クローゼットの扉の外し方とは?賃貸のクローゼットの扉は外せる?

生活お役立ち情報

皆さんのお家にクローゼットはありますか?クローゼットは収納に便利ですよね。

ですが、お家や場所によっては、クローゼットをあけたときに他の家具にぶつかってしまったり、クローゼットの扉のせいでデッドスペースが生まれてしまったりと、使いづらくなることも…。

クローゼットを外せたら良いな~と思い調べてみると、実はクローゼットの扉は外すことができるということがわかりました!

クローゼットの扉を外すことができたら、便利ですよね。

今回は、クローゼットの外し方について、賃貸では外しても大丈夫なのかを解説していきます!

 

 

クローゼットの扉の外し方とは

クローゼットの扉には、開き戸、引き戸、折れ戸の3種類があります。

外す際には工具箱が必要なので、用意しておきましょう。それぞれの外し方について解説してきますね。

 

開き戸の場合

開き戸クローゼットの特徴は、扉が軸を中心に弧を描いて開閉することです。以下、開き戸の扉の外し方について解説します。

開き戸の外し方
  • STEP1
    ねじを緩める

    クローゼットの開き戸は、一般的にレールに取り付けられています。

    まず、開き戸の上部にあるレールのネジを緩めることから始めます。これにより、扉を取り外す準備を進めることができます。

  • STEP2
    レール部分を取り外す

    開き戸の上部にあるレール部分を取り外します。このレールには扉がスムーズに動くための部品が含まれていることがあります。

    適切にネジを緩めたら、レールを取り外すことができます。

  • STEP3
    扉を外す

    レールが外れたら、開き戸を優しく持ち上げて取り外します。

    このとき、扉の上部に付いている部品を外れないように注意してください。

 

引き戸の場合

引き戸のクローゼットの扉は、レールによってスムーズに動くため、取り外しも比較的容易です。

以下は、一般的な引き戸のクローゼットの扉の外し方です。

引き戸の外し方
  • STEP1
    ロックレバーを上に押し上げる

    引き戸の上部にあるロックレバーを上に押し上げます。これにより扉のロックが解除されます。

  • STEP2
    扉を持ち上げる

    ロックが解除されたら、引き戸の一番上で扉を持ち上げます。この時、扉が上部のランナーから離れるようにします。

  • STEP3
    扉を居室側に引く

    扉を持ち上げたら、居室側に向けて引っ張ります。

  • STEP4
    扉を外す

    引いた状態で扉を上部のレールから引き離し、取り外します。

引き戸は工具を使わなくてもできますよ!

 

折れ戸の場合

クローゼットの折れ戸の扉を外す方法について説明します。

折れ戸は複数の扉が連動して開閉するタイプの建具であり、外し方は製品やメーカーによって異なる場合があります。

折れ戸の外し方
  • STEP1
    ネジを緩める

    ドアの上部にあるネジを緩め、固定されているのを解除する。

  • STEP2
    ロックレバーを上に上げる

    引き戸の上部にあるロックレバーを上に押し上げます。これにより扉のロックが解除されます。

  • STEP3
    持ち上げて居室側に引く

    扉を持ち上げたら、居室側に向けて引っ張ります。

  • STEP4
    扉を外す

    引いた状態で扉を上部のレールから引き離し、取り外します。

外した扉はどうしたら良い?

外した扉は、物置部屋か、ベットの下のスペースに保管するのがおすすめ。

また、作業する際は、以下のことに注意しましょう。

【安全上の注意事項】

  • 扉を外す際は、周囲に小さな子供がいないか確認し、注意深く作業を行う。
  • 2人以上で作業すること。特に扉を立てかけたままにしないようにし、転倒を防ぐために安定させる。
  • 床を傷つけないように、タオルなどを敷いてから行う
  • 扉を外す際は、指に注意し、しっかりと保持する。

 

 

クローゼットの扉の外し方!賃貸は大丈夫?

実は、賃貸でもクローゼットの扉は外せます!ただし、賃貸物件では、原則として退去時に部屋を借りたときの状態に戻す「原状回復」が要求されます。

そのため、無闇に改造などを行うことは避けましょう。

 

原状回復とは

賃貸住宅において原状回復とは、契約時に提供された住居の状態に戻すこと。

借りた時の状態に戻す範囲でDIYを行う必要があります。原状回復は借り主の責任となるため、注意しましょう。

詳しくは、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参照ください。

 

注意点

賃貸において、クローゼットの扉を外す際はどのようなことに注意したらよいのでしょうか?

1.契約や規約を確認

賃貸契約書や管理会社の規約にクローゼットの扉の取り外しに関する特記事項がないか確認しましょう。場合によっては、取り外しに制限があることも。

2.原状回復を考慮

クローゼットの扉を外す際は、退去時に元の状態に戻すことが必要です。

取り外した扉を適切に保管し、再取り付けできるようにすることが重要◎。

3.気をつけるべき箇所

扉の外し方や取り付け方によっては、壁やクローゼット自体に傷をつける可能性があります。

慎重に行動し、周囲を保護するために適切な工具や材料を用意しましょう。

4.承認を得る

クローゼットの扉を外す前に、オーナーや管理会社に相談し、承認を得ることが賢明です。

許可なく改造を行うと、契約違反になる可能性も。

5.保管場所を確保

扉を外した後は、保管場所を確保する必要があります。

無断で敷地外に放置することは避け、破損や紛失を防ぐために適切な場所に保管しましょう。

以上の手順に従って、クローゼットの扉を賃貸住宅で外すことができます。

安全に作業を行い、原状回復の範囲内でDIYを楽しんでください。

 

 

クローゼットの扉の代わりになるものはある?

扉を外したはいいものの、来客の時だけサッと目隠ししたいかも…

クローゼットの扉の代わりとして、いくつかの代替方法があります。

クローゼットの扉は、開け閉めが面倒だったり、デッドスペースを生じたりするなどのデメリットが。

そのため、扉をなくすことでより効率的にクローゼットを利用したり、デザイン性を高めたりすることが考えられます。

以下に代替方法として考えられるいくつかの手法を紹介します。

 

ロールスクリーン

クローゼットの代わりにロールスクリーンを使用する方法がおすすめ。

ロールスクリーンは、窓などの日差しを遮るために使われることが一般的ですが、扉なしのクローゼットにも利用されることがあります。

扉がない分、デザイン的におしゃれな印象を与えることができますよ。

 

オープンシェルフ

扉をなくしてオープンシェルフをクローゼットの代わりに使用する方法も◎。

オープンシェルフは、見せる収納として機能し、使いやすさやアクセサリーのディスプレイなどにも適しています。

扉がないからこそ、整理整頓をして見せる収納にしてしまうのも手ですね!

 

アコーディオンドア

折りたたみ式のアコーディオンドアを取り付けることで、クローゼットの開閉がスムーズに行えるようになります。

使わない際は、折りたたんで収納しておけるので、そこまで場所を取らなくて良いですね!

代替方法を選ぶ際には、自身のライフスタイルや部屋のサイズ、インテリアのコンセプトに合わせて慎重に選定することが重要です。

また、専門家のアドバイスを仰ぐことで、より理想的な代替方法を見つけることができるでしょう。

クローゼットの扉の代わりになる選択肢を検討し、快適な空間づくりを楽しんでください。

 

 

まとめ

  • クローゼットの扉は外すことができ、開き戸、引き戸、折れ戸の3種類で外し方が異なる。
  • 引き戸の場合のみ、工具を使わなくても取り外し可能!
  • 扉を外す際の注意点としては、2人以上で作業をすること、床を傷つけないようにタオルなどを敷いてから行うなどがある。
  • 賃貸でも、クローゼットの扉は外すことができるが、原状回復が要求される。原状回復とは、元の状態に戻すことである。
  • 賃貸において、クローゼットの扉を外す際は、原状回復ができるかどうかや、契約や規約を確認するなどが必要。
  • クローゼットの扉を外した後、来客の際だけ目隠ししたい場合には、ロールスクリーンやアコーディオンドアなどを活用するのがおすすめ。

この記事を参考にして、クローゼットの扉問題を解決してみてくださいね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました