急いでいるときに限って「鍵や財布がない!」と焦ってしまうことってありますよね。
そんなときにとっても役に立つのが、エアタグ(AirTag)です!
エアタグを鍵や財布につけておけば、万が一紛失してしまってもスマホやパソコンを使って場所を特定することができるんです。
そんなとっても便利なエアタグですが、私は電池を交換し忘れてしまい、いざ使いたいときに電池がなく使用できなかったことがあります…。
せっかくエアタグを使っているのに、そんな失敗はもうしたくありません。
また電池交換には少しコツが必要なようです。電池残量を確かめる方法はあるのかも気になるところですよね。
本日は、エアタグの電池交換の方法や電池残量を確かめる方法など、知りたいことを詳しくお伝えしていきます♪
エアタグってどんなもの?電池の種類は?
まず最初にエアタグとはどんなものかを説明していきますね。
エアタグとは、2021年の4月にAppleから発売された紛失防止タグのことを言います。
財布やカバン、カギにエアタグを付けておくことで、紛失したときにiPhoneやiPad・Macから操作しアラーム音を鳴らしたり、位置確認をすることができる便利なアイテムです。
500円玉程のサイズで、厚さは8㎜。重さは11gあります。500円玉は7gなのでそれよりも少し重たいかな?と感じる程度です。
その為お財布にも違和感なく入れることができます。防水機能もついているので雨に濡れてしまっても安心ですね。
注意しなければいけないのは、Appleの開発した製品の為iOs14.5またはiPadOs14.5以降のiphoneかiPad・Macでの使用が必須となることです。
他メーカーのスマホやパソコンからは探すことができないので、気を付けてくださいね。
カバンや財布だけでなく、お子さんの鞄につけて迷子防止として使用したり、ペットの首輪につけて同じく迷いペット防止として使用している方もいるようです。
旅行鞄に入れて、空港などでのロストバゲージ対策に使うこともできますよ。
工夫次第で色んな使い方ができそうですよね♪私は財布と車のキーにエアタグを付けて使用しています。
失くさないように気を付けるのが一番ですが、もしもの時にはエアタグがあると思うと安心感がありますよね。
エアタグの電池の種類はなに?
エアタグは電池交換が可能なので、電池が切れても交換すれば繰り返し利用することができます。
エアタグの電池交換をする為にまず用意しなければいけないのが電池ですよね。エアタグの電池交換には「CR2032」の型番のコイン型リチウム電池が一つ必要です。
コイン型リチウム電池は似たような見た目のものが多いので注意が必要です!型番を間違えないようにしてくださいね。
この「CR2032」の型番のコイン型リチウム電池は家電量販店だけでなくコンビニやスーパー、ホームセンターや100均のお店でも販売しています。
色んなところで手に入り安いので、いざ必要なときも安心ですね♪
エアタグの電池残量が表示されない!?電池残量を確認する方法
少し前まではエアタグは常に電池残量を表示してくれていたのですが、現在のiOSでは表示されなくなっています。
それでは電池残量はどうしたら分かるの?と心配になりますよね。
ご安心ください。エアタグはバッテリー残量が非常に少なくなると、iPhoneの通知画面に「バッテリー残量低下」と表示されます。
この通知が出たタイミングで電池交換を行うことで「電池が切れてしまっていざというときに使えない!」という失敗を避けることができます。
ちなみに私は、「探す」アプリの必要な時だけ通知をオンにすれば良いか、と通知をオフにしてしまっており、「電池残量低下」の通知が出なかったのが失敗の原因でした…。
私と同じ目にあわない為にも、皆さんは通知を必ずオンにしておくようにしてくださいね。
ちなみに「探す」アプリからも電池残量が減っているかどうかを確認することもできます。
探すアプリから電池残量をチェックする方法
- 「探す」アプリを開く
- 「アイテム」タブをタップする
- 電池残量を確認したいエアタグをタップする
- 電池残量が非常に少ない場合、エアタグの名前の下に「Low Battery」と表示される
参考:Appleサポート
この方法で電池残量を確認することができます!皆さんもエアタグの電池残量が気になっていたらこの方法で確認してみてくださいね。
エアタグの電池交換は難しい?電池交換の方法
エアタグをみると指を引っ掛けてパカッとフタを空けるような場所がない為、電池交換の方法が分からず難しいと感じる方が多いようです。
やり方さえ分かればエアタグの電池交換の方法は決して難しくないので安心してくださいね。これからエアタグの電池交換の方法を詳しくご説明していきます!
エアタグの電池交換の方法
- エアタグの光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計周りに回す。
- カバーと電池を取り外す
- 新しい電池をプラス面を上にして挿入する
- 電池を正しく装着できたら通電したことを知らせる「ピロリン♪」という音が鳴る
- カバーの3つのツメの位置をエアタグの溝に合わせて被せる
- カバーを押し下げ、時計回りに回らなくなるまで回す
参考:Appleサポート
これで電池交換は完了です♪コツさえ掴めば簡単に電池交換することができますね。
エアタグの電池交換後に設定することはある?
結論から言うと電池交換後に設定をする必要はありません。しかし正しく電池交換が完了しているか気になるところですよね。
電池交換が正しく完了したのかを確かめる方法があるので確認していきましょう!
電池交換が正しくできているか確認する方法
- 「探す」アプリで電池交換をしたエアタグを表示させる
- バッテリー低下残量の表記が消えていれば電池交換完了
この方法で電池交換が正しく完了しているか確かめることができます♪しっかり確認していたらいざというときに「使えなくて困った!」ということがなくて安心ですね。
エアタグを電池交換したのに反応しない!その原因は?
エアタグを電池交換したのにも関わらず反応がないことがあるようです。その場合は、デバイスの設定や使用している電池に問題があるようです。
位置情報サービスをオンにし直す
1つ目はデバイスの設定に原因がある場合です。今からお伝えする方法で設定しなおすことで反応しだすことがあるので、試してみてください。
- 「設定」を開き「プライバシーとセキュリティ」をタップする
- 一番上にある位置情報サービスをタップする
- 位置情報サービスに並んでいるアプリの中から「探す」アプリを探し、「このAppの使用中」になっているか確認する
- 位置情報サービスをタップし一度オフにしてもう一度オンにし直す。
このように位置情報サービスを一度オフにしてからオンにし直すことで反応する場合があるようです。
「探す」アプリを開きなおしてエアタグが反応しているか確認してみてくださいね。
電池を確認する
2つ目は電池に原因がある場合です。エアタグの電池交換には「CR2032」の型番のコイン型リチウム電池が必要です。
この「CR2032」の型番のコイン型リチウム電池、似たような型番のものがあるのでまずは型番が間違っていないかを確認しましょう。
また先程もお伝えしましたが、Appleサポートでは“苦味剤がコーティングしてある電池は、コーティングと電池端子との位置関係によってはエアタグでは使えない場合があります。”と表記があります。
苦味剤がコーティングされているコイン型リチウムイオン電池を使用している場合はそれが原因の可能性があります。
電池を購入するときは苦味剤がコーティングされていないものを選びましょう。
エアタグの本体リセット
上記の2つを試しても反応がない場合は、エアタグの本体リセットを試します。
- エアタグの光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計周りに回す。
- カバーと電池を取り外す
- 電池をプラス面を上にして付け直す
- 通電したことを知らせる「ピロリン♪」という音が鳴るまで電池を押し下げる
- 音が鳴り終わったら電池を外して再び取り付ける作業を更に4回繰り返す(合計5回)
- 5回目の音はその前の4回とは違った音が聞こえるので、これでリセット完了となりペアリングができるようになる
- カバーの3つのツメの位置をエアタグの溝に合わせて被せる
- カバーを押し下げ、時計回りに回らなくなるまで回す
参考:Appleサポート
リセットしたら「探す」アプリを開きなおして、「接続」ボタンをタップして登録します。
「接続」ボタンが出ていなかったり、間違えて消してしまった場合は「持ち物を探す」→「新しい持ち物を追加」から登録してくださいね。
この方法を試してもエアタグの反応がない場合は、残念ながら故障している可能性が高いです…。Appleサポートへ問い合わせをして修理依頼をしましょう。
エアタグの電池の寿命は?どれくらい持つものなの?
エアタグの電池の寿命は大体1年程と言われています。
しかし「手元から離れた時に通知」をオンにしていたり、探すためにサウンドを再生する頻度が高い場合はその分使用時間は短くなってしまいます。
電池がなくなっていざというときに使用できなくなると困りますから、なくなりそうになったらこまめに交換する方が良いですね。
まとめ
- エアタグを鍵や財布につけて置けば、万が一紛失してしまってもスマホやパソコンを使って場所を特定することができる
- エアタグの電池交換には「CR2032」の型番のコイン型リチウム電池が一つ必要
- 苦味剤がコーティングしてある CR2032電池は、コーティングと電池端子との位置関係によっては、エアタグやその他の電池式製品では使えない場合がある
- エアタグはバッテリー残量が非常に少なくなると、iPhoneの通知画面に「バッテリー残量低下」と表示されるのでこれが電池交換のサイン
- 「探す」アプリから電池残量を確認する方法もある
- エアタグの電池交換の方法は光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計周りに回すとカバーと電池を取り外すことができる
- エアタグを電池交換したのにも関わらず反応がないことがある。その場合はデバイスの設定や使用している電池に問題があると考えられるので確認しなおそう
- エアタグの電池の寿命は大体1年程と言われている
エアタグの電池交換は一見難しそうですが、やり方さえ理解すれば簡単に交換できることが分かりました。
電池交換が必要と通知が来たタイミングで電池を交換することで気づかないうちに電池切れになってしまうことがないようにしたいですね!
皆さんもこの記事を参考にエアタグの電池残量を確かめたり、電池交換をしたりしてくださいね♪
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