ストッキングがずるずると落ちてくる原因は?防ぐ方法も解説します

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女性なら、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?穿いているストッキングが突然ずるずると落ちてくる、あの現象!!

人目がある場所では直せないし、今すぐに直せない時もありますよね。でも、やっぱり凄く気になる…。

こんな風にモヤモヤとした時間を過ごしたことがある人は、少なくないと思います。私も歩くたびにずり落ちてくるストッキングに、ハラハラした経験が何度かあります。

またストッキングが落ちてきた!早く直さなきゃ…。そもそも何でストッキングって落ちてくるの?

私もずっと気になっていました。実はストッキングが落ちてくるのには理由があります。

そこで今回は、ストッキングが落ちてくる原因や落ちてくるのを防ぐ方法について解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてくださいね!

ストッキングが落ちてくる原因は主に4つ

ストッキングが落ちてくる原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。主な原因は以下の通りです。

  • サイズが合っていない
  • 下着が滑りやすい素材
  • マチ部分がついていない
  • ゴムが伸びて劣化している

ストッキングが落ちてくる原因を説明する前に、まずはストッキングの構造がどのような仕組みになっているのかを確認しておきましょう。

ストッキングの構造は、パンティ部レッグ部に分れています。

パンティ部には股の部分に厚みをもたせたマチやウエスト部があり、レッグ部にはかかと部つま先部(トウ)があります。

引用:Atsugi

では、ここからはストッキングが落ちてくる原因を説明していきますね。

サイズが合っていない

ストッキングが落ちてくる原因で一番に考えられるのが、サイズが合っていないからです。サイズが合っていないと、ズレたり落ちたりしやすくなります。

また、サイズが大きすぎても小さすぎても体にフィットしません。そのため、ずるずると落ちてきてしまいます。

合うサイズを選ぶポイントは、身長とヒップサイズ両方で選ぶことです。下記の表に当てはめると、自分に合うサイズの目安が分かると思います。

画像引用:Atsugi ONLINE SHOP

S〜Lサイズは聞いたことがあるけど、Jがつくサイズって聞き慣れないな…。何だろう?

Jサイズとは、ヒップサイズが大きめの方用に作られているのサイズのことを指します。特にパンティ部がキツく感じる方は、Jサイズを試してみるのがおすすめです。

下着が滑りやすい素材

ストッキングのサイズが合っていても、下に穿いている下着が滑りやすい素材だと、ストッキングが落ちてくることがあります。

例えば、シルクレーヨンナイロンといった素材はつるつるとしているので、ストッキングを穿いていると滑りやすくなります

反対に素材が綿の場合は、つるつるとしていないので滑りにくく、ストッキングとは相性が良いです。

また、綿は汗を給水してくれて、通気性にも優れています。そのため不快さを感じにくいです。

マチがついていない

ストッキングの股の部分にマチが付いていないと体にフィットしにくくなるため、ずるずると落ちてくることがあります。

反対にマチ付きを穿いていると、体にフィットしやすくなるためストッキングが落ちにくくなります。また、マチ付きは股部分への生地の食い込みを防ぐこともできますよ。

マチ付きを穿いたことがない方は、一度試してみる価値はあると思います。

私も、普段愛用しているのはマチ付きです。個人的には厚みがある方が安心するので、好んで穿いています。

ゴムが伸びて劣化している

ストッキングは消耗品です。繰り返し穿いたり洗濯したりすることで、徐々に傷んできます。ゴム部分が伸びていると、穿いている間にずるずると落ちてきます

ゴム部分が伸びていたり、生地が傷んでいたら思い切って捨てて、新しい物を使用しましょう。

また、ストッキングの洗い方を工夫すると、伸びにくくすることができます。以下で、洗い方の手順を確認していきましょう。

手洗い
  1. 40度位のぬるま湯に中性洗剤を入れ、優しく押し洗いをします(2、3回繰り返す)
  2. 手で優しく絞り、ウエスト部を上にして、日陰干しをします
洗濯機
  1. 摩擦による毛玉を防ぐため、ストッキングを裏返しにし、洗濯ネットにいれます
  2. ドライコースか手洗いコースで洗濯をし、脱水は手で軽く絞ります
  3. ウエスト部を上にして、日陰干しをします

注意点としては、ストッキングを乾燥機に入れると痛んだり、縮んだりしてしまうので、なるべく使わないようにしましょう

天候が悪くなければ日陰干しでも十分に乾きますよ。

ストッキングのゴムの締め付けが弱い

ストッキングが伸びると落ちてきやすいと説明しましたが、もともと締め付けが弱いタイプの商品もあります。

締め付けが強すぎても窮屈ですが、弱すぎるとすぐに落ちてくるので注意が必要です。

特にお腹周りがキツくなるのが苦手な方は、締め付けが弱いタイプを選びがちですが、ストッキングにはJサイズなど、様々なサイズがあります。

自分に合ったサイズをよく確認しながら選ぶようにしましょう。

ストッキングが落ちてくるのを防ぐ方法

ストッキングが落ちてくるのを防ぐ方法も知りたいです!何か良い方法はありますか?

ここからは、ストッキングが落ちてくるのを防ぐ、具体的な方法を紹介していきますね!

自分に合ったサイズを選ぶ

ストッキングが落ちてくる原因でも説明しましたが、自分に合うサイズを選ぶことでストッキングが落ちてくるのを防ぐことができます。

サイズが合っていると、ストッキングの生地が余り、シワがよることもありません。またサイズが合ってると体にフィットするので、見た目も綺麗に見えますよ。

ストッキングの上にインナーボトムスを穿く

ストッキングが落ちてくるのを防ぐには、ストッキングの上にインナーボトムスを穿くのもおすすめです。

普段から、ガードルやスパッツを愛用している方もいると思います。私も体型を整えるために、ガードルを日常的に使っていますよ。

インナーボトムスは体型を整えてくれる他にも、冷え対策にも効果があります。
ストッキングの上に穿けば落ちてくるのも防止できるし、メリットが大きいですね!

正しい穿き方をする

ストッキングの正しい穿き方を知っていますか?私は普段、何も考えずに履いていました。

ストッキングは正しい穿き方をすることで、落ちてくるのを防ぐことができます。以下で正しい穿き方の説明をしていきますね。

ストッキングが落ちてくるのを防ぐ穿き方
  • step1
    たぐりよせる

    ウエストからつま先部分までたぐりよせ、つま先を先端まで入れます

  • step2
    親指を使い引き上げる

    両手の親指を中にいれ、伸ばしながら引き上げます

  • step3
    左右交互に引き上げ

    両手の親指を使い、ゆっくりと左右交互にひざまで上げます

  • step4
    ひざから股下まで引き上げ

    ひざから股下まで、シワにならないようピッタリと引き上げる

  • step5
    ウエスト部分まで引き上げ

    股下がフィットしているのを確認したら、ヒップやウエストまで引き上げましょう

隙間を作らないように、つま先からウエストまで優しく引き上げるのがポイントです。この時、強く引っ張りすぎると、生地が傷ついてしまうので注意しましょう。

また、爪が伸びてるとストッキングに引っ掛けてしまうこともあります。念のため、立体的なデザインの指輪も外しておくと安心です。

正しいたたみ方をする

ストッキングはちょっとした衝撃で穴があいたり、伝線したりしてしまいます。消耗品だから仕方ないけれど、頻繁に買うのはもったいない気がしますよね。

ストッキングは正しいたたみ方で保管をすると、繰り返し使うことができますよ

【ストッキングの正しいたたみ方】

  1. ストッキングを床などの平らな場所に広げる
  2. ストッキングを左右半分にたたむ
  3. つま先からウエスト方向にくるくると巻いていく
  4. ウエスト部分を裏返しにして全体を包む

以上です!簡単にたたむことができますよね。この方法を使えばシワ防止になり、収納場所のスペースも取りません。試してみてくださいね。

落ちにくいストッキングを選ぶ

ストッキングの中にも、落ちにくいように工夫された商品があります。

例えば着圧タイプのストッキングは、ウエストやヒップなどにしっかりとフィットしてくれるため、落ちてくるのを防いでくれます。

また、着圧タイプのメリットはむくみを防ぐ血行を良くしてくれる点です。

今まで穿いたことがない方は、試しに穿いてみるのも良いかもしれません。以下でおすすめの商品を紹介します!

GUNZEの立体設計ストッキング

GUNZEのSABRINA Shape 美しく引き締めるは、パンティ部が立体設計になっていて、ヒップにピッタリとフィットします。

伝線しにくい加工やUV対策もされています。お値段は税込みで550円です。

引き締めてくれるのに、ウエストは苦しくありません。

実際に穿いたことがありますが、ストッキングがずるずると落ちてくることはありませんでした。

ATSUGIの引き締めるストッキング

ASTIGU【圧】引き締めるストッキングは360°快適フィット設計で、パンティ部がズレにくくなっています。

他にも、制菌加工や吸汗加工、静電気防止加工などが付いています。お値段は税込で660円です。

 ストッキングにマチが付いているのも安心できるポイントですね!

ストッキングが落ちてくる!膝下タイプの原因と対処法

パンツスタイルが多い方は、膝下タイプのストッキングを穿く機会も多いと思います。膝下タイプのストッキングは、靴下のように簡単に脱ぎはきができて楽ですよね。

しかし膝下タイプのストッキングも歩いていると、ずるずると下がってくることがありませんか?

ましてパンティタイプのストッキングと違って長さが短いので、気づいたらはき口が足首まで落ちてきていることも…。

膝下タイプのストッキングが落ちてくるのにも原因があります!原因と対処法について一緒に見ていきましょう。

ストッキングのストレッチが弱い

ストッキングのストレッチが弱いと、ぶかぶかとしてずり落ちてくることがあります。

私は夕方になると足が浮腫んでくるので、ストレッチが強いタイプを穿くとキツく感じます。

浮腫むことを考えるとストレッチの弱いタイプを選びがちですが、ストレッチが弱いと歩いている時に落ちてくる原因にもなります。

そんな時は、はき口が滑りにくいシリコン素材になっている商品を選びましょう。

サイズが合っていない

パンティストッキングと同様に、膝下タイプもサイズが合っていることが重要です。大きすぎるとブカブカして、シワがよります。

そして、そのままずるずると落ちてくることも。また、サイズが小さすぎてもはき口がくるくると丸まって落ちてきます。

膝下タイプも、サイズが合っていることが重要なんですね!

靴のサイズが合っていない

靴のサイズが合っているかも重要なポイントです。靴のサイズが合っていないと、靴の中でストッキングが動き、歩くたびにずるずると落ちてきます

ゆったりとした靴下を履いていても、同じようなことが起こりますよね。そもそも合わない靴は、靴擦れや外反母趾など体の不調が現れることがあります。

ストッキングのサイズと同様に、靴も自分に合ったサイズの物を履きましょう。

ソックタッチを使う

ソックタッチとは、靴下などがずり落ちないように止める商品のことです。学生時代に使っていた方もいませんか?一時期、女子小中高生の間で大ブームになりましたよね!

私もよく使っていました。私は激しいスポーツをする時によく使っていましたが、全く落ちてくることはなく感動したのを覚えています。

また、ハイソックスが落ちてくるのを防ぐためにも使っていましたよ。そんな優秀なソックタッチですが、膝下タイプのストッキングにも使用できます

外出先でよく歩きそうな日は、ソックタッチを使っておくと、落ちてくる心配もいらないので安心ですよ。

まとめ

今回は、ストッキングがずるずると落ちてくる原因や防ぐ方法などについて説明してきました。

  • ストッキングが落ちてくる原因は、サイズが合っていない下着が滑りやすい素材マチが付いていないゴムが伸びているなど。
  • ストッキングが落ちてくる時はサイズが合った物を選ぶインナーボトムスを穿く正しい穿き方やたたみ方をする落ちにくいストッキングを選ぶ。
  • 膝下タイプのストッキングが落ちてくる時は、靴のサイズが合ってるかを確認するソックタッチを使う

女性は日常的にストッキングを穿く機会が多いですよね。

お店やオンラインストアでは、着圧タイプのストッキングや、締め付がゆったりとしたタイプまで様々な商品が販売されています。

ストッキングが落ちてこない一番の防止策は、自分に合ったサイズを着用することです。この記事を参考に、自分に合ったストッキングを探してみてくださいね。

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