皆さんは、キャンプによく行かれますか?これからキャンプに行ってみたいなと思っている方もいらっしゃるかと思います。
私も、以前から一度は、キャンプに行ってみたいなと思ってはいたのですが、初めてキャンプに行くとなると、色んな事を想像してしまい不安を抱えています。
特に、私は環境が変わるとなかなか眠れない方なので、初めてのキャンプとなると、なおさら眠れない気がしてしまいます。
また、何度かキャンプに行かれた経験のある方の中にも、キャンプの環境では眠れないと悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしようか?
今回は、そんなキャンプで眠れない理由とその対策方法についてご紹介します。
キャンプで眠れない理由とは
キャンプで疲れたのに眠れないとなっては困りますよね。
キャンプに行ってもテントの中では眠れません。 夜中にテントの周りを誰か歩く音がして怖いです。 どうすればいいですか。
引用 Yahoo!知恵袋
確かに、キャンプに慣れない方はこういう環境にも左右されますよね。
このように、キャンプに行ってもテントでは眠れない方には、いろいろな理由があると考えられます。皆さんがなぜ眠れないのか主な理由を紹介します。
テントを張る場所が悪い
キャンプで眠る場所を確保するために、テントを張る際は、なるべく平らな場所を選んで下さい。
テントの下に石や土砂が盛り上がった場所があると安定性が悪く寝心地に影響してしまいます。そのため、動かせる石や土砂は動かして地面をフラットにした状態でテントを張ってください。
また、テントを張る場所には、人の通りが少ないところを選んでください。例えば、炊事場やトイレの近くと利便性は高いかもしれませんが、他のキャンプ客が通るたびに目が覚めてしまうこともあります。
人・車が通る通路からは離れた場所の方が安心できますね。
地面からの冷却や熱を遮断できていない
おろそかになりがちなのが、地面の断熱対策。実は重要です。暑い季節は地熱が伝わってきますし、寒い季節は地面からの冷気が伝わってきます。
それを遮断するために、テントの下にはブルーシートなどを敷き、さらにその上にキャンピングマットなどを敷いてからシュラフを置くとよいでしょう。
キャンピングマットを敷くことで地面の硬さの感じ方を和らげることができます。固い地面で眠るのは思った以上に体が痛くなるのです。
また、マットの性能により寝心地の良さには個人差がありますので、販売店などでお気に入りのマットを見つけてみてください。
シュラフが季節にあったものを使用していない
シュラフには、自宅で使う布団のように夏用と冬用に分かれています。
例えば、冬場のキャンプの場合に夏用のシュラフしか持っていない場合には、毛布などの防寒グッズを持っていく工夫をすると、今あるシュラフで快適に過ごすことができますね。
基本的にシュラフは、高額であることが多いので、年中1つのものを使いたくなる気持ちは分かりますが、季節に合ったものを選ぶことで、心地よい睡眠がとれるでしょう。
枕を使用していない
枕の種類が変わると寝られない方もいらっしゃいますよね。キャンプの時は、その枕さえ使用していない方も意外と多いのではないでしょうか?
寝心地が悪い方や寝れない方は、枕を使用してみることもオススメです。また、枕がない場合には、タオルや上着を丸めたものなどで枕の代用として使用することもおすすめです。
防水や防風性の上着を着ている
体温を逃がさないようにできている、ヤッケなどの防水・防風性に優れた上着を着た状態でシュラフに入ると、せっかくのシュラフの保温機能を果たさなくなってしまいます。
また、上着を着ていることでの動きが阻害され、窮屈に感じてしまうこともあります。
寒さ対策ができていない
シュラフから出ている部分が冷えてしまうのも原因の一つ。
顔にはマスク・首にはネックウォーマーなどを着用したり、足元には湯たんぽや使い捨てカイロを使用すると暖かさを保つことができます。
使い捨てカイロは、暖かくなるまでに時間がかかるので眠る30分程度前には2、3個入れておきましょう。足元・腰・お腹などに分けると全身を温めることができます。
湯たんぽは、お湯を交換することで繰り返し使用することが可能です。湯たんぽを抱きかかえるようにして眠れば、使い捨てカイロとは別の温かさを感じることができますね。
羽毛のシュラフの場合は、シュラフの上から毛布を掛けてください。羽毛の特徴として体から出された熱を保温してくれます。
毛布を中に入れてしまうと、その毛布で熱がシャットダウンされてしまい、羽毛まで熱が届きません。
そのため、羽毛で熱を保温してシュラフの上から毛布をかけることで羽毛のシュラフの効果を最大限に発揮させることができます。
ちなみに、羽毛のシュラフだけでなく普段、自宅で使われている羽毛布団も同様なので、羽毛布団の上から毛布をかけてみて下さい。
虫が飛び回っている
どこからともなく飛んでくる虫。「ブーン」と周囲から聞こえてくる音が気になっていませんか?
特に夏のキャンプには、虫除けグッズとして蚊取り線香・虫除けスプレーを準備する必要があります。
また、虫刺され予防のために、長袖長ズボンで寝ることも検討してみてください。ただし、この場合は熱中症には気をつけて下さいね。
虫は水辺の近くに寄り付きやすいので、テントを張る際は避けた方が良いでしょう。
虫は明るい場所に寄り付きやすい性質もありますので、身の回りには明るいものを置かず、離れた場所に置くようにして下さい。
強風が吹いている
強風の日は、テントがバタバタと音を鳴らしてうるさい状態に。風が強くなりそうだと事前にわかっている日には、風を遮ることのできる林間サイトなどを選ぶと良いでしょう。
キャンプ自体に慣れていない
キャンプ初心者は特に、慣れないキャンプで不安などから眠れないこともあります。何度か、キャンプで眠ることを繰り返すうちに体が慣れて寝やすくなってきますよ。
キャンプで眠れない方には「グランピング」施設の利用がおすすめ
キャンプでどうしても眠れない方には、キャンプではありませんが、キャンプ気分を味わえてよく眠ることができるグランピングがおすすめです。
ベルテント
キャンプのテントに近い空間です。しかし、テントとは違ってベルテントには冷暖房があります。季節を問わずに快適な空間を過ごすことができますね。
さらに、寝具はシュラフなどではなく、しっかりとした脚付きマットレスとなっています。
キャンプのテント感を味わいたいけれど眠れないのは不安という方におすすめです。
ドームテント
ドームテントとは、ドーム型になっているテントです。
室内は普通の部屋のようになっており、テントなのにベッドが普通のホテルと同様に快適です。
キャンプで夜眠れない時の対策
自分はキャンプで昼寝すると夜眠れなくなります。夜眠れないと、風の音でも怖くなります。猫の鳴き声でも怖くなってしまいます。なので昼寝はしないようにしてますが、雨だと散策も焚き火も出来ず時間を持て余してし うことがあります。ソロキャンプの場合、昼寝以外でどんな過ごし方がありますか?
引用 Yahoo!知恵袋
上記お悩みのように、昼寝をしてしまうとかえって夜の睡眠が妨げられてしまう恐れがあります。
雨で散策や焚き火もできない場合昼寝ではなく、こういった内容で過ごしてみてはいかかでしょうか。
- バードウォッチング
- 俳句を詠む
- 読書(電子書籍の場合、データ通信料に注意!)
- 道の駅巡り
- 温泉・サウナに入る
- スマートフォン閲覧(データ通信料に注意!)
それでも、あまり効果がない場合に眠れない夜を過ごし続けるのも退屈ですよね。
そんな時は、音楽を聴いてみて下さい。音楽を聴いているうちにリラックスして眠れるかもしれませんし、眠れなくても気分転換になりますね。
キャンプ場には電波のない場所・インターネットが使えない場所ありますので、事前にスマートフォンや音楽プレーヤーに音楽を入れて持っていくことをおすすめします。
まとめ
- テントを張る際は、なるべく平らな場所を選ぶ
- テントを張る場所には、人の通りが少ないところを選ぶ
- テントの下にはブルーシートなどを敷き、さらにその上にキャンピンマットなどをひいてからシュラフを置くと良い
- シュラフには、自宅で使う布団のように夏用と冬用に分かれている。種類は季節に合ったものを選ぼう
- 枕の使用もおすすめ、枕がない場合にはタオルや上着を丸めたものなどで枕の代用として使用する
- ヤッケなどの防水・防風性に優れた上着は、脱いでシュラフに入ると良い
- 寒さ対策として、シュラフから出ている部分の顔にはマスク、首にはネックウォーマーなどを着用する
- 虫除けグッズとして蚊取り線香、虫除けスプレーを使い、長袖長ズボンを着用すると良い
- ベルテントには、冷暖房があり、季節を問わずに快適な空間を過ごすことができる
- ドームテントは、ベッドが普通のホテルと同様に快適
- どうしても眠れない夜は、音楽を聴くのもリラックス法の1つ
キャンプへ行くと、楽しい半面、慣れないうちはけっこう体力を使うもの。ご家族で行く場合はなおさらですよね。
夜に眠れなくなってしまい、帰る頃にはどっと疲れが…なんてことも十分ありえます。
この記事が、皆さんの参考になりキャンプでぐっすり眠れますように!
コメント