冷蔵庫の動かし方を知りたい!前後に動かすだけなら1人でもできる!

引っ越しや模様替えをしたいとき、業者に頼まなくても自分たちで冷蔵庫を動かすことはできるだろうか?と思ったことはありませんか?

実は、業者に頼まなくても自分たちで冷蔵庫を動かすことができるんです!

業者に頼まなくていいため、費用をかけずに冷蔵庫を動かすことができますよ。

引っ越しや模様替えで冷蔵庫を動かす場合は、2人以上で動かすことができます。

また、「冷蔵庫の下を掃除したい」「冷蔵庫の向きを変えたい」という場合は、1人で動かすことが可能!

冷蔵庫にはキャスターが付いているので、手順さえわかれば意外と簡単に動かすことができますよ♪

間違った動かし方をしてしまうと、故障の原因になる恐れがあります。

冷蔵庫の正しい動かし方や動かすときに注意することをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

冷蔵庫の動かし方!

冷蔵庫を動かすときは、動かすシーンによって必要な人数や手順が異なります。

冷蔵庫にはキャスターが付いているので冷蔵庫を前後に動かすのであれば、簡単に1人でも動かすことができますよ♪

「引っ越しや模様替えで冷蔵庫を動かすとき」と「冷蔵庫の下を掃除するために前後に冷蔵庫を動かしたいとき」の冷蔵庫の動かし方をそれぞれ詳しく紹介しています。

引っ越しや模様替えで冷蔵庫を動かすとき

引っ越しや模様替えで冷蔵庫を動かすときは、必ず2人以上で動かすようにしましょう。

冷蔵庫を動かすときは手を滑らせてけがをしないように、滑り止めがついている手袋をして作業するとよいですよ。

冷蔵庫の中身は遅くても冷蔵庫を動かす前日までには空にしておきます。

計画的に食材を消費して、どうしても当日までに消費できない食材や調味料はクーラーボックスや発泡スチロールにいれて運びましょう。

冷蔵庫の中が空になったら電源を切って冷蔵庫の中の霜を溶かし、水抜きを行いましょう。

自動霜取り機能が付いている冷蔵庫は霜が滅多に付きませんが、念のために電源を切って霜取りをします。

夏場なら10時間、冬場なら15時間ほどで冷蔵庫の霜を溶かすことができます。

霜取りが終わったら、製氷機の氷や蒸発皿の水受けに溜まった水を捨てます。

蒸発皿がどこにあるかわからない場合は取扱説明書で確認しておきましょう。

水抜きが終わったら、冷蔵庫のドアや引き出しをテープで固定して運んでいる途中にドアが開いたり引き出しが飛び出さないようにしておきましょう。

運搬中にドアが開いたり引き出しが飛び出してしまうと怪我をする恐れがあるので注意しましょう。

また、冷蔵庫の中の棚や仕切りもテープで固定しておくことをおすすめします。

冷蔵庫をトラックに乗せて運ぶ場合は、横にせずに縦にして運びましょう。

冷蔵庫のキャスターは前後には動かすことはできますが、左右には動かすことができません。

冷蔵庫の向きを変えたい場合は床に毛布などの布を敷き、冷蔵庫を布の上に移動してから布ごとゆっくりと回転するようにすると向きを変えることができます。

冷蔵庫の下を掃除するために前後に動かすとき

冷蔵庫を前後に動かす場合は、1人でも動かすことができます!

冷蔵庫にはキャスターが付いているので、前後に動かすだけであれば1人でも動かすことが可能です。

少し動かすだけであれば、冷蔵庫の中身を空にしたりコンセントを抜いたりしなくても動かすことができますよ♪

冷蔵庫を前後以外に移動すると床を傷つけてしまう可能性があるので、下に毛布や板、マットなどを敷いてから動かすようにしましょう。

ドアや冷蔵庫の棚などはテープで固定して、移動するときに外れたり開いたりしないようにしましょう。

冷蔵庫の下を掃除するために少し動かしたい場合は、冷蔵庫にキャスターが付いているので1人でも簡単に動かすことができますよ♪

ちなみに、冷蔵庫の下は意外とほこりやよごれが溜まりやすいところなので、定期的に掃除すると清潔に保てます!

冷蔵庫の動かし方で調整脚が回らないときに確認すること

いざ冷蔵庫を動かすために、調節脚を回そうとしてもなかなか回らないという方に確認してほしいことがあります。

「冷蔵庫の調節脚を回そうとしたら固くてなかなか回らない」という方は、以下のことを確認してみてください。

調節脚が回らないからと言って無理にペンチなどで回したりすると、ねじが壊れてしまう場合がありますのでやめましょう。

調整脚の回す方向

まず、調節脚を回す方向を間違えていないか確認してみましょう!

調節脚は半時計回りに回すと緩んで冷蔵庫を浮かせることができ、時計回りに回すと冷蔵庫を床に固定することができます。

緩めたいときは調節脚を反時計回りに回しているか確認してみましょう!

付属の工具が必要かどうか

冷蔵庫の調節脚を回すのに工具が必要な場合があり、工具が必要な冷蔵庫には工具が付属されています。

工具が付属されていない冷蔵庫は手で回すことができますが、どうしても回らない場合は別売りの専用の工具を使うと回しやすくなります。

付属の工具や専用の工具以外を使用すると、ねじが壊れてしまう可能性があるので注意しましょう。

付属の工具があるのか分からない場合や工具が別売りされているかわからない場合は、取扱説明書を確認してみましょう!

付属の工具を失くしてしまっても購入することができますので、当日になって慌てないでいいように前もって工具が必要かどうか確認しておきましょう。

冷蔵庫の動かし方!冷蔵庫を横にして動かしても良いの?

冷蔵庫を運ぶときに横倒しにして運んでも大丈夫なのでしょうか?

実は、冷蔵庫は長時間横倒しにして運んではいけないのです!

冷蔵庫を一時的に横にだけなら問題ありませんが、長時間横にすることは避けましょう。

引っ越しの際に冷蔵庫を正しく運ぶために、冷蔵庫を横にしてはいけない理由など確認しておきましょう。

どうしても横にしないといけない場合に注意することも紹介していきます。

冷蔵庫を横にしてはいけない理由

冷蔵庫を横にしてはいけない理由は、冷蔵庫を横にしてしまうと故障の原因になってしまうためです。

冷蔵庫はコンプレッサーによって気体の冷媒ガスを液体に変え、その液体が配管を通って中を冷やす仕組みです。

コンプレッサーの中には液体を運ぶために必要なオイルが格納されています。

冷蔵庫が長時間横倒しになってしまうと、コンプレッサー内のオイルが本来とは別の場所に流れ込んで故障してしまう可能性があります。

故障してしまうと、冷蔵庫の中が冷えない状態になってしまいます。

冷蔵庫を横にする場合に気をつけること

どうしても冷蔵庫を横にして運ばざるをえない場合は、できるだけ冷蔵庫を横にする時間を短く済ませるようにしましょう。

冷蔵庫を横にして運んだときは、コンプレッサー内のオイルが配管に流れ込んでしまっている可能性があります。

コンプレッサー内のオイルが配管に流れ込んだまま電源をいれると冷蔵庫の故障の原因になります。

流れ込んだオイルが元に戻るのを待つために、１日以上経ってからコンセントを差して電源をいれるようにしましょう。

電源を入れた後、冷気が出ない、正常に動かないという場合は冷蔵庫が故障しているかもしれませんので、購入した店舗やメーカーに問い合わせるようにしましょう。

まとめ

• 冷蔵庫を引っ越しや模様替えで動かすときは、冷蔵庫の中を空にして電源を切って2人以上で動かそう
• 冷蔵庫を前後に動かしたいときは、冷蔵庫の中を空にしたり電源を切らなくても動かすことが可能
• 冷蔵庫を前後に動かすだけなら、冷蔵庫にはキャスターが付いているので一人でも動かすことができる
• 冷蔵庫の調節脚が回らないときは、調節脚を回す方向が間違っていないか調節脚を回すための工具が必要かどうかを確認してみよう
• 冷蔵庫は長時間横にして運んでしまうと故障の原因になるので注意しよう
• 冷蔵庫をどうしても横にしないといけないときは、横にする時間をできるだけ短くしてトラックに乗せるときは縦にすること
• 冷蔵庫を横にした場合は、冷蔵庫を設置したあとすぐに電源を入れずに1日経ってから電源を入れると良い

使用している冷蔵庫の動かし方が知りたい場合は、取扱説明書を確認すると工具が必要かどうかなどより詳しく記載されています。

取扱説明書を失くしてしまっても、インターネット上で検索することで取扱説明書を見ることができます。

引っ越しや模様替えで冷蔵庫を動かしたい場合は、2人以上必要で基本的に立てて運ばないといけないので自分たちでするのが難しい場合は業者に依頼したほうがいいでしょう。

お掃除で前後に動かす場合や向きを変えたい場合は業者に依頼しなくてもできますよ!

冷蔵庫を引っ越しや模様替えで動かすときは、冷蔵庫の中を空にしたり水抜きをしたりしなければいけませんので前日までに計画的に進めておくと安心です。

基本的な動かし方はどの冷蔵庫も同じですので、参考にしていただければと思います。