枕が変わると寝付けない…なんて聞いたことはありませんか?実際に旅行先などで枕が合わずに寝られない経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
私も枕が合わなくて寝付けなかった経験が何度かあります。
そんな時におすすめなのがタオル枕です!
タオル枕とは、タオルのみで作られた枕のことをいいます。
以前雑誌の特集で、枕が合わないときはタオル枕がおすすめと紹介されていました。
実際に作ってみると簡単に作ることができて、その日はぐっすりと眠ることができました!
それ以来、宿泊先で枕が合わないときはタオル枕を使用しています♪
この記事では、枕が合わないときにはタオル枕がおすすめの理由や枕が合わないと起きる症状、そしてタオル枕の簡単な作り方を解説していきたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。
枕が合わないときはタオル枕がおすすめ!
枕が合わずに悩んでいる人はいませんか?私も昔から宿泊先で枕が合わないことが気になって寝付けないなんてこともしばしば…
そんな時に試してほしいのが「タオル枕」。タオル枕とはその名の通りバスタオルを折ったり、丸めたりして作る枕のことです。
枕が合わない人でもタオル枕はタオルを使うので、自由自在に形を変えて自分の首や頭の高さに合わせて作ることができます。
普段お使いの枕の高さをタオルで調整することもできますね。他にもタオル枕をおすすめする理由は以下の通りです。
タオルを使って自分好みの枕を簡単に作れる
タオル枕の最大のメリットは、タオルさえあれば誰でも簡単に枕を作れるところです!
枕が合わない人でもタオルを使えば、枕の硬さや高さをタオルの生地を変えたり、タオルの枚数を重ねたりして自分好みの形にすることができます。
ご自宅にあるバスタオルを使えば簡単に作れるので、自分好みの色や肌触りなどをその日の気分に合わせて選べるのがタオル枕の良いところですね。
タオルがあれば旅行先でも簡単に枕が作れる
旅行先などの枕が合わないときも、タオルを使えば簡単に枕を作ることができます。
宿泊先のホテルには必ずといってもいいほどバスタオルやフェイスタオルが置いてあります。
旅行中はなるべく荷物は増やしたくないですよね。そんなとき、わざわざ自宅からタオルを持って行かなくてもいいのは助かります。
私も宿泊先のホテルの枕が合わないときは、ホテルにあるバスタオルでタオル枕を作っていますよ♪
タオルを使って枕を作るのでいつでも洗濯することができる
枕の洗濯って頻繁にしていますか?傷みも気になるし毎日洗濯をするわけにもいかないですよね。
なかには買ってから一度も洗濯したことがない!なんて人もいるかもしれません。
素材にもよりますが「そばがら」「低ウレタンフォーム」「羽毛」など洗うことができない枕もありますよね。
枕には寝ている間についた寝汗や皮脂、フケなどが蓄積されています。また、ダニや雑菌が繁殖しているかもしれません。聞いただけでもゾッとしますね!
タオル枕は簡単に洗濯することができ、毎日でも取り替えることができます。衛生面でも安心ですね。
枕が合わない人はタオルで枕を作ってみよう!
ここからは、枕が合わない人のためにタオル枕の作り方を解説していきますね。
- バスタオル1枚を用意して広げる。長い辺を半分に折り、さらに半分に折る。
- 短い辺の片側を手前から10㎝くらい(だいたい拳一つ分)折りたたむ。これを自分の首に合うまで何回か繰りかえす。
(3回から4回が目安)このときタオルを全部折らず後頭部を乗せる部分を残しておく。 - 仰向けや横向きに寝て高さが合っているか確認する。
- 左右に寝返りをうって違和感がないか確認する。
- 高さが足りない場合はタオルを上から重ねて首に合うか確認する。
仰向けで寝る場合、理想的な枕の高さは、仰向けになった時に首や肩の位置が真っ直ぐに立った時と同じ状態になることです。
具体的には首の後ろにあるカーブと寝具との間にできる隙間を埋めるような高さが理想的です。
枕が高すぎても頭が前に出てしまい、呼吸しにくくなります。反対に低いと顎が上がり首に負担がかかってしまうので注意が必要です。
また、横向きで寝るときは、額から鼻→顎→胸までが一直線になる高さが良いと言われています。
喉や首、肩に圧迫感がないか確認しましょう。また左右に寝返りを打てるか確認して、違和感があるなら枕の高さを調整します。
そして簡単に作れるタオル枕にも、以下のような注意点があります。
- タオル枕が合わないとタオルが崩れて寝ている間に形が変わってしまう
→ヘアゴムやヘアバンドで枕を固定すると崩れにくくなります - 自分の身体に合ったタオル枕を作るのは慣れないうちは難しいかもしれません
→何回か作って試行錯誤していくうちに自然とコツをつかめるでしょう - 通常使用する枕にはクッション性や弾力があります
タオルは通常の枕とは違い、クッション性がないため硬さが気になる場合もあります
→色々な生地のタオルで試して、自分に合う硬さを見つけましょう。
枕が合わないことが頭痛や腰痛などの原因に!?
今使っている枕が自分の身体に合っているのか気になりますよね。身体に合っていない枕にはこのような特徴があります。
- 枕が高すぎるか、逆に低すぎる
- 枕の素材が硬すぎるか、反対に柔らかすぎる
実際に枕が合わないことで起こりえる症状が以下の通りです。
頭痛
枕が合わないときに起こる症状には頭痛があると言われています。
私は片頭痛持ちですが、一度頭痛が始まるとなかなか治まらず、ドクドクと脈を打つような痛みや、頭を締め付けられるような激しい痛みが続きます。
また、吐き気が伴うときもあり、長時間辛い思いをすることも…。
枕が合わないことで引き起こされる頭痛は「緊張型頭痛」や「後頭神経痛」であることが多いです。
緊張型頭痛は痛みが鈍く、締め付けられてるような痛みがあるのが特徴です。痛みは後頭部から始まり、頭全体に広がってしびれを伴うこともあります。
後頭神経痛とは片側の首から後頭部、頭頂部にかけてピリピリ、チクチク、ズキズキといった激しい痛みが起こるのが特徴です。
また、電気が走るような痛みがあり、軽く頭皮に触れただけでも痛むことがあります。
一度痛みが起こると数日から長くて数週間続くことがあるので日常生活にも影響が出てしまいますね。
枕の位置が悪い状態で寝ると、筋肉がこわばり頭痛を引き起こしやすくなります。また、ストレスによる血流の低下が頭痛の原因とも言われています。
腰痛
腰痛の原因も枕が合わないことが関係していると言われています。
一見、枕と腰痛には関係がないように感じますが、首から腰までは背骨で繋がっています。枕が合わないと首に負担がかかり、首の痛みが腰まで伝わっていきます。
また、腰は寝ているときに大きな負荷がかかる場所です。
枕が合わずに寝返りが上手くできないと、腰への負荷を軽減することができず、腰痛の原因になる可能性があります。
腰痛も枕が合わないことで起きる症状と言えそうですね。
首の痛みや肩こり
枕が合わないと首の痛みや肩こりの症状がでる可能性があります。枕が首の形に合っていないと、首周りの筋肉が緊張して神経を圧迫するためです。
さらに老廃物が溜まったり、血流が悪くなったりすると首の痛みや肩こりが起こると言われています。
また、枕が高すぎると頭や身体を支えるために肩に負担がかかり、首の痛みや肩こりの原因になります。
ストレートネック
ストレートネックという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?別名スマホ首とも呼ばれている現代病の一つです。
同じ姿勢で、長時間のスマホ使用やデスクワークでのパソコン作業などが原因と言われています。
本来はゆるやかに湾曲している頸椎(首の骨)がまっすぐになってしまっている状態のことをいいます。
首の骨が湾曲していていると、頭の重さを分散することができますが、ストレートネックは重さがそのままダイレクトに首の骨にかかるため首や肩に負荷がかかります。
高さが合わない枕を使っていると、寝ている間も首の骨がまっすぐな状態になり、ストレートネックの状態に近づいてしまうので注意が必要です。
そして、いずれはストレートネックになってしまう可能性があります。
まとめ
- 枕が合わない人にはタオル枕がおすすめ!
- タオル枕は誰でも簡単に作ることができる
- タオル枕は毎日洗濯できるので衛生面でも安心
- タオル枕は寝ている間に崩れてしまうこともある
- タオル枕を作るのには慣れも必要
- タオル枕にはクッション性がないため硬さが気になる場合もある
- 枕が合わない人がタオル枕を使用することにより頭痛や腰痛、肩こりやストレートネックなど改善が期待できる
タオル枕は新しく枕を買い足す必要もなく、バスタオルで簡単に作ることができます。
何度でも簡単に作ることができますし、枕が合わない人にとっては、合わない枕を使っていると起きる不調の改善に役立つかもしれませんね。
自分に合う高さや硬さを見つけて、自分専用のタオル枕を作ってみてはいかがでしょうか。ぜひ、試してみてください♪
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