キャンプの魅力は何といっても、大自然の中でゆっくりと自由な時間を過ごす事。
日々の忙しさから抜け出し、満点の星空の中で焚火を見つめる。
キャンプの魅力に憑りつかれ、すっかりハマったという方も多いのではないでしょうか?
キャンプブームもあり、キャンプ用品もたくさん販売されていますね。
キャンプで焚火もBBQも川遊びも、何から何まで楽しみたい!
せっかくキャンプに出掛けるなら、充実した時間を過ごしたいと思うのは当然ですよね。
しかしキャンパーを悩ませるのが、荷物多すぎ問題。
無いよりあった方がいい!無くて困るくらいなら、余分に持っていこう!心配性な人ほど、あれもこれも車に積み込みがち。
車の中は荷物でパンパンで、荷物の積み下ろしも大変ですね。荷物の減らし方や上手なまとめ方をご紹介します。
キャンプの荷物が多すぎる原因
現地で無くて困るのは嫌だ!必要な物と、予備の分まで持っていこう!
キャンプに行くときは必要な物と、何かあったとき用に予備を持って…。
荷造りをしていると、あれもこれも持っていきたくなってしまいますよね。
よし!荷造り終わり!…あれ?荷物が車に入りきらないぞ!どうしよう!!
持っているキャンプ用品をありったけ詰め込んで、荷物がパンパンになって困ってしまうのは、キャンプあるあるですね。
せっかく買ったキャンプ用品を全部使いたい!無くて困るくらいなら、全部持っていこう!
初心者キャンパーにありがちな考え方ですよね。
確かに無くて困るのは嫌ですが、本当にそんなに持っていかなくてはいけないんでしょうか??
キャンプの荷物が多くなってしまう原因は、無いと困るという心配性が原因です。
実際に一度も使わなかったアイテムもあるのではないでしょうか?
何でもあれば安心!を見直し、必要なアイテムに絞って荷造りをしましょう。
本当に必要かどうかは、あなたのキャンプスタイルによって決まります。
自分がキャンプで何をしたいのかもう一度考え、荷造りに取り掛かりましょう。
すると要らないものが見えてきて、荷物を減らすことができますよ。
あなたのキャンプスタイルは?
キャンプ初心者の方は「キャンプスタイルって何??」と思うかもしれません。
キャンプと言ったら外でテントを張って、料理をして寝袋で寝るだけ!そう思っている方も中には居るかもしれませんね。
しかしキャンプブーム真っただ中の今、キャンプにはたくさんのスタイルがあります。
定番のファミリーキャンプからソロキャンプなど、キャンプの目的も様々です。
【ファミリーキャンプ】
昔からの定番、ファミリーキャンプ!休日を使って家族の絆を深められますね。
- 人数も多いので大きなテントやタープを使う
- 家族分の椅子や食器・寝袋も必要なので荷物が多くなる
- テントの前に広いリビングスペースを作り、大人数で楽しむのが特徴
- 川遊びなど、やりたいことによって荷物も変わる。
【ソロキャンプ】
名前の通り一人で行うキャンプです。
一人の時間を満喫でき、キャンプ仲間がいなくてもふらっと一人でキャンプを楽しめます。
- 一人分のギアだけでいいので最小限の荷物でOK
- 一人で好きな時間を過ごせるので、やりたいことに特化した荷物さえ持っていけばよい
【女子キャンプ】
こだわりのアウトドアファッションに身を包み、おしゃれなキャンプサイトにこだわりの料理。
女子会とは一味違う女子キャンプは、今流行のキャンプスタイル!
- 女子だけでも設置できるテントやタープなどギアを選ぶ必要がある
- おしゃれなサイトを作るため、荷物が多くなりがち
【デイキャンプ】
気軽に楽しめる日帰りのデイキャンプ!
キャンプ初心者向けのデイキャンプ。寝袋など色々なギアを集めなくても気軽にキャンプを始められます。
- 日帰りのため、寝袋など荷物が少なくて済む
- 寝るためのテントを設置しなくていいので、設営・撤収が楽
- 連休ではなくても行ける
【グランピング】
キャンプ用品や食材などが用意されているグランピング施設で行うキャンプの事。
- 必要な物は全て揃っているため、手ぶらで行ける
- テントの設営は不要で施設によってコテージやトレーラーハウスなど宿泊施設が選べる
- 施設内に温泉やアスレチックなどがある施設もある
- キャンプ用品を揃えなくていいが、料金が高い
- コテージなどに泊まるため、空調が管理されており一年を通して快適
あなたのキャンプスタイルはどれに当てはまりますか?
サイトでゆっくり過ごすなら、リビングスペースを充実させるギアを持っていきましょう。
子供と外遊びや料理を楽しみたいなら、外遊びの道具と調理器具。
このようにキャンプスタイルを見直すと、必要な物と要らないものが見えてきます。
かさばる物でもお気に入りのアイテムがありますよね‼
ちょっと奮発して買ったランタンや映える写真を撮るためのラックなど。
要らないものを省き、お気に入りのアイテムを惜しまず持っていきましょう♪
キャンプの荷物を減らす方法は?
どのキャンパーも一度は頭を悩ませる、キャンプの荷物が多すぎ問題。
先ほどお伝えしたように、自分のキャンプスタイルを見直すと必要な荷物が見えてきます。
次はもう少し深堀りして、実際にキャンプの荷物を減らすテクニックやメリットを紹介します。
荷物を減らすメリット
キャンプの荷物多すぎ問題を解決すると、以下のようなメリットがあります。
時間を有効に使える
- 持っていく荷物を減らすことで、準備の時間を短縮できる
- 荷物が減るとキャンプ場での設営や撤収の時間が減る
- 短縮できた時間分、有意義な時間を過ごせる
荷物の管理が楽
- 荷物が多いと、どこに何があるか分からなくなる
- 必要最低限の荷物だと探す手間が省ける
- どこに何があるか把握できていると、探し物・忘れ物・紛失のリスクが減る
積み下ろしによる負担が減る
- キャンプ用品にはテントやタープ・大型ラックなど重たいものが多い
- 持っていく荷物を減らすことで積み下ろしの負担が減る
多機能キャンプギアを使おう‼
キャンプの荷物が多すぎて困っているなら、まず多機能キャンプギアを活用しよう!
1つで2役・3役にもなる多機能ギアを使うと、荷物を大幅に削減できます。
他にも代用できるものは、ある物で代用すると荷物を減らせます。
多機能焚き火台は必須⁉
キャンプの醍醐味でもある焚き火と料理ですが、両方楽しむには荷物がかさばってしまいますよね。
そんな方に是非ご紹介したいのが多機能焚き火台です。
焚き火はもちろん、調理・窯・火消しつぼなど様々な機能が付いています。
食材は家で下ごしらえしてスペースと手間を省く!
調理の手順を省くと、荷物も少なくなり、時間も有効に使えます。
お肉を現地で1から調理すると、トレーなどのゴミも出ますし、調味料も持っていかなくてはいけません。
お肉は家で味付けをして、ジップロックに入れておきましょう。
トレーなどのゴミの削減もできますし、お肉に味がしみ込んで美味しくなりますよ。
お肉を冷凍しておけば、保冷材の代わりにもなります!
野菜も自宅で皮を剥き、カットしてジップロックに入れておきましょう。
生ごみを減らすことで帰りの荷物も減らせます。
食材が入っていたジップロックに、生ごみを入れて持ち帰ると臭わなくていいですよ!
最低限必要な物はしっかり持っていこう
あなたにとって最低限必要な物とは何でしょう?
新しいキャンプ道具を買ったから使ってみたい!この大きなラックに荷物を並べて映える写真を撮りたい!
人によって、あるいはその時によって必要な物が違いますよね。
冬のキャンプなら防寒用具・夏なら日よけのタープなどは必須です。
ファミリーキャンプなら子供の物など、荷物は多くなってしまうかもしれませんが必要な物ですよね。
特におむつや着替えなどは予備がいくつか必要だと思います。
荷物を減らす事ばかり考えて、キャンプで不便な思いをしないようにしっかりと計画を立て、荷造りしましょう。
せっかくのキャンプを楽しめなくては意味がありません!
必要な物・不要な物を区別して充実したキャンプ時間を過ごしましょう。
上手なキャンプの荷物のまとめ方
持っていく荷物は決まったけれど、どうやってまとめたらいいんだろう…。
キャンプに持っていく荷物は決まったけれど、うまく荷物をまとめられない!
キャンプの荷物の上手なまとめ方も、皆さん苦戦していると思います。
あのアイテムはどのバックに入れたんだっけ⁉
どこに何が入っているか把握できていないと、探すのが大変です。
カテゴリ分けをしたり、収納ボックスにラベルを貼ると使いたいときにすぐに見つかりますよ!
かさばりやすいキャンプの荷物のまとめ方もご紹介いたします。
スタッキング(積み重ね)できるアイテムを選ぶ
キャンプ用品は意外といいお値段するため、家にある物で間に合わせようとする方も多いのでは??
家にある物で間に合わせるよりも、キャンプ用のスタッキングアイテムを使うことをオススメします。
スタッキングアイテムとは、積み重ねて収納しておけるアイテムの事です。
特にお皿やカラトリーなど、人数分用意しなくてはいけないものもありますよね。
そういったものは場所を取らないスタッキングタイプを選ぶとよいですよ。
圧縮ケースで省スペース!
夏は汗をかいたとき用・冬は防寒着など、衣類はかさばる代表ですよね。
特に子供がいると食べこぼしや、遊んでいて泥だらけになることも。
そんな時に活躍するのが、衣装用圧縮ケースです!丸洗いできるものもあり、汚れた服も圧縮して持ち帰ることが出来ますよ!
キャンプ場で準備しやすい順番で積み込もう
車に積み込むときに、どんな順番で積み込んでいますか?
積み込む際も、ちょっとしたコツを知っていると楽に積み下ろしができますよ!
大きなものや四角くて積みやすい物を、奥から順に積み込んでいませんか?
積み込む順番で、キャンプ場に着いてからの段取りが変わってきます。
先に使うものを手前や上に積んでおくと、キャンプ場に着いてからスムーズに準備ができます。
もう1点ポイントは、荷物を上に積み重ねていくよりも、平らに積み込むことで取り出しやすくなります。
上記の事を意識しながら、重たい物は下に積んでいきましょう。
重たいものが下にあると取り出すときに楽です。荷物の積み下ろしは重労働なので少しでも楽になるようにしましょう。
どうしても荷物が多い場合は?
ファミリーキャンプやおしゃれ女子キャンプなど、どうしても荷物が多すぎて困ってしまう方もいますよね。
そんな方は以下の方法で、荷物を積み込めるスペースを確保しましょう!
カーゴネットで車内天井に収納を!
車内のスペースを最大限活用するために、カーゴネットを活用してみましょう。
アシストグリップにバックルを通すだけで簡単に設置できるものもあります。
普段使わないときは撤去することもできますし、持っていけば臨機応変に使えます。
ルーフボックスで悩み解決!
軽自動車やコンパクトカーをお持ちの方は、車内に詰める荷物も量も限られてきますよね。
車内がいっぱいならルーフボックスの検討も!!
こちらのルーフボックスはルーフレールが無くても大丈夫です。
使わないときは小さくたたんでコンパクトに収納しておけます。
週末のキャンプの時だけ使いてい方にもってこいですね!
まとめ
キャンプ初心者は何が必要で何が必要でないか、なかなか分からないと思います。
初めのうちは何でもかんでも持っていきたくなりますよね。
自分のキャンプスタイルが見つかれば、きっと不要な物を取り除くことが出来ると思います。
今回ご紹介したことをおさらいしてみましょう。
- 自分のキャンプスタイルに必要なアイテムに絞って荷造りする。
- 荷物を減らすメリットは時間を有効に使える・荷物の管理が楽・積み下ろしによる負担が減る。
- 多機能キャンプギアを活用し、荷物を減らそう。
- お肉は家で味付けをして、ジップロックに入れておくと時短にもなる。
- 必要な物・不要な物を区別して最低限必要な物はしっかり持っていくべき。
- 荷物はカテゴリ分けをしたり、収納ボックスにラベルを貼ると良い。
- スタッキングタイプのアイテムや圧縮ケースを使うと省スペースになる。
- 先に使うものを手前や上に積んでおくと、キャンプ場に着いてからスムーズに準備ができる。
- カーゴネットやルーフボックスを使って収納場所を増やす。
キャンプの荷物多すぎ問題は、色々な方法で解決できそうですね!
キャンプ後に、使ったもの、使わなかったものを確認し次回のキャンプに生かしましょう。
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