Amazonは2020年3月から「置き配指定サービス」を初期設定として開始しました。
仕事で家を空ける時間が長い人や対面で荷物を受け取りたくない方には嬉しいですね。
子供のお昼寝中にインターホンを鳴らされて子供が起きてしまった!
配達に来たけど子供のオムツを変えていてすぐには出られない!という経験をした方も多いのではないでしょうか?
置き配を指定していれば、家にいてもいなくても荷物を指定場所に置いて行ってくれるのでとても便利です。
今回はAmazonで購入した商品を対面受け取りから置き配に変更する方法をご紹介いたします。
置き配に設定し、面倒な受け取りやサインを省略してネットショッピングをもっと楽しみましょう!
Amazonで購入した商品の置き配に変更する方法!
Amazonの「置き配指定サービス」とは、家に居ても居なくても、受け取りのサインなしで指定した場所に荷物を配達してくれるサービスです。
商品が届く時間に家に居なくてはいけない対面受け取りに対し、Amazonの商品を置き配に変更するだけで、商品の到着を気にせず外出もできるためとても便利なサービスですね!
置き配に選択できる荷物の配達場所は以下の通りです。
- 宅配ボックス
- ガスメーターボックス
- 玄関
- 自転車のかご
- 車庫
- 建物内受付/管理人
商品注文時に荷物の置き場所を詳しく記入し、確実に希望の場所に置いてもらえるようにしましょう。
Amazonは「置き配指定サービス」対応エリアを2020年3月から30都道府県に拡大しました。
配達が完了すると、ドライバーは専用タブレットで商品を配達した場所の写真を撮影してくれます。
購入者は配達完了メールかAmazonの配達状況確認ページにて写真を確認できます。外出先でも指定の場所にちゃんと配達されたか確認でき安心できますね。
Amazonの注文時に置き配に変更する方法
Amazonでいつもの手順で購入すると対面での配達になってしまうため、置き配に変更する必要があります。
注文したい商品をカートに入れ、注文の手続きをします。【注文確定】画面まで進め、【配送指示(置き配含む)】をクリックします。
【お届け先種別】の戸建て住宅・集合住宅・商業用建物・その他から選択します。
【置き配指定】の玄関・宅配ボックス・ガスメーターボックス・自転車のかご・車庫・建物内受付/管理人・置き配を利用しないから選択します。
【お届け先/置き配場所の目印・アクセス方法】に荷物を置いてほしい場所の目印等、詳しく記入しましょう。
【保存】をクリックすると【注文確定】ページに戻るため、【注文を確定する】をクリックすると置き配での購入手続きは完了です。
Amazonで置き配に指定した商品を後から変更する方法
Amazonの商品を置き配で注文した場合も注文確定後、置き場所を変更したり、対面での手渡しに変更することが出来ます。
Amazonの【注文履歴】のページから変更したい商品を選択。【置き配指定】をクリックし、新しい置き場所を選択します。
置き配ではなく、対面で配達して欲しい場合は【置き配を利用しない】を選択しましょう。
Amazonで置き配に変更したらデフォルトになる?
Amazonで注文した商品が置き配に変更してないのに、勝手に置き配されていた!という話をインターネット上で見かけます。
なぜ勝手に置き配になったの?配達業者のせい?と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんとした原因があります。
Amazonで【置き配指定】に変更した場合、その設定がデフォルトになります。一度置き配を希望すると、置き配できる商品は置き配で配達されるのです。
【置き配指定】で置き場所を指定した際、下までスクロールすると【次回以降の注文もこの場所への置き配を希望する】というチェック項目があります。
皆さんチェックが入っていることに気づかず、そのまま【保存】をクリックしているため毎回同じ場所へ置き配になってしまうのです。
今回だけ置き配を希望したい場合や、次回は違う場所へ指定したい場合は必ずチェックを外しましょう。
Amazonの商品を置き配に変更できない!?その原因とは?
Amazonの商品を置き配に変更できない場合があります。
Amazon公式ページにも記載されていますが、置き配に対応するためにはいくつかの条件があります。
配送業者による置き配の非対応
配達業者による置き配に対応しているのは【Amazonがお届け】と記載してある商品のみ。
この【Amazonがお届け】とは、Amazonが委託している地域配達業者「デリバリープロバイダ」の事です。
デリバリープロバイダとはAmazonが人件費や配送料を安く抑えるために導入したサービスです。
置き配は購入者の指定した場所に荷物を置くだけで配送が完了するため、再配達の必要がなくなり人件費や配達にかかるガソリン代など減らすことが出来ます。
人件費や配送料を安く抑えるために導入されたデリバリープロバイダとの相性は良く、置き配に対応しているのは現在デリバリープロバイダのみとなります。
大手のヤマトや日本郵便もAmazonでの置き配に対応していないのです。
支払方法による置き配の非対応
支払い方法によって置き配に対応しているか異なります。
決済方法 | 対応可/対応不可 |
クレジットカード | 可 |
Amazonギフト券 | 可 |
Paidy後払い | 可 |
コンビニ前払い | 可 |
代引き | 不可 |
Amazonの置き配は代引き決済のみ置き配に非対応となっています。
商品と交換に配達員に代金を支払う代引き決済では、対面での受け取りでないとお金を払うことが出来ないので代引き決済は不可能ですね。
Amazonフレッシュで購入した商品は非対応
Amazonフレッシュは、野菜や果物・肉・魚などの生鮮食品をはじめ日用品や雑貨などを取り扱い、最短4時間で当日配送してくれるAmazonプライム会員向けのサービスです。
対象のエリアは東京・神奈川・千葉の一部とまだ利用できるエリアは少ないですが、今後も拡大予定とのことです。
Amazonフレッシュで購入した商品はAmazonフレッシュ専用ボックスで運ばれ、配達員から手渡しで受け取ります。
Amazonフレッシュの商品は置き配に対応していません。生鮮食品を扱うため不在で受け取れない場合は即キャンセル扱いになり、配達員が持ち帰り再配達も不可となります。
Amazonの商品が置き配に変更できない原因としてAmazonフレッシュの商品か確認してみましょう。
他にもこのようなケースは置き配非対応となっています。
- 医療品・高度管理医療機器または特定管理医療機器の場合
- 注文に1点以上「Amazonマーケットプレイス」の商品が含まれる場合
- 一定の金額または重量を超える商品の場合
Amazonで置き配に変更する際には、置き配に対応する配送業者か置き配できる商品なのかしっかり確認しましょう。
Amazonで置き配に変更してもヤマトは非対応!?ヤマトでも置き配にする方法!
Amazonの配達業者で一番活躍しているのはヤマトではないでしょうか?大手だけあって配送員の対応もよく、商品も決まった時間に配送されます。
しかしAmazonの商品を置き配に変更してもヤマトでは置き配の対応をしていないのです。
先ほど記述した通りAmazonの置き配に対応している商品は「Amazonがお届け」と表示され、配送業者は「Amazonデリバリープロバイダ」のみです。
商品ページに「Amazonがお届け」になっていない商品はほとんどがヤマトか日本郵便だと思います。
Amazonの商品を置き配に変更してヤマトや日本郵便に配達してもらう方法をご紹介いたします。
ヤマトで配達される商品を置き配に変更する方法
Amazonで購入した商品をヤマトで置き配に変更してもらうには、クロネコヤマトのEAZYというサービスを利用します。
「EAZY」はヤマト運輸と提携したオンラインショップで注文した商品を、対面はもちろん自宅敷地内の玄関やガスメーターボックス・車庫など指定した場所に荷物を届けてくれるサービスです。
受け取り方法の変更は荷物が届く直前まで変更可能です!置き配できる場所は自宅敷地内の以下の場所が選択できます。
- 玄関ドア前
- 宅配ボックス
- ガスメーターボックス
- 物置
- 車庫
- 自転車のかご
- 建物内受付/管理人
選択できる場所はAmazonの置き配と変わりません。
EAZYのサービスを利用するにはクロネコメンバーズに入会する必要があります。
クロネコメンバーズに入会しているとAmazonで商品を購入し、発送されるとヤマトから「荷物お届けのお知らせ」メールが送られてきます。
「荷物お届けメール」に受け取り方法を変更するリンクが貼られているのでクリックします。
リンクをクリックするとEAZYの受け取り方法変更のページが開くのでお好きな受け取り方法を選択します。
【設定完了】をクリックするとAmazon商品を置き配に変更がヤマトでできました。
この方法を使えばAmazonの置き配可能エリア外でも、Amazonの置き配への変更がヤマトできます。
置き配可能エリア外で置き配を希望したい方は、是非この方法をお試しください!
Amazon商品を置き配に変更するメリット&デメリットとは?
Amazonの商品を置き配に変更するにはメリット・デメリットがあります。
置き配は便利な分、盗難や雨などのリスクもあります。Amazonの商品を置き配に変更する前にメリット・デメリットを確認しておきましょう。
Amazonの商品を置き配に変更する際はメリット・デメリットを理解し、置き配を選択しましょう。
Amazonで置き配に変更し盗難にあったらカスタマーサポートへ!
Amazonの商品を置き配に変更し、盗難された可能性がある場合は以下の点を確認しましょう。
- 置き配の指定場所を確認
- 配達完了の通知と配送時の写真が【注文履歴】にあるか確認する
- 家族や同居人が荷物を受け取ってないか確認する
- 【注文履歴】で配送される日時と住所を再確認する
まず、ご自身が指定した場所と異なるところに配達されている可能性があります。
玄関・宅配ボックス・ガスメーターボックス・自転車のかご・車庫・建物内受付/管理人等、配達員が置き配場所を間違えているかもしれません。
配達当日に天候が悪く、置き配の指定場所では商品が雨で濡れてしまうため配達員が気を利かせ置き場所を変更した可能性も。
置き配の場合は商品が安全に配送されたこと・配達場所をお知らせする目的で配送時の写真を撮影しています。
商品を置いた所の写真を撮るため、写真を元にどこに商品が置いてあるか確認してみましょう。
家族や同居人が受け取っているかどうかも、Amazonの商品を置き配に変更した後よくあるパターンです。
置き配されることを知らない家族や同居人が置き配してあった荷物を家の中に入れてくれているかもしれません。
最後の日時と場所については、受け取り日時や住所が違っていたということも考えられます。今一度確認してみましょう。
Amazonの商品を置き配に変更し、【注文履歴】の配達した写真の場所に荷物が無く、家族や同居人も荷物を受け取っていないときは盗難された可能性が高いです。
Amazonでは配送状況確認画面で商品がお届け済みと表示されていても、商品が届いていない場合など商品の再送や返金をしてくれます。
Amazonの商品を置き配に変更して盗難された時の対処法
Amazonカスタマーサポートにはチャットで問い合わせることが出来ます。
チャットで問い合わせる方法は、Amazon公式ページへログインし、【カスタマーサービス】を選択。【今すぐチャットを始める】をクリックするとチャットが起動します。
【わかりました】をクリックし、【注文した商品】をクリック。注文した商品の一覧の中から盗難にあった商品をクリックします。
【電話でサポートを受ける】をクリックし、電話番号を入力します。
Amazonから電話がかかってくるため、置き配に変更した商品が盗難にあったことを説明しましょう。
基本的には注文した商品と同一の商品の再配送ですが、商品の在庫が無い場合やマーケットプレイスの商品の場合など商品の代金を全額返金してもらえます。
置き配の盗難防止として、外から商品が目立つところを置き配の指定場所にするのは避けましょう。
車庫の中や宅配ボックスの中など、できるだけ人目につかない場所を選ぶことをお勧めします。
長時間置き配されたままだと盗難にあうリスクも高くなるため、帰宅する時間帯に置き配の配送を指定しましょう。
まとめ
- Amazonの置き配を利用するには、【注文確定】⇒【配送指示(置き配含む)】⇒【お届け先種別】⇒【置き配指定】で場所を選択して置き配に変更可能
- Amazonで注文した商品を後から置き配に変更するには【注文履歴】⇒【置き配指定】で変更できる
- Amazonの商品を置き配に変更すると【次回以降の注文もこの場所への置き配を希望する】というチェック項目があるので、お好みでチェックをする
- Amazonの商品が置き配に変更できるのは【Amazonがお届け】と記載してある商品のみ
- 代引き決済の商品、Amazonフレッシュで購入した商品は置き配に非対応である
- 衣料品や貴重品または既定の重量を超えるものも置き配非対応
- ヤマト運輸で配達される商品はクロネコヤマトのEAZYというサービスを使ってAmazonの商品を置き配に変更できる
- Amazonの商品を置き配に変更して盗難されたらAmazonカスタマーサポートが保証してくれる
Amazonで購入した商品を置き配にすれば、在宅・不在に関わらず指定の場所に荷物を置いて行ってくれるのでとても便利ですね。
置き配をうまく活用してネットショッピングを楽しみましょう!
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