ホームベーカリーの餅作りで失敗するのは何で?ポイントお伝えします!

食品お役立ち情報

ホームベーカリーでパンもたくさん作ったし、もっと何か作ってみたいな、と取扱説明書を見ていたら…餅が作れるらしい!

1時間ちょっとあればできるみたいだし、簡単にできるかも!と興味津々で作ったみたものの、

あれ、分量通りに作ったはずなのに硬い!?

僕は餅がやわらかすぎて、どろどろになってしまった!

など、せっかく作ったのに失敗してちょっと残念な気持ちになっていませんか?

この記事ではホームベーカリーの餅作りで失敗に陥る原因をピックアップし、さらに失敗しないためのポイントをまとめてみました。

もうホームベーカリーで餅作りを失敗したくないあなたは必見!また、失敗してしまった餅をリカバリーするアレンジレシピもお伝えします。

 

 

ホームベーカリーの餅作りで失敗するパターン3つとその理由

ホームベーカリーの餅作りで失敗する理由は、大きく3つのパターンが考えられます。

  • 餅がやわらかすぎた
  • 餅が硬い
  • 餅に米粒の芯が残ってしまう

 

それぞれの原因について順番に解説していきますね

餅が柔らかすぎた

ホームベーカリーで作った餅がやわらかすぎて、丸めることもできないくらいにとろとろになってしまった場合、そのポイントは水の量です!さらに具体的にこの3つが考えられます。

  • もち米を研いでから浸水させた
  • もち米を研いだあとの水切りが甘く、水が残っていた
  • 餅をこねる時間が長すぎた

もち米を研いでから浸水させた

もち米はうるち米(ふつうのごはん)より吸水率がよいため、ホームベーカリーで作る場合、研いだあとに浸水させる必要はありません。

もち米を研いだ後は水を切った状態で、30分間置きましょう。

もち米を研いだあとの水切りが甘く水が残っていた

浸水していなくても、水切りが甘いともち米が吸水してしまうので、水分が残ってやわらかくなって失敗してしまいます。

水切りはザルを使うのですが、金属製がおすすめ。プラスチック製のザルだと水切りが甘くなりがちです。

プラスチック製しかない場合は、水切りをしっかりするように心がけてくださいね。

餅をこねる時間が長すぎた

オート機能がない場合になりますが、餅をこねる時間が長すぎた場合にゆるんだ餅になりやすいです。

これは、こねる度に気泡が入るため密度がゆるみ、やわらかすぎる餅になるようです。

もちろんオート機能で餅のコースがあるホームベーカリーの場合はこねる時間も設定されているので、さほど気にする必要はないでしょう。

 

餅が硬い

取り扱い説明書に記載の通りに水を入れたのに、仕上がりが硬めになるという声もよく聞きます。何故でしょうか?失敗の原因は3つ考えられます。

  • もち米が古かった
  • 餅をこねる時間が短かった
  • もち米に対する水が不足していた

もち米が古かった

もち米が古い、もしくは古いものが混ざっていると吸水に影響が出てしまうため、固めの仕上がりになってしまいます。新しいもち米で作るようにしましょう。

写真左が新米、右が古米。うっすら黄色になっています。

餅をこねる時間が短かった

餅をこねる時間が短いと、気泡を含まない分、硬い仕上がりになってしまうことも。

出来上がりの段階で、何だか硬そう…と気づいたら、ケースから出していない段階であれば、少しだけ水を足して、こねるだけの作業を追加すると良いでしょう。5分くらいが目安です。

もち米に対して水が不足していた

水の量が規定通りであっても、もち米の状態によっては吸水する割合も変わってきます。

同じもち米で何度か固くなっているのであれば、水を少し多めにするのもよいでしょう。

メーカーで異なるかもしれませんが、「水を規定量+10~20cc多めにするとちょうどよい」との意見が多々あります。

 

餅に米粒の芯が残ってしまう

こねているのに仕上がりの粒が残ってしまい、食感が気になってしまうという声も。考えられる原因としては以下の3つが考えられます。

  • もち米が古いもしくは古米が混ざっていた
  • もち米に対して水が不足していた
  • ホームベーカリーの羽根がうまく回っていない場合も

もち米が古いもしくは古米が混ざっていた

硬い餅の場合と同じですが、古米は吸水率が異なり水分不足の状態になるので、粒が残った感じになってしまうことがあります。

ちなみに古米とは収穫より1年以上経過したもの、2年経てば「古古米」、3年で「古古々米」などと呼ぶそうです。

もち米に対して水が不足していた

硬い餅の原因と同じですが、新しいもち米で作ってみても米粒の芯が残ったようになる場合は水を少し足してみてもいいでしょう。

ホームベーカリーの羽根がうまく回っていない場合も

何らかの原因で生地をこねる羽根が回らないと、生地が均一に混ざらずに粒として残ってしまうこともあります。

こちらの原因は、羽根の取り付けができていない、また、回転する根本部分の故障などもあります。

 

 

ホームベーカリーの餅作りでもう失敗しない!ポイントは4つ!

失敗の原因が分かったところで、いざ、餅作りを再度トライしてみましょう。失敗しないための気を付けるポイントはこちらです!

  • もち米を浸水させない。ザルで水が落ちないくらい水を切る(約30分間)
  • 水は規定量+20ccがベスト
  • 古米は使わないこと
  • ホームベーカリーの掃除はていねいに

では、これらのポイントに沿って、私と一緒に作ってみましょう!

 

使用する材料と装置

今回私が使用したホームベーカリーはsirocaのSHB-315というモデルです。

10年前に購入したもので、年代ものです。

もち米はこちら。佐賀県産ひよくもち米というもので、精米時期も2023年5月04日と新米です。

 

ポイントを押さえて餅作りの検証

では上記のポイントを押さえて作ってみましょう。sirocaさんの取扱説明書記載の配合を基準にしています。

引用 siroca取扱説明書

  • もち米:280g
  • 水:240+20cc

①もち米は5回程度研ぐ。水が濁らなくなるまでが目安

②金属のザルで水をしっかり切って30分置く

③ホームベーカリーのパンケースに羽根をとりつけ、もち米と水を入れ、装置本体にセットする

④自動の[もちメニュー]を選択してスタートして後はおまかせ

⑤1時間15分後、出来上がりました

⑥つやつやでなめらか。バットに片栗粉をふり、餅を移して好きな大きさに切り分けて丸めます

もちもち美味しくできました。硬くなく丸められるやわらかさ。良いのではないでしょうか。

ホームベーカリーのメーカーによって多少異なるかもしれませんが、参考にしてみてください。

続いて、全く同じ方法で水量を規定通りの量で作ってみました。どうなるでしょうか?

硬くなくて出来立ては美味しかったです。

けれど時間が経つにつれて、外側から硬くなってくるのが分かりました。翌日はしっかり硬めになっていました。

こちらでもレンジで加熱すると問題なく食べることができますが、20cc加水した方の餅は翌日もやわらかさを保持していました。

引き続き、次は古いもち米が偶然見つかったので、古米でも検証してみました。

使った古米はこちら。左の平成30年度精米、5年前のものです。

こちらを使って作ろうとしたのですが…ここで予想外のアクシデントが!

思わず二度見してしまいましたが、なんと餅がこねられずに、もち米状態です!何てことでしょう!

失敗しないと言っておきながら、大失敗をしてしまいました…。

古米の検証はいったん保留にし、少し脱線しますがコンセントを抜いて、こちらの原因を考えました。(気にならない方は飛ばしてくださいね)

  1. 羽根の設置が甘く、回転できなかった
  2. 回転の軸が回っていない
  3. パンケース下の取り付け部が回っていない

1についてはショックですぐ取り出してしまったため、定かにわからないのですが、後でパンケースと羽根を洗っていた時、小さな餅の破片が残っていることに気づきました。

下の写真の回転軸の横にうっすらと餅がついています。これが、羽根の障害になってうまくはまっていなかった?

餅の破片は少しだと透明に近くて気づかないこともあるかも、と掃除をしっかりしました。

しっかりきれいになった羽根とパンケースでもまだ回転しなかったので原因2へ。

原因2、パンケースの回転軸が回らない?と思いましたが、軸は回っており、羽根と連動しているようなのでこちらはクリア。

そして原因その3、パンケース下の取り付け部自体が回っていない。私の場合こちらでした。

手でも回らず、今まで回っていたのが不思議なくらいです。

力を入れると重たいながらも回ったので、根本にそーっと油を指して、しばらく置いてみました。(その後危険がないように拭きました)

すると回転しだしました!ちょっと不思議ですが、コンセントをオンにしても回転したので、再度古米でチャレンジ。

ちょっと動きがぎこちない気はしたのですが、なんとか餅になりました。

今回私は回転の根本まで触りましたが、取扱説明書では自分で修理は行わない、と警告しているので真似はしないでくださいね!!

そしてできた餅はこちら。うっすら黄色です。出来立てはまだ美味しくてもちもちですが、1時間もたつと、粒が残り硬くなっていました。

粒の残りが残っていて不均一でなめらかでない状態。時間が経つとよりはっきりとわかります。

今回の検証でも古いもち米で作ると、粒が残ったり硬くなるので美味しくないことが分かりました。新しいもち米で作るようにしましょう!

 

ホームベーカリーの餅でアレンジレシピ!失敗した餅のリカバリー

ホームベーカリーで失敗してしまった餅を捨ててしまうにはもったいないけど、そのままだと食べにくい…と困るあなたに失敗した餅のアレンジレシピをタイプ別にお伝えします。

 

やわらかすぎる餅はおはぎにアレンジ!

どろどろになってしまった餅とごはんを合わせて、おはぎはいかが?10分もあれば簡単にできますよ。

ごはんを入れる発想に驚くかもしれませんが、できたてはふんわりやわらかくて、買ったおはぎみたいに美味しいので喜ばれること間違いなし!

【おはぎ2人分】

  • やわらかい餅:60g
  • ごはん:100g(小ぶり茶碗1膳分)
  • 砂糖:小さじ2
  • 塩:1つまみ
  • きな粉・あんこ・すりごま等

【作り方】

  1. ごはんと餅、それぞれラップをして600Wのレンジで1分加熱する
  2. 温かいうちに塩と砂糖を入れて、すりこぎでごはんを半分程度つぶす
  3. 2をひと口サイズに丸めて、あんこ・きな粉・すりごまなどをまぶしたら完成

 

硬くなった餅のアレンジは餅ピザに

硬い餅を薄くスライスして、フライパンで焼けば、外側パリッと中もっちりのピザ生地に。好きな具材で楽しんでくださいね!

【ピザ2枚分】

  • 硬い餅:4コ(200g)
  • 水:大さじ1
  • トマト:1個
  • 玉ねぎ:1/4個
  • ニンニク:1片
  • ベーコン:2枚
  • 好きな野菜:適宜
  • オリーブオイル:小さじ1
  • とろけるチーズ:好きな量
  • (A)ケチャップ:大さじ3
  • (A)しょうゆ:小さじ2
  • (A)砂糖:小さじ1
  • (A)塩コショウ:少々
  • (A)タバスコ:少々

【作り方】

  1. 餅を薄くスライスする(5mmくらい)
  2. 野菜もうす切にして、オリーブオイルでニンニクから順番にソテーする
  3. (A)を合わせておく
  4. 別のフライパンに1の餅を並べ、水を加えて弱火にかける
  5. フライ返しで餅を引き伸ばす(すき間を埋める感じ)
  6. フタをして5分加熱する
  7. 裏を返して、(A)を塗り、2の野菜、ベーコン、チーズをのせ、再度フタをして5分加熱する

 

粒が残るお餅のアレンジはおかきで

粒が残るという食感を逆に活かして、カリカリのおかきにしてしまうのも。ポリポリとやみつきになる美味しさ♪

【おかき好きな量】

  • 餅:好きな量
  • 揚げ油:適宜
  • 塩・コショウ・青のりなど好みのトッピング

【作り方】

  1. 餅を1cm角程度に切る
  2. 180℃で餅を揚げる(2度揚げするとよりカリカリに)
  3. 塩・コショウなどをまぶしたら完成

ちなみに私はホームベーカリーで「餅にもならない」という大失敗をしてしまったので、それを使って揚げてみました。

さすがにこれだと粒が気になると思ったのですが、揚げたてはカリカリ、ザクザク食感でくせになる美味しさでした!

でも翌日はちょっと硬めでした。食べきれる分だけ揚げるのが良いかも!

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回はホームベーカリーの餅作りでの失敗をテーマにしました。

  • ホームベーカリーの餅作りの失敗はやわらかすぎ、硬すぎ、粒が残るの3パターンが多い
  • やわらかすぎる餅は水量が多くなってしまうか、捏ねすぎた場合
  • 硬すぎる餅は水が少ないか、捏ね不足か、古米で作っているか
  • もち米の粒が残る芯のある餅は、水が少ない、古米で作っているか、機器の問題
  • 水の量はホームベーカリーのメーカー規定量の+20ccがベスト
  • もち米は浸水せず、水気はしっかりと切ること
  • もち米は精米したてのものを使うとベスト
  • 装置のメンテナンスはていねいに行うこと
  • 失敗した餅を使って、おはぎやピザ、おかきなどアレンジしてみよう

今回ホームベーカリーでの餅作りの失敗から、基本のメンテナンスが大切なんだと痛感し、私もよい勉強になりました。

失敗作も含めて、加工したり、できたての餅をみんなでワイワイ食べたり、原因を考えたり、ホームベーカリーの餅作りで話が盛り上がり、とても楽しいひと時を過ごすことができました。

失敗も成功の基!こちらの記事でみなさんも楽しく餅作りができますように、検討を祈ります!

 

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