睡眠中のアイマスクの効果とは?メリットデメリットや選び方も解説!

パソコン作業やスマートフォン等、現代人はなかなか目を酷使してしまいがちですよね。しかし毎日忙しく、目のケアまで気が回らないよという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

今回は、それらの悩みを「目につけるだけ」で改善することのできるアイテム、アイマスクのメリットやデメリット、注意点から選び方まで幅広く解説していきます。

この記事を読み、あなたのスタイルに合うアイマスクを見つけてみてくださいね。

アイマスクには、使い捨てのタイプ以外に繰り返し使えるタイプもあり、それぞれ電子レンジ式と電熱式に分かれていたりで、種類が多いです。

そのため、迷ってしまう方も多いと思いますが、選び方もこれから解説していくので、ぜひ参考にどうぞ!

 

 

睡眠中のアイマスクの効果は?メリットを解説!

睡眠中のアイマスクの効果やメリットについては、大きく分けて6種類。

  • 睡眠の質向上につながる
  • 目の疲労回復
  • 目の調整力低下を防ぐ
  • ドライアイの軽減
  • 目のクマや乾燥の改善
  • 首や肩のコリ改善

目の不快な症状でお悩みだったり、目の調整力の低下等を予防したいという方は、ぜひ睡眠中にアイマスクを試してみると良いでしょう。

 

睡眠の質を上げたい方にもおすすめです♪

 

 

睡眠の質向上につながる

アイマスクには、外の光を遮断する遮光性の高いものがあるため、それを着用して寝ると、睡眠の質向上につながります

反対に言えば、睡眠中に光が当たると、睡眠の質が下がってしまうということなのです。

たとえ部屋を暗くしていたとしても、窓から少し街灯や車の光が入るだけで、私たちの良質な睡眠が妨げられてしまうのですね。

そのため、より遮光性の高いアイマスクは、睡眠の質を向上させるといわれています。

もっと詳しい話をすると、私たちの眠っている間には、「メラトニン」という物質が分泌されています。メラトニンが働くことで体はリラックスし、安眠することができます。

メラトニンは光があたると抑制されてしまうので、アイマスクで遮光すれば抑制をされることがありません。

夜間にメラトニンの分泌が増えてきても、コンビニエンスストアでの照明のような強い光を浴びると、分泌量が低下してしまいます。
睡眠をサポートしてくれるメラトニンを減らさないように、就寝前に明るい光を浴びないようにしてください。

引用:サントリーウェルネスオンライン

また、普段の睡眠では、途中で目が覚めてしまうという方もいるかと思いますが、アイマスクで遮光すれば、途中覚醒も防止できるようになります。

 

目の疲労回復につながる

アイマスクを着用すると、目の疲労回復につながります。

現代人はパソコンやスマートフォン等、長時間使用する機会が多いですよね。そのため、疲れ目や眼精疲労に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。

目は光の刺激や長時間近くのものをみることで、酷使されストレスを感じています。

就寝時に光の刺激が多いのであれば、遮光性の高いアイマスクを選ぶとよいでしょう。そうすれば、目をしっかりと休めることができます。

長時間近くのものを見ているならば「毛様体筋」が凝っているのかも。それをほぐして休めるためには、温かいホットアイマスクがおすすめです。

あたためられて血行がよくなることで、目の疲労感の軽減につながります。

 

目の調整力低下を防ぐ

ホットアイマスクで目元をあたためると、筋肉の緊張がほぐれるので、目の調整力の低下を防ぐことができます。

寝る前だけではなく、眼精疲労を感じたとき等、習慣的に使用するのもおすすめです。

 

ドライアイが軽減される

ホットアイマスクは、ドライアイを軽減する効果が期待できます。

ドライアイは、涙の量が足りなかったり、涙の質が変化したことによって起こります。

人は瞬きするたびに涙腺からは水分が、マイボーム腺からは脂がでるようにできています。
涙の成分が油不足になっても水不足になっても、ドライアイ症状を引き起こします。

引用:ひかる眼科HP

ですので改善するためには、脂を分泌する働きを持つ「マイボーム腺」という器官の働きを促す必要があります。

ホットアイマスクは、目元をあたためることによって、マイボーム腺を活性化させる働きがあるために、ドライアイの軽減にも効果的なのです。

 

くまや乾燥などの改善が期待できる

ホットアイマスクは、目の下のくまや乾燥、たるみ等の改善にも効果が期待できます。

くまが青色の場合は、目元の筋肉が凝り固まって、血流が悪化していることが考えられるのです。

そのためあたたかいホットアイマスクで血行を促し、青色のくまが改善されることがあります。

また、乾燥やたるみに関しても、皮膚の栄養不足が原因で引き起こされる場合があります。

眼精疲労になると、それを回復させるための「システイン」や「ビタミンB群」が消費され、目元のお肌が栄養不足になってしまうのですね。

そのため、根本の原因である眼精疲労や疲れ目を改善すれば、乾燥やたるみの改善につながります。

 

首や肩こりの改善が期待できる

眼精疲労がひどい場合は、首や肩にまで影響を及ぼしてしまいます。

そのため、ホットアイマスクで眼精疲労を改善すれば、肩や首のコリ軽減にもつながります。

 

 

睡眠中のアイマスクの効果は何?デメリットを解説!

 

睡眠中のアイマスクのデメリットですが、大きく分けて2つほどあります。

しかしながら、いずれにしても正しく選んで、使用すれば悪影響にはなりませんよ。この解説を読んで、自衛するための知識を身に着けていきましょう♪

 

締めつけ感や圧迫感があるとストレスになってしまう

自分に合わないアイマスクをつけてしまうと、締めつけ感や圧迫感がストレスになってしまうことがあるでしょう。

その場合、気になって眠れなくなったり、睡眠しているときの呼吸を妨げたりする恐れがあります。

そのため、アイマスクを購入する際は、必ず圧迫感がないものを選びましょう。

やわらかい素材のものや、ゆとりのある立体構造のものであれば、負担もかかりづらいです。

 

ホットアイマスクは肌を痛める可能性も

これはホットアイマスクの場合にあることですが、人によっては温かさを通り越して熱いと感じることもあります。

熱いと感じた場合は、ホットアイマスクを長時間つけることは控えましょう。

特に敏感肌の方は刺激を感じやすいため、ホットアイマスクを長時間つけていると肌を痛めてしまうこともあるでしょう。

製品の注意書きをよく読んで、正しい使い方をするように心がけましょう。

 

 

睡眠中のアイマスク効果を得るために注意点を知っておこう

眼精疲労や目のくま、たるみ等、様々なことに改善効果が期待できるアイマスクですが、使用する上では以下のことに注意しましょう。

  1. 目や目元の疾患や傷があるときは使わない
  2. ホットアイマスクの場合、目が充血しているときは使わない
  3. 使用中や使用後に異常が現れたら、すぐに使用をやめる

効果を期待していたのに、かえって悪影響が出ないように注意して使用しましょう。

 

使う前には必ず説明書を読んで、使用方法や注意点を守れば大丈夫です。

 

 

 

睡眠中のアイマスクの効果を得るための選び方

アイマスクは種類が豊富のため、どれを選んだら良いのかわからないという方もいますよね。そこで、アイマスクの選び方や基準について知りましょう。

 

つけ心地で選ぶ

アイマスクの目的はあくまで、目の疲労を休めること。そのため、着用していて違和感のないものを選ぶのがおすすめです。そのポイントは3つ!

  • フィット感があるかどうか
  • 素材は何が使われているか
  • どれくらいの重さか

ストラップの形状が頭の後ろにグルッと回してつけるタイプであれば、耳が痛くなりにくいです。

しかもその場合、長さ調整できるタイプのものが多く、目との間に隙間ができづらくなります。つまり遮光性を高められるということです。

でも、髪型が崩れてしまうのが嫌だから向かないかな…

そういう方は、ストラップの形状が耳にかけるタイプであれば、髪型を崩さず着用できますよ。

耳に負担がかかってしまう場合がありますので、紐の太さや素材等を吟味する必要があるでしょう。

素材については、通気性が良く蒸れにくいものがおすすめです。天然素材の綿やシルクがおすすめ。

また、くり返し使えるタイプのものは、洗濯できる素材かどうかも確認するとよいでしょう。

耳かけ等のストラップタイプのものについては、頭や耳への負担を軽くするために、なるべく軽いアイマスクを選んだ方がよいでしょう。

反対に、自宅で寝るときしか使わないよという方には、ストラップがそもそも要らない代わり、ある程度重いものを使ったほうがずれにくいです。

中にセラミックビーズ等が入ったものは重めなので、そちらも検討していきましょう。

 

衛生面で選ぶ

最も衛生的なのは使い捨てタイプです。ただ、使う頻度が多い方にはコスパが悪いので、くり返し使えるタイプも検討すると良いでしょう。

その場合、洗濯機で丸洗いできるタイプのものだとお手入れの手間が減りますよ。

 

使う場所で選ぶ

自宅で使う場合、繰り返し使えるタイプのものがおすすめです。コスパがいいですし、自宅なら電子レンジも気兼ねなく使えると思います。

反対に外出先で使う場合は、使い捨てタイプのものがおすすめです。外で使用したとしても使い捨てなので、衛生面でも気になることがないでしょう。

またメイクをしている方もいると思うので、汚れがついても使用後にすぐ捨てられる使い捨てタイプがおすすめです。

外出先では座った姿勢で使うことが多くなります。そのためストラップ付きのものがおすすめです。

 

機能性で選ぶ

アイマスクの中には、なんとマッサージやアロマ等、色々な機能がついたものがあるのです。

アイマスクをつけながら、更にリラックスした時間を楽しみたいという方には、特におすすめですね。

ただしその場合、基本的には繰り返し使うタイプのものが多くなりますので、お手入れが必要だったり、機能がある分サイズが大きく、外出先で使うことには向いていなかったり。

自分が使いたいシチュエーションを考えてみると良いでしょう。

 

 

睡眠中のアイマスクの効果!アイマスクの種類

アイマスクには、大きくわけて使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプがありますそれぞれ解説していきますね。

 

使い捨てタイプ

こちらは最も気軽に使えるタイプのアイマスクです。開封すると温かくなります。

カイロと似ていますね♪

個包装のため持ち運びが便利ですし、紙製なのでとても軽いです。耳にかけるタイプなので姿勢を気にせず使用できるのもメリットの一つ。

香り付きのものもあるので、リラックスしたい方におすすめです。


 

繰り返し使えるタイプのアイマスク

繰り返し使えるタイプのものは、長い目で見ると経済的でコスパが良いです。頻繁に使う方や自宅で使う方には特におすすめです。

 電子レンジ式アイマスク

こちらは長い目で見ると、最もコスパが良いです。セラミックビーズや小豆がアイマスクの中に入っており、適度な重さもあります。

個人の顔の凹凸に合わせてフィットさせやすいですよ。素材や形も種類が豊富で、自分の好みのつけ心地のアイマスクが見つかりやすいでしょう。

お手入れ方法はきちんとチェックしましょう。手軽でおすすめなのは、カバーを取り外し洗濯できるタイプのものです。

 電熱式アイマスク

こちらは近年注目を集めているタイプ。温度設定ができるものや、タイマー付きのもの、マッサージ機能付きのもの等、高機能という特徴が売りです。

他のタイプと比べるとやや重さがありますが、フィット感、保持力が高くずれる心配も少ないです。

価格は3種類の中で最も高め。しかしながら、頻繁に使う人にとってはメリットが大きいですよね。


 

まとめ

  • アイマスクの効果は、睡眠の質向上、目の疲労回復、目の調整力低下を防ぐ、ドライアイの軽減、目のクマや乾燥の改善、首や肩のコリ改善、の6つ
  • アイマスクのデメリットは、自分に合わないものだと締めつけ感や圧迫感がストレスになりがち、ホットアイマスクの場合は熱くなり肌を痛めてしまう可能性もある
  • アイマスクを使用する時は、目や目元の疾患や傷があるときは使わない。目が充血しているときは使わないようにする、使用中や使用後に異常が現れたらすぐに使用を止める
  • アイマスクを選ぶ際は、着用していて違和感のない素材、衛生的なもの、使う用途や場所、機能性の面から自分に合ったものを選ぼう
  • アイマスクは使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプがあり、繰り返し使えるタイプは長い目で見ると経済的でコスパが良い

アイマスクにはメリットがたくさんありますので、みなさまもぜひアイマスクを日々の習慣として、取り入れてみてください。

睡眠中でなくても、リラックスタイムに取り入れるのもいいですね。あなたの睡眠が素敵なものになりますように♪

 

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