「納豆」と聞くと、好き嫌いがはっきり分かれるのではないでしょうか。
私は納豆に抵抗がないほうで、一人暮らしを始めてから朝ごはんがご飯の時はいつも納豆と一緒に食べています。
納豆という「健康的」なイメージがあるものを食べて、どうにか栄養バランスを保ちたいと思い、おまじないのようにいつも食べています。
ちなみに、私の叔母は納豆をご飯と混ぜて食べるのが苦手で、納豆単体で食べています。
納豆の食べ方にもきっとこだわりや好き嫌いがあるのでしょうが、納豆にオリーブオイルを加えると健康にとっても良いのだとか!
ここでは、納豆とオリーブオイルの驚くべき健康効果と食べ方をご紹介します!
納豆とオリーブオイルを合わせて食べる効果とは
納豆、オリーブオイルはそれぞれが栄養豊富で、健康に良い効果を与える食材として知られていますよね。
その2つを組み合わせることにより、さらに健康に良い効果を与えることができるのです!
まずは納豆とオリーブオイル、それぞれの健康効果について見ていきましょう。
納豆の健康効果
まず、納豆に使われる大豆には良質なたんぱく質や脂質、食物繊維などが含まれています。
そして大豆に納豆菌が加わり、ナットウキナーゼという酵素によって、数々の良い影響を与えます。
期待できる効果は、たとえば腸内の悪玉菌を減らして腸内環境を整える、免疫力アップ、血栓の予防、骨折の予防(ビタミンKの働き)、更年期障害の改善(大豆イソフラボン)、血糖値の上昇を抑える、などがあげられます。
引用:世田谷自然食品
納豆には「健康的」というイメージがありましたが、予想通り腸内環境の改善や免疫力アップ、女性にはうれしい女性ホルモンを整えるなど、様々な健康効果があるのですね♪
さらに、大豆に含まれるイソフラボンはポリフェノールの一種。女性ホルモンに似た働きがあり、骨粗鬆症や更年期障害などに効果があると言われているのです。
大豆イソフラボンの特徴は、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる事にあります。
加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少すると、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い、「更年期障害」と呼ばれるからだと心の深いな症状がみられることがあります。
そこで大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれるのです。
引用:総合南東北病院 広報誌
納豆を摂取することで、たくさんの効果が得られると分かりましたね。
ただし、食べすぎても腸内の細菌のバランスが保てなかったり、婦人科系の疾患だったり体調不良につながるので、一日一パックを目安として食べるようにしましょう。
オリーブオイルの効果
オリーブオイルは、文字通り主成分は油ですが、その5~8割はオレイン酸という脂肪酸です。
このオレイン酸には、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われているのです。
この働きのおかげで、動脈硬化によって引き起こされる病気や生活習慣病の予防になるというわけですね。
また、オレイン酸に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用がとても高いと知られています。この作用のおかげで、血液中のコレステロールの酸化を防ぎ、血管系の疾患の予防にもなると言われています。
ポリフェノールは体内で蓄積されないので、積極的にオリーブオイルから摂取すると良いでしょう。
納豆+オリーブオイルの効果
納豆とオリーブオイルの効果について振り返ると、以下のようになります。
<納豆の効果>
- 更年期障害の予防(女性ホルモンを整えてPMSを軽減してくれる)
- 血糖値の上昇を抑える
- 腸内環境を整えて便秘解消につながる
<オリーブオイルの効果>
- 血管系の疾患の予防(心筋梗塞、脳梗塞、高血圧など)
ちなみにオリーブオイルって加熱して使う時も多いけど、そういう場合はどうなの?
油だからこそ加熱して使うことが多いですよね!オリーブオイルは加熱しても、健康的と認められるほどのレベルを維持しているといわれています。
加熱しても十分な健康効果が認められますが、生のほうがおすすめですね。
納豆とオリーブオイルをあわせて美味しく食べるレシピ3選
納豆+オリーブオイルごはん
納豆は、いつもパックについている醤油と辛子で食べる人が多いと思いますが、その代わりもしくはプラスでオリーブオイルを入れてみましょう。
実際に醤油を少し+オリーブオイルで食べてみたら、思ったよりオイル特有の油のクセが感じられず食べやすかったです。
ただ普段から醤油だけの味に慣れているからか、少し淡白な印象がありました。美味しさでいうと、醤油のほうがうま味があるように感じました。
そう感じる方は、タレの分量を多めにしても良いでしょう♪
納豆オムレツ+オリーブオイル
オムレツの具に納豆を用いるレシピがとても美味しかったので、自分なりにアレンジしたレシピをご紹介します♪
<材料(1人分)>
- 納豆 1パック
- 卵 1個
- 白だし 10cc
- 水 50ml
- オリーブオイル 大さじ1
- 好きな具材(すりおろした長芋、モヤシなど)
<手順>
下準備として、入れる具材を適当な大きさに切ったりすりおろして、生地に混ぜる準備をしておく
- 卵・水・白だしを混ぜる
- 準備していた具材を1に混ぜ合わせる
- 熱したフライパンにオリーブオイルをいれて中火で熱し、2を流し込む。1分ほど待ってかき混ぜる
- お好みでチーズをいれ、蓋をして4、5分蒸し焼きにする
- チーズが溶けて生地の外周が固まり始めたら、半分に折りたたんでオムレツの形に仕上げる
- お好みのソースを振りかけて出来上がり
納豆がこんなに美味しく食べられるなんてと驚きました♪
冷蔵庫の余った材料を入れても美味しくできるところがポイント。私はモヤシやキャベツを入れたりしました。長芋無しでも作りましたが、それでも美味しくできましたよ。
麺類と納豆のアレンジレシピ
私は夏場に、そうめんに納豆や青じそをトッピングして、めんつゆをぶっかけでよく食べます。
そこにオリーブオイルをプラスしてみてはどうでしょうか?
そうめんに限らず、パスタにもソース代わりに上からオリーブオイルを香り付けで垂らしてみても良いかもしれません。パスタの具として納豆を入れても良いでしょう。
納豆のアレンジレシピで、栄養たっぷり取りましょう!
納豆とオリーブオイルにお酢を合わせるとどんな味になる⁉
納豆のイソフラボンのおかげで、女性ホルモンを整える、血糖値の上昇を抑えるなどとお伝えしましたが、お酢によってこの効果がさらにアップします!
ここでは納豆とオリーブオイルに、さらにお酢をプラスする食べ方をご紹介します。
お酢の効果
お酢には、以下のような健康に良い効果が期待できます。
- 疲労回復
- 食欲増進
- 血流改善
- ダイエット効果
- 血圧を下げる
お酢に含まれるアミノ酸やクエン酸などの有機酸が栄養素の消化吸収を助けます。その結果、これだけの効果をもたらすのです!
お酢を加えることで、納豆とオリーブオイルの効果がアップ。一緒に食べることで、腸内環境が整えられ、便秘改善効果もアップします。
そしてどんな味になるか気になるところ。ご飯に納豆+オリーブオイル+お酢で食べてみました!
分量は納豆1パックに対してオリーブオイル小さじ1/2、酢小さじ1/2、付属の醤油たれ少々にしました。
お酢なしで納豆ご飯を食べるより、程よい酸味でネバネバ感がまろやかになって美味しかったです。
私個人的としては、納豆+オリーブオイルでご飯と一緒に食べるよりお酢を混ぜたほうが好きでした。
酸味がきついかも…という方は、お酢の分量は少し少なめにしてみてもいいかもしれません。
まとめ
納豆とオリーブオイル、さらにはお酢の効果について理解が深まったでしょうか。この記事では、それぞれの食品の健康効果やレシピをご紹介しました。
- それぞれが栄養豊富な納豆とオリーブオイルを組み合わせることで、さらに健康に良い効果を得られる
- 納豆には、腸内環境を整える、免疫力アップ、血栓の予防、骨折の予防、更年期障害の改善、血糖値の上昇を抑える、などの効果が期待できる
- 納豆に使われる大豆にはイソフラボンという女性ホルモンに似た働きをするポリフェノールが含まれているので、更年期障害などの予防に役立つ
- オリーブオイルに含まれるオレイン酸の働きにより、生活習慣病や血液系疾患の予防につながる
- いつもの納豆にオリーブオイルをかけて食べる作り方のほかに、オリーブオイルで焼く納豆オムレツ、素麺やパスタに納豆とオリーブオイルをプラスするアレンジレシピも楽しめる
- 納豆とオリーブオイルにお酢もプラスすれば、消化吸収を助けてさらに良い効果が望める!
納豆とオリーブオイルを一緒に食べることで、腸内環境の改善や女性の方のお悩み解決に繋がります!
お酢を加える事でこれらの効果がさらにアップするでしょう。
ただ、納豆の食べすぎは逆に健康に悪影響を与えてしまうので、1日1パックを目安に食べると良いでしょう。
普段の生活にこれらの食品を加えて、より健康で快適な毎日を過ごしましょう♪
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