16時間断食で満足いく結果を出すためには飲み物の選び方も大切

だんだん年を重ねてくると体重の増加があると思います。20代後半以降から代謝や筋肉量の低下が原因となり、今までのダイエット方法では体重が落ちにくくなっています。

また今まで無かった体の不調が出てきてしまい、日常生活でも体を動かすことがめんどうくさくなったりするのではないでしょうか。

体の不調を軽減したり、体重の減量の効果が期待できる16時間断食を知っていますか?

16時間断食は知っているけど、その時に飲んでも良い飲み物まではわからない方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では16時間断食の方法や飲み物の選び方を説明しますので、ぜひ役立てて16時間断食を行ってみてください。

16時間断食をする時の飲み物の選び方

16時間断食とは1日24時間のうち8時間の間に食事を済ませ、他の16時間は何も食べないファスティングダイエットのことを指しています。

16時間断食をすることで、オートファジーが始まります。オートファジーとは、細胞内の不要な物質を分解しタンパク質を新しく作り変える仕組みです。

その結果、内臓の疲れが取れ免疫力がアップする、脂肪が分解され肥満が解消される、便秘の解消など体に良いことづくめです。

しかし、効果が出るまで個人差があります。最低2週間から1ヶ月は続けて、様子を見ると良いでしょう。

16時間断食中に飲める飲み物

16時間断食中は、基本的にカロリーの無いものを飲みましょう。多量の砂糖が含まれている清涼飲料水は、せっかく抑えているカロリーを過剰に摂ることにつながります。

また16時間断食中は、1日1リットル〜2リットルの水分補給が大切です。成人では  1日2リットル以上の水分が汗や尿などから排出されています。

水・砂糖不使用の炭酸水…断食中に1番適している飲み物。1〜2時間にコップ（1杯200ml）1杯をのどが渇く前に飲む。飲む時はなるべく常温か白湯にすると胃腸が冷えません。

水道水よりもミネラルウォーターや浄化した水が良いです。

カフェインを使わないお茶・ハーブティー…麦茶やハーブティー特にルイボスティーは、便秘解消の効果があるのでおすすめです。

緑茶やほうじ茶などはカフェインが入っているため、飲み過ぎには注意しましょう。

酵素ドリンク…体内の代謝と排出がスムーズに行えます。また必要な栄養素が補充できるため、断食中に栄養不足になる可能性を減らすことができます。

果物・野菜100%の生搾りジュース…必要な栄養素が補充できます。特に熱で栄養素が破壊されていないコールドプレスジュースがおすすめです。

添加物や砂糖の入っていないものを選びましょう。

甘酒…炊いた米と米麹を発酵させてるくる甘酒はノンアルコール米麹甘酒のみOKです。腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖が豊富で胃腸に負担をかけません。

しかし甘酒はカロリーが高いため、1日湯呑み1杯（80ml、65kcal）にしましょう。ダイエット目的なら朝・リラックス目的なら夜に飲むのが良いです。

具なし味噌汁…具なしの味噌汁は、動物性のかつお節出汁よりも昆布出汁がおすすめです。断食中の具なし味噌汁は味噌に含まれる乳酸菌が腸まで届きやすくなっています。

16時間断食を行った私の体験談

私は16時間断食中は、主に浄化した水とルイボスティーを飲んでいました。最初の3日間くらいは、空腹がつらく誘惑に負けそうになりましたが、水を飲んで空腹を紛らわせていました。

だんだんお腹が鳴っても、今は脂肪を燃焼しているんだ!と嬉しくなり何か食べたいと思わなくなりました。職場の人にも宣言していたため誘惑も無かったです。

水の他にもルイボスティーをよく飲んでいましたが、味の好き嫌いには個人差があると思います。

私は普通のルイボスティーは好きですが、フレーバーのついたルイボスティーは苦手でした。

16時間断食を1ヶ月程続けた位から便秘が解消されたり、体のだるさが取れてきたためとてもスッキリした朝を迎えられています。

16時間断食と一緒に軽い筋トレやラジオ体操を取り入れて、月によりますが体重は1ヶ月で1〜2kg程度減ってきています。

また私の生活リズムは、ほとんど毎日同じだったため続けやすかったです。

夕食を18時30分〜19時に食べ、次の日の12時〜12時30分に昼食を食べる生活をしていました。

16時間断食の飲み物でコーヒーに牛乳は良いの?

朝の眠気覚ましなどの習慣として、コーヒーを飲んでいる方も多いと思います。しかし16時間断食を行う時は飲み方に注意が必要です。

• ブラックコーヒーにする
• 1日4杯（600ml）に抑える
• 寝る4時間前には飲み終わる
• 空腹時に飲む

16時間断食中にコーヒーを飲むことは禁止ではありません。しかし砂糖などを加えずブラックコーヒーを飲みましょう。

砂糖や牛乳・豆乳を入れることによってカロリー上がったり、糖質・脂質を取り入れるため16時間断食を行うことで起こるオートファジーを妨害してしまいます。

コーヒーには、食欲を抑制したり利尿作用があるため体内の余分な水分が排出することができます。

ですがカフェインが含まれているため、空腹時に飲むと胃を刺激してしまうことがあります。

最近では、たんぽぽコーヒーが販売されています。コーヒーではありませんが、コーヒーと味が似ておりノンカフェインです。食物繊維とビタミンがたくさん含まれています。

空腹時にコーヒーを飲むと胃が刺激されてしまう方は、たんぽぽコーヒーを試してみてはいかがでしょうか?

16時間断食の飲み物でプロテインはOK?

筋肉の維持のため飲むことが以前より身近になったプロテインですが、こちらもコーヒー同様に飲む時は注意が必要です。

結論からいうと16時間断食中の水分補給には、プロテインは飲まないほうが良いでしょう。

プロテインを16時間断食中に飲むと、タンパク質がたくさん含まれているためせっかく休めている内臓を働かせてしまいオートファジーの邪魔をしてしまいます。

しかし、栄養素がバランスよく含まれているため断食中に起こりやすい栄養不足を補うためには良い飲み物です。8時間の食事中に飲むようにしましょう。

プロテインと一緒に牛乳や豆乳で割る方は多いと思います。牛乳や豆乳にもタンパク質はたくさん入っているため飲みすぎると脂肪の分解より牛乳の消化が優先されてしまいます。

1日1〜2杯（1杯200ml）程度に収めるようにしましょう。また、豆乳は成分無調整を選びましょう。成分調整豆乳には砂糖が加えられていることがほとんどです。

またヨーグルトも動物性タンパク質が含まれているため、同じ理由で16時間断食中に食べることは禁止です。

まとめ

16時間断食中の飲み物は、ルールを守れば思ったよりもいろいろな種類の飲み物を選ぶことができます。

飲んでも良い飲み物は、

• ミネラルウォーターや浄化された水・砂糖不使用の炭酸水
• カフェインを使わないお茶・ハーブティー
• 酵素ドリンク
• 果物、野菜の100%生搾りジュース（添加物・砂糖なし）
• 甘酒（ノンアルコール米麹のみ）
• 具なし味噌汁

他にも飲み方を注意すれば、コーヒーを飲むこともできます。ブラックコーヒーを用意しましょう。

プロテインやヨーグルトは、16時間断食中の飲み物としては禁止ですが食事として飲むことは問題ありません。

結果がでるまで最低でも2週間から1ヶ月続けることが大切です。16時間断食と一緒に筋トレやウォーキングを組み合わせ、健康的な生活を手に入れましょう。