグランスミストの特徴
使い方香りをつけたい所にスプレーする
持続時間1~2時間
主成分エタノール、水、香料、
グリセリン、メチルパラベンなど保湿成分

フレグランスミストは、ここ10年で市場は急拡大!

ハイブランドも、あの有名香水の姉妹品としてヘアミストやボディミストが続々登場しています。香水よりも安価だから、ギフトに選びやすいですよね。

ボトルも香水瓶のようなガラスではなく、軽いプラスチック製が多いので持ち運びしやすい。

ライトな使い心地だから練り香水の次に選ぶアイテムとしておすすめです!

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ミニ香水

ミニ香水ってお金がない中高生が買うイメージ…?それは間違っています!

ミニ香水は10mlからあります。これは一番香水を無駄にしなくて、香水が苦手な人でも使い切れる量だということを知っていますか?

香水を愛用する日本人の年間消費量は多くて100ml。

一般的な香水のボトルは30ml/50ml/100mlとあります。香水の濃度が高いものであれば、最大持続時間は7時間。

香水が苦手なあなたは、きっと頻繁につけ直すことはないでしょう。

しかも、1回開封してしまったら、その香水の使用期限は1年程度に。大きなボトルだったら、とても消費しきれません!

香水の特徴
使い方香りをつけたい所にスプレーする
持続時間パルファン:5~7時間
オードパルファム:4~6時間
オーデトワレ:3~4時間
オーデコロン:1~2時間
主成分香料、エタノール、精製水

香水が苦手なあなたには、一番使い心地がライトな「オーデコロン」がおすすめ!

フレグランススプレーでは物足りないと感じた人でも、香水になると香りの濃度がグッと変わります。

最初はハンカチにつけてみたり、下着につけてみたり、肌に直接触れない所からトライして、徐々に香りに慣れていきましょう。

爽やかなヴァーベナの香りはつけ心地軽くスッキリ!
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まとめ

今回は「香水が苦手だけど楽しみたい!気軽に選べるおすすめプチプラ香水3選」をテーマに、香水が苦手な人にも試しやすい商品をご紹介していきました。

本記事のポイントをまとめます。

  • 香水が苦手なのはなぜ?原因はコレだった
    ⇒日本独特の気候と文化が大きく影響
  • 香水が苦手だけどつけたい!女性はここに気を付けて
    ⇒なりたいイメージの香り、つけるポイントを意識
  • 香水が苦手でもおすすめ!プチプラ香水3選
     ①練り香水
     ②フレグランススプレー
     ③ミニ香水

あなたの苦手な強い香水の香り、それは日本の気候や文化が大きく影響していました。しかし、つけ方や加減を意識して調整すれば、香りを楽しむことは十分できます。

まずは、あなたの好きな香りを知ること。これが香水を好きになる最も大切なポイントになるでしょう。

お気に入りの香りが見つかれば、あなたは一気に魅力的な香りの沼にハマるかもしれませんよ…?

自分だけのリフレッシュ法に「香り」を仲間入りして、あなたの癒しの時間を充実させてみてくださいね♪

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