ジェルネイルに必要なものは?100均で最低限のアイテムが揃う!

100均情報

先日、友人がとてもきれいにジェルネイルをしていて、惚れ惚れと見てしまいました。

プロに施術してもらっているのかと思ったら、ほとんど100均で調達してセルフでしているというから驚きです。

ジェルネイルはマニュキュアと比較して硬化も早く、長持ちすることから人気があります。

その反面、揃えなければならない道具も多いため、必要なものが分からずスタートのハードルが少し高いですよね。

この記事では、はじめてセルフジェルネイルにチャレンジしたいと思っているかたに、必要なものを一通りご紹介します。ほぼ100均で揃えることが可能です。

ただし100均は単品を買い集めますので、欲しいものが品切れということもありますよ。必要なものがすべてセットになっているスターターキットもありますので合わせて合わせてご紹介しますね!

セルフジェルネイルに必要なものを100均で揃える!

この記事では、初めてセルフジェルネイルにチャレンジする人を対象としますので、アートや飾りつけに必要な小道具は一旦無視しますね。

極めてシンプルなワンカラー、ナチュラルを施術し、落とす工程までのワンクールをイメージします。

ジェルネイルをセルフでする際に必要なものを100均で揃えていくにあたり、まずは大きく3つの工程に分けましょう。

  1. 下準備の工程
  2. ジェルを塗る工程
  3. ジェルを落とす工程

それぞれの工程は、さらに細分化されます。必要なものの名前だけ並べられても…実は他のサイトで調べても色々なことが書かれているので混乱しているという方もいらっしゃいますよね。

なので似たようなものや、色々な名前で呼ばれているものがあり、混乱する箇所については、少し細かく説明していきます。

ジェルネイルの下準備に必要なもの

ジェルネイルを施す前の下準備のことをプレパレーションといい、以下の工程があります。ジェルを塗る前に自分の爪を整える作業で、必要なものは以下の通りです。

  1. キッチンペーパー
  2. コットン
  3. 消毒用エタノール
  4. 爪やすり(またはエメリーボードとスポンジバッファ)
  5. ウッドスティック

キッチンペーパーは敷いたり、拭き取ったりと幅広く使います。敷くのは大きいまま、拭き取り用には小さく適宜切ったり折ったりしておくと使いやすいです。

コットンはウッドスティックに巻いてに使います。薄く巻いて、はみ出したジェルを修正したり、厚く巻いて自爪の手入れに使います。手指の消毒をしたり、油分を取り除くなど、色々使えて便利です。

消毒用エタノールはどれを使えば良いの?

消毒用エタノールは、ジェルクリーナー、ジェルクレンザー、プレップ、プライマーなどを使います。

結局どれを買えばいいの?

そんな声が聞こえてきそうですよね。私もこの辺がよく分かりませんでした。検索すると色々出てきますよね。

結論から言うと、ドラックストアで購入できる消毒用エタノールIP一択で大丈夫です。

消毒用エタノールIPの用途は、手指消毒、ジェルを塗る前の自爪の油分除去、未硬化ジェルの拭き取り、ジェル筆の拭き取りや汚した箇所の掃除など多岐にわたります。

非常に繊細な仕上がりの違いにこだわる人は、ネイル専用が良いかもしれませんが、消毒用エタノールIPは多くのプロネイリストさんが代用品として使用していますので、大丈夫ですよ。

消毒用エタノールであれば、感染症予防の目的や、冷蔵庫の取っ手やテーブル掃除で使うなど、ジェルネイルで余っても流用もできます。

そのほか、購入する際に注意した方が良い点を数点ご紹介しますね。

  1. リムーバーと書かれているもの(成分はアセトン)は別物
  2. 消毒液として売っているものがエタノールとは限らない。(成分要確認)
  3. 保湿成分等、余計な成分を含まないものにする。
  4. 消毒用エタノールIPを小さなボトルに詰め替えて使いたい場合、ボトルはアルコール対応の素材で出来ているものを購入する。

エタノールでも、ドラックストアの店頭に行くと、無水とか消毒用とかIPがついているものとか色々種類があって迷ってしまうわ!

消毒用エタノールIPで大丈夫です!パッケージの成分の欄に記載されているエタノール(C2H6O)の濃度が76.9~81.4%、添加物としてイソプロパノールを含有しているものが該当します。

消毒用エタノールの後ろにIPが入っているものは、おそらく添加物であるイソプロパノールの頭文字ですね。

エタノール濃度が高い無水タイプでもダメではありませんが、高価なうえに殺菌力に劣ります。濃度が95%以上と高いより、80%前後の方が殺菌力は高いのです。

エタノールの後ろにIPとついているものは、酒税回避のためにイソプロパノール(アルコールの一種)を3.5%程度添加されたもので、安価になったうえに殺菌力はほぼ同等です。

イソプロパノールは脱脂力もありますので、爪の油分除去のためのフレップの代わりにもなります。

つまり消毒用エタノールIPは1本買えば、○○液、○○液…とネイル用に細分化されたものを揃える必要はなくなります。

何より、難しいことを考えなくて良いのが最大のメリットだね!

爪やすり

爪やすりとひとことで言っても、目の大きさによって役割が変わってきます。プロは用途別に細かく使い分けているため、色々な名前が登場するので初心者は混乱しますよね。

基本的には、目の大きさがG(グリット)という単位の数字で表されており、数字が小さいほど粗く、数字が大きいほど細かくなり、用途が分かれます。

爪の形や長さを整えるには200~240G、表面の質感を整えるには220~280Gが目安です。

ジェルの定着を良くするために爪の表面に小さな傷をつける工程(サンディングと言います)にも使います。

100均のダイソーではつめみがき(3ステップ)というものがあり、最初のステップで爪を整え、次で滑らかにし、最後に艶を出す3ステップができるものもあります。

難しいことを心配しなくても、初心者に親切なグッズがそろっているので安心だね!

ウッドスティック

ウッドスティックは下準備からジェルネイルを塗る際にはみ出したカラーの修正まで、幅広い段階で使用します。メタルプッシャー(甘皮を処理するときに使う道具)の代わりに使うこともできます。

下準備工程で手抜きをしたりうまくできなかったりすると、ヨレや剝がれやすくなるなど仕上がりに悪影響が出てしまいます。

仕上がりが悪かったり、すぐに剥がれてしまうと気分も下がり、せっかくジェルネイルにあこがれてセチャレンジしたのに挫折に終わることになりかねません。

下準備の工程は手を抜かないようにしましょうね!ネイルサロンで施術してもらっても約30分かかるので、セルフジェルネイルの場合は時間に余裕をもって行いましょう♪

ジェルネイルを塗るときに必要なもの

ジェルネイルを塗るときに必要なものは以下の通りです。

  1. UV/LEDライト
  2. ベースコート
  3. カラーコート
  4. トップコート

ジェルネイルは光に当てて硬化させますので、ライトが必須アイテムとなります。ジェルの種類により、UVで硬化するものと、LEDで硬化するものがあり、ライトもそれに対応したものでなければなりません。

ジェル側とライト側両方の仕様を確認する必要がありますが、最近は両方に対応したものも多いです

また、ジェルについても、3種類のジェルを重ねて塗りますので、カラーだけでなく、ベースコートとトップコートも必ず用意してくださいね!

サイトによってはブラシが必要と書かれていますが、それはボトルタイプのジェルを使用する場合で、100均のジェルにはブラシがついていますので不要です。微調整が必要な人は細いブラシを買い足しましょう。

ジェルネイルをオフするときに必要なものは?

「ジェルネイルをオフしようとしたら必要なものが足りていなかった!」というのは、結構な一大事です。

人生何がおきるか分かりません。お祭用にど派手なジェルネイルをしたら、急にお葬式が入ったから落とさなきゃ、なんてことも起こりえます。

簡単なものですから、最初から一緒に購入しておきましょうね!

  1. 爪やすり(ネイルファイル)
  2. ジェルネイルオフホイル(アルミホイルとコットンでもOK)
  3. ネイルリムーバー(アセトン入り)
  4. ネイルオイル
  5. その他(ウッドスティック、ネイルプッシャーはオフ作業に必要)

オフするのに必要な時間はネイルの厚さによりますが、慣れないうちは準備から片付けまで含めて、両手で1時間半程度見ておいた方がよいでしょう。

セルフジェルネイルに必要なものを100均のダイソーで揃える!

ジェルネイルに必要なものを100均のダイソーで揃えていきますが、キッチンペーパーやコットンについては省略しますね。

消毒用エタノールIPも100均ではなくドラックストアで購入したほうが良いです。

100均のダイソーに「ノンアセトンネイルリムーバー」というものが売っていますが、これはあまり使えないのでやめた方が良いでしょう。

主成分がエタノールのようなので「下準備に使えるのではないか?」と思いますが炭酸プロピレンや香料など、余分な成分が入っているため、下準備には使えません。

その他の商品については、100均のダイソーには必要かつ優秀なものが揃っていますのでご紹介しましょう♪

下準備

めみがき(3ステップ)2コ入:下準備に必要な爪やすりはこれでOK!

引用:ダイソーネットストア

ミニサンディングブロック(6個):爪やすりとして、もう一つ意外な商品がありましたのでついでにご紹介します。ジェルの定着を良くするために爪の表面を削るサンディングに使います。

粗い目でサンディングをし、細かい面で削りカスを取り除くことができます。また広い面を使ってざっと全体をサンディングし、ブロックの角を使って細かい部分をサンディングすることもできます。

とても使い勝手が良く、6個入りなのでなかなかお得ではないかと思います。

引用:ダイソーネットストア

ウッドスティック:ジェルネイルの下準備の必要なものとして欠かせません。甘皮を押し上げるときや、ジェルネイルやマニキュアがはみ出したときの修正に。

引用:ダイソーネットストア

引用:ダイソーネットストア

ジェルネイルを塗るとき

①UV-LEDレジンライト:UV/LEDライトを照射して、ジェルを硬化させます。

引用:ダイソーネットストア

②BRGジェルネイル 2ベースコート:必ずベースジェルを塗布しましょう。

カラージェルは、ベースジェルを塗ることを前提として開発されています。爪の表面に微細な凹凸があるため、ベースを省略してカラージェルを塗ると発色が均一でなくなったり、剥がれやすくなったりします。

引用:ダイソーネットストア

③カラーコート:とても種類が豊富です。人気のカラーはすぐに売り切れてしまうようなので、こだわりがある方は、発売と同時にチェック&購入したほうがよさそうですね。

④トップコート:トップコートはジェルネイルを長持ちさせ、ネイルカラーの剥がれや退色を防ぎます。同時に爪を保護する役割も果たします。

爪が脆い人にとって、トップコートの単純な塗布だけでも大変効果的です。

引用:ダイソーネットストア

ジェルネイルをオフするとき

①つめやすり(細&荒目)2コ入:自爪には傷つけず、ベースコートまで到達するようにジェルネイルに傷をつけるために使います。

この傷から、除光液(アセトン)をしみこませてジェルネイルを柔らかくし、爪に物理的負担をかけずにオフするためです。

準備編で紹介した爪やすりも使えますが、オフ用の爪やすりは使い分けましょう。下記の爪やすりは評判が良いです。

引用:ダイソーネットストア

②ジェルネイルオフホイル:爪のサイズにカットされたコットンと第二関節あたりまでしっかり包む大きさのアルミホイルがあらかじめセットされている便利グッズです。

ジェルネイル表面に傷を入れた後、リムーバー(アセトン除光液)を含ませたコットンを爪に当て、しみこませてジェルを柔らかくしてからウッドスティック等で落とします。

リムーバーがちゃんとジェルネイルにしみ込んで、ジェルが柔らかくなるまでには時間がかかります。10~15分くらいです。

一方リムーバーの主成分のアセトンは、揮発性が高いので何かに包まないと、あっという間にコットンが乾いてしまします。

アセトンが蒸発してしまっては、ジェルネイルを柔らかくすることはできません。そのため、リムーバーをしみこませたコットンをネイルに当てたらアルミホイルでしっかり包むのです。

アセトンの揮発(蒸発)を防ぐためにアルミホイルでまくので、隙間が空いては効果がありません。第二関節あたりまではしっかりカバーしましょう。

またオフする際は、アルミホイルは1本落とし終わったら次を外す、というように1本ずつ外してくださいね。

ダイソーのジェルネイルホイルはちょうどよい大きさにカット済みで、コットンもついています。また10枚1セットなので、ちょうど1回分セットになっています。

自分でアルミホイルとコットンで作ったものでも十分代用可能ですが、あらかじめちょうどよい大きさに準備されているのでとても便利です。

必ず必要なものですので、簡単なものの組み合わせですが用意しましょう。

引用:ダイソーネットストア

③リムーバー(アセトン)

ジェルネイルを落とすのに絶対必要なものですが、私の知る限り、現在のダイソーでは購入できなさそうです。

④ネイルオイル(爪美活 ネイルオイル ヒマワリ種子油):オフした後は、優しくケアしてあげましょう!

引用:ダイソーネットストア

ジェルネイルに必要なものを100均で揃えるのは大変!オフも難しい!?

ジェルネイルに必要なものは、消毒用エタノールとリムーバー(アセトン)を除き、ほぼ100均で揃えられることが分かりました。

しかし、オフの工程まで見たら「やっぱり無理~」という人もいるのでは?

デートや結婚式など、特別な日にはおしゃれをしたいけど、普段は職業柄ジェルネイルできないという人もいるでしょう。

休日だけジェルネイルを楽しみたいという人もいるでしょう。1日だけ持ってくれれば、後はオフしやすい方がいいという人も。

そのような人のために「はがせるジェルネイル、スターターキットミニ」があります。100均店舗が近くになかったり、行く時間が無い人は便利ですね。最低限の必要なものがセットになっています。

中身は①UV/LEDライト、②エメリーボード、③パレット、④クリアジェル1本、⑤全20色の中から好きな色1本です。

オフ作業は、ペリっとはがすだけ。塗り方によって剝がしやすかったり剥がしにくかったりしますが、通常のジェルネイルよりははるかに落としやすいですね。

チャームスティック単体での購入も可能なので、100均と通販の組み合わせで必要なものを揃えるのも良いでしょう。

まとめ

セルフジェルネイルにはじめてチャレンジしようという人を対象に、最低限必要となるものと選び方のポイントと共に、100均ダイソーで揃えられるかを調べました。

  • ジェルネイルに必要なものは大体100均ダイソーで揃えられる。消毒用エタノールとリムーバーはドラッグストアで購入すべき
  • セルフジェルネイルの下準備に必要なものは、①キッチンペーパー、②コットン、③消毒用エタノールIP、④爪やすり、⑤ウッドスティック
  • ジェルネイルを塗るときに必要なものは、①UV/LEDライト、②ベースコート、③カラーコート、④トップコート
  • ジェルネイルをオフするときに必要なものは、①爪やすり、②ジェルネイルオフホイル、③アセトンネイルリムーバー、④ネイルオイル
  • ジェルネイルオフ作業のハードルが高い人には、はがせるタイプのジェルネイルもある。
  • はがせるジェルネイルは剥がれやすいという欠点もあるが、休日だけ楽しみたいという人にはおすすめ
  • スターターキットなら最初から必要なものが入っている

ジェルネイルに必要なものを揃えるには、情報も多く、アイテム数も多く、迷うことが多いです。最低限必要なものと100均ダイソーで揃える方法をご紹介しました。

初めてチャレンジする人にとって、分からなかったことの解決につながることを願っています。

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