日本の主食であるお米は日々の食卓に欠かせないものです。
おいしいご飯を炊くときに「蒸らし」が必要と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
鍋などでご飯を炊くときは蒸らし時間をとることは有名です。では炊飯器でご飯を炊く場合は、蒸らし時間はとった方が良いのでしょうか?
また、忙しい毎日で「やばい、ご飯炊くの忘れてた!」と慌ててスイッチを入れ、炊きあがったら直ぐに食卓に出さなきゃ!という方もいるのでは?
多くの人は炊飯器でご飯を炊いていると思うので、ちょっとしたコツでご飯がおいしく炊けるのであればとても嬉しいですよね。
今回はおいしいご飯を炊くために炊飯器での蒸らし時間について解説します。
炊飯器に蒸らし時間は必要?
ご飯の炊き方を習った時に、浸水時間や蒸らしについて教わった経験がある人も多いのではないでしょうか。
私も小学校の家庭科の授業で、火を止めた後10分ほど蒸らすよう教わりました。
でも実際、毎日のご飯は炊飯器で炊いている人が大部分ではないでしょうか。
炊飯器で炊く場合でも炊き上がった後に蒸らし時間を置いた方が良いのでしょうか?
じつは現在販売されているほとんどの炊飯器には炊飯時間の中にあらかじめ蒸らし時間が入っているんです!
なので炊き上がったら蒸らし時間を取らずに直ぐにご飯をよそって大丈夫です。
炊飯時間の中に蒸らし時間が入っているかは、炊飯器の取り扱い説明書に記載されているので、ご自宅で使われている炊飯器の説明書を確認してみましょう!
炊飯器に蒸らし機能がついていない場合は?
取り扱い説明書を確認して炊飯時間の中に蒸らし時間が入っていない場合は、炊き上がったら蒸らし時間を取ることでおいしいご飯に炊きあがります。
長時間蒸らしてしまうとご飯が締まってしまうので、蒸らし時間は10~15分ほどがベストです。
炊飯器でおいしくご飯を炊くプチテクニック
おいしいご飯を食べるためにぜひやって頂きたいのは、ご飯を混ぜてひっくり返してほぐす作業です。
炊きあがってからほぐすことで、余分な水分を逃がして仕上がりが良くなります。
逆に、炊き上がったご飯をほぐさないで時間が経ってしまうと、ご飯のデンプンが固まってしまいご飯が固くなってしまうんです。
ご飯の粒がはっきりしているおいしいご飯に仕上げるために、蒸らし時間が終わったらしゃもじでご飯の粒を潰さないようにひっくり返してほぐしておきましょう。
玄米は蒸らし時間を取って炊飯器で炊いた方がいいのか?
玄米は白米を炊くときよりも浸水時間を長くとる必要があるなど、手間が多い印象ですよね。
炊飯器で玄米を炊く場合は蒸らし時間はとった方が良いのでしょうか?
もしお持ちの炊飯器に玄米モードがあれば、玄米モードの中に蒸らし時間が含まれているので蒸らし時間は不要です。
お持ちの炊飯器に玄米コースがなく、通常の白米コースで炊く場合は炊き上がった後に追加で10分ほど蒸らし時間を取ってあげるとおいしく炊きあがりますよ。
現在は、白米と同じように炊ける玄米も売っています。気軽に食生活に取り入れることが出来て嬉しいですね♪
まとめ
- 現在販売されているほとんどの炊飯器の炊飯時間の中には蒸らし時間が含まれている。
- 炊飯時間の中に蒸らし時間が含まれていれば、炊き上がった後に蒸らし時間を取らなくてよい。
- 炊飯時間の中に蒸らし時間が含まれていない場合は、炊き上がり後に10~15分の蒸らし時間をとる。
- 炊き上がった後にご飯を混ぜてひっくり返してほぐす作業を行うとおいしいご飯に仕上がる。
- 玄米を炊く場合に玄米モードの中には蒸らし時間が含まれているので蒸らし時間は不要。
- 白米モードで玄米を炊く場合は、炊き上がった後に追加で10分ほど蒸らし時間を取ってあげるとおいしいご飯に仕上がる。
炊飯時間の中に蒸らし時間が含まれていれば、炊き上がった後にすぐにおいしいご飯を食べることができるので嬉しいですね。
これからお米がおいしい季節になってくるので、皆さんもおいしいご飯を炊いてたくさん召し上がってください!
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