ルイボスティーには多くの健康的なメリットがあるので、日常的に取り入れるのがおすすめです。
しかしルイボスティーを一度飲んでみて、独特な香りや味に戸惑った方もいるのではないでしょうか。
私の家族も「ルイボスティーの風味が苦手で、美味しくない」と飲むことができずにいました。
そこで「一緒に美味しく飲める方法はないのかな」と思い、ルイボスティーの美味しい飲み方を調べてみました。
身体にいいルイボスティーもせっかく飲むのであれば、美味しくいただきたいですよね。
この記事では、「ルイボスティーが美味しくない」と思っている方がゴクゴク飲みやすくなる方法をまとめています。
ルイボスティーを一度飲んで断念した方も、まだルイボスティーを飲んだことのない方も参考にどうぞ!
ルイボスティーは美味しくない!?美味しく飲むための淹れ方
ルイボスティーを飲んで「美味しくない」と感じる理由は、味や香りによるものが多いようです。
確かに、ルイボスティーには麦茶や緑茶などとは違う風味がありますので、最初は戸惑うかもしれません。
ところがこの独特な味や香り、ルイボスティーの淹れ方を少し工夫するだけで飲みやすくすることができるのです!
私の家族も「ルイボスティーの味が草っぽくて美味しくない…」と言っていたのですが、淹れ方を工夫したら美味しく飲めるようになりました。
ルイボスティーを美味しく飲むために私が試した淹れ方をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
茶葉の量を正しく使う
茶葉の量はなるべく正確に測って入れましょう。
茶葉の量によって、お茶の香りや味の濃さが変化します。
目安は1Lの水に茶葉5g。おすすめは、はかりを使って計量することです。
パッケージなどには「ティースプーン何杯」と表記されていることも多いですが、ティースプーンで測ると茶葉の形状やティースプーンの大きさによって誤差がでやすくなってしまいます。
はかりを使えば、濃すぎず薄すぎず、美味しく淹れることができますよ。
ただ、ティーバッグを使えばこの点は心配なくラクに淹れられますね。
煮出す時間を調整する
ルイボスティーの味が苦手な方は、煮出す時間を減らしてみましょう。
ルイボスティーには渋みのもとのタンニンが少ないので、長い時間煮出しても渋くならないのが特徴です。
とはいえ、やはり煮出せば煮出すほど、私はルイボスティー独特の薬草のような後味が強くなるように感じました。
商品やメーカーによって煮出し時間の案内は5分~30分まで様々です。
飲みやすい味になる煮出し時間を見つけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、煮出して飲むとルイボスティーの栄養素を効果的に摂りやすいと言われています。
こちらの記事ではルイボスティーの淹れ方と効果の関係をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
水出し
「煮出す時間を減らしてみても、まだ飲みづらい…」という方は、水出しで抽出してみる方法はいかがでしょうか。
ルイボスティーを水出しをすると、雑味が少なくすっきりとした味わいになります。
方法は、水と水出し用の茶葉を入れて一晩おくだけ。
12時間水出しをすることで、5分お湯だしをしたのと同じくらいのポリフェノール量、抗酸化作用を引き出せたという研究もあり、茶葉を長時間入れておくと栄養的にも良いようです。
水出しは簡単につくれるうえに、熱に弱いビタミンも摂ることができておすすめですよ。
ルイボスティーを飲みやすくするアレンジ方法
ルイボスティーには美味しく飲むためのアレンジ方法がたくさんあります。
ここでは3つのアレンジ方法をご紹介しますので、ルイボスティーの味が苦手という方はぜひ試してみてくださいね。
ルイボスティーと果物のスムージー
ルイボスティーには渋みが少なく甘い風味があり、フルーツに相性ピッタリです。
フルーツと一緒にスムージーにすると爽やかで飲みやすくなり、朝の一杯にもおすすめですよ。
【材料】(1杯分)
- バナナ 1と1/2本
- 凍らしたベリー類 1/3カップ
- プレーンヨーグルト 250ml
- ルイボスティー 1カップ
全ての材料をミキサーやフードプロセッサーで滑らかになるまで混ぜたら完成!
ジンジャールイボスティー
生姜の香りでルイボスティーの香りが和らぎ、美味しく飲むことができます。
身体も温まるので、肌寒い時や風邪をひいているときにいいですね。
お砂糖をすこしプラスすることで、さらに飲みやすくなりますよ。
【材料】
- ルイボスティー 200ml
- ジンジャーパウダー 小さじ1
- 砂糖 (適量)
温かいルイボスティーにジンジャーパウダー・砂糖を入れるだけで完成!
ジンジャーパウダーは、生姜チューブや生姜をすりおろしたものでも代用できます。
生姜をすりおろすときは、一度凍らせてからすりおろすのがおすすめです。
生の生姜をすりおろすと繊維が残りやすくなってしまいます。
カモミールとルイボスのブレンドティー
カモミールの香りが加わることで、ルイボスティーのクセのある味がまろやかになり、優しい味わいになります。
どちらもノンカフェインなので、就寝前のリラックスタイムにもおすすめです。
【材料】(400ml)
- カモミールティーのティーバッグ 1袋(1.5g)
- ルイボスティーのティーバッグ 1袋(1.5g)
- ジンジャーパウダー(お好みで)
- 蜂蜜(お好みで)
- 温めたマグカップにお湯400mlを注ぐ
- カモミールティーとルイボスティーのティーバッグを一袋ずつ入れ、蓋をして3分蒸らす
- カップに注ぎ、お好みでジンジャーパウダーや蜂蜜を入れたら完成
飲みやすいルイボスティーの選び方
飲みやすいルイボスティーには選び方があります。
ここでご紹介するのは次の3つ。
- グリーンルイボスティー
- クラシックグレード
- フレーバー付きルイボスティー
それでは、選び方について具体的にお伝えしていきますね。
選び方①グリーンルイボスティーでさっぱりと
ルイボスティーには、一般的に知られているレッドルイボスティーの他にグリーンルイボスティーがあります。
実は、飲みやすさや栄養の観点からはグリーンルイボスティーがおすすめです。
どちらも同じルイボスの茶葉からできているのですが、茶葉の発酵度合いが異なります。
レッドルイボスティーは長時間発酵させるのに対し、グリーンルイボスティーは発酵させずにすぐ乾燥します。
発酵させる段階でルイボスティー独特の味や香りが生まれるので、発酵させないグリーンルイボスティーはまろやかでさっぱりとしていて飲みやすいのです。
また、発酵する過程で栄養素も減ってしまうため、グリーンルイボスティーの方が栄養を摂ることができます。
グリーンルイボスティーは作っているところも少ないため、値段が少し高めなことが多いのですが、一度試してみてはいかがでしょうか。
レッドルイボスティー | グリーンルイボスティー | |
お茶の色 | 鮮やかな赤色 | オレンジ色 |
味や香り | 独特な風味あり | 爽やかでクセが少ない |
製造工程 | 長時間発酵させる | 急速に乾燥させる |
値段 | 安価 | 高価 |
栄養価 | 比較的低い | 比較的高い |
選び方②グレードはクラシックでまろやかな味を
ルイボスティーには、茶葉の使用している部分やカットサイズによってグレードがあります。
- 枝の先部分:クラシック(スーペリア)
- 枝の中心:チョイス
- 枝の下部分:スタンダード
ルイボスティーの味が苦手な方には、最もグレードの高いクラシック(スーペリア)がおすすめです。
クラシックは、茎の割合が少なく葉の部分を多く使用しているため、クセが少なくてまろやかな味わいです。
グリーンルイボスティーと同じように希少価値が高いのでお値段が高めですが、ぜひチェックしてみてくださいね。
選び方③気分に合わせてフレーバー付きルイボスティーで
ルイボスティーの後味や香りが苦手な方は、フレーバー付きのルイボスティーもおすすめです。
フレーバーティーとは紅茶の茶葉に香りをつけて作られたもの。
ベースとなる紅茶本来の香りと後から足したフレーバーの調和を楽しむことができます。
ルイボスティーの市販の商品のなかには、アップルやピーチ、オレンジといった果物のフレーバーや、キャラメル、バニラなどの様々なフレーバーが付いたルイボスティーがあります。
フレーバーが付いているとルイボスティー独特の風味を感じにくくなり、後味もすっきりとしているので、飲みやすいですよ。
まとめ
- ルイボスティーを茶葉の量や煮出し時間の調整、水出し抽出などで淹れ方を工夫をして美味しく飲もう
- アレンジでさらにルイボスティーを美味しく飲もう
- グリーンルイボスティーやクラシックグレード、フレーバーティーなどの飲みやすいルイボスティーを選ぼう
この記事では、ルイボスティーの味や香りが苦手な方へ向けて美味しく飲むための方法をご紹介しました。
調べてみると、ルイボスティーを飲みやすくする方法はたくさんあることが分かりました。
お伝えした方法を試していただいて、少しでもルイボスティーへの印象が変わると嬉しいです。
ルイボスティーを美味しく飲んで、ティータイムを楽しみましょう!
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