出張や就活、冠婚葬祭など、スーツを持ち運ぶことは意外とありますよね。
「スーツケースから出したらスーツがシワになってしまっていた」という経験を誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか?」
シワのついたスーツを見るとがっかりしてしまいますよね。場合によっては、相手にマイナスな印象を与えているかもしれません。
シワのあるスーツだと、相手にだらしない印象を与えてしまうことがあります。
持ち運ぶ際に正しいたたみ方をすることで、「スーツがシワだらけ!」なんてことにはなりませんよ。
この記事では、スーツのたたみ方と持ち運ぶときのコツをご紹介します。簡単にできるスーツのたたみ方なので、ぜひ試してみてください♪
スーツのたたみ方
それでは、スーツを持ち運ぶ際になるべくシワにならないたたみ方を知っていきましょう。
- ジャケットの前ボタンをとめる
- ジャケットを裏返す
- 肩幅の中ほどで折りたたむ
- パンツを三つ折りにたたむ
- パンツをジャケットの上に置く
- ジャケットの裾をパンツを包むように折りたたむ
- 表に返して完成
まず、前ボタンがついている方を上にして、平らなところでジャケットを広げます。そしてジャケットの前ボタンを全部きちんととめます。
次にジャケットを裏返して、ジャケットの裾を揃えましょう。
そうしたら、肩幅の真ん中あたりで中心に向かって折り込みます。左右とも折りたたんでください。折りたたむときは、片方ずつ行いましょう。
ジャケットはそのまま一旦置いておいて、パンツもジャケット同様に平らなところでたたみましょう。プリーツラインを整えて三つ折りにします。
ジャケットの上に折りたたんだパンツをのせます。パンツはジャケットの上半分に置きましょう。
先ほど置いたパンツを包むようにジャケットを折りたたみます。下半分を持ち上げて、二つ折りにします。あとは表にひっくり返して完成です!
2~3分あればたためますよ!
シワになりにくいスーツの素材
シワになりにくいスーツの素材は、ウールとポリエステルです。
シワになりにくい素材でできたスーツを選ぶことでシワができるのを軽減できます。
シワになりにくいため、ほかの素材に比べてお手入れが楽になりますね。お手入れの時間が減るため、忙しい方にもおすすめです!
スーツをシワなしで簡単に持ち運べるガーメントバッグ
ガーメントバッグとは、スーツなどの衣類をハンガーにかけた状態で持ち運ぶことができるバッグのことです。
衣類をホコリ・よごれ・匂いから守ることができます。撥水加工のものもあり、雨からも衣類を守ってくれます。
衣類をシワのないきれいな状態のまま収納でき、持ち運びが楽になりますよ!
スーツだけでなく小物を収納できるものもあります。コンパクトなものからネクタイ・シューズなども収納できる大容量なものまでありますよ。
宿泊数や荷物量に合わせたサイズのものを購入するようにしましょう。
スーツケースと一緒に持ち運ぶならキャリーオンできるものを選ぶと移動が楽になります!
出張が多い方は、1つ持っておくと便利です!
また、機内に持ち込みたい方はコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。
機内に持ち込めるサイズはそれぞれの航空会社で決められていますので、事前に確認しておくと安心ですね。
大手航空会社のJALやANAは、3辺(幅・高さ・奥行)の合計をこのように定めています。
- 飛行機の座席数100席以上の場合、115㎝以内
- 飛行機の座席数100席未満の場合、100㎝以内
スーツをたたまずにハンガーにかけた状態で持ち運べるので、「スーツをたたむのが面倒」という人にもおすすめです。
正しいスーツのたたみ方でもシワになる?スーツケースに入れる際のコツ
じつは、正しいたたみ方をしてもスーツがシワになってしまうことがあります。スーツをたたんで持ち運ぶときの注意点を確認しておきましょう。
スーツケースで持ち運ぶときに注意すること
スーツケースに入れるときは、以下のポイントに注意して入れましょう。
- たたんだスーツをそのまま形が崩れないように収納袋やタオルで包む
- スーツが一番上になるように最後に入れる
- 荷物を入れすぎない
スーツを最初に入れてしまうと、後に入れた荷物の重みで潰れたりシワができてしまいます。
圧縮袋に入れるのもオススメ!
スーツはたたんだままの時間が長いほどシワになりやすい?
スーツを長時間たたみっぱなしにしていると、シワができてしまう可能性があります。
スーツを出し入れするタイミングも大切!シワができないようにするためには、スーツケースに入れておく時間をなるべく短くすることがコツです。
- 最後にスーツをしまう
- ホテルに着いたらすぐにスーツを取り出してハンガーにかける
正しいスーツのたたみ方をしてもシワが!浴室にハンガーで吊るすと良い?
スーツにシワができてしまっても、シワを伸ばす方法があります!
スーツはウールなどの繊維から作られているため、水分を含ませると膨らみ、乾くと元に戻るという性質があります。
その性質を利用して、次のような方法で簡単にしわを伸ばすことができます。
1.シワ取りスプレーを使う
簡単に確実にシワを取るなら、シワ取りスプレーを使うのが効果的。
全体にまんべんなくスプレーをします。特にシワが気になるところは、少し多めにスプレーをしましょう。
シワを伸ばすように軽く引っ張り、日陰で風通しのいいところに干して完全に乾いたらOKです!
2.バスルームに吊るす
シワ取りスプレーがない場合は、スーツをバスルームにハンガーで吊るすというのもアリ。
シャワーを浴びた後の浴室に、ハンガーにかけたスーツを2~3時間吊るしておきましょう。
湿気があることでスーツが水分を吸ってシワが伸びやすくなります。
3.スチームアイロンを当てる
スーツのシワをすぐにとりたい方はこの方法がおすすめ。シワが気になる部分にスチームを当てましょう。きれいに短時間でシワが伸びます。
スーツから少し離して、浮かせてかけるのがポイントです!
スチームアイロンはホテルの部屋に置いてあったり、フロントで貸し出しがあるところもあるので確認してみましょう。
最近ではお値段もリーズナブルなものが多く、持ち運びしやすいコンパクトな商品も流通しています。
スーツを着る機会が多い方、出張が多い方などは、一度検討してみても良いかもしれませんね。
まとめ
- 正しいスーツのたたみ方をすることで、スーツがシワにならずに持ち運べる
- スーツの素材はウールやポリエステルだとシワになりにくい
- スーツをたたむのが面倒な人はガーメントバックを持っているとスーツを簡単に持ち運べる
- スーツをスーツケースに入れるときは、収納袋やタオルで包むとシワがつきにくい
- 圧縮袋に空気を抜かずに入れると、中の空気がクッションになってシワになるのを防いでくれる
- スーツケースにスーツを最初に入れたり、荷物を入れすぎたりしてしまうとシワになりやすい
- スーツをスーツケースで持ち運ぶときは最後に入れて、最初に取り出す
- シワがついてしまっても、シワ取りスプレーやスチームアイロンを使うことでシワを取ることができる
- シワ取りスプレーやスチームアイロンがなくてもバスルームに吊るすことでスーツのシワを取ることができる
今回はシワにならないスーツのたたみ方や持ち運ぶときのコツを紹介しました。
スーツのたたみ方は覚えたら2~3分で簡単にできますので、覚えておくと便利です。
もしも、シワになってしまってもシワを取ることができるので安心ですね♪
シワにならないスーツのたたみ方を実践して、スーツをビシッと着こなしましょう!
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