PayPay後払いのメリットとデメリットを検証!!賢く使う方法は?

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スマホひとつで簡単に支払いができる人気アプリ「PayPay」が令和4年2月1日から「PayPay後払い」サービスを開始したことを知っていますか?

年会費は無料で、当月に利用した金額を翌月にまとめて支払えるというシステム。

チャージする必要がないので、レジで残高がないことに気づいても慌てなくて済みます。

私は「PayPay後払い」を知ってはいましたが、余分なお金を支払わなきゃいけないのではないかと思い、なかなか利用できていません。

なので今回は、「PayPay後払い」のメリットとデメリットについて調べてみました。

メリットとデメリットを知ったら「PayPay後払い」を安心して利用できますし、スムーズに支払いできればストレスも減りますよね。

「PayPay後払い」ついて、一緒に勉強しませんか?

 

 

PayPay後払いのメリットとデメリットをきちんと知ろう!!

簡単に後払いができるからといって、すぐ登録するのは抵抗がありますよね?

では、後払いをしたらどのようなメリット・デメリットがあるかご紹介します。

 

PayPay後払いの登録方法

アプリで簡単とは謳っていますが、すぐに利用できるわけではありません。

「PayPay後払い」とは分かりやすくいえば、PayPayカードのアプリ版という事です。

PayPayカードをすでに持っている方は最短20秒で申込可能ですが、まだ持っていない方は運転免許証(※なくてもよい)や勤務先情報などの本人確認が申込時に必要になります。

「PayPay後払い」を利用するには、下記の手順で行います。

  1. PayPayアプリのホーム画面を開いて残高のスイッチを右にスワイプ
  2. 詳しく見るをタップして、利用申込で個人情報を登録(PayPayに登録済みなら一部免除)
  3. 運転免許証持っている人は入力して、プラスチック製カードの有無を選択
  4. 引落とし口座を登録して完了。審査完了まで待つ

「PayPayカード」をすでに持っている方は、登録するを押して内容を確認したら完了です。

「PayPay後払い」のみの解除はできないので注意が必要です。
「PayPayカード」を退会しなければならないので、登録する時は慎重に考えましょう。

 

PayPay後払いのメリットはたくさんある

PayPay後払いを利用する上でのメリットはこちら。

  • 初期費用・年会費無料
  • 現金からチャージする必要がない
  • 一括払いは手数料が無料
  • ワンタッチで切り替えができる
  • PayPay加盟店ならどこでも利用可能
  • PayPayカードとの連携
  • キャンペーンで還元率があがる
  • 登録すると入会特典がある
  • PayPayステップ対象なので、ポイントが貯まりやすい

※基本的にポイントは支払い日から数えて30日後に付与されます

以上を見ると、PayPay払いをよく利用している方であれば、とてもお得ではないでしょうか。

手数料もかからないし、ポイントも付くなら登録しちゃおっかな。

でも、何をするにもデメリットを知っておいた方が良いでしょう!登録するのはそれからでも遅くありません。

 

PayPay後払いのデメリットや注意点は?

  • 申請後の審査に時間がかかる
  • 分割払いは不可
  • リボ払いにすると手数料が発生する
  • 利用可能額に限度がある
  • 利用できないお店もある
  • クレジットカードと同じような物なので、使い過ぎてしまう可能性がある
  • 年齢制限がある

やはりメリットだけではなく、デメリットもいくつかありますね。

特にカードと同じようなものなので、使い過ぎてしまうリスクもあります。

払えなくなってリボ払いにしたら、手数料をとられた!

と痛い目に合わないように、しっかりと知識をつけてから登録するようにしましょう。

翌月27日に引落としができなかった場合には年率14.6%の遅延損害金が発生します

 

PayPay後払いを使ってみた!!みんなの口コミは?

「PayPay後払い」を実際に利用したことがある人は、どのように感じているのでしょうか?Yahoo知恵袋では、このような事例が上がっているようです。

カードを利用してホテルに泊まったら、支払いの時に利用できないので調べたら、利用可能額は40万あった。PayPayカード会社に聞いたところ、PayPayカードの利用可能額が10万なので、後払いの利用可能額が50万あっても10万分しか使えないとのこと。すでに10万近く使っていたので、お金が足りずに焦った。
ブラックリストに載ってるのに審査に通った
理由は分からないが、申請後1分で審査に落ちた。
自分で設定していないのに、リボ払いになっていた。
チャージする手間が省けて、すごい楽。
皆さん様々な意見がありますね。チャージできるのは便利ですが、限度額や支払い方法の切り替えなどを把握しておかないと、いざというときに困ることになりそうです。

PayPay後払いのデメリットを検証して賢く使おう!!

上記では、メリットとデメリットを簡単に説明しました。ここでは、デメリットをしっかりと知って「PayPay後払い」を賢く活用しましょう。

 

審査が厳しく時間がかかる

カード申込時に入力した情報を元に金融審査が行われ、完了後に利用できるようになります。

申請してから利用できるようになるまでは、早い人では10分ほどで使えるようになりますね。

けれど申請が多かったりすると時間がかかってしまいますので、目安としては1日程度かかると思っておいた方がいいでしょう。

金融審査に通りにくいのは、以下のような人が多い傾向にあります。

  • 金融ブラックリストに載っている人
  • 働いていないなどの理由で収入が少ない人
  • 申請時の入力情報に誤りがある人
  • 同じ時期に何個ものクレジットカードなどを申し込んでいる人

さらに一度審査に落ちてしまうと、6ヶ月間は再申請できませんので、そこを考慮して申請を行いましょう。

 

分割払いは不可!!リボ払いのみ利用可能

支払い方法は一括とリボ払いのみで分割払いは利用できません。

リボ払いとは、利用件数や代金にかかわらず、毎月の支払い金額を調整できる方法です。

【リボ払い設定方法】

  • PayPayアプリ→「後払い」→「管理」→「リボ管理」
  • 会員メニュー(ウェブ)→「管理」→「リボ管理」

毎月1日~月末までのご利用分が、翌月27日に指定口座から引き落とされます。

一括払いと違い、リボ払いは初回請求時より手数料が発生しますのでご注意下さい

 

本人確認が未完了の場合は限度額が減る!?

「PayPay後払い」でのご利用上限金額は、過去24時間で最大50万、過去30日間で最大200万円です。

ただし、PayPayカード会員向けの「PayPay後払い」をご利用で、本人確認未完了の場合の限度額は最大10万円です。限度額を上げたい場合は、本人確認をすることをおすすめします。

自分が今いくら使えるのかを知りたい時は、利用可能額の照会で分かります。

【利用可能額照会】

  • PayPayアプリ→「後払い」→「管理」→「利用可能額の照会」
  • 会員メニュー(ウェブ)→「管理」→「利用可能額の照会」

利用可能額を知っておかないと、いざという時に使えない場合もありますので、こまめに確認することをおすすめします。

 

利用できる店舗が限られている

「PayPay後払い」は、PayPayが加盟している実店舗やオンラインストアならどこでも利用することが出来ます。

ですが以下の3つは「PayPay後払い」が利用できないので注意しましょう。

  • 請求書払い
  • PayPay残高限定やPayPayマネー限定加盟店での支払い
  • 一部非対応のオンラインサービス

※後払いは利用できませんが、残高払いは利用できます。

支払いの時に慌てないように、対応している店舗かを確認することも大事です。

 

使い過ぎ注意!!後払いを上手く使うコツは?

何度も言いますが、「PayPay後払い」=クレジットカードと同じようなものです。

しかも、スマホで簡単に支払いができるので、クレジットカードよりも気軽に利用できてしまいます。

その結果、気付かないうちに使い過ぎてしまい、引き落とし時にお金が足りなかった!なんてことにならないように注意しましょう。

「PayPay後払い」を上手く使うコツは2つ!

  • こまめにご利用可能額を確認する
  • 自分で使える金額を決めて設定しておく

まず使える上限金額は決まっていますので、ご利用可能額を確認すれば現在の支払い金額が分かるはずです。こまめに確認することで、使い過ぎの抑制になります。

また、自分で利用可能額を設定することができるのをご存知ですか?

PayPayアプリ右下の「アカウント」→「セキュリティとプライバシー」→「利用可能額の設定」→「支払い」→SMS認証コードを確認して入力すると設定できますよ。

「1日あたりの利用可能額」と「1か月あたりの利用可能額」を設定できます。

支払いの利用可能額は後払い(一括)のみではなく、PayPay残高とクレジットカードの利用額も合わせて計算されます。

こまめの確認するのが面倒くさい人や忘れてしまいがちの人は、最初から設定していた方が安心ではないでしょうか。

 

未成年は使えない?年齢制限がある!

「PayPay後払い」は、18歳未満の未成年は利用できません。

  • 18歳以上(高校生は除く)
  • 本人または配偶者が安定した継続収入がある
  • 本人認証が可能な携帯電話を持っている

以上の条件をクリアしていて、なおかつ審査が通った場合のみ利用できます。

「PayPay後払い」は未成年は利用できませんが、PayPay残高はもちろん利用できますのでご安心下さい。

 

 

PayPay後払いのメリットとデメリットはPayPayカードと何が違う?

後払いは確かに便利そうだけど、PayPayカード持ってるし、わざわざ登録までしなくてもいいかな。

そう思う方もいますよね?「PayPay後払い」と「PayPayカード」は年会費無料・毎月月末締め・引き落とし日が27日と全く同じです。

ではこのふたつのサービスにポイント還元率やメリット・デメリットなどの違いがあるのかを調べてみました。

 

そもそも形態が違うがカードにはバーチャルがある!

「PayPay後払い」はアプリ、「PayPayカード」は普通のクレジットカードと同じでプラスチック製カードが主流ですよね。

実は「PayPayカード」にはスマホで使える「バーチャルカード」があるのを知っていましたか?

カード番号・有効期限・セキュリティコードがPayPayアプリ上で発行されます。

わざわざカードを持って行かなくても、スマホに「バーチャルカード」を入れておけば、「PayPayカード」と同じように使えます。

バーチャルカードを利用するには、PayPay後払いの申込が必要です。

ポイント還元率に違いはあるの?

「PayPay後払い」と「PayPayカード」のポイント還元率は、以下のようになっています。

【PayPay後払いのポイント還元率】

PayPay後払いで支払うと、通常のポイント還元率0.5%に+0.5%上乗せされて、基本的には1.0%の還元率になります。

さらに、月末までに30回&月10万以上の利用で+0.5%加算されますので、支払いをひとつにまとめた方がお得ですね。

【PayPayカードのポイント還元率】

「PayPayカード」のポイント還元率は基本的に1.0%です(100円につき1ポイント)。他社のクレジットカードよりも還元率が高めとなっています。

PayPayへの直接チャージが唯一可能なのが「PayPayカード」です。チャージ後PayPayで支払いをし、条件をクリアすると還元率は最大2.5%まで上がります。

さらに、ヤフーショッピングやLOHACOで買い物をして「PayPayカード」で支払いをすると、最大3%の還元率になります。

PayPayカードを後払い登録しておくと、アプリとカード利用分がどちらもカウント対象になるのでおすすめ。

正直、普通に使う分には後払いもカードもポイント還元率にそれほど差はないのかなと思います。

ただ、条件をクリアしたり、特定の場所での買い物など使い方によって還元率が結構違ってくるなと感じました。

還元率を上げるために、少し割高だけど買い物をするというのは本末転倒のような気もしますが…。

「PayPay後払い」や「PayPayカード」を主に利用している方やこれから登録してみようと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

PayPayカードのメリットとデメリット

「PayPay後払い」のメリットとデメリットをご紹介しましたが、「PayPayカード」との違いはあるのでしょうか?

  • 年会費無料
  • 通常のポイント還元率は1.0%
  • PayPay残高に直接チャージできる
  • 最短5分で手続き完了
  • ヤフーショッピングやLOHACOでの利用で最大還元率3%
  • ナンバーレスで安心

※ナンバーレスとはカード表面にカード番号が記載されていないこと

  • 海外旅行保険がついていない
  • ヤフーカードを持っていると、キャンペーンに参加できない
  • ETCカードはお金がかかる
  • ナンバーレスなので、カード番号を登録したい時に不便

以上が「PayPayカード」のメリットとデメリットです。

メリットに関しては年会費無料やポイント還元率などの共通点がありますが、そもそもクレジットカードとスマホアプリなのでデメリットの内容は違ってきますね。

 

PayPayカードの利用可能額は?

PayPayカードの利用可能額は人によって違いますが、初期の利用額は10万~100万円くらいです。

しかし、なかには初期の時点でも100万を超えていたり、いつの間にか500万円になっていてびっくりしたという方もいます。

「PayPay後払い」と「PayPayカード」では入会後も定期・不定期に再審査を行い、利用可能額の総合的な見直しをしています。

そこで優良会員と見なされれば、自動的に利用可能額が変更されるようです。

利用可能額が500万になるカードは、プラチナカードやブラックカードなど会費を必要とするカードが多く、PayPayカードのように利用可能額が500万になる一般カードはほぼないと思っていいでしょう。

 

入会特典はあるの?

入会キャンペーンは「PayPay後払い」のみの方や「PayPayカード」を後日発行した方には特典はありません。

「PayPay後払い」新規登録と「PayPayカード」新規入会を同時にした方に、2,000円相当のPayPayポイントが付与されます。

さらに申込月を含む、2ヶ月目の末日までに3回利用すると5,000円相当のPayPayポイントを追加で付与されますので、良いお小遣いになるかもしれませんね♪

入会特典のポイント付与時期は、ご利用明細へ反映された月の翌月下旬ごろの予定です。

現在このキャンペーンの終了日は未定ですが、もし検討しているなら早めに入会した方がいいかもしれませんね。

【還元率と付与率の違い】

ポイント還元率とは、クレジットカードの利用額に対して、何円分のポイントが還元されるかを%で表したものです。還元率は1ポイントあたりの価値を円に換算します。

計算式は還元率(%)= 獲得ポイント(円)÷ 利用金額(円)× 100

例:1ポイントを1円として考えた時に、100円で1ポイントがつくカードの還元率は1%、 200円で1ポイントなら0.5%

ポイント付与率は、クレジットカードの利用額に対して、どのくらいのポイントが付くか表したものです。

計算式は付与率(%)= 獲得ポイント数(P)÷ 利用金額 × 100

例:200円の利用で1ポイントつく場合の付与率は0.5%、500円で1ポイントなら0.2%

%は付与率も還元率も同じですが、付与率は1ポイントが何円の価値があるかによって変わってきます。

クレジットカードを選ぶ際は、付与率より還元率を見て決めた方が良いでしょう。

 

 

まとめ

今回は「PayPay後払い」メリットとデメリットについて調査してみました。

  • メリットは現金からのチャージが不要・ポイントが貯まる・入会特典がある・一括払いは手数料無料・キャンペーンの時は還元率があがる・ワンタッチで切り替えができる。
  • デメリットはすぐに利用できない・分割は不可・リボ払いは手数料がかかる・利用可能限度額がある・使い過ぎてしまう可能性・年齢制限がある
  • 使い過ぎを避けるために、利用可能額を自分で設定しておく
  • 「PayPay後払い」と「PayPayカード」の違いは、利用可能額・条件によるポイント還元率・カードとアプリの形態の違い。メリットとデメリットに対しての違いは少ない

近年はPayPayに限らず、様々なキャッシュレス決済サービスがでていますし、キャンペーンなどもよくやっていて、お得な感じがしますよね?

しかし、どの決済サービスも必ずメリットとデメリットがあります。ポイントがもらえるからと安易に登録せず、しっかりと下調べをしましょう。

還元率や付与率のように、何が違うのか分からない?と思う言葉も多いですよね。そういう時にこの記事を読んで、お役に立てれば幸いです。

キャッシュレス決済サービスを上手く利用して、ポイントを貯めつつ、ストレスのないスマートな生活を目指しましょう。

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