今話題の「甘酒」、日常的に飲むイメージはないですよね。私も以前までは甘酒は初詣のときに飲むものだと思っていました。
実は、甘酒は健康によく朝ごはんに飲むのがよいとされているのです。
私はもともと甘酒に興味がなく、甘酒の記事を読んでもあまり興味がなかったのですが、甘酒についてもっと早く知っていれば良かった~と後悔しています…。
この記事では健康にいい甘酒の朝ごはんレシピや、甘酒ダイエットの方法などもご紹介していくので、あなたも甘酒で健康な毎日を送れるようになります。
この記事ではなぜ甘酒が朝ごはんにいいのか、おすすめレシピもご紹介!
それではさっそく、甘酒を朝ごはんに飲むとよい理由から見ていきましょう。
甘酒を朝ごはんに取り入れよう
みなさんは、「甘酒」についてどのくらい知識があるでしょうか?
そもそも甘酒とはどのような飲み物なのか、朝ごはんにいいと言われる理由は何なのか。
それさえ知ってしまえば朝ごはんに甘酒が欠かせなくなるでしょう。
甘酒が朝ごはんにいい理由
甘酒は、「飲む点滴」と言われるほど栄養満点。この甘酒が朝ごはんにいいと言われる1番の理由は、その栄養素の中でも「ブドウ糖」が多いからです。
朝は忙しく、ごはんを疎かにしがちかもしれませんが、果実や野菜のスムージーで済ませると、このブドウ糖が不足することが多いです。
ブドウ糖を体に入れ、脳や体のスイッチを入れるために、甘酒は最適なのです。
朝は1日の始まりで、朝ごはんはその日のスタートを切るために大切な食事ですよね。
朝ごはんでしっかりブドウ糖をとることで、日中必要なエネルギーを確保できます。
また、甘酒はビタミン、ミネラル、有機酸、アミノ酸などが含まれています。
貧血や栄養不足の時に点滴をしますよね?その点滴にも含まれている成分なので、甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれているのです。
すぐに吸収できる栄養素なので、朝に摂取するとすぐにエネルギーになります。
私は朝が早く、ごはんを食べるのも面倒なのでプロテインだけ飲んでいました。
朝に暖かい甘酒を飲むようになってから、エネルギーがみなぎってくる感覚があります。朝は体が冷えがちなので、暖まるのにも最適です。
甘酒ってどんなもの?
甘酒は米麹(こめこうじ)や酒かすを原料として作られる発酵飲料です。
「酒」とついていますが、含まれているアルコールは1%未満なので、ソフトドリンク扱いとされています。
甘酒には米麹甘酒と酒かす甘酒があります。米麴甘酒は、お米を蒸して、そこに麹菌をつけた米麹にお湯を加えて寝かせて作ります。
酒かす甘酒は、米麹をアルコールで発酵させ、それを絞ったカスに砂糖を加えてお湯で溶かしたものです。
米麹甘酒に含まれるアルコールは少ないですし、砂糖も含まれていないのでおすすめです。
酒かす甘酒ではいけないというわけではありませんが、妊婦の方、お子さんやダイエットをしたい方には特に米麹甘酒をおすすめします。
甘酒は朝ごはん代わりにもなる
先ほど、朝ごはんに甘酒を取り入れるといいと明言しました。でも、普段からわざわざ朝ごはんを作ったり、食べたりしない人もいますよね。
そんな人こそ、朝に甘酒を飲みましょう。朝ごはんの代わりとして、甘酒は優秀な飲み物です。
甘酒が朝ごはんの代わりになる理由
なぜ、甘酒が朝ごはんの代わりになるかと言うと、甘酒は十分にエネルギー量があり、栄養素もバランスよくとれるからです。
甘酒は100gあたり81kcalで、おかゆと同じくらいのカロリーです。
「カロリーってとると太るんじゃないの?」そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。
太るのは、摂取するカロリーが消費するカロリーを上回る場合。
カロリーはエネルギーなので、朝からエネルギー不足だと脳が回らなくなったり、体が思うように動かなくなってしまったりしてしまいます。
小さい子がイヤイヤ期に朝ごはんを食べないで倒れてしまうことがありますが、それもエネルギー不足です。
そんな時にも甘酒を飲ませるとよいですね。
朝ごはんの代わりに青汁を飲む方もいらっしゃいますが、甘酒に変えてみたり、混ぜてみたりすることで低血糖を防ぐことができます。
私も前はプロテインのみの朝ごはんだったのですが、甘酒ヨーグルトも加えて食べるようになってからふらふらすることがなくなりました。
飲みすぎは良くないのですが、1日200ml程度を目安に飲むとよいでしょう。
朝ごはんにおすすめの甘酒レシピ
甘酒はもちろん飲み物としてもおいしくいただけますが、調味料としてもおすすめです。
私は朝のホットケーキ、甘酒のスープ、甘酒ヨーグルトが特におすすめです。
甘酒ホットケーキ
材料:
ホットケーキミックス 150g(1袋)
卵 1個
甘酒(豆乳) ホットケーキミックスの袋にある「牛乳」の分量
作りかたは、材料をまぜてフライパンなどで焼くだけ。
大抵のホットケーキミックスの表記で、「牛乳」と書いてある部分を甘酒に置き換えてください。
甘酒はカロリーが高いので、気になる場合は半分豆乳にするのもおすすめです。
牛乳でもいいのですが、甘酒との相性を考えると、豆乳のほうがいいでしょう。
このレシピは簡単で栄養価も高いので朝ごはんにおすすめです♪
甘酒のスープ(2人分)
材料:
鶏肉 60g
塩 少々
ジャガイモ 1個
水 200ml
甘酒 130ml
中華スープの素 小さじ2
醤油 小さじ1
しょうが 2cmくらい(チューブ)
こしょう 適量
- 鶏肉を炒める。
- ジャガイモの皮をむいて、ひと口大に切り、レンジで600w6分チンする。
- お肉に火が通ったら、材料を全部鍋に入れて、蓋をして15分程煮る。その間2回くらいアクをとる。
- お好みでこしょうをかける。
このスープは時間がある朝におすすめ。朝ごはんにスープを飲めば暖まりますし、野菜やタンパク質もとれてバランスが良いですよ。
甘酒の甘みが野菜とお肉のうまみとマッチしていて、おいしくあたたまる一品です。
甘酒ヨーグルト
甘酒 100ml
ヨーグルト 100g
ジャムorはちみつ 適量
作り方は混ぜるだけ。私は毎朝これを食べています♪
いちごジャムとはちみつのトッピングを1日交代で食べています。旬の果物があれば最高ですね。
甘酒を朝ごはんに飲むときは血糖値に気をつけよう
甘酒は栄養素が豊富で、体や脳のエネルギーになり、朝ごはんに最適です。ですが、血糖値には注意しなければいけません。
甘酒は血糖値を急激に上げてしまうのです。糖尿病患者の方や血糖値が気になる方は、朝ごはんだからと飲みすぎないよう、注意しましょう。
甘酒が血糖値を急激に上げてしまう理由
甘酒は「ブドウ糖」が含まれていると説明しましたね。
私たちがお米を食べる場合、唾液を分泌して、でんぷんとアミラーゼを反応させて腸内で「ブドウ糖」へと変わり、エネルギーになります。
ですが、甘酒の場合、最初からブドウ糖として甘さが存在しているので、口に入れてすぐに「糖」として血液に吸収されてしまいます。
そのため、急激に血糖値が上昇してしまうのです。
健康な身体であれば全く問題ないです。むしろ朝ごはんで甘酒を飲んで血圧をあげることは良いことですね。
けれど、急激な血糖値上昇が危険な方は摂取量に気をつけたり、少量を豆乳に混ぜたりして工夫する必要があります。
甘酒を朝ごはんに飲む「甘酒ダイエット」とは
「甘酒ダイエット」1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
私はプロテイン信者だったので、初めはなんだそれ?って思っていました。ですが、体に無理なく続けられるダイエットだったんです。
私は筋肉をつけたいのでプロテインと併用していますが、体の調子もよくなりますし、体重も落ちました。
もちろん、体重を落とすのであれば適度な運動も必要ですが、誰でも簡単にできます。
甘酒ダイエットの正しいやり方3選!
甘酒ダイエットにもいくつか方法があります。自分に合ったやり方で実践してみましょう。
朝ごはんを甘酒に置き換える
スムージーや青汁の置き換えダイエットがあるように、甘酒を朝ごはんに置き換えるだけです!
大抵の置き換えダイエットは、糖質が少なく低血糖になりがちです。
ですが、甘酒はブドウ糖が含まれているので、そんな心配も必要ありません。
また、糖質がないもので置き換えてしまうと、次の食事での糖の吸収が促進されてしまいます。
朝ごはんを抜きがちな方は、甘酒に置き換えてみるこの方法がおすすめです。
夕食の炭水化物を甘酒に置き換える
ダイエットで重要なのは「脂質を抑えること」です。1番効果を感じやすいのは夕食の炭水化物を抜くこと。
ですがそのまま抜いてしまうのでなく、甘酒で置き換えをすれば体に必要な栄養価を取ることができます。
コップ1杯の甘酒なら、ごはん茶碗の半分程度の糖質です。ご紹介する3つの方法では1番効果を感じられるでしょう。
ストレスがないように、まずは1日おきにやってみるとよいでしょう。
おやつ代わりに甘酒を飲む
今、お菓子がやめられない、どうしても3時ごろにお腹がすいてしまう、そんな方はおやつではなく、甘酒を飲むようにしましょう。
身体が欲しているエネルギーを補給できますし、過度な糖・脂質の摂取もしなくて済みます。
甘いものへの欲、食べたいという欲、どちらも満たすことができます。
コップ1杯だと多いので、コップ半分くらいがちょうどよいでしょう。
甘酒ダイエットのおすすめレシピ
私のダイエットおすすめレシピ、3つをご紹介します。甘酒ソーダ、甘酒ココナッツプリン、甘酒たまご焼きです。
甘酒ソーダ
作り方は甘酒と炭酸水を1:1で割るだけ!意外な組み合わせですが、おいしいんです。
お風呂上りにシュワっとしたものが飲みたくなるんですよね。
ジュースもお酒も糖質が高いから、ダイエット中は諦めがちですよね。そんな時に甘酒ソーダがおすすめです。
1日の摂取量の目安が200mlなので、私は朝に100gをヨーグルトで食べて、夜にもう半分をシュワっと炭酸で飲んでいます。
毎日のルーティーンですが、かなりおすすめです。甘すぎず、とても飲みやすいのでぜひ試してみてください。
甘酒ココナッツプリン
ココナッツミルク 200ml
甘酒 50ml
ゼラチン 3g
水 大さじ1.5
- ゼラチンを水につけておく。
- 鍋にココナッツミルクと甘酒を入れ、火を入れる。
- 入れた材料を混ぜながら煮立たせ、沸騰直前で火を止める。
- ふやかしたゼラチンを入れ、混ぜる。
- ゼラチンが溶けて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
ダイエット中はそうしても甘いものが食べたくなりますよね。そんな時には甘酒ココナッツプリンがおすすめです。
簡単ですし、甘いものが欲しくなった時に最適。ダイエットには甘いご褒美も必要なので、ぜひ作ってみてください。
甘酒たまご焼き
卵 3個
塩 少々
サラダ油 小さじ2
甘酒 大さじ3
- ボウルに卵を割って入れる。
- 甘酒、塩を加えてまぜる
- フライパンに小さじ1杯の油をひく。
- 箸に少し卵をつけて、ジュッと音がするまでフライパンをあたためる
- あたたまったのが確認出来たら、油を少しずつ足しながら卵を3~4回に分けて巻いていく。
これが意外と甘くておいしいんです。朝ごはんには卵焼き。だけど、砂糖を入れる罪悪感もありますよね。
砂糖なしでも甘酒があることで甘くておいしい卵焼きができるので、ダイエットにピッタリです。
まとめ
- 甘酒はエネルギーや栄養が豊富で朝ごはんに最適。朝ごはんの代用にもなる。
- 甘酒は血糖値をすぐ上げてしまうため、血糖値が気になる人、糖尿病の人は飲む量を考えたり、控えたりする必要がある。
- 甘酒ダイエットは朝ごはん、夜の炭水化物、おやつに置き換えるのが効果的。栄養素もエネルギーも取れて、無駄な脂質がないからおすすめ。
この記事では甘酒を朝ごはんに取り入れるメリットや、甘酒ダイエットについてご紹介しました。
ご紹介した甘酒レシピはちょっとしたおやつにもなるので、ぜひ試してみてください。みなさんも甘酒を飲んで、健康的な毎日を送ってくださいね。
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