メルカリには最初の登録で入力する本人情報以外に、本人確認のシステムがあることを知っていますか?
メルカリでは複数アカウントの利用や詐欺被害が多発したことを受けて、本人確認の強化を進めています。
しかし、本人確認のためにはマイナンバーカードや運転免許証といった公的書類の提出が必要です。
個人情報の流出を心配する方や、作業が面倒で後回しにしてしまったりする方も多いのではないでしょうか。
メルカリは、本人確認前だからといってすべてのサービスが利用できないわけではありません。
すぐに本人確認はできないけどメルカリを利用したい!という方もいるでしょう。
本記事ではメルカリで本人確認前にできることや、本人確認の簡単な手順などをわかりやすく紹介します。
メルカリで本人確認前と表示される!どういうこと?
メルカリの「アプリでかんたん本人確認」が完了していないと、マイページに本人確認前と表示されます。
アプリでかんたん本人確認とは?
メルカリ・メルペイをあんしん・あんぜんで便利にご利用いただくために必要な本人確認を、アプリからかんたんに行える仕組みです。
引用 メルカリ
本人確認が完了すると、本人確認済みというグリーンのバッチに表示が変わります。
「アプリでかんたん本人確認」のやり方は2種類
「アプリでかんたん本人確認」のやり方は、マイナンバーカード読み取り方式と自撮り方式の2種類です。
マイナンバーカード読み取り方式は、スマートフォンでマイナンバーカードを読み取って登録します。
自撮り方式は、本人確認書類と自身の顔写真を撮影して登録するやり方です。
マイナンバーカード読み取り方式の登録方法
- メルカリアプリのマイページから「本人確認する」をタップし申し込みページへ
- 画面下部にある「同意して撮影を開始する」をタップ
- 「スピード本人確認」からマイナンバーカードを選択
- 署名用電子証明書パスワードを入力
※署名用電子証明書パスワードとは、マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取る際に設定する6〜16桁の英数字です。 - マイナンバーカードにスマートフォンの上部をかざす
- 本人情報入力画面から必要な情報を入力する
- 4桁のパスコードを設定して完了!
署名用電子証明書パスワードがすぐにわからない場合は、自撮り方式に切り替えましょう!
自撮り方式の登録方法
- メルカリアプリのマイページから「本人確認する」をタップし申し込みページへ
- 画面下部にある「同意して撮影を開始する」をタップ
- 「自撮りで本人確認」から登録したい本人確認書類を選択
- 本人確認書類をお持ちのスマートフォンで撮影する
- 自分の顔写真をお持ちのスマートフォンで撮影する
- 本人情報入力画面から必要な情報を入力する
- 4桁のパスコードを設定して完了!
利用できる本人確認書類は、運転免許証、運転経歴証明書、在留カード、マイナンバーカード、パスポートです。
初心者さんの疑問!メルカリで本人確認前に出品や購入はできるの?
メルカリは本人確認前であっても出品や購入ができますが、一部のサービスに制限がつきます。
スムーズに利用を続けていくなら、早めに本人確認を済ませておくのがおすすめです。
安全な取引を目指すメルカリでは、利用する全ユーザーを対象に2020年9月から本人確認の強化をすすめています。
今すぐ欲しい・売りたいものがあるから本人確認前に取引したいのに〜!
せっかくメルカリを始めたのに本人確認で手間取って、売買のチャンスを逃したくないですよね。
ここからはメルカリで購入や出品をする際、本人確認前にできること・できないことを詳しくみていきましょう。
メルカリで本人確認前に購入する場合
メルカリでは、本人確認前でもクレジット払いやコンビニ支払いで購入ができます。
メルカリを通販のように商品購入メインで利用する方は、本人確認前でもあまり問題ないでしょう。
本人確認をしないと利用できないのは、金融機関を通した決済サービスです。
メルカリで本人確認前には利用できない決済サービス
- 支払い用口座の登録
- 登録した口座でチャージ(入金)をする
- メルペイスマート払いの申し込み
- メルペイスマート払いで自動引き落としをする
メルペイスマート払いって何?という方はこちら
メルカリで本人確認前に出品する場合
はじめのうちは、本人確認前であってもメルカリで出品することができます。
しかし、本人確認をせずに取引を続けていたユーザーが、運営から出品制限をかけられるケースが増加してきました。
出品制限をかけられてしまうと、本人確認前のまま取引をすることはできないので、注意が必要です。
購入者の中には、本人確認前の出品者を避けて商品を探す人も多いです。
本人確認の有無で、信用できるか判断材料にしているユーザーも!
本人確認前にメルカリで出品すると、商品が売れにくくなる可能性もあります。
メルカリを本人確認前に利用すると売上金はどうなる?
メルカリを本人確認前に利用すると、売上金にさまざまな制限がかかります。
メルカリやメルペイのサービスを全く利用できないわけではありませんが、頻繁に利用していると面倒に感じる制限も…!
ここからは、メルカリを本人確認前に利用したときに起こる売上金の制限をみていきましょう。
売上金に振込申請期限がある
メルカリを本人確認前に利用すると、売上金を現金化するための振込申請に期限が設けられてしまいます。
申請期限は180日で、期限内に振込申請ができないと売上金が失効するので要注意です。
本人確認を行えば振込申請期限はなくなるため、いつでも好きなタイミングで現金化できます。
メルカリポイントを購入しなくてはいけない
本人確認前に売上金でメルカリやメルペイのお買い物をするときには、メルカリポイントを購入しなくてはいけません。
本人確認前だと、売上金は自動でメルペイ残高へチャージされないため、1ポイント=1円でメルカリポイントを購入する必要があります。
メルカリポイントは、購入した日から1年間という有効期限つきなので、期限内に使い切らなければなりません。
メルカリで本人確認前に出品しているユーザーは詐欺⁉
メルカリでは、本人確認前のユーザーによる悪質な詐欺被害が増えています。
私も支払いを済ませたのに商品が発送されず、相手が音信不通になって泣き寝入りしたことがありました。
本人確認前のユーザーと取引する際には、やり取りや評価に怪しい部分がないかチェックしましょう。
- 商品説明が適切にされているか
- 出品者のプロフィールや評価に不審なところがないか
- 直近の取引評価はどうか
詐欺行為を行う悪質なユーザーは、特定を防ぐために本人確認をせず複数のアカウントを使い回すことが多いです。
本人確認前で評価が0のユーザーは、怪しいと疑った方がいいでしょう。
もちろん、メルカリを始めてまだ日が浅いユーザーで評価が0という可能性もあります。
高額の商品を複数出品していないか、状態が良いブランド品やレアな商品なのに格安で出品していないかも合わせてチェックしてください。
まとめ
- メルカリでマイページに本人確認前と表示されるのは、「アプリでかんたん本人確認」が済んでいないから!
- メルカリは本人確認前でも出品や購入はできるが、一部のサービスに制限あり!
- メルカリで本人確認前に利用すると売上金は振込申請期限がついたり、メルカリポイントの購入が必要になったりと制限がつく
- 本人確認が済んでいないユーザーは詐欺の疑いが!取引の際、出品している商品やユーザーの評価をしっかりチェック!
メルカリは本人確認前のユーザーであっても制限つきで利用できます。
メルカリを安全に利用するには、やはり本人確認を早めに済ませておくのがおすすめ。
確認前であれば評価をチェックしたりして、安心できる取引を行っていきましょう!
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