鰹節の賞味期限が一年前!?いつまでなら食べても大丈夫なのかご紹介!

食品お役立ち情報

久しぶりにお好み焼きをしようと思ったら、鰹節の賞味期限が切れていた…!

なんていう経験をした方は多いのではないでしょうか。

または、「普段かつおぶしを使うときに賞味期限なんてわざわざ見ていなかったけど、そもそも開封後どれくらい持つの…?

「賞味期限切れのかつおぶしを食べてもおなかを壊したりしないよね…?

そんな疑問をお持ちの方に、本日はかつおぶしの賞味期限に関する情報をご紹介します!

この記事では、未開封での賞味期限ってどれくらいなのか?開封後はどれくらいまでなら食べてもいいのか?

そもそも、賞味期限切れのかつおぶしを食べるとどうなるのか?等を知ることができます!

 

 

かつおぶしの賞味期限が過ぎてる!?いつまでなら大丈夫か

結論からいうと、かつおぶしの賞味期限は基本的に未開封の状態で1年間ほどといわれております。

メーカーにもよるため賞味期限が記載されている場合は表示に従うのが一番ですが、未開封の場合賞味期限から1年ほど経っていても食べることが可能です。

さらに、開封後の場合はなるべく早く食べたほうがよいでしょう。詳しくは後ほどご紹介しますが、開封後は身体に影響を及ぼす様々な要因にさらされることになります。

 

 

鰹節の賞味期限が一年前でも食べられる理由

そもそも賞味期限とは

そもそも、賞味期限は農林水産省により、以下のように提示されています。  

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」

引用:農林水産省

つまり、美味しく食べられる期限であって、その期限を過ぎると腐ったり食べられなくなるというわけではありません。

正しい保存方法を守っていた場合は大丈夫ということですね。

ここで、かつおぶしの正しい保存方法ってどうするの?と疑問に思う方に未開封の場合の正しい保存方法を紹介します!

 

未開封のかつおぶしの正しい3つの保存方法

    1. 直射日光を避ける
    2. できるだけ涼しい冷暗所に保管
    3. 湿気のあまりないところ

以上3点に気を付ければ、未開封の状態で長く保存することができます!

未開封の場合だと、特に冷蔵庫などに保管する必要はないとのことで、いつも冷蔵庫がパンパンの私は一安心です…!

 

開封後はどのくらいで食べるのがいいのか

さて、未開封であれば賞味期限から1年ほどであれば食べてもいいことはわかりましたが、開封してしまっている場合はどのくらい持つのでしょうか?

結論をずばり、無難な伝え方でいうと、「なるべく早く食べること!」です。

…とは言われても、そのなるべくってどのくらいなの!?!?と思うのは私だけではないはずです!

そんな私のような方に向けて、これは腐っているサインというのをご紹介いたします。

 

腐っているかつおぶしの見分け方


開封済みのかつおぶしで、これは食べちゃダメ!という特徴は以下の3点です!

  1. カビが付いている
  2. 臭いがおかしい
  3. 虫がわいている

1.カビが付いている

湿気の多い場所に保管していると、カビがわくことがあります。

元々、私たちがよく食べるかつおぶしには体に影響のないカビを付けて生産されていますが、保存状態が悪いと体に悪い青カビが発生します。

かつおぶしを目で見て、青っぽくなっていたり糸を引いていたら要注意です。諦めて捨てるほうが安心でしょう。

2.臭いがおかしい

腐ったものに対して不快感を感じるのは人間の動物的本能が役にたっていますが、かつおぶしの場合も例外ではありません。

酸っぱいにおいやキツイにおいになっていたらもちろん、思い浮かべるかつおぶしのにおいじゃなくなっていた場合、食べるのはやめた方がいいでしょう。

3.虫がわいている

かつおぶしには、カツオブシムシという虫がわきます。この虫はでも見える2mmくらいまで成長します。

虫の気配や音を感じたら絶対に食べるのはやめましょう。(誰も食べないと思いますが…)

カツオブシムシは衣類の繊維なども食べるので、クローゼットなどにも住み着きます。

また、乾燥した粉ものなどにもわきますので、かつおぶしにわいているのを見つけたら他の食品などにも注意したほうがよいでしょう。

 

鰹節の開封後の保存方法

ここまででかつおぶしが腐っているかの見分け方はわかっていただけたかと思いますが、カビや虫なんて恐ろしいですよね…。

そこで、開封後の正しい保存方法を紹介します。

かつおぶし開封時に気を付けるべきポイントは2つ

  1. なるべく真空状態を保つ
  2. 高温多湿を避ける

①なるべく真空状態を保つ

まず、開封したらすぐにジップロックやタッパーなど密封できる容器に保存しましょう。酸素と結合することで酸化すると、風味や味が落ちます。

風味と味はかつおぶしの一番の武器!腐ってないとはいえ、なるべくおいしい状態で保存したいですよね。

また、そのような袋や容器がない場合はラップでも大丈夫です。

残った分をラップでくるんで、空気になるべくさらさないように保存しましょう。

②高温多湿を避ける

かつおぶしだけでなく、出汁がでるようなものは湿気に非常に敏感です。

先ほどお知らせしたように、カビが生える大きな要因になってしまいます。

湿気と高温を避けるためには、冷蔵庫または冷凍庫が保存に適しています!直射日光を避ける意味でも冷蔵庫を活用するのがいいでしょう。

直射日光を当てると、かつおぶしが日焼けしてしまい、風味などが一気に落ちてしまいます。

以上2点をまとめると、開封後のかつおぶしはジップロックやラップなどに包んで密封し、冷蔵庫で保管するのが簡単で実施しやすいのではないかと思います!

この保存方法を意識して、カビや虫などの恐ろしい状態を避けましょう!

 

 

かつおぶしの賞味期限が過ぎてる時の対処法

うわ、賞味期限切れちゃった…風味は落ちてそうだけどまだ食べられそうだから捨てるのはもったいないな…

という方におすすめなのが、出汁を大量に取っておいて、冷凍して保存する方法です!

残ったかつおぶしを使って一気に出汁を取ってから冷凍しておき、使用する前日に冷蔵庫に移しておくだけですぐに出汁を使用できます。

 

具体的な方法は4ステップ

  1. 通常どおり出汁を取る
  2. よく冷ます
  3. フリーザバックや製氷機、タッパーなどに分けて冷凍する
  4. 前日に冷蔵庫に移しておくか、当日電子レンジなどで様子を見ながら解凍する

冷凍することで、保存期間は3週間ほど持ちます!

しかし、日に日に劣化は進んでいくので、なるべく早く使用したほうが風味なども損なわれずに使用することができます。

賞味期限切れのかつおぶしを捨てる罪悪感が消えるどころか、出汁を冷凍保存しておくなんて、できる女のような感じがしませんか?(笑)

最近は粉タイプのだしを使って料理をしていたのですが、かつおぶしから出汁を取りたくなってきました。

ピンチをチャンスに!とは言いすぎかもしれませんが、どうせ開封したら劣化が進むので、一度に楽して料理を楽しめること間違いありません。

 

かつおぶしを賞味期限内に食べるための大量消費レシピ

最近は小袋に分けられたパックで売っていることもよくありますが、時々値段に惹かれて大容量パックを買ってしまう…。

結局すぐには使いきれず、劣化するのをただ眺めているだけ…

そんな方にとっておきのかつおぶし大量消費レシピを紹介します!

上記のかつおだし冷凍保存に加え、かつおぶしを使いこなす方法をこの機に覚えておきませんか?

 

佃煮ふりかけのレシピ

なんとこのレシピ、出汁を取ったあとのガラで作ることが可能なのです!

最後まで余すことなく美味しくいただけるなんて、素晴らしいレシピですよね。早速紹介したいと思います。

<材料>

水気を絞ったかつおぶしのガラ 100g
醤油 大さじ4
大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
大さじ2

<作り方>

  1. 出汁を取ったかつおぶしを絞って水気を取り、広げて日光などを当てて乾燥させる
  2. フライパンで空振りしてさらに水気を飛ばして粉々にする
  3. 調味料を加えてよく混ぜ合わせる
  4. 少ししっとりするくらいまで水分を飛ばしたら完成

こちらのふりかけ、なんと冷凍保存が可能です!冷蔵で1週間、冷凍保存で1か月ほど保存が可能なので、少し物足りないときにご飯のお供として出すのにピッタリ。

お好みで白ごまやトウガラシなどを混ぜても美味しいです。また、お酒のあてにもなったりと“ちょっとしたとき”にピッタリなレシピです。ぜひ、試してみてください!

 

 

まとめ

この記事では、かつおぶしの賞味期限について未開封時と開封後の状況に合わせた情報をご紹介いたしました!

  • かつおぶしの賞味期限は、未開封の状態で1年程度
  • 開封済みのかつおぶしはなるべく早く食べること
  • 賞味期限切れのかつおぶしは大量消費レシピで解決!

ついつい棚の奥へ追いやってしまうかつおぶし。時々しか使わない分、保存方法や賞味期限などあまり調べたことがなかった方も多いのではないでしょうか。

この記事を読んでくださったことで、今後の人生が少しでも豊かになれば嬉しいです!

私も早速今日、安心してかつおぶしを買って帰りたいと思います。

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