お仕事やプライベートで人の移動が多くなるこの季節。
引っ越しのお祝いや就職、転勤する人へのメッセージに、何を書けばいいのか迷っていませんか?
普段から仲良くしている知人や友人であったとしても、いざ「お祝いのメッセージ」となると、なかなか上手く書けませんよね。
「直接渡すから必要無いよ」と思われている方も多いのですが、「メッセージカード」が有るか無いかで印象は大きく変わります。
引っ越し祝いのプレゼントに、メッセージカードを添えて贈ると、より気持ちが伝わるはずです。
また、贈る相手との関係別にあわせて電報を使ってお祝いのメッセージを贈るのもいいものです。
この記事では、あなたの気持ちや相手の状況にピッタリなメッセージの書き方ポイントをお伝えいたします。
新生活をお祝いする気持ちを贈るメッセージのコツや、使ってはいけない忌み言葉なども確認できますので参考にどうぞ!
新生活のメッセージを喜んでもらうためのポイントは?
引っ越しをする方へ贈るのであれば、新居のことや家族のことに触れて心遣いが伝わる言葉選びをしましょう。
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- 新居の素敵なところをメッセージをそえる
- 期待と不安の気持ちに寄り添う言葉を使う
新居の素敵なところをメッセージとして添えると、褒めてもらっているようで誇らしくなりますね。
引っ越しはがきなどが届いて土地柄や家の様子が分かったら、新居や立地について具体的に伝えるといいでしょう。
慣れない土地へ新居を構えた人は、期待とともに多少の不安もあります。
引っ越しの準備等をねぎらう気持ちや、相手の気持ちに寄り添う言葉を贈ると気持ちも安らぎますね。
引越し業者の人が運んでくれるとはいえ、子供がいる家庭や、一人暮らしの人でも、引越しは心身ともに負担の大きいイベントです。
「お疲れさま」や「大変だったね」という言葉を添えると良いかも!
また、引越してしばらくの間は、慣れない土地での生活に不安や戸惑いを感じます。
そんな時には、「手伝いに行くよ」や「落ち着いたら遊びに行くよ」という安心感を感じる言葉を添えるのもいいでしょう。
引っ越しや新居にメッセージを贈るタイミングはいつ?
メッセージを送るのに適したタイミングは2つあります。
- 新居が完成してから早めに贈る
- 引っ越し祝いのプレゼントと一緒に贈る
新築祝いのメッセージを贈るタイミングも重要です。あまり遅くなりすぎないように、新居完成後の1~2ヶ月の間にはメッセージを贈るようにしましょう。
新居に招待された場合は、そのときにプレゼントとともに渡すと良いでしょう。
相手の好みに合わせたメッセージカードを選ぶのもいいですね。
プレゼントを郵送する場合にもメッセージを添えることをおすすめします♪
引越しの前後はやることが多く、メッセージを贈る相手は落ち着かない生活を送っていることも考えられます。
引越し祝いのついでにとあれこれ書かずにシンプルな内容にまとめて、新生活を応援する気持ち、健康を願う気持ちを添えると優しいメッセージになるでしょう。
メッセージ贈る相手が負担にならないようにする
引っ越し、新居が完成した際にメッセージを贈るタイミングも大切なポイントの一つ。
前述したように、引っ越し前後はやること、考えることが多いものです。
LINEやメールなら、引越し後の新しい生活で大変な相手にも、負担を感じさせずにメッセージを贈ることができるアイテムです。
その際も心配りのあるメッセージを使うと温かい印象になります。
上司やお客様など、仕事関連の方に新築祝いのメッセージを贈るときには電報が最適です。
電話やインターネットで簡単に申し込みができ、配送を行っているので便利です。種類も豊富できちんとした印象を与えたいときにも使えます。
こちらの「ハート電報」では様々なシーンの電報が扱われていて、おすすめはぬいぐるみ付き電報!
お祝いの言葉と共に、ミッフィーやミッキーのぬいぐるみが一緒に遅れますよ♪
お祝いの電報をミッフィー、カピバラさんなど人気キャラと一緒に!【ハート電報】
新生活のメッセージを贈る際に避けるべきポイント
新しい生活を応援するためのメッセージが逆に相手を傷つけたり、不快な思いをさせてしまうことは避けたいものです。
マナー違反のメッセージにならないように、避けるべきポイントをまとめました。
新生活のメッセージにおけるNGワード
まず、「燃える」「焼ける」「崩れる」「壊れる」などは引越し祝いには厳禁とされる言葉ですので使わないようにしましょう。
お祝いメッセージに、こうした言葉が入ることは少ないはずですが、うっかり使っていないかしっかり確認することをおすすめします。
プレゼントに灰皿やアロマキャンドルを贈るのも控えた方がいいのかも。
また、相手に贈るメッセージのなかに「崩れる」や「傾く」などの家が倒れることをイメージさせる言葉は控えるようにしましょう。
一般的に縁起が良くなとされる「終わる」や「落ちる」などの言葉も避ける方がいいでしょう。
お祝いのメッセージやプレゼントであっても、引越しの当日に届けるのは避けましょう。荷物の片づけ等が少し落ち着いた頃に届くように贈るのがベストです。
さて、ここまで新生活で引っ越しをする方へのメッセージを中心にしてお伝えしてきましたが、同時に就職、転職、転勤で新しい生活になるという方も周囲には多いはず。
次はそういった方への新生活メッセージについてお伝えしましょう。
ビジネスパーソンに新生活メッセージを贈る場合
新生活の始まりといえば、就職をイメージする方も多いでしょうか。
新しく社会人として働き出す方や、既に社会人として働いている方でも転勤や異動は期待半分、不安半分なはず。
そんな相手の背中を優しく押してあげられるような、新生活応援のメッセージを失礼のないように送りたいものですよね。相手別に詳しく見ていきましょう。
友人や後輩の就職祝いに
新生活の始まる友人や後輩は楽しみと同時に不安も感じています。
そんなときに、身近な存在であるあなたからの応援メッセージを受け取れば勇気が出ることでしょう。
ぜひ、相手のいいところを盛り込んだ内容にしましょう。
- 「就職おめでとう。きっと成功できるはず!何かあればぜひ相談してね。」
- 「いよいよ大人の仲間入りだね。粘り強く活躍していくのがとても楽しみです。」
- 「健康に気を付けて頑張ってね。いつでも相談して!」
上司、先輩へ
上司や先輩への転勤、異動のメッセージは新生活応援というよりも、これまでのお祝いや感謝の文章にした方がいいでしょう。
具体的なエピソードを入れて上司や先輩の心に残るメッセージにしましょう。
- 「ご栄転おめでとうございます。長らくご指導いただきありがとうございました。」
- 「ミスなどを一緒に作業してくださったこと、また判断が付かなかったときに優しくフォローしてくださったことは本当に感謝しております。有難うございました!」
- 「さらなるご活躍を心からお祈り申し上げております。」
同僚へ
仕事の同僚や同期への異動や転勤のメッセージは友人へ送るような内容で大丈夫です。
具体的な思い出やポジティブな印象の内容にしましょう。
仲の良い同僚なら、「こっちにきた時は飲みにいきましょうね。」など一文を新生活応援メッセージに加えたり、今後もお付き合いしたい気持ちを伝えるといいでしょう。
- 「細かいことによく気が付くから、新しいところへ行ってもきっと活躍できるはず!」
- 「お互い体には気をつけながら、頑張りましょう!」
後輩へ
友人や同僚へのメッセージと同じように、相手の長所が次の異動先でも役にたつという内容や新生活を応援する気持ちも伝えると良いでしょう。
栄転ならメッセージに「おめでとう」を入れるのも忘れずに。
- 「とてもさみしくなりますが、パワフルでガッツのある〇〇さんなら、〇〇へ行ってもきっと大丈夫!」
- 「応援しているので、何かあったら気軽に連絡してださいね。」
共通の体験について触れると良い
ビジネスシーンにおいては同じ趣味という基準で動くことは少なくありませんが、同じ目的のプロジェクトやイベントなどのために動きます。
それがうまくいってもいかなくても、同じ経験のなか、喜びや苦しみ、そして成功や教訓を共有しているはず。
その共通体験が共感を生んで、温かい激励の言葉になります。
平凡なメッセージでも絵文字や写真を使うと印象に残る
SNSやメッセージアプリを細かいコミュニケーション手段として活用したり、仕事のやりとりをしたりする人も多いと思います。
こういったデジタルなツールの場合、絵文字やスタンプ、写真、イラストなどを加えて応援メッセージを送るのもいいでしょう。
とはいえ、社交的なメールと仕事のメールそれぞれに顔文字を入れるというのはなかなか難しいものです。
ですが絵文字があることで、仕事上のメールでも受信側は好感を持つこともあります。相手との距離をみながらやってみると良いでしょう。
新生活のメッセージを書くときの基本構成
新生活のメッセージを送る際のポイントはこの5つ。実際にメッセージ(あいさつ状)を書くときの基本的な文章構成をご紹介します。
- 相手の名前から始める
- お祝いの言葉は必ず入れる
- 本文は簡潔に書く
- 結びの挨拶
メッセ―ジ全体をどんな流れにしたらよいか迷ったら、参考にしてみてくださいね。
お相手の名前から始める
初めにお相手の名前を記入しましょう。
封筒などに宛名を書いていたとしても、お手紙の冒頭には「〇〇さんへ」などお相手の名前を書くのが一般的なマナーとなります。
お祝いの言葉を必ず述べる
引っ越し祝いのメッセージは、お祝いを伝えることが目的です。
そのため、本文の最初には「引っ越しに対するお祝いの言葉」を書くようにします。
「お引っ越しおめでとうございます」「ご新居の完成おめでとうございます」といった言葉を書くとよいでしょう。
本文を簡潔に書く
お祝いの言葉に続く本文には、お相手の新生活を応援する言葉や、お相手をいたわる言葉、お相手の気持ちに寄り添う言葉などを書きましょう。
また、贈ったプレゼントに込めた思いなどを書いてもよいですね。
メッセージには句読点をつけない
ここで、メッセージを書くときの伝統的なマナーをひとつご紹介します。
じつはお祝いなどで贈るメッセージには、句読点をつけないという習慣があるのです。
これには、句読点は「終わり」を意味し、「縁起が悪いため」「句読点はもともと子ども向けに使われ始めたものであるため」といった由来があるためです。
現在では句読点を気にしない方も多いため、句読点をつけたとしても必ずしもマナー違反ではありません。
文章はなるべく簡潔に書くように心がけ、句読点を使わない場合は、代わりに空白や改行を用いると良いでしょう。
結びのあいさつを書く
本文を書いたら、結びのあいさつを書いてメッセージを締めます。結びといっても、堅苦しくなりすぎない程度で使いましょう。
「落ち着いたらぜひ遊びに行きたいです!」「新生活を心より応援しています」といった、お相手の幸せを願う内容が良いですね。
今後のお付き合いについて触れた内容にするとおさまりの良いメッセージとなります。
まとめ
- 新生活メッセージは、新居の素敵なところに触れる、期待と不安の気持ちに寄り添う言葉を使うのがポイント
- メッセージを贈るタイミングは、新居完成後の1~2ヶ月の間にはメッセージを贈るようにすると良い。プレゼントに添えるのもおすすめ。
- NGワードがメッセージに入ってしまわないように気を付けよう
- ビジネスの関係者へメッセージを贈る際は、その方との思い出や共感が得られる内容を盛り込み、感謝、応援の気持ちを表そう
- メッセージの基本構成は、相手の名前から始め、お祝いの言葉は必ず入れる、本文は簡潔にして結びの挨拶で終わるように書くと良い
今回は就職や異動、引っ越しなどのときに送りたいなどの「新生活応援メッセージ」をご紹介しました。
新生活応援のメッセージは最近では手書きで贈ることは少なくなりましたが、メッセージカードなどで贈ることで形に残り、相手の心にも残ります。
「新しい門出に贈るメッセージ」は相手の背中を押す力がありますね。心のこもった素敵なメッセージを贈ってあげましょう。
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