スープジャーって、ありがたい発明品ですよね。寒い日のお昼も、温かい汁物があるだけでほっこりできます。
昨日の豚汁やミネストローネを入れられて、朝のお弁当作りが楽になるのもポイント高いです。
でもこの便利なスープジャー、パッキンに臭いがつきやすいのが弱点。
おいしく食べたいから買ったスープジャーなのに、臭いが気になってランチが楽しくないなんて、悲しい限りです。
ということで、パッキンの臭い取りの方法を探してみました!
スープジャーの臭い取りのオススメ方法と普段のお手入れ方法をまとめたので、是非参考にしていただいて、快適清潔ライフを手に入れてほしいです♪
スープジャーの臭い取りの方法はどれが正解?
臭いを取る方法はいろいろ紹介されていますが、さくっと結論から言うと、オススメは次の2つの方法です。
- 酵素系漂白剤につけおきする
- 重曹を溶いた熱湯につけおきする
スープジャーの臭い取りは酸素系漂白剤につけおき
パッキンだけなら塩素系漂白剤も使えますが、今度は塩素のニオイを取るためにがんばらないといけないので、酸素系の漂白剤がおすすめです。
- 30~50℃くらいのお湯500mlに所定量の酸素系漂白剤(粉末タイプ)を溶かす(泡=酸素が少し出ます)
- 取り外したパッキンやフタを入れ、15~30分程度つけおきする
- 流水でよくすすぎ、水気をふき取って乾かす
スープジャーの臭い取りは重曹を溶いた熱湯につけおき
重曹は、安全性が高く手荒れもしにくいのがいいですよね。食用と掃除用とがありますが、キッチンで使うものだから食用の方が安心です。
- ボウルなどに取り外したパッキンやフタを入れる
- 重曹大さじ1杯を入れ、熱湯200mlをゆっくり注いでかきまぜる(発泡するので注意)
- 2時間以上つけおきする
- 流水でよくすすぎ、水気をふき取って乾かす
鍋のこびりつきを取るのにも使えるので、試したことがない人は是非この機会に購入してみてください。百均にもありますよ。
除菌効果を期待するなら酸素系漂白剤、エコでナチュラルにいきたいなら重曹がオススメです。一度では取れなかったら、繰り返し試してみてください。
その他
他にも、重曹にお酢やクエン酸をプラスして使うという方法が紹介されている記事もありました。
これは賛否あって、重曹の弱アルカリ性をお酢やクエン酸の酸性で中和してしまい、効き目が薄くなると反対する意見もけっこうありました。
お米のとぎ汁につけたり、濃い塩水につけてシャカシャカふったり、レモンをこすりつけたり、という方法もありましたね。
これらは食品だから安心だし、とってもエコというのが長所です。臭いが弱めなら調理や片付けのついでにやると良いかもしれません。
どんな戦いも相手次第。臭いの取れ具合は臭いのつき方次第ですよね。がんばったけど負けてしまった時は、部品の交換をオススメします。
メーカーはパッキンを1年で交換することを推奨していますから、その方が気分もすっきりして良いかもしれないですね。
購入したお店やメーカーのオンラインショップに問い合わせてみてください。
パッキンが二つになったら、カレーなどの強い香り用とその他用に付け替えて使うという方法もあり、ですね。
さて、臭いが取れたらひと安心。でも、しばらくするとまた臭いだすはずですよね。
そもそもなんで臭うんでしょう?
それでは次に、臭い移りの原因について詳しく見ていきましょう。
スープジャーの臭いの原因
スープジャーの臭いの原因は、あたり前ですが、スープジャーに入れた食品のせいです。
肉、魚、油。カレーや麻婆系のスープを入れていたら、強いスパイスの香りの臭い移りも原因になります。
これらをきれいに洗うことができていれば、臭いが残ることはないという理屈になるのですが、パッキンやフタは細かい溝やすき間だらけ!
洗いにくくてめんどくさいなって思います。
毎日洗い物は盛りだくさん。うっかり洗うのが遅くなるのはいつものことだし、誰も思い出さなくて朝洗ってない状態で見つかって青ざめる、なんて珍しいことではありません。
場合によっては週末をはさんで、なんて恐ろしいこともあるとかないとか…。結果、家族から臭いのクレームを受けることになるんですよね。
臭いの元は油脂や肉、魚なので、酸性の汚れになります。
なのでこの汚れを取るには、アルカリ性のものと一緒にして中和反応を起こし、汚れを剥がすのが重要です。
そう、理科で習ったあれです、あれ。だから酸素系漂白剤や重曹が有効なのですね。
次は、少しでも長く、臭わない状態をキープするためのお手入れについて解説します。
スープジャーの臭い取りには普段のお手入れもしっかりしよう!
最初に臭い取りの方法として漂白剤と重曹を使う方法をご紹介しましたが、普段のお手入れも意識することで臭い移りを防ぐことができます。
食べ終わったらすぐ洗う(予洗い)
洗剤で洗うのがベストですが、それが無理なら軽く水洗いしておいてもらうと全然違います。
でもたぶん、子どもたちはしてくれません(笑)学校って、そういうことする場所も無いですよね。
そういう時は、私たちががんばるしかありません。
帰宅したらなるべく早く洗ってもらうか、洗えるように出しておいてもらいましょう。
きちんと分解して洗う
洗い残しが臭いの原因なので、すき間まできれいにしましょう。
面倒でも「今がんばれば後が楽!」と唱えて、ルーティーンにしてしまいましょう。
キズをつけるとそこに汚れが残りやすいので、やさしく洗いましょう。
食洗機があるなら、仕上げに食洗機に入れてしまうのもいいですが、本体は基本的にNGというものが多いので、きちんと確認しておきましょう。
細かいところは泡スプレータイプの洗剤なんかも駆使すると良いですね♪
よく乾燥させる
朝に使おうと思ったら乾いてない、なんてことありますよね。
よく乾いた状態が一番清潔だし、菌の発生を抑えることができます。
洗い終わってから、最後にお湯をかけると乾きやすいです。乾かす場所はなるべく風通しの良い場所を探しましょう。
この何年かで使い慣れてきた、アルコール除菌スプレーを使うのもいいかもしれません。
清潔第一でがんばって、それでも臭いがついてしまったら、最初に紹介した臭い取りをやりましょう。
定期的にやるリストに入れてしまうといいかもしれません。
ふー、家事はエンドレスですね。
まとめ
- スープジャーの臭い取り方法でおすすめなのは、酸素系漂白剤につけおき、重曹を溶かしたお湯につけおきすることの2つ
- ゴムパッキンなどの臭いがどうしても取れない場合は、部品交換をしたほうが良い
- スープジャーについた臭いの原因は酸性汚れの洗い残しと、スパイスなどの強い香りの臭い移り
- 普段のお手入れも大切!食べ終わったらすぐに洗う、きちんと分解して洗う、よく乾燥させるを意識して行おう
スープジャーは温かい食べ物を入れることができる分、臭い移りしやすいですし、また構造的にも細い隙間が多いので汚れが落ちにくいという難点もあります。
お味噌汁を入れていこうとしたら、なんとなくカレーの臭いが…となるのは避けたいものです。
今は便利な洗剤やキッチングッズもありますので、それらも併用しながら快適に使えるようにしていきましょう♪
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