皆さんは、普段ラミネートフィルムを使って何かを作ったり加工することはありますか?
お店にあるメニュー表や病院の診察券、社員証などでは、ラミネート加工されているものをよく見かけると思います。
「ラミネートって自分でできるの?専用の機械が必要では?」「そもそもラミネートフィルムがどこで手に入るのかわからない」「ラミネート加工って何に使えるの?」
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
なんと今は、100均で手軽に、専用機器が不要のセルフラミネートフィルムを購入することができます!
今回は、ダイソーとセリアで買えるラミネートフィルムをそれぞれご紹介します。
ラミネートで加工できるものは紙だけではないので、皆さんが持っている大切な思い出の品も、もしかしたらラミネート加工でもっと綺麗に残しておけるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。
100均のラミネートフィルムの種類は?(ダイソー・セリア)
そもそも、ラミネート加工をするとどうなるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ラミネート加工をする目的は、ほこりや水、傷、色褪せなどから、印刷物を守るために行うものです。
ラミネート加工にはいくつかの種類がありますが、よく使われているのは、ホットラミネート加工とコールドラミネート加工の2種類となります。
100均のラミネートフィルムをご紹介の前に、この2種類のラミネート加工について少しご説明します。
ホットラミネート加工
コールドラミネート加工
熱をかけると変形してしまったり変質してしまうものには、こちらの加工方法が使われます。紙でも種類によっては変色してしまうものもあるので、ラミネートする前によく確認しましょう。
それでは、ダイソーとセリアで1つ100円(税込110円)で購入することができるラミネートフィルムをご紹介します。
ダイソーのラミネートフィルム
【ラミネーター専用フィルム】
引用 ダイソーネットストア
こちらは専用機器が必要なラミネートフィルムになります。こちらはA4サイズ6枚入りですね。B4やA3サイズもありますよ♪
【手貼りラミネートフィルム】
こちらは専用機器が不要で、手貼りでラミネート加工することができます。A4、B5、A5、B6、名刺サイズの5種類あり、サイズ展開も豊富です。
各大きさによって入っている枚数が異なりますので、購入の際はよくご確認下さい。
ラミネーター専用フィルムも手貼りのラミネートフィルムも、どちらも文房具売り場にありました。
セリアのラミネートフィルム
【手貼りラミネートフィルム】
セリアではラミネーター専用のフィルムは見つからず、手貼り専用のラミネートフィルムのみ販売されていました。
サイズは、A4、B5、A5、カードサイズ、他には、A6サイズ、写真L判サイズ用もあるようで、ダイソーよりもサイズ展開は豊富なようです。
ただ、大きめのサイズ(A6~B5)は1袋1枚入りなので、失敗したときのことを考えた場合購入の際の枚数は注意が必要かもしれません。
こちらもダイソー商品同様、文房具売り場に置いてありました。
写真L判サイズ専用があると、印刷した写真をラミネート加工して取っておきたいときにハサミも不要でとても便利ですね!
100均の手貼りラミネートのやり方
実際に100均の手貼りラミネートフィルムを使ってラミネート加工してみました。注意事項など交えて手順をご紹介します。
ラミネートフィルム、はさみ、ラミネート加工したいもの
今回はダイソーの手貼りラミネートフィルムのA4サイズを使って加工してみました。
①ラミネートフィルムをゆっくり剝がします。剥がし過ぎてしまうとフィルムを重ねる時に気泡やほこりが入りやすいので、出来るだけ剥がす範囲は最小限に抑えた方が仕上がりが綺麗です。
②ラミネート加工したいものをフィルムの上に並べます。(手順①で注意事項を記載したにも関わらず、上のフィルムを剥がし過ぎました。。。)
③上の剥がしたフィルムをゆっくりと重ねます。この時に、入ってしまった気泡を外側へ抜くために定規などがあると便利です!
④余分なフィルムをはさみで切り落として完成です。ギリギリに切り落としてしまうとフィルムの密着面積が少なくなってしまい、剝がれやすくなってしまうので気を付けましょう。
ラミネートフィルムの入っている袋の裏にも使用方法がイラスト付きで記載されているので、ご自身で使用する際によく確認してみて下さい。
ちなみにこちらは、お財布にずっと眠ったままだったお守りをこの機会にセルフラミネートしてみたものです。
紙なので角の方もボロボロになってしまっていましたが、捨てるに捨てられず困っていました。
ラミネート加工したことで、そのまましまっておくよりも綺麗な状態で保存しておくことができます。
枚数が多い分、失敗しても大丈夫という安心感もありますね♪手先の不器用さんにもおススメかもしれません。
100均のラミネートフィルムで押し花を挟んでみよう
お花を綺麗な状態で保管するために、押し花にして取っておく方も多いと思います。
ただ押し花にしても、そのまま保管しておくだけではどんどん劣化してしまうので、保管方法にも悩むのではないでしょうか。
しかし、そんな時にもラミネート加工はとっても役に立ちます!ラミネートすることで空気に触れさせないので、色褪せることなく綺麗な状態で押し花を保管しておくことができます。
こちらは実際にセリアの手貼りラミネートフィルムで葉っぱや花をラミネート加工したものです。
今回はB5サイズの1枚入りを使用しましたが、1枚入りだけなこともあってか、フィルムが分厚く、粘着率が高いです。
このフィルムの分厚さと粘着率の高さのおかげで、葉っぱや花のような少し立体的なものでもしっかりとラミネートすることができます!
本物の葉っぱやお花は色味がとても綺麗です!上部に穴を開けて紐を通せば、可愛いしおりにもなりますね♪
ちなみに、手貼りのラミネートフィルムはコールドラミネート加工になりますが、ラミネーター不要で堅めの板のようにラミネートしたいという方もいらっしゃると思います。
そんな時には、よりフィルムが厚めなセリアの手貼りラミネートフィルムを2枚使い粘着剤シール面同士を貼り合わせれば、ホットラミネート加工のような堅い仕上がりになります。
まとめ
- ラミネート加工の目的は綺麗に保管しておきたいものを、ほこりや水、傷や色褪せから守るため
- ホットラミネート加工とコールドラミネート加工は、挟むものや用途によって使い分ける
- セルフラミネートフィルムは100均で購入することが出来る
- 紙や写真などの生地の薄いものはダイソーのラミネートフィルム、押し花などの立体的なものや生地に厚さがあるものはセリアのラミネートフィルムがおススメ
大切に取っておきたい写真や、思い出の品など、専用のラミネーターがなくてもセルフラミネートで十分綺麗に加工・保存することができます。
なんと言っても100均で購入することができるので、安くお手軽にできることも最大の魅力の1つですよね。
ラミネートフィルムの使い道も色々あります!ぜひ皆さんもいかがでしょうか。
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