毛玉の原因はNGな洗濯にアリ!毛玉の正しい洗濯と予防と取り方

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お気に入りの衣類に毛玉がたくさんついている!なんて誰でも嫌ですよね。セーターはもちろん、カットソーやTシャツ、靴下にもできることがあり、なんだか気分が滅入ります。

毛玉がついていると、どんなにしっかりと洗濯していても、なんとなくだらしなく見えてしまうこともあります。

毛玉ができる原因の一つに洗濯にありますが、洗濯回数を減らすことはできても、まったく洗わないわけにはいきません。

今回は、毛玉を防ぐための適切な洗濯方法と、できてしまった毛玉を取り除くコツについて紹介します。

大切な衣類に毛玉ができても大丈夫です。キレイに取る方法を紹介します。

この記事を読めば、毛玉を防ぐこともできますし、スッキリ取ることが快感でクセになってしまいますよ。

毛玉の原因となるNG洗濯やってませんか?予防法も解説

ダメダメ!NG洗濯法

生地や繊維を絡ませてしまう、洗濯の方法をまとめました。

  1. 洗濯機にたくさん詰め込む
  2. 高温のお湯で洗う
  3. 洗濯ネットを使わない
  4. 乾燥機の使用

まず、洗濯機にたくさんの洗濯ものを入れるとそれだけ摩擦が起こります。

また高温の水温は繊維を傷つけ毛玉ができやすくなります。30℃くらいのお水で洗濯することが望ましいです。

細かい繊維やデリケートな素材の衣類は、洗濯ネットを使用しないと他の衣類との摩擦で毛玉ができやすくなりますネットを使って保護しましょう。


洗濯ネットのサイズも大切です、大きすぎるネットに入れるとネットの中で摩擦が起きるので、ネットの中で衣類が動かない大きさを選びましょう。

そして乾燥の際には、高温や強力な風は繊維を乾燥させすぎ、毛玉の原因となります。何より摩擦と静電気の宝庫です。できるだけ自然乾燥を選択しましょう。

毛玉を予防!おススメ洗濯法

洗濯による摩擦を抑えるためには手洗いが効果的です。使用する容器は洗面器、バケツ、または洗面台などが適しています。手洗いのポイントをまとめました。

毛玉を作らせない洗濯法
  • step1
     洗濯用洗剤を30℃以下のぬるま湯に入れ、よく混ぜます。
  • step2
    衣類をたたんで容器に入れ、こすらずに優しく押し洗いします。
  • step3
    すすぐときも、絶対にこすらず、衣類を沈めて浮かす動作を繰り返します。

  • step4
    泡がなくなるまで2〜3回すすぎ、その後洗濯ネットに入れて30秒~1分脱水します。
  • step5
    脱水が終わったら速やかに干します。水気が残っている場合はタオルで吸い取ります。

洗濯洗剤はおしゃれ着用やデリケートな衣類向けに選びましょう。色あせや型くずれを防いでくれるおしゃれ着洗い用の洗剤が適しています。

次に、洗濯機で洗う場合に気を付けたいポイントをまとめてみたので、手洗いするほどのものでない場合に参考にしてください。

くつ下やスエットやジャージ等は、以下の方法で洗うといいですよ!

洗濯機で洗う時の注意点
  1. 裏返しにして洗濯する
  2. 洗濯ネットの利用
  3. 適正な洗濯物の量は洗濯槽の7〜8割程度
  4. 柔軟剤を使用する

まず、洋服を裏返すことで表面の摩擦を軽減できます。裏面での毛玉も気になりにくくなります。

毛玉を防ぐには洗濯ネットが必須です。1つのネットにつき1枚の衣類を入れるようにしてください。

また、ネットにいれる時も裏返しにしていれましょう。大きすぎるとネットの中で摩擦が起きるので、適切なサイズのネットを使用してください。

一度に選択する量を適切に留めることで、洗濯物同士の摩擦を防ぎます。過剰な量では洗濯機が効果的に回らず、汚れの落ちも悪くなります。

そして軟剤を使用することで静電気の発生を抑制し、毛羽立ちや毛玉の発生を防ぎます。たくさん入れても効果は同じなので、適切な量を守ることが重要です。

最近は、いろんな柔軟剤があるので選ぶのが楽しいですよね!

毛玉の原因は洗濯だけどどうして毛玉ができるの?原因を解説

洗濯で毛玉ができますが、どうして洗濯すると毛玉ができるのでしょうか?それは、摩擦が起きるからです。毛玉ができる様子を見てみましょう。

まあ!!これは、取りがいのある靴下だわ!

衣類に毛玉はなぜできるのか

衣類に毛玉ができる主な原因は、摩擦にあります。

衣類同士や肌着との摩擦、さらにはカバンとの接触など、日常生活での動きや洗濯の際に摩擦が発生し、衣類の繊維が毛羽立ちます。

この毛羽立ちが出来たところの表面に静電気が発生し、繊維同士が絡み合って毛玉ができます。

洗濯→摩擦→静電気→繊維が毛羽立つ→繊維が絡む→毛玉、こんなメカニズムで毛玉が出来てしまいます。

洗濯の際には、洗濯機が衣類をこすり合わせるため、毛玉ができやすくなります。

肌着や上着の着脱、カバンの使用など、摩擦を最小限にする工夫が必要です。

柔軟剤の使用や適切な洗濯機の設定などで、衣類の摩擦を抑え、毛玉の発生を防ぎましょう。

毛玉の原因!洗濯でできてしまった毛玉の取り方

出来てしまった毛玉は取るしかないですよね。衣類を傷めることなく、キレイにとる方法を説明します。いろいろな方法があるので、試してみてくださいね。

みやみに手でむしったりしないでくださいね。

コロコロや、ガムテープも同様に繊維を毛羽立たせるだけなので、絶対にしないでください。

毛玉は服の繊維から作られるものです。ですから、こんな方程式ができます。

毛玉=服の繊維で毛玉が出来ている=服の繊維が少なくなっている=服が薄くなっている

毛玉ができては取り除く、を繰り返すと衣類のボリュームがどんどんなくなります。

毛玉の取り方を今から説明しますが、大事な衣類の為にも、毛玉を作らないことが何より大切です。

毛玉取り器

電動の毛玉取り器を使っている人は多いのではないでしょうか。

実は私、毛玉取り器で毛玉を取るのが、楽しみなのです。家中の毛玉達を集めて、毛玉一掃大作戦をたまにやるのですが、これがものすごく快感なのです。

皆様もぜひ、快感を味わってみてくださいね。

この器具はその名の通り、毛玉を取るために設計されており、衣類の毛玉取りに非常に効果的です。

乾電池を使用するものや電源コードを繋いで使用するものなど、さまざまな種類が市販されています。

乾電池式はすぐに電池がなくなって、それがストレスなので、コードに繋ぐタイプがおススメです。心ゆくまで毛玉を取ることができますよ。

こちらは、充電してもコードに繋いでも使えるタイプです。

しかし、強く押し付けるなど、間違った使い方をすると、衣類に穴が開いてしまう可能性もあります。

毛玉取り器を使用する際には、衣類を平らな場所に置いて優しく当てるように心掛けましょう。

毛玉ができやすい衣類が気になる方は、毛玉取り器で日常のストレスと一緒に毛玉もごっそり取ってしまいましょう。

毛玉取りブラシ

毛玉取り用のブラシは使っていらっしゃいますか?

このブラシを使えば、簡単に毛玉を取ることができます。服を平らな場所に広げ、毛玉のある部分を優しく撫でるようにブラシをあてます。

毛玉の表面をなでるようにブラッシングするのがポイントです。ただし、入れ過ぎに注意してください

強くブラッシングすると、毛玉以外の生地を傷つける可能性があります。

このブラシが得意とする素材は、アンゴラなどの「毛羽立った素材」です。

毛玉取り器などは、毛玉でない毛羽立った繊維までも取ってしまいますが、ブラシは、毛羽立った素材でも、毛玉だけを取り除いてくれます。

アンゴラ素材やカシミヤのセーターなどの毛玉取りをするときには、この毛玉取りブラシが最適です。その他の素材もキレイに取ることができます。

毛玉取り用ブラシは、ホームセンターや100円ショップ、インターネット通販などで手に入ります。

衣類を傷めたくない場合は、少し高いかもしれませんが本格的なブラシのほうが衣類を長持ちさせてくれます。

主に猪毛を使用して作られており、その程良い硬さを活かして毛玉を絡め取ります。

初めて使用する場合は、力の加減が難しいかもしれませんが、慣れれば広範囲に発生した毛玉に対処するのに役立ちます。

面白いほどキレイに取れるので、これもやみつきになってしまいそうです。新品に戻ったようで嬉しくなっちゃいますよ。

友人は、いつもこのブラシを家だけでなく車にも置いていましたよ。運転中に気になった部分をサッとなでるそうです。良いアイデアですよね。

カミソリ

毛玉取りブラシや毛玉取り器がない場合でも、身近な道具を使って毛玉取りができます。

市販のT字カミソリやL字カミソリは、毛玉取りに効果的な場合もあります。

毛玉ができている部分に優しくカミソリの刃を当て、すべらせるようにします。これにより、簡単に毛玉が取れます。

市販のカミソリは小さめなので、広範囲の毛玉取りには向いていませんが、きれいに毛玉を取ることができるためおすすめです。

ただし、カミソリを強く押し当てると、生地を傷める可能性があるので注意が必要です。

カミソリで毛玉を取ってみましたが、なかなか難しかったです袖口などはキレイに取れました。気が付いたときにササっと処理出来るのが、良い点ですね。

食器用スポンジ

食器用スポンジも、意外ながら毛玉取りに効果的なアイテムです。スポンジの裏側のザラザラした部分を利用します。

この裏面は「不織布研磨材」と呼ばれ、毛玉とこすり合わせると化学繊維同士がからみ合って毛玉が取れます。

注意が必要なのは、毛玉以外の生地を傷つけないようにすることです。毛玉の部分に対してスポンジを慎重にあてるのがポイントです。

力を入れすぎると毛玉発生の原因となる繊維の毛羽立ちを引き起こすことがあるため、ゆっくりと優しく撫でるように心掛けてください。

また、毛玉の箇所に対してスポンジの面積が広すぎると、毛玉のない部分の繊維まで傷つけてしまう可能性があるので、注意が必要です。

食器用スポンジは手に入りやすいアイテムなので、一度試してみる価値があるかもしれませんね。

私が試した感想ですが、上手く取ることができませんでした。おススメしないという意見もあったので、よく考えてから試してみてください。

クリーニングを依頼する

毛玉の取り方を紹介しましたが、自宅でのケアでは、服を傷つける可能性がゼロではありません。

自分で洗濯する際も、やり方を誤ると毛玉が生じるかもしれません。

そんなときは、クリーニングのプロにおまかせしてみませんか?毛玉取りだけでは引き受けてもらえませんが、クリーニングに出す時に、頼むことができます。

追加料金を払う場合もありますが、無料でやってくれるお店もありますので、出す前にチェックしてみてください。

セーターの毛玉取りをクリーニング店に依頼する場合、料金相場はおよそ500〜1,000円程度となります。

まとめ

出来た毛玉を取るばかりだと、衣類の繊維が減ってしまうので、併せて予防もしていきたいですね。衣類の毛玉についてまとめました。

  • 毛玉は、摩擦による静電気でできてしまう。摩擦と静電気を抑えることが、毛玉を作らないポイント
  • アクリルやポリエステルにできる毛玉は、しっかりと衣類についていて取るのが大変
  • 摩擦を減らすような、洗濯方法で洗濯をすることが重要
  • セーターなどは手洗いをすることが好ましい
  • 出来てしまった毛玉を取る方法として、毛玉取り器・毛玉取りブラシ・カミソリ・スポンジ・専門家に依頼する等の方法がある。カミソリやスポンジで毛玉を取るのは、なかなか難しい

冬は特に毛玉ができやすい素材の服を着る機会が多いですね。毛玉ができやすい素材はとても暖かいですもんね。

お気に入りの服をキレイに保ってお出かけしましょう。

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