天気のいい日に洗濯物を干すと気持ちがいいですよね。
でも、雨の多い梅雨の季節は部屋干しすることが多く、部屋干しの嫌な臭いが洗濯物に残りがち…。
外に干せる日を待っても来ないので、部屋干しは臭うけど仕方ないか…とあきらめている人も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめな、部屋干しの嫌な臭い対策があるのです!
とは言え、少しの臭い対策のためにいつものお洗濯よりも手間がかかるのは面倒だな…少し気になるけど忙しいしいつも通りの洗濯でもいいかな…というのが私の本音です。
しかし、部屋干しの臭いの原因は雑菌。放っておくと臭いだけではなく、感染症の原因にもなるのです。
今回はずぼらな私でも簡単にできる部屋干しの臭い対策をご紹介します。この記事を読んで簡単に気持ちよく部屋干ししましょう!
部屋干しの臭いを取る方法3つをご紹介!
雨が続く季節に洗濯機を回し終え、いざ干そう、もう少ししたら晴れるかな…としばらく濡れたままの洗濯物を放置しておいただけで、洗濯物から異臭が…。
乾くのは遅いけど、部屋で干していたら洗ったはずの洗濯物から変なにおいが…。私はそんな経験を何度もしています。
洗濯したはずが臭いが悪化してしまった…なんてことにならないために、今すぐできる部屋干しの臭い対策をご紹介します!
- 部屋干し用の洗剤を使う
- 洗濯後すぐに干す
- 扇風機やエアコンを使って乾かす
部屋干し用の洗剤を使う
臭い対策と言っても、いつもの洗濯にもうひと手間…なんて面倒なずぼらさんがまずできること!
それは、洗剤を部屋干し用にすること。雑菌を除菌し、雑菌の栄養分である皮脂をしっかり洗浄してくれる洗剤を使うことで、臭いの元を取り除きましょう。
また、部屋干し用でなくても、除菌・洗浄力の高い洗剤や消臭効果に力を入れているもの、いい香りのする洗剤なども部屋干しの臭いが気になる方にはおすすめです。
すぐに干す
新しい洗剤を買い替えるのが面倒という方でもすぐにできるのはこの方法!
洗濯物から、雑菌が活性化する原因である水分をすぐに取り除くことが先決です。
脱水後すぐに干すだけでなく、洗濯物同士をなるべく離して干す、自宅ややコインランドリーで乾燥機にかける、2回脱水をする、などの方法でより効果的に乾かすことができます。
また、脱水時に乾いたバスタオルで洗濯物を入れるだけで、より脱水効果が上がる裏技もあるそうですよ!
扇風機やエアコンを使って乾かす
洗濯物をただ干すだけでなく、扇風機やエアコンを併用することでより乾燥時間を短くし、
臭いの発生を防ぎましょう。エアコンなら除湿、ドライモードがおすすめです。
最近では、ホームセンターや家電量販店でサーキュレーターが簡単に手に入りますので、サーキュレーターを使用しても良いですね!
部屋干しの臭いを取る方法!その臭いの原因はこれだ!
そもそも、濡れたままの洗濯物や部屋干しの臭いの原因はなんでしょうか?臭いを取る方法を知る前に原因から調べてみました!
部屋干しの臭いの原因は、モラクセラ菌という人間の皮脂などを栄養分にする雑菌の排泄物だそうです!
モラクセラ菌は特別な菌ではなく、ヒトや動物の口や鼻などの粘膜にいる常在菌です。臭いの原因はモラクセラ菌と説明しましたが、菌そのものが臭うわけではないです。
臭いの原因は、「モラクセラ菌が洗濯物に付着・増殖したあとに、水分や皮脂などを栄養分にしてフンのようなものを出し、このフンが臭いを発します。」
このモクラセラ菌は湿度60%、温度20度~40度の条件で繁殖しやすいことから、脱水後~乾く前の洗濯物はモクラセラ菌にとって最高の環境のようです。
このモクラセラ菌は臭いの元になるだけなく、人やペットの感染症を引き起こすこともある雑菌なのです。
衣類に残るモクラセラ菌が元気にならないような環境にしておくことが大事ですね!
部屋干しのイヤな臭いを取る方法に重曹は使える?
気軽にできる部屋干しの臭い対策、家庭にある便利グッズとしてよく出てくるのが重曹。
重曹は部屋干しにも効果があるのでしょうか?
結論から言うと、あります!重曹には消臭効果があるため、部屋干しの嫌な臭いも使えます。では、どうやって使うのでしょうか?
それは「予洗い」です。洗濯前の洗濯物をぬるま湯と重曹に付けてしばらく置いておくだけ!分量はぬるま湯 1リットルに対して大さじ 1 程度を30分~1時間つけておくだけでOKですよ。
部屋干しの臭いを取る方法にオキシクリーンは使える?
重曹と並んで、家庭用の万能アイテムとしてここ数年人気のあるオキシクリーン。家庭に常備している方も多いのではないでしょうか?
では、部屋干し対策にオキシクリーンは使えるのでしょうか?もちろん使えます!
オキシクリーンは臭い対策もできる漂白剤。オキシクリーンで臭いの元になる雑菌や汚れをしっかり落とすことで、部屋干しの嫌な臭い対策になるのです。
部屋干しの臭い対策にオキシクリーンをどうやって使うのでしょうか?主に2 つの方法がありますので、実践しやすい方法でやってみましょう。
!つは、通常の洗濯に漂白剤としてオキシクリーンを追加して洗濯する方法。
そしてもう一つは、つけ置きする方法です。40度ほどのお湯にオキシクリーン入れ、しっかり混ぜた後に洗濯物を入れます。30分~6時間程度つけ置きしてから通常通り洗濯をします。
私なら迷わず前者を選びそうですが…。
オキシクリーン追加で洗濯する方法を試してみて、それでもダメならしばらくつけ置きしてみると良いでしょう。
部屋干しの臭いを取る方法!脱水後の洗濯物を放置してしまった場合
ずぼらさんならよくある、洗濯物の放置。夏場なら特に臭いが出るまでの時間が早いですよね?
一般的には、夏は脱水後1時間、冬は2時間以上置いておくと、洗い直す必要があると言われています。
私も夏場の洗濯物をうっかり放置して、変な臭いが漂ってしまった…ということが何度もあります。そうなったらさすがに臭いを取る方法を試すまでもなく、洗い直すしかありません。
どうしても時間がなくてすぐに乾かさなくてはいけない場合もありますよね?臭いが強くなくて、水道代ももったいないし洗い直すほどでもないかなあと迷うこともあると思います。
そんな時は、できるだけ風通しのよいところで干し、アルコール等の除菌スプレーをかけましょう。
可能ならば、温度の高いコインランドリーの大型乾燥機にかけるとさらに臭いが悪化を防げます。
まとめ
- 部屋干しの臭い対策としてずぼらさんでもすぐにできる方法は、部屋干し用の洗剤を使う、洗濯後すぐに干す、扇風機やエアコンを活用して干すの3つ
- 部屋干しの臭いは、モラクセラ菌が人間の皮脂などを栄養分にしたときの排泄物(フン)が原因
- 重曹には消臭効果があるため、あらかじめつけ置きで予洗いしておくと良い
- オキシクリーンも消臭には効果的。通常の洗濯に追加して洗ってもOK。それでダメなら重曹のようにつけ置き洗いしても良し
- 洗濯物を脱水後に放置して臭いが出てきてしまったら、洗い直すしかない。洗い直すほどでもないという場合は、風通しのよい場所で干して、アルコール等の除菌スプレーをかける
簡単なことなので少し意識すれば、雑菌も臭いもない清潔な衣類と生活できそうですね。参考になれば幸いです。
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