身近な健康茶として人気が高まっているルイボスティー。
特に女性にはうれしい効果が期待できるため、愛飲している人もいるのではないかと思います。
ノンカフェインでリラックス効果もあると聞き、私も産後、コーヒーの代わりにしばらく飲んでいました。
ミルクを入れてミルクティーにすると風味が変わって飲みやすいのでオススメです!
ルイボスティーには、水出しやお湯出し、煮出しなどの淹れ方がありますが、効果を発揮させるためには正しい淹れ方があることを知っていましたか?
私はいつもルイボスティーをお湯出しで淹れていたのですが、せっかく飲んでいるのに効果がなかったらとてもショックです…。
お湯出しに効果はあるのか、効果が期待できる正しいルイボスティーの淹れ方とは何かを調べてみたので、ぜひご覧ください。
ルイボスティーのお湯出しで効果は得られないの?
ルイボスティーには鉄やカリウム、カルシウム、マグネシウム、ポリフェノールなどのたくさんのミネラルや、ビタミン、フラボノイドなどの成分が豊富に含まれています。
これらの成分が作用しあうことで、身体にうれしいたくさんの効果が期待できるのです。
- 美肌効果
- むくみや便秘の改善
- 抗アレルギー効果
- リラックス効果
- 白髪対策
- 新陳代謝UP など
さらに、ルイボスティーに含まれているSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)という酵素は、活性酸素を抑えてくれる働きを持っています。
身体の中で作られる活性酸素は悪いものではないですが、増えすぎてしまうとガンや生活習慣病などの病気や老化を促進させてしまう原因になってしまうこともあるのです。
ルイボスティーを飲むことで抗酸化作用が働き、過剰な活性酸素の働きを抑えてくれるというすごい酵素なんですね。
緑茶や紅茶に比べてタンニン含量も少なく、ノンカフェインなので赤ちゃんや妊婦さんも安心して飲めるお茶としても有名ですよね。
豊富な成分の秘密は、ルイボスティーの茶葉が育つ環境にあります。
南アフリカのセダルバーグ山脈の高地に生息しているルイボスは、暑さや乾燥という過酷な環境に対応するためにたくさんの栄養素を吸収しているのです。
ルイボスティーの葉は、乾燥や暑さに負けないようにとても固くなっています。
なのでお湯出しや水出しではルイボスの葉から栄養成分が抽出しにくいため、煮出して飲むのが一番いいと言われています。
なるほど、煮出して飲むのが一番効果的な飲み方なんですね。それじゃあお湯出しや水出しで飲むのは効果が期待できないのでしょうか?
お湯出しや水出しでもまったく効果が得られないというわけではありません。ビタミンなどの栄養素は、水出しの方が効果的に得られることがわかっています。
お湯出しの場合は煮出しより抽出量は減りますが、煮出しよりも簡単に作れて、好みの温度や濃さですぐに飲むことができます。手軽さを考えるとお湯出しは便利な方法です。
また、ルイボスティーに含まれるビタミンは熱に弱いので、煮出しやお湯出しではお湯の熱でビタミンが壊れてしまいます。
水出しはビタミンが壊れる心配がないので、ビタミンを取ることを目的として飲む時は水出しがオススメです。
- 抗酸化作用や健康効果をしっかり得たい人は煮出し
- 手軽に効果を得ながらルイボスティーを楽しみたい人はお湯出し
- ビタミンを取り入れたい人は水出し
目的やライフスタイルに合わせて選びましょう!
ルイボスティーのおいしい淹れ方のポイントは?日持ちはするの?
ルイボスティーは淹れ方によっても得られる効果が違ってくることがわかりました。
商品によっても作り方は若干変わるかもしれませんが、ここではルイボスティーの効果を十分に抽出できるオススメの淹れ方をご紹介します。
ルイボスティーには煮出し専用のものや水出し専用のものがあるので、それぞれの表示に合わせた作り方でおいしいルイボスティーを淹れてみてください。
ルイボスティーのおいしい淹れ方は?
ティーバッグで淹れる場合の効果的な作り方をご紹介します。
煮出しの場合
- やかんや鍋でお湯を沸かし沸騰させる
- 沸騰したらお湯にティーバッグを入れ、弱火で5~10分ほど煮る
- 火を止め、好みの温度に冷ます
- 完成!!
ルイボスティーの栄養成分は、5分ほど煮出すことで十分に抽出できています。煮出しをする時は5~10分を目安にするとよいでしょう。
ルイボスティーは低タンニンなので長時間煮出しても渋みが出ることはないですが、
ルイボスティー本来の味や香りが損なわれてしまうこともあるので長時間になりすぎないように気を付けましょう。
お湯出しの場合
- やかんやケトルなどでお湯を沸かす
- ティーバッグをティーポットに入れ、沸騰したお湯を注いで5分ほど待つ
- 好みの濃さになったら完成!!
ルイボスティーは熱いお湯でも渋みが出ることはないので、沸騰したお湯を注いで蒸らし、栄養成分を抽出させましょう。
ティーバッグは入れっぱなしでOK!できたての香りや優しい甘さを存分に感じられます。
水出しの場合
- ボトルに水とティーバッグを入れて2時間以上おく。
- 完成!!
水出しはボトルに入れっぱなしで放置するだけでできあがるので、一番お手軽な方法ともいえますね。
夜寝る前にボトルに入れておけば朝完成しているので、時間のない人でも簡単です。
さらに水出しのルイボスティーには、煮出しやお湯出しでは効果が得にくいビタミンが含まれているのでビタミンを取り入れたい人には最適です。
水出しでもルイボスティーの効果を得やすくするため、水出し専用のルイボスティーを選びましょう。
ルイボスティーの日持ちはどのくらい?
ルイボスティーには抗酸化作用があるため、冷蔵保存で2~3日ほど日持ちすると言われています。
種類や淹れ方によっても変わりますが、日持ちするのであればたくさん作っておくのもいいですよね。
ただし風味や味は時間が経てば経つほど劣化していきますので、なるべく新鮮なうちに飲み切りましょう。
オススメのルイボスティーの選び方
スーパーや専門店などでも売られているルイボスティー。
最近ではいろいろなフレーバーのルイボスティーが売られていて購入意欲をそそられます。
でも種類がありすぎると、何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
ここではルイボスティーの種類や、スーパーで買える人気のフレーバーティーをご紹介します。
ルイボスティーの種類で選ぶ
ルイボスティーの種類はレッドルイボスティーとグリーンルイボスティーの2つです。
●レッドルイボスティー
- 茶葉を発酵させたもの。
- 濃い赤褐色で香りや味が濃厚。甘みも感じる。
- 生産量が多く、スーパーに並ぶのはレッドルイボスティーが多い。
- 価格も手ごろで手に入りやすい。
●グリーンルイボスティー
- 茶葉を発酵させていないもの。
- 薄黄緑で香りや味もクセが少なく飲みやすい。
- 品質管理に手間がかかるため高価。
- 栄養効果はレッドルイボスティーよりも高い。
レッドルイボスティーとグリーンルイボスティーの違いは、発酵させているかいないかです。
ルイボスは発酵しやすい植物と言われています。じっくりと発酵させていく過程で、レッドルイボスティーの鮮やかな赤褐色や豊かな香りや味などを引き出すことができるのです。
価格もリーズナブルでスーパーで販売されているのもレッドルイボスティーが多いため、一般的に知られているのはこちらのタイプではないかと思います。
グリーンルイボスティーはスーパーなどのお店ではあまり見かけませんよね。
発酵させずに管理するためにはとても手間がかかるため、希少価値が高くレッドルイボスティーに比べ価格も高価になります。
その分栄養成分もたくさん!レッドルイボスティーよりも栄養効果が高いということでも知られています。
グリーンルイボスティーは専門店やネット通販などで購入できますよ。
価格や手軽さを求めるならレッドルイボスティー、飲みやすさや栄養効果を重視するならグリーンルイボスティーと好みに合わせて選んでみてください。
飲み方で選ぶ
上でもご紹介しましたが、ルイボスティーには煮出し専用や水出し専用など、抽出方法も商品によって様々です。
ルイボスティーの栄養効果をたくさん取り入れたい時は煮出し、あたたかいルイボスティーを手軽に楽しむならお湯出し、
冷たいルイボスティーを楽しみたい時は水出しと、それぞれ好みに合わせたものを選びましょう。
お店でも手軽に買えるルイボスティーといえばペットボトルタイプのものもあります。
買ってすぐにおいしいルイボスティーが飲めるので手軽に飲みたい人はこちらもおススメです♪
フレーバーで選ぶ
最近ではルイボスティーのフレーバーもたくさん販売されていてとても魅力的です。
紅茶でも有名なリプトンでは、フレーバーつきのルイボスティーも購入できます♪
ティーバッグタイプなので、ティーバッグを入れてお湯を注ぐだけで簡単に出来上がります。
コップ1杯分から淹れられるので、手軽にほっとひと息つきたい時にピッタリですね♪
ガスコ ジンジャールイボスティー
引用:ガスコ公式サイト
高知県産特別栽培の生姜と、最高級グレード「オーガニック クラシック」をブレンドしたルイボスティーです。
甘みのあるルイボスティーとピリッと刺激のあるしょうがは意外にも相性抜群なんですよ♪
冷え性の人はもちろん、ちょっと温まりたい時やリラックスしたい時にもピッタリのフレーバーティーです。
このほかにも、探してみるとオレンジやマスカット、ハニーやミントといった種類のフレーバーもありました。
自分でアレンジして果物を入れたり、ハチミツや豆乳と合わせたりして自分だけのフレーバーを作ってみるのも楽しそうですね。
こちらの記事でもルイボスティーのアレンジレシピをご紹介していますのでどうぞ!
まとめ
ルイボスティーの淹れ方による効果の違いや、ルイボスティーの選び方をご紹介しました。
- ルイボスティーの栄養成分を最大限に引き出せるのは煮出し!
- お湯出しは煮出しより効果は劣るが、手軽においしいルイボスティーが作れる!
- 水出しでは効果的にビタミンを取り入れることができる!
- ルイボスティーにはレッドルイボスとグリーンルイボスの2種類がある!
- ルイボスティーにはいろいろなフレーバーティーもある!
ルイボスティーの効果は淹れ方によって変わるなんて初めて知りました。
ルイボスティーを煮出して飲んだことはなかったので、さっそく私も試してみようと思います!
時間のある時は煮出して効果的な飲み方で。時間のない時やすぐに飲みたい時はお湯出しや水出しで手軽に、といった感じで飲み分けてみるのもいいかもしれませんね。
自分だけのおいしい飲み方を見つけて、ルイボスティーライフを楽しみましょう!
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