引っ越しの時、冷蔵庫の中身をどうするか考えたことありませんか?
空っぽにしなきゃいけないの?
中身が入っていても運んでもらえるの?
引っ越しって本当に大変でわからないことが多いですよね。
私も何回か引っ越しを経験しているのですが、とにかく準備が大変なんですよ。公共料金のこと連絡したり、荷物を段ボールに詰めたり…。
冷蔵庫の中身をどうするか、引っ越しの当日までに考えなくてはならないことが1番大変でした。
今回は引っ越しの時に冷蔵庫の中身はどうしたらいいのか、引っ越しの時の準備と方法、ポイントを解説していきます。
- 引っ越しのとき冷蔵庫の中身をどうしたらいいか
- 冷蔵庫の中身をそのまま運ぶ方法
- 冷蔵庫の中身を運ぶときのコツ
この記事では、この3つについて知ることができますので参考にどうぞ!
引っ越しのとき冷蔵庫の中身を入れたままでは運べない
引っ越しの時、冷蔵庫の中身は入れたまま運んでもらえるのでしょうか?
冷蔵庫の中身をそのままにして運べたら、私たちは何もしなくていいので楽ですよね。
しかし、冷蔵庫の中身は入れたままの状態では運べません。
冷蔵庫の中身を入れたままにしていると、引っ越し業者の方に、運ぶことを拒否される可能性があります。
そのため、引っ越し当日までに冷蔵庫の中身は空っぽにしなくてはならないのです。
- 冷蔵庫の中身は引っ越し当日までに空にする
- 引っ越し前日までには冷蔵庫の電源を抜く
- 霜取りと水抜き、掃除をする
引っ越し当日までに冷蔵庫の運ぶ準備をするのは上記の3点です。
引っ越しのとき冷蔵庫の中身はいつから荷詰めする?
冷蔵庫の中身は、引っ越しの1週間前から徐々に整理していきましょう。
冷蔵庫の奥に干からびている野菜や、期限切れのパックの調味料など見つかることがあるので、早めに整理すると掃除にもなりますね。
調味料のように常温保存できるものは、こぼれないように梱包してしまえば段ボールに入れて運搬できます。
醤油や酢、油などの液体のものは、容器のフタの上からラップをかけて輪ゴムで留めます。
さらに上からキッチンペーパーなどを被せ、輪ゴムで固定します。
容器を紙に包み、さらにビニール袋に入れて、密封しておくと安心です。
段ボールに入れるときは、できるだけ隙間なく立てて入れるようにしましょう。
最後に、容器と容器の間の隙間を埋めるように新聞紙や緩衝材などをいれて、段ボールの中で動かないようにしましょう。
小麦粉や片栗粉などの粉類は、袋の口をしっかり閉めて、1種類ずつビニール袋に入れて密封します。
また、粉類は匂いを吸いやすい特徴があるため、匂いの強いものや石鹸や洗剤などとは別に入れるようにしましょう。
引っ越しのとき冷蔵庫の中身をいっそ捨てるのもあり
冷蔵庫の中身を空にするために、食材を使いきれない場合もあるでしょう。
また、中身を整理する際に期限切れの食材や調味料が見つかることもありますね。
もったいないと思いますが、引っ越しの際に捨ててしまうのもいいでしょう。
調味料や食材は住んでいる地域によって捨て方は異なるので、自治体のゴミの捨て方を参考にしながら、捨ててしまいましょう。
引っ越しのとき冷蔵庫の電源は何時間前に切る?
冷蔵庫の電源は、引っ越し当日の24〜16時間前までに切れば良いでしょう。
私は引っ越し前日の夕方に電源を抜きました。
朝からの引っ越しの予定だったので、あまり時間がなかったですね。
時間の余裕のある方は、もう少し早めに電源を抜いておくと安心です。
さて、引っ越しの前日までに冷蔵庫の電源を抜かなければならないのはなぜでしょうか。
冷蔵庫は、水を電気で冷やして庫内を冷やしています。引っ越しの際に水を抜かずに運んでしまうと、運送トラックの中で水が漏れてしまう恐れがあるのです。
他の荷物を濡らしてしまったり、冷蔵庫の故障の原因にもなってしまいますね。
引っ越しをスムーズに行うためにも、冷蔵庫の電源は切り、きちんと水抜きをしておきましょう
引っ越しのとき冷蔵庫の水抜き方法
冷蔵庫の中身を抜いた後の水抜きは、引っ越しの前日に電源を切ってから行いましょう。
冷蔵庫の水抜きは蒸発皿(水受けトレー)と呼ばれるパーツに溜まった水を捨てるだけで完了します。
一般的な冷蔵庫は、本体の下か、背面に蒸発皿がついています。
- 蒸発皿が本体の下についている → フタがないため、水をこぼさないようにゆっくり引き出す
- 蒸発皿が背面にある → 本体を動かして裏が見えるようにしてから、工具を使って皿を取りだす
蒸発皿の位置はメーカーや冷蔵庫の型によって違います。取扱説明書を手元に用意して、位置を確認しながら行うと確実です。
霜取りと水抜きが終わったら、冷蔵庫の中の掃除も済ましておきましょう。
長年使っていると、冷蔵庫内に食材のカスや調味料がこぼれていたり、意外と汚れています。
引っ越しのタイミングで掃除することをおすすめします。
引っ越しのとき冷蔵庫の霜取り方法
ずっと使っていた冷蔵庫には、霜がついていることも多いですよね。冷蔵庫の霜取りは、冷蔵庫の電源を切るだけで済みます。
コンセントを抜いて、冷蔵庫の扉を開けておくだけでOKです。
注意点として、霜が溶けたときに水が床を濡らしてしまう可能性があるので、コンセントを抜く前にタオルを敷いておくといいでしょう。
新しい冷蔵庫には、霜がつきにくい仕様のものもあり、霜取りが必要ない場合もあります。
霜取りが必要かどうかは説明書に記載されていますが、手元にない場合、霜取りのため電源を抜いておくほうがいいでしょう。
引っ越しで冷蔵庫の中身を運ぶ方法
冷蔵庫の中身を計画的に使い切ることが理想ですが、なかなか難しいですよね。
そこで、引っ越し先に冷蔵庫の中身を運搬する方法を3つご紹介します。
- クール便で運ぶ
- クーラーボックスに入れて運ぶ
- 発泡スチロールに入れて運ぶ
引っ越しで冷蔵庫の中身を運ぶ方法①クール便で運ぶ
引っ越しのとき冷蔵庫の中身を運ぶ方法の中で、最も安全なのが「クール宅急便」です。
クール便は運送会社が提供しているサービスで、冷蔵・冷凍の食材の鮮度をそのままに運送できるサービスです。
料金は荷物のサイズや距離により変動しますが、1000〜3000円の間で頼むことができます。
また、クール宅急便は3日間保存してもらえるため、引っ越しが終わって落ち着いたあとに食品を受け取りたい方におすすめです。
ただし、クール便には冷やしたり凍らせたりする効果はありません。食材をクール便に出す直前まで、冷蔵庫かクーラーボックスで保管しましょう。
引っ越しで冷蔵庫の中身を運ぶ方法②クーラーボックスに入れて運ぶ
冷蔵保存をする必要がある食品を運ぶときに活躍するのが、クーラーボックスです。クーラーボックスは2種類あります。
- ハードタイプ
- ソフトタイプ
ハードタイプはプラスチック製で、一般的には保温性が高く、衝撃に強いです。
ソフトタイプはポリエステルなどで作られており、軽くて運びやすいことが特徴です。
保冷持続時間は異なるため、購入する前に確認するようにしましょう。
保冷性に優れているのはハードタイプですが、リーズナブルに手に入るのはソフトタイプなので、状況に応じて購入してください。
どちらのタイプのクーラーボックスでも使う際は、保冷剤やドライアイス、氷などを入れて箱の中の温度を下げるようにします。
引っ越しで冷蔵庫の中身を運ぶ方法③発泡スチロールに入れて運ぶ
発泡スチロールをクーラーボックスの代わりにして運ぶ方法もあります。
クーラーボックスよりは保冷機能が落ちるものの、箱の中身を低温に維持することができるのが発泡スチロールです。
引っ越し先がそこまで遠くない場合、発泡スチロールでも十分でしょう。
また水にも強いので、運搬の際に揺れで水分が箱の中でこぼれても安心というメリットがあります。
けれど発泡スチロールはクーラーボックスと違い取手がついていないため、運びにくいこと、フタが開きやすいことがデメリットです。
中身を入れ終わったら、ガムテープでしっかり固定して運ぶようにしましょう。
クーラーボックスよりもリーズナブルで手に入るため、小さい冷蔵庫を使う一人暮らしの方には、使いやすいかもしれません。
ただし、発泡スチロールは保冷生が優れているとはいえ、気温によっては中身の温度が上がってしまう可能性があります。
短時間の運搬に利用し、心配であればクーラーボックスを使用したほうが安心でしょう。
引っ越しのとき冷蔵庫の中身を運ぶときのコツ
荷作りする際、気をつけなければならないことって気になりますよね?引っ越しのときに冷蔵庫の中身を運ぶときのコツを4つ解説します。
保冷剤や氷を入れてなるべく密閉する
冷蔵庫の中身を運ぶときは、保冷剤や氷などを入れてなるべく密閉することが大事です。
引っ越しは移動に時間がかかるため、食品を低温に保つために十分な保冷剤や氷を入れることが必要です。
また、外気が入ると温度が上がってしまうため、せっかく保冷剤や氷を入れても食材が傷んでしまいます。
食材を入れた箱はしっかり密閉しましょう。特に夏場は食材が痛みやすいので、外気が入らないようにしっかり密閉してください。
液体や水分の多い調味料や食材はラップに包む
ドレッシングやソースなどの液体や、野菜や肉、魚の水分の多い食材はラップに包んで運搬することをおすすめします。
運搬中に調味料や食材の水分がこぼれてしまうのは衛生上良くありません。
また、他の食材についてしまう可能性もあるので、ラップに包んでからビニール袋に入れて運搬しましょう。
長時間の運搬は避ける
冷蔵庫の中身を保冷して運搬しますが、長時間の運搬はなるべく避けた方がいいでしょう。
夏場など気温が高い時期は、もともとの食材が痛んでいたりすると悪化して、食中毒を起こす原因になります。
なるべく生鮮食品の運搬は避け、調味料などの常温で保存できるもののみ運搬することをおすすめします。
食材を詰め込みすぎない
食材をクーラーボックスや発泡スチロールに詰める際、詰め込みすぎないことも重要です。
食材を詰め込みすぎてしまうと、箱内の温度が上がりやすくなってしまい、食材の痛む原因になります。余裕を持って入れた上で、保冷剤などを充分に入れましょう。
まとめ
今回は引っ越し時の冷蔵庫の中身の運搬方法、冷蔵庫の準備などについて解説していきました。
- 引っ越し当日までに冷蔵庫の中身は空にしないと、運送業者から運搬を断られる
- 引っ越し当日までに冷蔵庫の中身は空にする
- 引っ越し前日までに冷蔵庫の電源を抜く
- 霜取りと水抜き、掃除もしておこう
- 冷蔵庫の中身を引っ越し先に運搬する方法は、クール便、クーラーボックス、発泡スチロールがある
- 冷蔵庫の中身を運搬するときは、保冷剤や氷を入れてなるべく密閉する
- 液体や水分の多い調味料や食材はラップに包む
- 長時間の運搬は避ける
- 食材を詰め込みすぎない
冷蔵庫の中身を空にするのって、引っ越しをしない限り、絶対にしないですよね。なので計画的に空にするのってすごく大変なんです。
私も経験したことあるのですが、冷凍庫の中身を無くすことがけっこう大変でした。
みなさんも引っ越しの際には計画的に冷蔵庫の中身をなくすようにして、スムーズに引っ越しができるようにしてくださいね。
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