フライパンの焦げの落とし方を教えて!!材質別に最適な方法をご紹介

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もはや使わない日はないのではないかというくらい、調理器具の中でもフライパンは必需品ですよね。

どんなに大切に扱っているつもりでも、使用頻度が高いと焦げ付きはつきもの。

便利な掃除グッズや焦げ落とし用の洗剤も市販されていますが、うちのフライパンには一体どれが使えるのかと迷うことはありませんか?

私も今まで数々のフライパンを使ってきましたが、焦げ付き出すと食材もくっつきやすくなるので本当にストレスです。

ひと昔前は鉄製フライパンが一般的でしたが、今は様々な材質のものが出ていて、間違ったお手入れをしてしまうとフライパンの寿命を縮めてしまうことになりかねません。

今回は、フライパンの材質別に身近なものでできるだけ簡単に焦げを落とすやり方をご紹介していきます。

フライパンについた焦げの落とし方

傷つけないようにスポンジでそっとこするくらいじゃ全然焦げが取れないのよね。

大前提としてフライパンの焦げを落とすには、力任せにこするのはあまりおすすめではありません。大切なのは「焦げがつく原因を知ること」「材質にあった取り方で行うこと」です。

そもそも焦げが付く原因は調理温度にあり、テフロン加工のようなコーティングされたタイプのフライパンの場合はこのコーティングが剥がれてしまうことが原因です。

焦げの正体は、調理で使用する食材のカスがフライパン表面に残り、これが熱せられて炭化したものですが、具体的に焦げの原因をまとめると以下の4点になります。

フライパンの焦げの原因
  • 火力が強すぎる
  • 油が少なすぎる
  • フライパン表面に汚れが残ったままになっている
  • フライパン自体の劣化が進み表面の傷が多くなっている

確かに弱火調理をしている際に焦げが付くことはまずないですし、長く使っているフライパンほど焦げ付きやすくなる気がします。

ではこれを踏まえて、今度はフライパンの材質別におすすめの焦げ落とし方法を表にまとめてみたのでご覧ください。

フライパンの材質おすすめの焦げ落とし方法NGなもの
空焚き・沸騰したお湯
ステンレス酢・重曹・クリームクレンザー
アルミ重曹
重曹
表面加工
(コーティング)
水と中性洗剤空焚き

特別な洗剤を使わなくても焦げは落とせるんですね。ではそれぞれの焦げの落とし方を詳しく見ていきましょう。

鉄製フライパン

鉄は熱伝導率が高いので食材をパリッと香ばしく焼くことができるのですが、その分高温になりやすく焦げができやすいフライパンです。

通常鉄製フライパンは、購入後すぐに「油ならし」という作業をすることで表面に薄い油の被膜を作ります。

この油膜が調理の際食材をくっつきにくくするので、使用した後はこの被膜が剝がれてしまわないようにお湯とたわしで汚れを落として乾かし、再び油を塗って加熱しておくのが基本的なお手入れ方法です。

この時汚れが落ち切っていないと焦げ付きの原因になってしまいますので、日ごろから丁寧に洗うように心がけましょう。また調理時に油を節約しすぎると焦げの原因になってしまいます。

【鉄製フライパンの焦げの落とし方・沸騰したお湯】
⒈ フライパンに水を張って沸騰させる
⒉ 15分~20分煮詰めて焦げをふやかす
⒊ そのまま少し放置
⒋ 水を捨ててたわし等でこすり取る

【鉄製フライパンの焦げの落とし方・空焚き】
⒈ 沸騰したお湯でも焦げが取り切れない場合、洗ったフライパンを火にかける
⒉ 表面から煙が出るくらい空焚きして焦げを焼ききる
⒊ 少し冷めてから水をかけながらたわし等でこすり取る
⒋ 再度火にかけ薄く油を塗っておく

ステンレス製フライパン

ステンレスは錆びにくい金属ですが、温まるのに時間がかかるので、調理に使う際はしっかりと予熱を行い、万遍なく油をなじませるのが焦げにくくするポイントです。

一度温まれば熱効率は良いので、強火で調理し続けてしまうと熱ムラができて焦げ付きやすくなります。

焦げには酸性とアルカリ性のものがあって、酸性は主に肉や魚などの脂もので、アルカリ性は野菜類なんだって。

酢と重曹の使い方はほぼ同じなのですが、アルカリ性の汚れには酢が、酸性の汚れには重曹が効果的です。酢は粉末のクエン酸でも大丈夫ですよ。

【ステンレス製フライパンの焦げの落とし方・酢・重曹】
⒈ フライパンに水を張る
⒉ 水1Lに対して重曹(酢)大さじ5くらいの目安で入れる
⒊ 中火で10分くらい煮詰める
⒋ 数時間放置しておく
⒌ スポンジでこすって落とす

これでも落ちない頑固な焦げには、クリームクレンザーをつけてメラミンスポンジでこすることもできます。ただやりすぎるとフライパンの表面に傷ができてしまいますので注意しましょう。

アルミ製フライパン

軽くて熱伝導率が高いことが特徴のアルミフライパンは、イタリアンのシェフが使っているイメージが強いのではないでしょうか。

鉄製フライパンと同様に油ならしをしてから使用するのですが、水分の少ない調理だとくっつきやすく焦げやすいです。まさにパスタの調理などには適しているといえます。

普段のちょっとした焦げのお手入れには鉄と同じ「沸騰したお湯」でOKです。それでも取れない頑固な焦げの場合は酢が効果的です。

【アルミ製フライパンの焦げの落とし方・酢】
⒈ フライパンに水を張る
⒉ 酸が強すぎるとアルミが傷むため、水1Lに対して大さじ1~2程度の酢を入れる
⒊ 沸騰したら火を止めて一晩放置する
⒋ スポンジでこすり落とす

アルミ製フライパンはアルカリ性に弱く、重曹を使用すると、表面を覆っている酸化被膜が剝がれて黒ずみの原因になってしまうので避けたほうが良いです。

万が一黒ずみが出てしまった場合でも上記の酢のお手入れを行えば取れやすくなりますよ。

銅製フライパン

銅製のフライパンは玉子焼き器などのイメージがある方もいるかもしれません。あの黄金色の見た目もときめきますよね。

銅は熱伝導率が非常に高いので瞬時に高温に達してしまうため、調理の際は弱火~中火で行うのが鉄則です。うっかり強火にしてしまうとすぐに焦げがついてしまいます

また調理後の食材をフライパンに入れたままにしてしまったりすると、フライパン自体の変色の原因にもなってしまいます。

アルミ製フライパンと同様にアルカリと強酸に弱いので、焦げが付いてしまった場合は少量の酢を入れた水を沸騰させて浮かすのが良いでしょう。

アルミと銅は同じようにお手入れすればいいのね!!

表面加工(コーティング)フライパン

テフロン加工やダイヤモンドコーティング等の表面コーティングがされているフライパンは、そもそも焦げ付きにくいことが特徴のフライパンです。

ほとんどの汚れは中性洗剤を使いスポンジで優しくこすることで落ちますが、たまに焦げがついてしまったときは鉄製フライパンと同様に「沸騰したお湯」の方法を試してみてください。

それでも焦げが取れなかったり、焦げ付く頻度が高くなってきた場合は表面コーティングが剝がれてきてしまっていることが原因なので、買い替えを検討したほうがいいでしょう。

できるだけ長く使うためには、普段から傷をつけないように優しく洗うことと空焚きをしないことです。

空焚きをし続けると表面コーティングが剝がれるだけでなく有毒ガスが発生してしまうこともあるので、絶対にやめましょうね。

フライパンについた焦げの落とし方で外側もキレイにしよう

フライパンの外側の焦げ付きや変色は、長期間放置されていることも多く、気が付いたら真っ黒!!ということも少なくありません。

外側に食品が触れることはないのに何で?と思いますよね。実は油跳ねやコンロの五徳の汚れが移ってしまったり、単純に火力が強すぎることで焼けてしまったりするんです。

せっかく内側を綺麗にするのであれば外側も新品同様に蘇らせてみませんか??

鉄製とステンレス製と表面加工フライパンの外側

フライパンの外側の汚れは、内側の焦げと同様にフライパンごと大鍋で沸騰させて焦げを浮かせる方法もあります。

でもなかなかそこまで大きな鍋がなかったり、汚れが頑固で落ちにくかったりすることもありますよね。そこでおすすめなのが「ペースト状にした重曹」を塗る方法です。

重曹ペーストを使った方法
  • ①重曹ペーストを作る

    重曹を容器に入れペースト状になるくらいのぬるま湯を入れて混ぜる

  • ②フライパンの外側の焦げが付いている所に塗る

    焦げが酷い場合はラップをして1時間程度放置する

  • ③スポンジの硬い面を使ってこする

  • ④しっかりと洗い流す

表面加工のフライパンでも、外側は大抵ステンレス製かアルミ製で特にIH対応のもの場合は有磁性のステンレスのこと多いので、この方法を使えば内側を傷めることなく外側だけを磨くことができます

アルミ製と銅製フライパンの外側

アルミ製や銅製のフライパンの場合、重曹を使用すると黒ずみや変色が出てしまいます。

そのためフライパンの外側の焦げに対しても基本的には、ナイロンヘラ等でこすり取るクリームクレンザーをつけてスポンジの硬い面でこするなどの方法が良いです。

あまり力任せにこすってしまうと傷がついて傷んでしまうので、あまり頑固な焦げが付く前に日ごろから外側も意識して洗うようしましょう。

フライパンについた焦げの落とし方としては重曹が万能!?

家中の様々な汚れ落としに対応できる「重曹」ですが、前述の通りアルミ製と銅製のフライパン以外の焦げ落としには有効なことがわかりました。

そもそも重曹っていったい何なの??

重曹とは??
  • 正式には炭酸水素ナトリウムもしくは重炭酸ソーダ
  • 弱アルカリ性
  • 食塩を分解して二酸化炭素を添加して作られる
  • 結晶が丸く細かいため研磨効果がある
  • 消臭、吸湿効果がある
  • 食用と掃除用の2つが販売されている

重曹はアルカリ性のため、油はねなどの酸性の汚れに対して効果が高いのが特徴です。

反対にお風呂やシンクの水垢、石鹸カスのようなアルカリ性の汚れには力を発揮しにくいと言われています。

ちなみにホームクリーナーとして漂白のイメージの強い「オキシクリーン」ですが、金属に対しては使用NGですのでこちらも間違えないようにしましょう。

重曹の代用として使えるセスキ炭酸ソーダ

最近では掃除道具コーナーに重曹やクエン酸と並んで「セスキ炭酸ソーダ」が売っているのを見かけたことはないでしょうか。

セスキ炭酸ソーダは重曹と同じ弱アルカリ性のナチュラルホームクリーナーなので、重曹の代わりに使用することができます。ちなみに重曹との違いは以下の点です。

重曹との違い
  • 重曹より洗浄力が強い(アルカリ性の濃度が高い)
  • さらさらとした結晶状で固まりにくく長期保存に向いている
  • 重曹より水に溶けやすい
  • 研磨効果がない

重曹のような研磨効果はないため、重曹ペーストのようにこすり洗う使い方には不向きですが、水に溶かして沸騰させて焦げを浮かすような使い方の場合は重曹よりも高い洗浄効果が期待できます。

先ほどフライパンの外側の焦げの落とし方について述べましたが、外側の焦げ防止策としてコンロの五徳をきれいにする際には、セスキ炭酸ソーダを溶かした水につけおきすると汚れが落ちやすくなります。

まとめ

  • フライパンの焦げの落とし方は力任せにこするのはおすすめではない
  • フライパンは材質別に焦げの落とし方が違う
  • フライパンの焦げは空焚きしたり、沸騰させた水や、重曹、酢を使い分けることで落とせる
  • アルミ製と銅製のフライパンに重曹は不向き
  • フライパンの外側の頑固な焦げには重曹ペーストが有効
  • 重曹の代用としてセスキ炭酸ソーダも使える

こうしてみていくとフライパンの焦げ取りは力任せにこすらなくても大丈夫なことがわかります。

まずはお使いのフライパンの材質が何なのかわかればお手入れの仕方に迷うこともなくなりますね。

私は焦げ付きにくい表面コーティング加工のフライパンを数々愛用してきましたが、買い替えのたびに次はどんなタイプがいいのかネットで検索しまくってきました。

実際今は鉄フライパンを使っているのですが、やはりお手入れ方法は今までと全く違うので長く使うためにかなり気を付けて使用しています。

でもいざというときの方法がわかっていればより安心です。

皆さんもこの記事を参考に、綺麗な調理器具で毎日の料理を気持ちよくしていきましょう。

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