納豆って安くて便利ですよね。我が家では毎日食べており、冷蔵庫に常備しているほど、食卓には欠かせない一品です。
ですが、納豆って意外と賞味期限短くないですか?納豆って安いのでついついまとめ買いしてしまうのですが、賞味期限が切れてしまい、泣く泣く処分したことも…。
こまめに買いに行くのも大変なので、なんとか長持ちさせる方法はないか調べてみたところ、納豆は冷凍保存できることがわかりました。
冷凍保存ができたら、長く食べられそうですよね。今回は、納豆を冷凍保存する方法、解凍方法や離乳食で使える方法ついてご紹介していきます。
ぜひこの記事を参考にして、納豆を長持ちさせましょう!
納豆を冷凍保存する方法
納豆は冷凍保存ができます。冷凍することで納豆の賞味期限を延長し、風味や食品の品質を保つことができます。
納豆を冷凍保存することで、通常の賞味期限を1週間~10日程度から約1ヶ月程度延ばすことができます。
納豆を1か月も長持ちさせることができたら、大量にストックしていても大丈夫そうですね!
冷凍保存により、納豆の品質や風味が劣化せず、おいしさを保つことができます。
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STEP1納豆パックをラップで包む
納豆パックをそのままラップで包みましょう。 -
STEP2ジッパー付き保存袋に入れる
ラップで包んだ納豆パックをジッパー付きの保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて口を閉じて密閉します。
これにより、納豆の鮮度を保ちながら冷凍保存することができます。 -
STEP3冷凍庫へ入れる
保存袋に入れた納豆を冷凍庫に入れます。
納豆は冷凍で約1ヶ月程度保存することができます。
冷凍庫に空きスペースがない方やたくさん食べる方は、パックから取り出して冷凍する方法がおすすめです。
パックから取り出すことにより、冷凍庫のスペースを取らずに保存できますよ。
- 納豆パックから納豆を取り出し、空気に触れないようにしてラップで包む
- 保存袋や保存容器に移し、冷凍庫で保存する
冷凍する前に、タレやからし、ねぎなどを入れて味付けをすると、解凍後はすぐに食べられますよ。
ズボラな私は、冷凍庫にスペースがあるのであれば、納豆パックのまま冷凍することをおすすめします。
納豆を冷凍した後の解凍は冷蔵庫がおすすめ!解凍のポイントは?
冷凍した納豆を解凍する方法については、冷蔵庫で解凍する方法が一般的です。その解凍する際のポイントについてご紹介していきますね。
解凍時間を考慮しておく
納豆パックを冷凍庫から冷蔵庫に移動する前に、解凍時間を考慮しておきましょう。
冷蔵庫での解凍には約3~6時間から半日程度の時間を要することがあるため、食べたい時間から逆算して解凍すると良いですよ。
納豆パックから取り出して解凍する場合も同じで良いの?
パックから納豆を取り出して解凍する場合は、解凍前に密閉容器に移し替えるか、ラップで包むなどして空気に触れないようにします。
パックのまま冷凍した場合と同じで、冷蔵庫で数時間から半日程度解凍させます。
解凍後はお好みのタレやからしを加えてお召し上がりください。
常温や電子レンジでの解凍はOK?
常温での解凍や電子レンジでの解凍はおすすめしません。
常温で解凍すると、風味が損なわれたり、発酵が進んでしまったりしてしまいます。
電子レンジで解凍すると、電子レンジ内が臭くなったり、食感が悪くなったり、また納豆菌が死滅してしまう可能性があるなどのデメリットがあります。
そのため、冷凍した納豆を解凍する際は、冷蔵庫にて解凍しましょう。
解凍後の風味
解凍した納豆は、冷凍前とは若干の風味の違いがあるかもしれませんが、品質には影響ありません。
解凍後に通常の納豆と同じように調理や食べ方を楽しむことができます。
解凍後の賞味期限
冷凍解凍した納豆の賞味期限は、1〜2日程度なので、早めに食べきることがおすすめ。
解凍中は納豆が多少水っぽくなる場合がありますが、品質や風味に大きな影響はありません。
ただし、解凍した納豆はなるべく早く食べるようにしましょう。解凍した納豆を再度冷凍することは避けてください。
再冷凍すると品質が劣化し、風味や食感が損なわれる可能性があります。
納豆を冷蔵庫で解凍する方法は安全かつ簡単です。冷凍して保存した納豆を必要な時に解凍することで、鮮度を保ちつつ好きなタイミングで食べられますよ。
解凍した納豆はご飯や麺類と一緒に食べるのはもちろん、サラダやおにぎり、炒め物など様々な料理に活用できます。
納豆を冷凍したら離乳食にも便利⁉食べやすい冷凍方法もご紹介
納豆は離乳食にも使えるって知っていましたか?生後7~8か月ごろから納豆を与えられます。
納豆は離乳食においておすすめの食材であり、たんぱく質源として栄養価も高いため、赤ちゃんの成長に役立ちます。
納豆を冷凍保存しておくことで、余った分を無駄にすることなく使い切ることができます。
冷凍することによって納豆の粘りも抑えられるため、赤ちゃんが食べやすくなるメリットも。
離乳食で与えられる納豆の量はどのくらい?
一般的に離乳食で与えられる納豆の量は、離乳食の段階によって異なります。
- モグモグ期(生後7~8か月ごろ):約10~15gをジャムっぽくすりつぶす。
- カミカミ期(生後9~11か月ごろ):約18gをひきわり納豆くらいの大きさに刻む。
- パクパク期(約1歳~1歳6か月ごろ):約20gをそのまま与える。
上記の量は、たんぱく質源としての納豆を1種類の食材として扱った場合の目安です。
あくまでも目安であり、赤ちゃんによって個人差があることに注意してください。
その他の食材との組み合わせや、赤ちゃんの個別の食事摂取量や好みに合わせて調整することもできますよ。
納豆を初めて与える際にはみじん切りにしたり、粗く刻んだりして与えましょう。
また、納豆は発酵食品であり、栄養価が高い特徴がありますが、1歳までは加熱することが望ましいです。
離乳食の進行に合わせて、赤ちゃんが納豆を食べることに慣れていくようにしましょう。
なお、納豆の食材本来の味を味わえるように、付属のタレや調味料をなるべく使用せずに与えることがおすすめです。
離乳食で使う納豆を冷凍する方法
まず、納豆を冷凍する前に、下ごしらえをします。下ごしらえは、以下の方法でやりましょう。
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STEP1下ごしらえ
納豆をザルに入れ、熱湯をかけるかお湯を回しかけて粘りを落とします。
この下ごしらえをすることで、納豆独特の粘り気やにおいも和らげることができます。
また、ひきわり納豆の場合は、下ごしらえ後にそのままstep3へ。
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STEP2刻んだり、潰したりする
7~8か月ごろの赤ちゃんは、すべての歯が生えそろっていないため、食材をしっかりかむことができません。
そのため、刻んだり、潰したりして、食べやすくしましょう。
ひきわり納豆の場合は、元々粒が小さいので、そのまま使ってもOK!
1回分ずつにして小分けにし、ラップや保存袋などに包んで冷凍します。
製氷皿などに1食分を入れて冷凍保存しておくと、使いやすくて便利ですよ♪
引用:春夏秋凍食材マーケット
製氷皿に入れて置いたら、サッと取り出せて便利ですよね。ただし、直に入れてしまうとにおいが移ってしまうため、ラップにくるんでから入れるようにしましょう。
納豆を冷凍して離乳食に使う場合の解凍方法は?アレルギーにも注意!
解凍方法は、加熱して解凍するのがおすすめです。加熱して解凍する方法は、ラップを外してから茹でるだけ!
自然解凍だと、解凍に時間がかかり、解凍している間に雑菌が繁殖する可能性もあります。
大変ですが、ひと手間加えるだけで赤ちゃんの安全が守られますよ!
アレルギーについて
納豆は大豆を原料としていますので、大豆アレルギーを持つ赤ちゃんにとっては注意が必要な食品となります。
大豆アレルギーは乳幼児のアレルギーの中でも一定の割合で見られますが、一般的には乳製品や卵に比べて発症率が低い傾向にあります。
ただし、アレルギーの症状や重篤度は個人差がありますので、納豆を初めて与える際には注意が必要です。
「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」では、納豆を離乳食に取り入れる際の注意点として、以下のポイントをあげています。
- アレルギーのリスクを考慮して、納豆を初めて与える際は少量から始める
- 初めて与える際には、アレルギー反応の確認のため、他の新しい食材と同時に与えないようにする
- 納豆を与えた後は、アレルギー症状が現れないか赤ちゃんの様子をよく観察しておくこと
(アレルギー症状としては、発疹、かゆみ、じんましん、呼吸困難など) - 納豆を与える際は、新鮮で安全な納豆を選ぶこと。賞味期限や保存状態に注意し、異常な匂いや見た目がある場合は食べさせないようにする
納豆は栄養価が高く、離乳食にぴったりな食材ですが、アレルギーのリスクがあるため、初めて与える際には慎重さが必要です。
もしアレルギー症状が現れた場合や、異変を感じたには、速やかに医療機関を受診しましょう。
まとめ
- 納豆は冷凍保存ができる。納豆を冷凍保存することで、1週間~10日程度から約1か月伸ばすことができる
- 冷凍保存する方法としては、納豆パックをまるまる冷凍保存する方法と、冷凍庫にスペースがない場合は、納豆パックから納豆を取り出してから保存袋に入れて保存する方法がある
- 解凍方法は、冷蔵庫で自然解凍する方法が一般的。冷蔵庫で自然解凍する場合は、数時間から半日程度の時間を要することがあるため、余裕をもって解凍すること
- 風味が損なわれたり、納豆菌が死滅してしまったりする可能性があるため、常温での解凍や電子レンジでの解凍はおすすめしない
- 解凍後の賞味期限は、1~2日程度なので、解凍後は早めに食べること。また、解凍後に再冷凍すると、品質が劣化し、風味や食感が損なわれる可能性があるため、避けること
- 冷凍した納豆は、離乳食にも使える。月齢期によって納豆を与えられる量が違うので注意する
- 納豆を初めて与える場合には、みじん切りにしたり、刻んだりして与えることが推奨されている。また、食材本来の味を味合わせるために付属のたれや調味料をなるべく使用しない
- 離乳食で使う納豆を冷凍する場合は、冷凍する前に熱湯をかけるなどをして下ごしらえをする
- 離乳食で使う冷凍納豆を解凍する方法は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめ
- 納豆は、大豆を原料としているため、アレルギーのリスクがある
- 納豆を離乳食として取り入れる場合は、最初は少量から食べさせ、他の食材と一緒に与えないこと。また納豆を与えた後は様子を確認し、異変がある場合は医療機関への受診をすること
大人にとっては便利な食材ですが、赤ちゃんにとっては便利でもあり、アレルギーのリスクがある食材です。
赤ちゃんに与える際は、注意しながら与えてくださいね。この記事を参考にして、納豆を長持ちさせてみてくださいね。
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